- 前作からの変更点
- アクション(きりん)
- アクション(GV)
- ミッション・敵
- システム
- 「ソングオブディーヴァ」の仕様が大幅変更
- スキル型イマージュパルスをミッション中に付け替えてもクールダウンが発生しない
- 「クードスロック」実装、クードスモードは廃止
- クードス精算倍率が大幅に上昇、精算しても0にならない
- クードスソングが時間経過で消滅、一定以上クードス取得でレベル2クードスソングに変化
- 最高ランク「S++」が追加、ランクCが「ランク判定なし」に変化
- (爪)「素材」が廃止
- ログ機能が実装
- (X2)タイマー表示は未実装
- (爪)サウンド設定が搭載
- ライブノベル設定が充実
- (爪)コンフィグなどの設定内容がゲーム中で共有されるようになった
- オートセーブ化、かつ手動セーブも可
- セーブデータのコピーに対応
- (GV1・X2)ノーマルモードと同じセーブデータで高難易度モードに挑戦可能
- その他
前作からの変更点
前作「蒼き雷霆ガンヴォルト 爪 」、および直近のスピンオフ作品「白き鋼鉄のX 2」からの変更点を記述。
ただし、全く別物になっている仕様については記述を省略しているものもある。
ただし、全く別物になっている仕様については記述を省略しているものもある。
アクション(きりん)
カゲロウで消費した護符が時間経過で補充されない
歴代ガンヴォルト・白き鋼鉄のXシリーズを久しぶりに遊ぶ場合や、X2の仕様に慣れきっている場合に陥りやすい問題。
GVやアキュラと違い、きりんがカゲロウで消費する護符は時間経過で補充されない。
補充には↓2回で「構えの姿勢」(いわゆる「かっこいいポーズ」)を取ることで自力で回収する必要がある。
これを見落としていると護符を切らした状態のまま、きりんを単なる剣戟キャラとして使わざるを得なくなる。きりんのアクションの醍醐味がほぼ失われてしまうため、護符の枚数を気にする癖を早めにつけよう。
慣れてきたら、いっそカゲロウを封印してしまうのも手。ごく一部のボス戦を除き、カゲロウが発動しない状態なら護符を切らす状況にはならない。
GVやアキュラと違い、きりんがカゲロウで消費する護符は時間経過で補充されない。
補充には↓2回で「構えの姿勢」(いわゆる「かっこいいポーズ」)を取ることで自力で回収する必要がある。
これを見落としていると護符を切らした状態のまま、きりんを単なる剣戟キャラとして使わざるを得なくなる。きりんのアクションの醍醐味がほぼ失われてしまうため、護符の枚数を気にする癖を早めにつけよう。
慣れてきたら、いっそカゲロウを封印してしまうのも手。ごく一部のボス戦を除き、カゲロウが発動しない状態なら護符を切らす状況にはならない。
(X2)壁蹴りをするとChainボーナスが途切れる
空中で連続で敵を倒すと得られるChainボーナスは、今作では壁蹴りをすると途切れるようになった。
爪のアキュラの仕様に戻った形となる。
爪のアキュラの仕様に戻った形となる。
(X2)ダッシュの姿勢が低くならない
X2のアキュラはダッシュの姿勢が低くなることを活用して敵の攻撃を回避する場面もあったが、今作ではこの仕様はない。
油断すると、特にシスティナの攻撃などに突撃してしまいがち。
油断すると、特にシスティナの攻撃などに突撃してしまいがち。
アクション(GV)
GVのHP・EPが「鎖環ゲージ」に統合
GVにはHPの概念がなく、きりんで戦うことで貯まる「鎖環ゲージ」がHPの代わりとなる。
鎖環ゲージは時間経過で減少するほか、各種攻撃やカゲロウを使用することで大きく消費する。実質的に前作までのEPゲージも兼ねる。
鎖環ゲージがなくなると、自動的にきりんに戻る。
鎖環ゲージは時間経過で減少するほか、各種攻撃やカゲロウを使用することで大きく消費する。実質的に前作までのEPゲージも兼ねる。
鎖環ゲージがなくなると、自動的にきりんに戻る。
カゲロウが常時発動
GVは装備に関わらず、全ての攻撃に対して、放電中であっても常にカゲロウが発動する。そのためGVを操作している間は(きりんの)HPが減ることはない。
無限空中ジャンプ・ダッシュが標準搭載
GVは装備に関わらず、常に空中ジャンプ・空中ダッシュが何度でも可能。使用するたびに鎖環ゲージを少しずつ消費する。
空中ダッシュを上下に微調整可能
空中ダッシュ中に十字ボタン上下を入力することで、ダッシュの高度を微調整できるようになった。
ただ上方向の調整はわずかにしか行えない。下方向の調整は強め。
アキュラのブリッツダッシュと同じ感覚で使用すると、調整幅が少ないため敵の攻撃を避けきれない可能性がある。
ただ上方向の調整はわずかにしか行えない。下方向の調整は強め。
