2014年1月5日放送の逃走中「奥様はかぐや姫」編・1月12日放送の戦闘中「欲望の都」編の前に、1月2日深夜に事前番組を兼ねた特番「逃走中でトーク番組やってみた。2」が放送されました。今回はそのログを紹介。

パネラー

ご存知、最多参戦回数・最長累計逃走時間を誇る「ミスター逃走中」。
クロノス時代から現在に至るまで出演。逃走成功経験も持つベテラン勢。
こちらもクロノス時代からの参戦。戦闘中ではベスト3の経験も。
クレバーに戦う座長。ここ最近では「ルフィと黄金の秘宝」にカムバック参戦。
参加回数もそこそこあり、ミッションに翻弄し続けられるある意味「引きのよさ」が魅力の男。
ほわほわした感じで皆を虜にする「愛ちゃん」。が、何気に戦闘中では好成績の常連。
自信満々でナルシストな意気込みとは裏腹に空回りすることも多々。だが意外な所で決める勝負強さの持ち主。

  • 三上真奈(フジテレビアナウンサー)
進行担当。

企画概要

「やりすぎでしょ!委員会」と称し、1人が告発者・1人が被告となってこれまでの逃走中・戦闘中の中で「やりすぎでしょ!」と思った言動を告発。議論の末残る5人による多数決で是非を決めてもらい、心のわだかまりをすっきりさせてもらう。

藤本「すっきりさせるのやったら年末にやらなアカンのちゃう?」

まあ「今年の目標」「今年はこうしようっていう方針を決める」という意味合いを込めて…

藤本敏史→大久保佳代子への告発

告発議題:「大久保 逆セクハラ疑惑

戦闘中「欲望の戦場の絆」にて、忍に対し胸への過剰なボディタッチやキスをせがむのはもちろん、未放送部分でも意味の無いボディタッチを繰り返しまくり。さらにはお尻へのタッチや指を揉んで味わうシーンも。

もちろんタッチ自体が悪いわけではなく、あいさつ程度や気合を入れる為に触れるのは良いが、大久保の行動は明らかに逆セクハラと指摘。

大久保「あたしが金で買った男を何しようと別にいいんじゃないですか?」
澤部「忍をそんな言い方するんじゃない!」
※大久保はゲーム中忍を60万円で購入しています。

確かにガタイは良いし自分のことを守ってくれる。さらに何やってもそんなに怒らない忍に対して「触るぐらい何が悪い」という大久保は同じ女性の篠崎にも同意を求めるが、篠崎は微妙な表情。「子どもとかも見てますから」と正論を言う篠崎に対し「だったら子どもが見ている時間に胸をバカみたいに揺らして走りますかね?」と酷い攻撃。

小籔「乳揺らすのとセクハラするのとじゃ罪の重さ全然違いますけどね」

大久保の語気に意気消沈した篠崎を慰めつつ本題へ戻すことに。
もちろん昨今の一般社会では女性→男性のセクハラも厳しく処分されることが多い以上一般論として逆セクハラは良くないと小籔は主張。
キスをせがんだ時も忍がいきなり警戒モードに入ったのは明らかに困っている証拠。
大久保からは「本当に男性は女性に触られるのは嫌なのか」だが、やはりそこは相手によるもの。

大久保「女性ですよ?」
澤部「武器性別しかなくなってる。」

が、隣にいる田中や澤部に対しふらっと触った所で意見を聞くと…

田中「…何とも言えない。」
澤部「…そんな嫌じゃない…」

…これは聞く相手が悪かった。

というより最早忍にまで求めている様子を見て大久保の私生活を心配する一同。藤本も「彼氏ができた」と小耳にはさんだが…

大久保「あれは連れ込みが成功しただけですから。」
小籔「竹を割ったような性。」
大久保「妥協で月の20日くらいだったら性欲が治まってます。」
藤本「何でそこに合わせなあかんねんロケの日を。」

採決はもちろん全会一致で「やりすぎ」。篠崎の言う通り、子どもたちも見ている「健全な番組(?)」なのでタッチはほどほどにお願いします…

田中卓志→小籔千豊への告発

「進撃の巨人」対決となる本件の告発は…

告発議題:「小籔 嘘つきすぎ疑惑


「新浦島太郎物語」でのハンター放出阻止ミッションでは向井慧に「お笑いの仕事は世の中から考えたらいらん仕事。こういう時に貢献するしかない」と語り、気合が入った向井はミッションに向かうが自分はミッションに向かず。未公開シーンでは「こうやって僕は座長に上り詰めましたので」と語る中で田中とも遭遇。ミッションに行くか迷う田中に向井に語っていたことと同じことを語り田中を送り出すもそれでも自分は行かず。その後、鈴木拓と合流したところで2人で向井の確保情報をチェック。「鵜呑みにしたから浜に行きよった」とほくそ笑んでいた。

