こちらではテレ東「日向坂で会いましょう」で放送された逃走中パロディ企画「春日ハンター」について前後関係も含めて紹介します。

春日ハンター第1弾

「ご褒美ツアー&敗者復活バトル 完結編」(2022年7月25日放送)にて実施。

ここに至るまでの経緯

7thシングル「僕なんか」4チーム対抗ヒットキャンペーンバトル

日向坂46の7thシングル「僕なんか」を広めるために、メンバーが4チームに分かれ抽選で選んだ都道府県に赴き、一から様々なPRに挑戦。その模様を春日俊彰に見てもらい、一番良かったチームを選出。選ばれたチームはご褒美としてメンバーにとっての夢でもある「オードリーとのロケ企画」が与えられる。
  • Aチーム(佐々木久美(リーダー)、小坂菜緒、佐々木美玲、金村美玖、上村ひなの)
フロントメンバー5人で三重県・ナガシマスパーランドでオリジナルCM制作&ブース設置
群馬県・こんにゃくパークでオリジナル顔出しパネル製作
  • Cチーム(加藤史帆(リーダー)、高瀬愛奈、東村芽依、高本彩花、富田鈴花、濱岸ひより)
栃木県・宇都宮動物園でお手伝い&オリジナルスタッフジャンパー&モルモット用の橋の製作
  • Dチーム(松田好花(リーダー)、影山優佳、齊藤京子、河田陽菜、髙橋未来虹)
静岡県でコミュニティラジオジャック&春日が出演した「しずおかごはんが食べたい」のお店巡り

春日の判定の結果、優勝はBチームとなりロケ企画を獲得。が、渡邉はこの時点で卒業を表明しておりご褒美ロケには間に合わず…

ご褒美ツアー&敗者復活バトル

ということでオードリーの2人とBチームの5人は茨城にてBBQバスツアーをすることに。
が、負けた他のメンバーもラストのご褒美お食事会参加を賭けて各所で様々な企画で対決。最終獲得ポイント上位3人がお食事会に参加することができる。

ロケへのやる気をチェックする打ち合わせの隠し撮りから始まり、つくばわんわんランドでのガヤ&一芸披露、大喜利クイズを経て上位9人のみが第2ステージに進出。
第2ステージではドッキリとして何も知らない春日に様々な言動でニヤけさせるもしくは怒らせることでポイントを獲得。
この段階での得点は以下の通り
順位 メンバー 得点
1位 佐々木久美 148P
2位 佐々木美玲 79P
3位 富田鈴花 75P
4位 加藤史帆 68P
5位 影山優佳 49P
6位 髙橋未来虹 40P
7位 松田好花 38P
8位 齊藤京子 35P
8位 高本彩花 35P

そしてご褒美お食事会を賭けた最終決戦こそが番組にとってもついに実現の運びとなった「逆転!!春日ハンター」なのだ。

春日ハンターとは

その発端は2019年。まだ日向坂46が「けやき坂46(ひらがなけやき)」という名前で活動していた際の前身番組「ひらがな推し」内で行われた「企画プレゼン大会」で東村がプレゼン。「サングラス姿のハンターがターゲットを捕まえる」という斬新な企画。当時はスタジオということもあり逃走者役の春日とハンター役のメンバーも早歩きで行っていたが、今回はかみねレジャーランド貸し切りと規模こそ違えど本家さながらに遊園地貸し切りのため走ってOK。
なお、当の発案者である東村は第1ステージで敗退しました…

ルール

  • 制限時間30分。1分逃走ごとに10Pが加算。確保されてもそれまでに積み上げた得点が加算される(本家のエキシビション「目利き王」と同じルール)。逃走成功した場合は300P+ボーナス50Pの350Pを獲得。
  • 確保されたメンバーはたまたま遊園地内にあった牢獄のセットに収監されほぼ映らない。
  • とはいえこの時(2022年)はまだまだ新型コロナが流行っていたころでもあり、ご時世的に春日がメンバーを直接タッチするのは…
富田「ご時世じゃなくても嫌です!」
春日「(怒らせ企画)終わってんだぞ!」
若林「10P!」(富田 75P→85P)
改めて、タッチするのは厳しいので、ハンターがボールを投げ、そのボールに当たったら確保となる。