アキュラのブリッツダッシュと同じ感覚で使用すると、調整幅が少ないため敵の攻撃を避けきれない可能性がある。
ダートを斜めに発射可能
十字ボタン上下を押しながらダートを発射することで、ダートを斜めに撃ち分けることが可能になった。
さらに若干ながら敵を追尾するため、前作までに比べてかなり命中させやすくなっている。
代わりにダートカートリッジは廃止され、前作までの「ギドラ」に固定されている。
さらに若干ながら敵を追尾するため、前作までに比べてかなり命中させやすくなっている。
代わりにダートカートリッジは廃止され、前作までの「ギドラ」に固定されている。
雷撃鱗バリアの発動タイミングが「放電していない間」に変更
前作までと大きく変わった点。雷撃鱗バリアの発動するタイミングが雷撃を出していない間に変更されている。
これにより放電中は一転して無防備になるため、雷撃を出すタイミングには気をつけよう。出しっぱなしはもってのほか。
これにより放電中は一転して無防備になるため、雷撃を出すタイミングには気をつけよう。出しっぱなしはもってのほか。
SPスキルがワンボタン化、自動で変化する形に変更
GVのSPスキルは過去作同様に3つ用意されているが、実際に発動できるものは雷霆解放時の鎖環ゲージの蓄積量によって変化する。
発動した瞬間のゲージ残量は関係ないので、きりんの状態でゲージを多めに溜めて、ゲージを消費しきる直前でスキルを発動すると効率が良い。
実際に発動できるスキルは画面右上のアイコンやポーズ画面で確認できる。
発動した瞬間のゲージ残量は関係ないので、きりんの状態でゲージを多めに溜めて、ゲージを消費しきる直前でスキルを発動すると効率が良い。
実際に発動できるスキルは画面右上のアイコンやポーズ画面で確認できる。
なお、スキル「グロリアスストライザー」は廃止された。(のちにDLCで使用可能になった)
コンセントレーション(↓2回押し続け)の効果が変更
いわゆる「かっこいいポーズ」は今作でも発動可能だが、その使い道が異なっている。
今作では↓を2回連打した後、続けて↓を押し続けることで、一時的に鎖環ゲージの自然消費を抑えることができる。
鎖環ゲージを回復する効果はない。
今作では↓を2回連打した後、続けて↓を押し続けることで、一時的に鎖環ゲージの自然消費を抑えることができる。
鎖環ゲージを回復する効果はない。
また、きりんと同様に↓2回でロックを全解除する仕様になった。ただ、きりんに比べて能動的なロック解除が必要な場面は少ない。
放電のボタンが1つに変更
前作までは放電のボタンが2つあったが、今作では1つに減っている。特に支障はない。
GVが稼げるクードス量が全体的に減少
今作のGVは火力と機動力は高いが、クードスやスコアの稼ぎは苦手なキャラという位置づけがなされている。
具体的には3ロック撃破のボーナス「フルストライク」「エアストライク」は廃止、同時撃破のボーナス「ダブル」「トリプル」「アメイジング」はクードス量が減少している。
「スキルフィニッシュ」ボーナスもきりんに比べてクードス量が減少する。
GVはクードスを溜めるためのキャラではなく、溜めたクードスを維持するためのキャラと考えると、メリハリの利いた使い分けができるだろう。
具体的には3ロック撃破のボーナス「フルストライク」「エアストライク」は廃止、同時撃破のボーナス「ダブル」「トリプル」「アメイジング」はクードス量が減少している。
「スキルフィニッシュ」ボーナスもきりんに比べてクードス量が減少する。
GVはクードスを溜めるためのキャラではなく、溜めたクードスを維持するためのキャラと考えると、メリハリの利いた使い分けができるだろう。
ミッション・敵
全てのリトライマーカーを必ず取得する形に変更
今作のリトライマーカーは取得判定が上空まで存在しており、必ず取得する形になっている。
また、取得時にクードスの精算は行われるが、クードスは0にならずそのまま維持される。
きりんはクードス・スコア稼ぎのために滞空し続ける必要があることに伴う措置か。
また、取得時にクードスの精算は行われるが、クードスは0にならずそのまま維持される。
きりんはクードス・スコア稼ぎのために滞空し続ける必要があることに伴う措置か。
ステージから落下しても即死にならない
今作はステージから落下(いわゆる「オチモフ」)しても即死にならず、強制ダメージのみですぐにステージに復帰できる。
きりんはホバリングを使用できず、GVやアキュラに比べると落下しやすくなっていることに伴う措置か。
きりんはホバリングを使用できず、GVやアキュラに比べると落下しやすくなっていることに伴う措置か。
(X2)ボスのHPゲージは画面右下のまま
X2ではボスのHPゲージはボス付近に表示されるようになっていたが、今作は爪やX1のように画面右下に表示される形式が引き続き採用されている。