あまりの悪逆非道ぶりに「人間として信じられない」とドン引きする面々。人に嘘をついた上にその結果捕まらせるのは炎上ものだが、実はあの時のミッションは田中も行っていなかったことに小籔が反撃し簡単に陥落する田中。
とはいえ子どもたちに人気の逃走中・戦闘中。小籔もお子さんを持つ身である以上悪影響を与える事を心配するが、逆に小籔は同じく子どもを持つ藤本に「本当にそう思っているか?」と問いただす。

小籔「あなたのこどもはしょうもない子どもになることが決定しました。あなたの子どもが30歳になった時のお子さんの給料明細送ってください、FAXで。多分しょうもない額なんで。」

「自分の子どもは藤本の子どもよりも将来稼げるような教育をしている」と語りマウントを取った所で、斉藤からは向井のように「ノリに乗っている人をとにかく潰そうとしている。」と指摘。特に向井は大事な時期にゴールデンピン出演と大勝負だったにもかかわらず早期確保という結果に終わり、田中曰く「帰りのロケバスでずっと下向いてた」とのこと。
だが小籔は斉藤にも「将来のお子さんの給料と親友の数をFAXしてください」と指摘し斉藤につけ入るスキを与えず。

が、改めて「結局何を言いたいのか」と大久保から指摘。小籔は「戦闘中・逃走中は教育番組だと思ってます。」とし、「嘘を言わず綺麗事に甘んじる」よりも「大嘘つきやライバルはびこる真の社会において小さい時から社会の厳しさを知っておく」ということを熱論。

小籔「僕は日本をつくりたい」
田中「俺こんなことになると思って告発したんじゃないから…」

とはいえ採決は全会一致で「やりすぎ」。確かに社会は厳しいが、時には人にやさしく接してあげてください。

そんな小籔も「海賊ルフィと恐怖のハンター」では「HINABINGO!」で知り合った渡邉美穂を復活させるなど、やはり年を経て丸くなった感じも。

篠崎愛→田中卓志への告発

告発議題はもちろん…

田中 キモすぎ疑惑

議論するまでもなく全会一致で決定のような気がしますが、改めて田中の罪状を確認。

藤本「初の逮捕者やな。」

特にひどかったのが「最後のサムライ」編。篠崎に5銭でハグを求めた上、未公開シーンではミッションでの移動に迷う篠崎に「会いたいよ愛ちゃん」とジタバタし、電話の切り際には「愛してるよ」とエアキッス。電話を切ってからも合流からの激しいキスを想像するなど、先ほどの「子ども達も見ている番組」という大義名分に対してはあまりにもお見せできない映像ばかり。

当然「お金でハグを買うとかありえない」とドン引きする一同に対し「行かなきゃダメよ言わなきゃ。」と謎の積極性。手持ちのお金も使わずに確保されてしまえば意味が無いことから玉砕覚悟の精神が大事と語る。

田中「ハグしようって言うこと。これが大事なの。」

「ブサイクは行動しないと始まらない」とし、篠崎もカメラの前では笑っていたことを指摘するが、あれは完全に引き笑い。小籔も田中の行動原理と積極性は理解を示すも、その相手から反訴されたにも関わらずまだ相手を信じて積極的にアプローチすることに「スゴい悲しい見てて」と最早哀れみの域。

小籔「家帰ったら三角座りして泣くんやろな。」

その言葉についに田中が半泣きで陥落。

田中「オレは普通にのんびり生きてるだけじゃない…」

積極性は大事だが、田中の問題点はやはり「アプローチの仕方」。特に女性に対して「お金で何とかしようとしている」という所は「卑屈」「女性をバカにしている」と大久保から指摘…ってさっき大久保は忍を60万で買って楽しんでたので結局同類。

とはいえTVショーとして番組内での演出・盛り上げで完結するならまだいい方。しかし、田中は2012年に自身作・演出の舞台にまでヒロインとして篠崎を出演させるなど最早公私混同のにおいが。
篠崎をキャスティングした理由について詰問されるとあっさりと「好きだった」と陥落。
そして実は田中は本当に篠崎に告白済み。しかし断られており、以後は一応テレビ的なやりとりだった模様。