そして肝心のハンターはもちろん春日俊彰。サングラスが長方形という近未来型だが、上はスーツ風のプリントをしたTシャツに下はジャージ。だが「出演されてそう」と完成度はバッチリ。無論フィンスイミング元日本代表・全日本エアロビクス選手権大会3位という身体能力は脅威となる。
ただ、本家では100台以上のカメラを使って行う逃走中。「金欠がデフォルト」「ロケ日当日の朝食のおにぎりですらメンバー分用意できない」という「弱小深夜番組」ではメンバー分のカメラは用意できないため逃走メンバーは各自スマホの自撮りとスタッフの携帯で撮影。当然逃走する際も自撮りしながら。
なお、Bチームはご褒美としてゲーム時間中はアトラクション乗り放題。

ゲームスタート

早速若林の号令とともに逃走者の逃走が開始。春日ハンターが放出されるまでの間にそれぞれ距離を取っておきたいところだが、本家でも「難関」とされる遊園地の逃走。恐怖や隠れ場所がないこと、そして慣れない場所で現在地が分からず焦り路頭に迷うメンバーも多い中でグループきっての頭脳派である「日本の宝」・影山は放出前に受付に行き園内の地図を獲得し準備を怠らず。一方、今回唯一の本家経験者である加藤、富田などは見晴らしのいい場所で放出されてからの春日ハンターの動向をうかがう作戦。
そしてついに春日ハンターが放出されゲームスタート。ゲーム開始直後に左右を振り向き確認をする春日ハンターに若林も「よくやるこれ!CMのとことかアバンで!」と興奮。一方、春日ハンターは見つけた瞬間走り出すため、スタッフ側の脚力も大事。本家でも「全国から集めている」「スタッフの足が攣るなどアクシデントも多い」と苦労が絶えない逃走中だが、こっちのほうではアラフォースタッフが多めと若干不安。一方、若林の問いかけにも一切無視し捜索を行う「設定に忠実な男」。
若林「そんなクオリティいる?ひなあいで。」
が、そんな春日ハンターが向かう観覧車の近くには松田が潜伏。このままでは1番手の確保となってしまうが、春日ハンターが到着したときにはその姿は見当たらず。実は到着直前に危険を察知し場所を変更してロッカー籠城作戦に。これが功を奏し間一髪難を逃れた。
残り28分。春日ハンターが離れたこともあり余裕が出始め、久美はBチームの潮・森本・山口とともにスタート地点に戻る裏をかく作戦。富田は着ぐるみを着て変装する計画をしつつ情報交換をする一方、謎の爆音にビビる髙橋。が、それはその上に走るジェットコースターの試運転の音だった。
が、この騒ぎに乗じて「静かなるハンター」は着々と美玲・高本に接近。気配に気づくも複雑な道の構造に「どうやって行くのが天才なんだろ?」と悩む高本がついにハンターが発見し追走。若林も興奮する中、ロックオンされた高本は上り坂に逃走。が、ここはスタート付近であり裏かき戦術をとっていた久美・影山・富田・髙橋もいるという大巻き添え。一方、春日ハンターは髙橋がいた階段を上った結果今度は久美・髙橋・高本の3人がロックオン。折り返して坂を下る3人に対し下り坂は安全走行の春日ハンター。ここで3人は3方向にバラバラに逃げ春日ハンターはどの方向へ行くか…と思いきや上り坂&階段の逃走に春日ハンターは息切れ。一方。階段の上では音声さんが転倒し膝を強打するというアクシデントも。だが自分の身よりもガンマイクを守るのがプロ。
そんなおじさん達のトラブルで危険を回避したメンバー。ただ1人を除いては…
それは行き止まりに入ってしまった久美。しかもハンターはすぐ近く。ハンターの様子を伺いながら脱出のタイミングを伺おうとするも当然見つかってしまい最接近。横を突破しようとするも春日ハンターの容赦ない一撃がヒット。
佐々木久美 確保 逃走時間6分36秒(60P)
久美「すっごい痛かった」(加減を知らない旧型)
牢獄へと収監された久美。本家のように復活ミッションなどはないためあとはゲームが終わるまで休憩モード。
一方、ご褒美チームはジェットコースターを満喫し贅沢な2連続乗車も。コースターから手を振る面々にしっかりと手を振り「誰か捕まえました?」と声をかける推しの丹生の問いかけにもうなづくなど推しには反応しつつしれっと体力を回復した「旧型初老ハンター」。
一方、影山は園内スタッフのご厚意でスタッフジャンパーと帽子を借り園内スタッフに変装するという頭脳派プレー。そして富田も頭脳派ぶって最初から狙っていた着ぐるみで隠れようとするが、その向かおうとした先でハンターに見つかり逃走。ここは距離があったため撒くことに成功したものの、隠れている食事スペース(ここに着ぐるみがあり)にハンターが接近。それに気づき逃げるも見つかり再び逃走。脅威の速度で富田を追い詰め、そのハンターの速さにおじさんカメラマンは追走を断念するが、追い詰めたところでジェットコースターから降りてきた潮・森本・山口がガード。山口が気をそらす間にハンターのボールをカットし富田の逃げる時間を稼ごうとするがそれも甲斐なく富田に一撃。
富田鈴花 確保 逃走時間 14分25秒(140P)
安定の負けっぷりをさらす一方、ディフェンスしてくれた3人に感謝。
富田「着ぐるみ来たかった…」