護符撃封ち で与えられるダメージが見やすいため、今作においてはこちらの方が都合がよい。
ただし一部のボス戦においては、別途個別のHPゲージがボス付近に表示される形式も併用されている。
システム
「ソングオブディーヴァ」の仕様が大幅変更
これまでのガンヴォルトシリーズ・白き鋼鉄のXシリーズの「ソングオブディーヴァ」は倒れた主人公が強化された状態で復活する、いわゆる初心者救済措置の側面が強かったが、
今作の「ソングオブディーヴァ」は通常のGVと全く異なる「暴走GV」を操作できる特別なシステムとして実装されている。
もちろんこれまでの初心者救済の側面もあるが、以下のように過去作と異なる点がある。
今作の「ソングオブディーヴァ」は通常のGVと全く異なる「暴走GV」を操作できる特別なシステムとして実装されている。
もちろんこれまでの初心者救済の側面もあるが、以下のように過去作と異なる点がある。
- GVが過去作と比べ物にならないレベルで大幅に強化される
- 発動してもクードス・スコアがリセットされない
- 発動してもクリアランクが最低にならないことがある(要検証)
- ゲートモノリス破壊や特定のボス撃破で自動的にHP満タンのきりんに戻る
- ひとつのミッション中に複数回連続で発動する可能性がある
- 暴走GVを使い続けると、固有の演出と共にミッションが強制終了する(実質ゲームオーバー)
特にクードスやスコアが維持される点が特長的で、高クードスを稼いだ状態でHPが尽きてしまっても一矢報いることが可能なので、ランクS程度のスコアアタックならソングオブディーヴァ込みでの戦略を組むことも不可能ではない。
(もちろん発動しなかった場合はクードスは失われるため、万全とはいかないが)
(もちろん発動しなかった場合はクードスは失われるため、万全とはいかないが)
スキル型イマージュパルスをミッション中に付け替えてもクールダウンが発生しない
爪のGVのスキルはミッション中に付け替えるとクールダウンが発生するようになっていたが、今作のスキル型パルスでは発生しない。
代わりに、使用直後のパルスはクールダウンが完了するまで付け替えできない仕様となっているので、実際には使用感の差はあまりない。
代わりに、使用直後のパルスはクールダウンが完了するまで付け替えできない仕様となっているので、実際には使用感の差はあまりない。
「クードスロック」実装、クードスモードは廃止
被弾するとクードスロックが発生するようになった。一定量のクードスを稼いでロックを解除するまでは、一時的にクードスが上昇しなくなる。
ロック解除に必要なクードス量は溜めているクードス量に応じて増加するようになり、最終的には完全ノーダメージで敵を倒し続けなければクードスがろくに貯まらなくなるため、スコアアタックの面では過去作のクードスモード「レックレス」と同じ緊張感を強いられる。
ロック解除に必要なクードス量は溜めているクードス量に応じて増加するようになり、最終的には完全ノーダメージで敵を倒し続けなければクードスがろくに貯まらなくなるため、スコアアタックの面では過去作のクードスモード「レックレス」と同じ緊張感を強いられる。
代わりに被弾でクードスが完全に失われる「クードスモード」は廃止され、何度被弾してもクードスそのものは失われない「アパシー」の仕様が標準となった。
クードスが0になる条件はHP0になってリトライとなった場合のみ。
クードスが0になる条件はHP0になってリトライとなった場合のみ。
クードス精算倍率が大幅に上昇、精算しても0にならない
クードス精算倍率が大幅に上昇している。さらに精算タイミングも増えているため、過去作と比べて最終スコアは桁違いに増える。
またSPスキル発動やリトライマーカー通過でクードスが0にならないため、今作のスキルは爪のGVのノーマルスキルと同じ手軽さで使えるようになっている。
なお、スキル発動時にはクードスを精算しないようになっているため、スキル空撃ちによるスコア稼ぎはできない。
またSPスキル発動やリトライマーカー通過でクードスが0にならないため、今作のスキルは爪のGVのノーマルスキルと同じ手軽さで使えるようになっている。
なお、スキル発動時にはクードスを精算しないようになっているため、スキル空撃ちによるスコア稼ぎはできない。
クードスソングが時間経過で消滅、一定以上クードス取得でレベル2クードスソングに変化
クードスが精算しても0にならない代わりに、クードスソングには時間制限が設けられており、一定時間を過ぎると止まってしまう。
クードスを1000稼ぐごとに歌の持続時間が伸びるため、クードスソングに応じて効果を発揮するパルスを使っている場合はクードスを稼ぎ続ける必要がある。