田中だけでなく藤本は「ブサイク芸人」と言われながらも当時木下優樹菜と結婚。決して夢が無いわけではない事から藤本・斉藤からアドバイスをもらうが…

藤本「お前(斉藤)がなんかモテ男みたいに言うのやめろや。何も落としてへんやんけお前。」
※斉藤は2017年にタレントの瀬戸サオリと結婚。

特に相方・山根良顕は前年の2013年に結婚。それに対する焦りもあるが「押しが足りない」と指摘する大久保のアドバイスで改めて告白。

田中「愛ちゃん!俺ほっっんとに愛ちゃんの事好きなの!俺と付き合ってくんないかなぁ!」

篠崎「無理です。」
田中「あたー…」

明らかに「あたー…」ゴール前提すぎる告白に全員総ツッコミ。そして採決は言うまでもなく全会一致で「やりすぎ」。

そんな田中も2023年にようやく結婚。おふざけまじりではなく真剣な形で幸せをつかんでくれたことに逃走中ファンも胸をなでおろしたことだろう。

澤部佑→藤本敏史への告発


告発議題:「藤本 口悪すぎ疑惑

最早告発するまでもない事実ではあるが改めて確認。

CASE1:確保者に対して
「激動明治の大事変」では大地洋輔の確保に「デブやからね」、さらに未公開の隅田美保の確保に「ブスやからね」、今野浩喜の確保に「顔バケモノやからね」と最早身体能力が関係ないのにさも「当然」という言い草。

CASE2:エリアの住人に対して
同じく「激動明治の大事変」の未公開より。エリア移動ミッションで三田駅の場所を住人に聞くも知らないと答える住人に「役にたたんのう!」と激昂。
また、「白雪姫と野獣王子」の未公開ではハンターについて住人の女性に尋ねるも分からない事に「お前もうどっか行け」と女性相手にも口の悪さを見せる。

特にエリア内の住人には明らかに必要のない悪口。

藤本「何をウロウロしとんねん。何の情報もないのに。」
澤部「あの人たちの街だから!我々がお邪魔しているだけですから!」

確保者に対しての悪口、特に容姿に関してはもっと関係ないはずだが藤本は「ブスだから捕まる」と持論を展開。

藤本「映画とかドラマとかでもブス死んでくやん先に。」
田中「あれはドラマだから。」

もちろん田中も逃走成功するなど、当然逃走中において「ブス=活躍できない」というのは全く関係なし。

藤本「お前が優勝してもやで、番組的なこと考えるとやで、最低視聴率やったらしいで。0.8%とか…」
※もちろん嘘です

藤本のブサイクへの当たりの強さは収録の場だけでなく、楽屋でも「お前なんかテレビ出ても見る人いない」など言わなくても良いことを言うほど。藤本は「お前らも実際思ってんねやろ?」と同意を求めるが「シンプルが一番良い」「脚色してないから良い」という藤本に対し大久保は「シンプル悪口すぎる」「だったらもうちょっと笑いを取って」と指摘。

藤本「黙れ炊き込みご飯」
澤部「だ~れが炊き込みご飯だ!何だ!?ハゲ炊き込みご飯っていう単語。」
※2012~2013年に笑っていいとも!にて「夢の炊き込みご飯 夢炊き屋」のコーナーを担当。澤部と奥様タレントがオリジナル炊き込みご飯を作り、どちらが美味しいかを競う。実際に「年末特大号」にてレギュラー全員で競った際には優勝している。

大久保は楽屋の廊下で会うたびに「ババアのニホンザルみたいな顔してんな」と言われ、テンションが下がった状態で収録に挑む羽目に。

藤本「死にかけのニホンザルやん。」
大久保「誰が死にかけのニホンザルだ!」
藤本「冬なのに全然木の実与えてもらえへん。」

斉藤はネタで当時大ヒットしたドラマ「半沢直樹」のモノマネをし、似てて反響も良かったのだが営業で藤本から呼び出され「お前よくあのネタやれたな」「今キャッチーな物を芸人がやるなんて信じられない」と言われ20人ぐらいの前でずっと半沢直樹のモノマネをさせられずっとスベらされた挙句「こんな面白くない芸人初めて見た」と後輩潰しとも言える行動を営業5分前にしたほど。が、これに関してはやはり斉藤のクオリティ次第という事で披露してもらうも、正直微妙なクオリティ…

小籔「藤本さん言わへんかっても俺言うとったわ。」

新喜劇座長の小籔からも「これはあくまで『旬に頼ったネタ』であり『ジャングルポケットそのものの面白さ』ではない。」と真剣なダメ出しを受け意気消沈。

小籔「お前が倍返しされとるやないか。」

本題に戻すと、藤本は「悪口で改心させることができる」と主張するも、「『ブサイク』は改心しようがない」と反論。斉藤も思わず「面白いのは分かってるから若手に譲れ」と思わず先輩に「アンタ」呼びするほど吹っ切れて口撃。その言葉に…