ゲーム後半

その後、待ち伏せから必死の追走などあらゆる作戦を繰り出す春日ハンターだが、なんせ相手は2周り年下、激しいダンスもこなすアーティストたち。本家ハンターならともかく旧型初老ハンター1体では太刀打ちできず膠着状態に。だがそれはメンバーも同じ。
髙橋「あきらめろ…あきらめてくれ…私の体力が…」
残り4分。遠くの観覧車から挑発する美玲に怒りの感情が芽生えた春日ハンター。だが春日ハンターは上り坂、美玲は下り坂と園内の構造上絶対に追いつけない状況。春日ハンターが観覧車につく頃にはささっととんずらした美玲だが、春日ハンターは何かに気づき奥のほうへ…が、段差につまづくなどもはや旧式は限界間近。そして近づいたのは開いているロッカー。そしてその中には松田が。気づいた松田は飛び出すもそれを逃さず春日ハンターは正確な一撃。
松田好花 確保 逃走時間 26分46秒(260P)
松田の作戦は「ロッカーが開いていたらわざわざ見ないはず」というものだったが、逆にゲーム開始時に来た時と違っていたことに春日ハンターが違和感を抱いてしまうというまさに「策士策に溺れる」。この金星に春日ハンターもキャラを取り戻す。
残り2分。加藤は本家逃走中でもカメラマンから「過去一でハンターを見つける能力がすごい」と言われたと余裕を見せるが、時間が無くなり下り坂で走る切羽詰まった春日ハンターに見つかり逃走。「日向坂最速女王」と「旧型初老ハンター」の一騎打ちとなるが、結構ちゃんと追いかけてくる春日ハンターに加藤の動きが遅れ、最後はロングスローがヒット。本家に続き逃走成功寸前での確保に思わず舌打ち。
加藤史帆 確保 逃走時間 28分41秒(280P)
残り10秒。最後は牢獄前にいる園内スタッフを怪しみ0秒と同時にボールを投げるが、これは本物のスタッフさん。ボールをキャッチされた上、割と豪速球のカウンターを喰らいゲーム終了。
影山優佳・齊藤京子・佐々木美玲・高本彩花・髙橋未来虹 逃走成功 300P+50P獲得