クードスを1000稼ぐごとに歌の持続時間が伸びるため、クードスソングに応じて効果を発揮するパルスを使っている場合はクードスを稼ぎ続ける必要がある。
また、クードスソングが途切れないようにクードスを稼ぎ続けていると、レベル2クードスソングが流れるようになる。
最高ランク「S++」が追加、ランクCが「ランク判定なし」に変化
クリアランク最高のS+の上に、さらにS++が追加された。ランクの順序はB<A<S<S+<S++となる。
またランクCが廃止された代わりに、ひとつのミッション中にソングオブディーヴァが複数回発動する(要検証)と「ランク判定なし」になることがある。
クードス稼ぎの如何によっては非常に高いスコアの「ランク判定なし」がハイスコアに登録される可能性もある。
またランクCが廃止された代わりに、ひとつのミッション中にソングオブディーヴァが複数回発動する(要検証)と「ランク判定なし」になることがある。
クードス稼ぎの如何によっては非常に高いスコアの「ランク判定なし」がハイスコアに登録される可能性もある。
※真エンドクリア後要素
+ | ... |
(爪)「素材」が廃止
ミッションクリア時に入手できる「素材」が廃止された。
イマージュパルス強化に必要なものはクレジットのみとなっている。
イマージュパルス強化に必要なものはクレジットのみとなっている。
ログ機能が実装
ストーリーパートやライブノベルを後から見返せるログ機能が実装された。
ストーリーパート中はXボタンで、ライブノベルはポーズ画面で確認できる。
スキップした分のノベルも確認可能なので便利。
ストーリーパート中はXボタンで、ライブノベルはポーズ画面で確認できる。
スキップした分のノベルも確認可能なので便利。
(X2)タイマー表示は未実装
X2で実装されたミッション中のタイマー表示は、今作では実装されていない。ポーズ画面で確認できる
(爪)サウンド設定が搭載
X2で実装されたサウンド設定が今作にも実装されている。BGM・SE・ボイスのバランスを調整可能。
ライブノベル設定が充実
爪で実装されたライブノベル設定がさらに強化され、ウィンドウやフェイスの透過度をきめ細やかに調整できるようになった。
(爪)コンフィグなどの設定内容がゲーム中で共有されるようになった
全てのセーブデータで共有される。RTAなどでは開始直後に設定をいじる必要がなくなるので、基本的には便利な仕様変更になっている。
ただ、もし複数人で同じアカウントを使いまわしている場合は少し不便になる。
幸い、現行の最新ハードでは複数アカウントで個々のデータを作成できるようになっているものが多いので、アカウントを複数用意すれば問題にならない。
幸い、現行の最新ハードでは複数アカウントで個々のデータを作成できるようになっているものが多いので、アカウントを複数用意すれば問題にならない。
オートセーブ化、かつ手動セーブも可
白き鋼鉄のXシリーズと同様のオートセーブが実装された。
かつ、ガンヴォルトシリーズ伝統の手動セーブも同時に実装されており、任意のタイミングでのセーブも可能。
イマージュパルスを強化した直後は手動セーブも行っておくことを強く推奨。
かつ、ガンヴォルトシリーズ伝統の手動セーブも同時に実装されており、任意のタイミングでのセーブも可能。
イマージュパルスを強化した直後は手動セーブも行っておくことを強く推奨。
地味ながら、手動セーブがワンタッチで行えるようになっており、利便性が上がっている。
セーブデータのコピーに対応
X2と同様に、セーブデータ選択画面でのコピーに対応。
こちらでコピーできる仕様にした分、ゲーム中の手動セーブをワンタッチにする仕様が実現したともいえる。
こちらでコピーできる仕様にした分、ゲーム中の手動セーブをワンタッチにする仕様が実現したともいえる。
(GV1・X2)ノーマルモードと同じセーブデータで高難易度モードに挑戦可能
真エンドクリア後に解放される高難易度モードはノーマルモードと同じセーブデータで挑戦可能となっている。
ミッション選択画面でR・ZRボタンを押すことで簡単に切り替え可能で、パルスの装備もそのまま引き継げるので利便性が上がっている。
ミッション選択画面でR・ZRボタンを押すことで簡単に切り替え可能で、パルスの装備もそのまま引き継げるので利便性が上がっている。
その他
(爪)アキュラ、RoRoのCVが変更
白き鋼鉄のXシリーズで新たに起用された内田雄馬さん、峯田茉優さんが今作でも起用されている。
(GV1・X1)「ロメオ」の名前がゲーム本編で初登場
いわゆる「変態のオジサン」の本名は爪発売後のCV牧野秀紀さんとのやり取りで決定したため、ゲーム本編で名前が登場するのは今作が初となる。
ゲーム以外では、OVAで名前を確認することができる。
ゲーム以外では、OVAで名前を確認することができる。