藤本「正直俺もやっぱりね…不安やねんな…」

年を重ねる度にお笑いのスキルが下がっているのではないかという不安から来るストレスを悪口という形で皆にぶつけていた事を謝る藤本。皆からは「大丈夫」とフォローされるも「その大丈夫が逆に嫌やねん」と悪循環。40代に入り最早実力の伸びしろも限界になってしまい、自分の地位を守るために若手を潰す方向に力を注いでいるという悩みを明かした。

採決では斉藤以外の4人が「やりすぎ!」と判定。上げなかった斉藤は話を聞いて「助けてあげたいな」と同情の心が生まれてしまった。

斉藤「いい人だなってのは分かってるんですよね。」
小籔「気弱くてこのまま芸能界でやっていけるのかなってストレスで後輩に悪口言うてる最低な奴や。」

ただ、この後藤本さんにはそれどころじゃない苦難が襲い掛かりますが、それでも立派に前線に立ち続けているのは流石。

小籔千豊→斉藤慎二への告発


告発議題:「斉藤 ナルシスト疑惑

戦闘中「忍ヶ原の乱」ではカメラ目線で野球経験や活躍をアピールしカッコつけるも、コメントが薄い上全てが未公開送り。

本人は「普段上げている髪を下せばかっこいい」と力説するが、そもそも劇団出身ということもあり普段から役に入り込んでいるだけと主張。

藤本「笑わそうとうとはしてないねん。」
斉藤「なんで笑わさなきゃいけないんですか?」
小籔「なんでお笑い芸人やってん!」

お笑い番組でも「普通の事を大きい声で言っているだけ」という小籔の分析に対し、「自分は脚本に従って動く『台本芸人』であり、アドリブと瞬発力が求められる場は苦手」と開き直り。

小籔「一行喋ってすぐ(お茶)飲んでるやん。」

が、「一言喋ってすぐお茶を飲む」というのが気にいったのか多用し始める斉藤。

小籔「1本のお茶というクモの糸を登っていくなよ。」
藤本「ほっそいで。」

「芸人は全員ナルシスト」と主張する斉藤に対し、復活した小籔節&お茶飲みをパクる小籔&藤本という逆に「お手頃なパス」にツッコまず、「ツッコミは澤部の仕事」とアクセルをふかすも、早くも場はお茶飲みに飽きられはじめる。

斉藤「単独ライブやっても2時間やっても30分で俺のキャラって飽きられるんすよ。あと1時間半は我慢なの。」

そして斉藤の話は広がらない事に気づく一同。やはり藤本や田中は攻め込んで返してきてくれるからさらに場は盛り上がるが、斉藤は「普通の事を大きな声で言うだけ」なためいくら放り込んでも尻すぼみに終わるだけ。

小籔「アルファゲルみたいな。」
藤本「誰が衝撃吸収する新しい素材やねん。」
※高所から生卵を落としても割れない衝撃吸収性を持ち、スマホケースやスーツケースに使われている。

そしてせっかく最後の主張も噛み倒して終了。
採決は全会一致で「やりすぎ!」。しかもこれまでは盛り上がりの中で採決だったのに今回は斉藤が拗ねて終了という最後までイマイチな締め。

その後、「有吉の壁」での「全裸監督」「ストレッチャーズ」でのヒットと息は長いものの、平場のトーク力は相変わらず。そして久しぶりの参戦となった戦闘中「最強VS最強」の意気込み動画でもカメラ目線でのナルシストアピールは全く変わっていませんでした。

エンディング

ここで全ての告発が終わったためこれにて今回は終了。

お互い自分の胸の内を出し合い、反省すべき点は直して今後はもっとより良いゲームにしていくことを願って2014年のゲームを頑張っていきましょう!







澤部「俺のわい!!?」

あ、そういえば澤部さん告発されてませんでしたね。まあ、でも別に他の逃走者に嘘も悪口も言ってないし、ナルシストでもないし、セクハラもしてないし、別にいいんじゃないですか?

一同「出てた記憶もない…」
藤本「クロウで(出てた)?」
澤部「クロウで出てない。これ(ペストマスク)つけて出てない。『今日もこれつけるのか』ってやってない。」
藤本「あれ澤部やったのか。綺麗な石落ちてたから。」
澤部「一回持って帰って水槽入れときましょう。」
最終更新:2024年09月29日 23:33