結果発表

確保された「ひなたの四悪党」のことは放っておいて結果発表…のはずが齊藤の姿が見当たらない。まさか帰ったとか…?
齊藤「ここにいま~す」
と現れたのは牢獄すぐ近くの暗室の中。まさに「灯台下暗し」。
この時点で獲得ポイント最下位の齊藤。しかも日向坂の中でも「運動音痴」で知られ真正面からの勝負では勝ち目は薄い。変に動いて捕まるよりは確実に逃走成功を狙い30分潜伏するという勝ちに徹した姿勢。が、
齊藤「3週分ほとんどしゃべれてない…これが全部だな…積極性が足りないのかな…」
と、ロケでの自分の撮れ高が少ないことに暗闇の中で1人反省大会。ちなみに翌日収録のテレ朝「キョコロヒー」においても「思い出すだけで泣きそう」「大喜利で2回手挙げたぐらい…」と心の傷はかなり引きずっていた…
改めて最終結果は…
順位 メンバー 逃走中P 合計P
1位 佐々木美玲 350P 429P
2位 影山優佳 350P 399P
3位 髙橋未来虹 350P 390P
4位 齊藤京子 350P 385P
4位 高本彩花 350P 385P
6位 加藤史帆 280P 348P
7位 松田好花 260P 298P
8位 富田鈴花 140P 225P
9位 佐々木久美 60P 208P
となり美玲・影山・髙橋の3人がご褒美ディナーを獲得した。

春日ハンター第2弾

「所沢フレンドリーパークⅢ~お前たちッ!春日もドームに連れてって~」(2024年12月16日放送)にて開催。

ここに至るまでの経緯

2024年9月にグループ、そして宮崎県をあげての一大フェス「ひなたフェス」を成功させた日向坂。この時には「所沢フレンドリーパークⅡ」のダーツで決まった通りに佐々木美玲・藤嶌果歩が春日のギャグを披露。
そしてこの時開催中の全国ドームツアー「Happy Magical Tour 2024」の最終日である東京ドーム公演2日目(12月26日)の春日のスケジュールが空いたということで「出演してギャグを披露したい」と希望。が、「スターだから自分たちが霞んでしまう」「構成が練りこまれているから隙がない」とメンバーに渋られてしまったため、番組から折衷案として「ライブの裏側スタッフとして働いてもらう」ということに。ということでメンバーから「やってほしい裏方仕事」を書いたダーツの盤面を用意したが「対決で負けて矢を獲得しない」「わざと外す」というヤラセを防ぐため、小さくではあるがちゃんと「出演交渉権」も用意された。

が、対決の前にはっきりさせなければならないことがあり…

若林VS松田『お前たち』or『日向坂たち』論争

さかのぼること2022年。テレ東「じゃないとオードリー」にて、普段カメラが回っていない時(オフ)は口数が少なく共演者とも話すことがない2人が1日中オンのテンションを常に保ち続ける「オフゼロオードリー」に挑戦。「日向坂で会いましょう」の収録に臨み、さらにサプライズのバーステープレゼントをもらったことで、企画を忘れ若林が「日向坂が夢だった東京ドーム公演を実現させたように、自分たちも東京ドームライブを目指す」と宣言。
そして2024年に「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」として実現。配信チケットを含め15万6707人の動員を記録しギネスにも認定された。そしてライブ終了後、見に来ていた日向坂のメンバーに対し「次はお前たちの番だな」と激励の言葉をかけた…

…というのが松田の語りなのだが、若林は「『お前たち』とは言っていない」「『日向坂の番だな』と言ったはず」と意見が相違。双方のオールナイトニッポン、そして春日の代打として松田が出演した「オードリーのオールナイトニッポン」でも決着がつかなかったことから、白黒はっきりつけるために当時その場にいたメンバーによる投票(ただし、誰が投票したかは分かる)を実施。その結果「お前たち」9人VS「日向坂」10人ということで若林の勝訴という結論に。
が、「荒々しい口調だった・すっごいおしゃべりさんだと思った(髙橋)」「スピーチだった(加藤)」という意見から「アイドル相手にライブ終わりテンション高め荒おしゃべりスピーチ」という痛々しい結論が誕生。そして松田も「1票差だから」と敗訴を認めず数分の押し問答を繰り広げた結果、本題の企画に入るまでに収録時間30分・放送時間10分を費やす事態に。

そしてようやく本編が開始。1stアトラクション「メンバーを当てろ!!ライガー選手権」では獣神サンダーライガーの覆面を被った6人のメンバーが誰かを当てるチャレンジをするも全敗しダーツ獲得ならず。そして収録時間が押した関係上次の2ndアトラクションがラストに。

売り子ハンター春日から逃走せよ!!

「東京ドーム」と言えばビールの売り子。ということで売り子風にビールサーバー風リュックを背負った春日ハンターがカムバック。制限時間3分の間にスタジオ内を逃げるメンバーにボールをぶつけ脱落させた人数1人につき1本矢を獲得。そして全員当てることができた場合は「出演交渉権」の枠も拡大。ただし、春日ハンターの目をかいくぐりリュックの上に置かれたボタンを押したメンバーはその時点でゲームから脱出。矢の本数を少なくすることができる。なお、スタジオ内にはゴザや盾などボールを防ぐアイテムやピコピコハンマー、ほうきなどボタンを押すためのアイテムも用意されている。
参加メンバーは1アトラクション削減の都合上、1stアトラクションで不参加の21人全員。
(かっこ内は1stアトラクションに参加したため不参加)
1期生 加藤史帆・佐々木久美・(佐々木美玲)・(高瀬愛奈)・東村芽依
2期生 金村美玖・(河田陽菜)・小坂奈緒・冨田鈴花・(丹生明里)・濱岸ひより・松田好花
3期生 上村ひなの・髙橋未来虹・森本茉莉・山口陽世
4期生 石塚瑶季・(小西夏菜実)・清水理央・正源司陽子・竹内希来里・平尾帆夏・平岡海月・藤嶌果歩・(宮地すみれ)・山下葉留花・渡辺莉奈

それぞれが装備や潜伏、あるいは変装と準備した所でゲームスタート・春日ハンターが放出。
が、しれっとひな壇にまぎれこんでいる久美・金村を早速スルーする「旧式センサー」ぶり。
しかし、セット裏でゲラが発動した髙橋を発見し狙い撃ちし遠投するも逃げられ、イライラしながら若林からボールを補充する始末。
旧式のシステムが影響し21人もいるメンバーを中々見つけられない「ポンコツ売り子ハンター」。ようやく大道具の裏に人影を発見するが、その瞬間に不意打ちで加藤が背後からピコピコハンマーでボタンを押し脱出成功。
加藤史帆 脱出 残り20人
続いて盾を持つ石塚に狙いをつけたが、その隙を狙いひな壇にいた久美が動き奇襲でボタンを押し脱出に成功。これに怒りが頂点となった春日ハンターは執念の一撃で石塚にボールを当てようやく成敗。
佐々木久美 脱出 残り19人
石塚瑶季 脱落 残り18人
ゲーム時間も残りわずかとなり、このままでは矢の本数も、そして番組の取れ高も危ないと気づいた売り子ハンターはようやく本領を発揮。こうなるとアイドル相手にも一切の容赦をしない「無慈悲モード」に入り、山口・山下・東村・冨田を脱落。ひな壇に紛れ込んでいた金村の脱出は許すもこの段階で残り13人・矢は5本という所でラスト1分。そしてここからハンター目線カメラも故障
飛び出してきた渡辺を狙うも、ほうきの柄を使いボールをはじく上手いさばきを見せ、その間に濱岸が脱出。
濱岸ひより 脱出 残り12人
髙橋が渡辺の加勢に入るも当てられ、さらに清水も脱落。
髙橋未来虹 脱落 残り11人
清水理央 脱落 残り10人
が、ボールを取り落としたり2個持っているのに若林から渡されるなど色々キャパオーバーになる中でここからはもう「暴走モード」。
平岡海月 脱落 残り9人
そして渡辺はなおもほうきの柄で凌ぎ、春日ハンターがボールを拾う合間に狙うもわずかに手が届かず反撃され脱落。
渡辺莉奈 脱落 残り8人
からのもはや若林がバス→即ぶつけというパターンを確立。
藤嶌果歩 脱落 残り7人
というところでタイムアップ。結果、逃げ切ったのは終始隠密を徹底した小坂・松田・上村・森本・正源司・竹内・平尾の7人。
とはいえ10人脱落させ矢10本を獲得。

春日ビッグチャレンジ

いよいよビッグチャレンジ(ダーツの時間)だが、前回の時は時間の関係上「6人一斉に投げる」というやり方をされた日向坂から「時間の関係上10本を一度に投げる」と提案。春日が反対するも先の一件でガチ時間押ししてしまっているため本当に10本同時投げチャレンジに挑戦。そして投げた矢は本当にど真ん中の「出演交渉権」を射抜く奇跡が。その他には「カスカメ(カメラでメンバーに密着)×4」「円陣盛り上げ×2」「背中叩き(メンバーへの気合入れ)」が命中。

そして本番では…

12月26日に行われたドームライブ。約束通り春日は裏方を務めることになり、服もいつものピンクベストではなくちゃんと黒ベスト・黒シャツ・黒ズボンの裏方仕様。
早速手持ちカメラ&GoPro3台体制でメンバーへのインタビューやケータリングスペースでの食事紹介。さらにダーツには刺さらなかったがメンバーからのお願いに入っていた「ペットボトルへの応援メッセージ」も遂行。
本番前にはメンバーに対しちょっと尺はオーバーしたが気合の入った一言で鼓舞し、直接は厳しいので葉っぱを使って背中叩きで気合を注入。さらに開演前の諸注意アナウンスでの誘導ライトを使ったカンペ補助も担当。
そしてライブ中には緊急事態に備えたフロートの護衛にも参加。とはいえ万が一バレて騒ぎを起こしてしまえばライブは台無し。当然日向坂のライブは出禁ということで完全装備の変装を施し、少々でしゃばりボケがありながらもメンバーに夢中のファンは気づかず遂行完了。
そしてアンコール後。ツアーを通しての「ホームラン競争(花道から10球のカラーボールをカラーバットで打ち、アリーナ外周に何球飛ばせるかを競う)」の決勝相手としてついに観客の前に登場。さらにメンバー&春日には事前に「春日のピッチャーはアレックス・ラミレスが務める」と伝えられており、「特別な人が務める」「山口と縁がある」というフリからファンも「ラミレスか!」…と思わせたところから「オールナイトニッポンライブ」の時同様自転車に乗って若林が登場。

実はメンバー・春日・ファンにもサプライズとなる若林にも特別ミッションが。
まずはバレないよう東京ドーム入りするために搬入口から大道具機材の段ボールの中に入りエレベーターで控室まで行く「メタルギアソリッド」方式&春日に義務として階段を使わせるというトリックで潜入成功し、春日の仕事ぶりをモニタリング。そしてライブ前の円陣にも段ボールの中で見届け参加。さらに春日同様フロート補佐にも参加し春日に最接近しても気づかれず。
一方、これまでの春日の仕事ぶりに対し「地上波で春日語を使う」「ぬるい絡み」「ケータリングをつまみ食い」「円陣前の荒おしゃべりロングスピーチ&スベり」などのダメダメっぷりから「春日のステージ衣装のズボンの裾を切る」&「化粧水シートとメイク落としシートを入れ替える」という罰兼ドッキリを執行。
そして若林サプライズ登場の瞬間。しかし、本来はANNライブの時同様テーマ曲「ビタースウィートサンバ」に乗せて登場のはずが流れないという音声トラブルが。メンバーと春日には「音響トラブル」とだけ伝えどうにか1分つないでもらい、何とか番組OP曲「ときめき草」に乗せて登場となったがメンバーも感動で倒れたり涙を流すなど結果オーライとなる盛り上がりを見せた。

そしてアンコールの最初のサビではオードリーが肩を組みながらステージ上で「JOYFUL LOVE」がスタート。こうして「日向坂メンバーとオードリーが揃って東京ドームに立つ」という夢が実現したのだった。
最終更新:2024年10月03日 09:28