SS本編元ネタ・No.000~No.010





オープニング


  • 「我々の提示するルールに従い、最後の一人になるまで殺し合いをして頂く為です」
 バトル・ロワイアルのオープニング独特の言い回し。
 「みなさんには殺し合いをしてもらいます」という台詞が印象的で、パロロワ界隈以外でも有名。
 今回、この台詞を言う役目となるのは「仮面ライダーW」に登場した加頭順となっている。

  • 涼村暁と速水克彦
 「超光戦士シャンゼリオン」の主人公・涼村暁と、その良き相棒である速水克彦
 速水は暁の事をはっきり認識しているが、実は暁の参戦時期が2話の途中であるため、彼は速水の名前すら認識していない。
 一応面識はあるものの、暁はあくまで「見覚えのある男」に返答しているだけである。
 この冒頭の会話の中でも暁が速水の名前を呼ぶ事は無い。

  • 「ダークザイドの仕業」
 「超光戦士シャンゼリオン」の敵組織・ダークザイド。本ロワでは黒岩省吾がこの組織に属する。
 目的は、基本的に人間の生態エネルギー・ラームを吸う事なのだが、各々がかなり無茶な私欲を満たすために行動する事が多い。
 尚、「○○の仕業」という言い回しは、もはやヒーローの常套句。
 「仮面ライダーBLACK」の主人公・南光太郎による「ゴルゴムの仕業だ!」という台詞や、「電人ザボーガー」のオープニングの「怪奇の事件はΣの仕業」というフレーズは特に有名である。

  • 「コスプレみたいなインチキ臭い奴ら」
 今作で怪しい恰好をしている人物といえば、おそらく「魔法少女リリカルなのはシリーズ」のキャラクターや、「牙狼-GARO-」のキャラクターだろうか。また、「侍戦隊シンケンジャー」もキャラクターの参加者に至っては、外見そのものが化け物という事もある。
 他にも、ゴスロリリックな女の子や、チャイナ服軍服など参加者の服装には特異なものも多い。

  • タイフーン
 仮面ライダーの変身ベルトである。この名称のベルトを持つのはオープニングで登場する本郷猛一文字隼人のみ。
 また、「仮面ライダーV3」に登場する風見志郎のベルトはダブルタイフーン。

  • 「俺達はペットだとでも言うつもりかよ」
 首輪をつけられた早乙女乱馬の台詞だが、「らんま1/2」では響良牙が、簡単には外れない首輪を付けられた事がある。
 もしかするとその時の事を思い出してるのかも…。

  • NEVERの一員、堂本剛三
 「仮面ライダーW」の劇場版(AtoZ)に登場する傭兵集団・NEVERの一員。後にOV・「仮面ライダーエターナル」にも登場。
 マッチョ体系で、暑苦しい男。T2メタルメモリでメタルドーパントに変身する。同じくNEVERの大道克己泉京水などは仲間だが、参戦時期によってはお互いの死に一切の感情を投げかける事はないだろう。
 死亡時は、「細胞分解により跡形もなく消え去り」とあるが、これはNEVERが既に死人であり、定期的な細胞維持酵素の注入を行わなければ消滅するためである。首輪の殺傷能力が単純なものではない事を示している。
 演じる中村浩二は、平成ウルトラシリーズ三部作で主役ウルトラマンのスーツアクターを勤めた事でも有名。ただし、本作に参戦している「ウルトラマンネクサス」とは関わりがない。

  • テッカマンダガーことフリッツ
 「宇宙の騎士テッカマンブレード」に登場する敵テッカマンの一人。フルネームではフリッツ・フォン・ブラウン。
 唯一、ボルテッカを使えず、コスモボウガンとかいう変な装備を持つ。嚙ませ犬で有名なモロトフが参加者として登録されたので、彼が代わりに見せしめになったと思われる。実際、本編では彼も嚙ませ。
 演じる飛田展男は、「機動戦士Ζガンダム」のカミーユ・ビダン役で有名。「宇宙の騎士テッカマンブレード」ではフリッツだけでなく、ペガスの声なども務めている。本ロワ参戦の「侍戦隊シンケンジャー」でもカゲカムロの声を演じ、「天装戦隊ゴセイジャー」ではブレドランの声を演じている(ブレドランとシンケンジャーは一部作品で面識がある)。
 プリキュアシリーズでは、「ドキドキ!プリキュア」で初出演。

  • 砂漠の使徒クモジャキー
 「ハートキャッチプリキュア!」に搭乗する砂漠の使徒。
 硬派な熱血漢で、戦いを好む武人的性格。たまにプリキュア以上の正論を言う事がある。
 堂本剛三と同じく筋肉マッチョなキャラクターで、「~じゃき」という口調を使う。もし参戦していたら戦いをどこまで楽しんだだろうか。
 死亡時は「“こころの花”と共に暗闇の中に消滅」したと書いてあるが、彼のこころの花はノコギリソウ。
 尚、本作の見せしめでは唯一変身能力がない。
 演じる竹本英史は、「百獣戦隊ガオレンジャー」の狼鬼の声などが馴染み深い。

  • 「もちろん外道衆の方々も同様ですし、ソウルジェムにも同様の爆弾が~」
 外道衆は「侍戦隊シンケンジャー」に登場する敵組織。血祭ドウコク筋殻アクマロはその一員である。
 彼らは、死後も「二の目」というもう一つの命(=巨大化)があり、おそらくその事を示していると思われる。
 ソウルジェムは「魔法少女まどか☆マギカ」に登場する魔法少女の魂が込められた宝石であり、これが破壊されたり濁ったりすれば、魔法少女は…。

  • 「時間操作」
 暁美ほむらの時間遡行能力を指している可能性が高い。

  • ユートピア・ドーパント
 加頭順がユートピアメモリとガイアドライバーを使って変身するドーパント。
 「仮面ライダーW」本編ではラスボスを務めた。

  • 「奇跡も魔法も、我々が実現して差し上げます」
 「魔法少女まどか☆マギカ」の美樹さやかの台詞「奇跡も魔法もあるんだよ」を意識した台詞である。
 願いを叶えるという前提そのものが「魔法少女まどか☆マギカ」の世界観に通じるものであり、これは非常に場に通じた言葉かもしれない。
 この言葉を聞いて息を呑んだ「誰か」とかさやかの事だろうか。

  • 園咲来人(フィリップ)
 「仮面ライダーW」に登場する、もう一人の主人公。
 彼の本名が園咲来人である事が判明するのは本編でも後半であり、加頭の存在も含めて、翔太郎の参戦時期が後半である可能性がオープニング時点で示唆されている。



第1話「使命


  • 「光あるところに、漆黒の闇ありき~」
 このナレーションは、「牙狼」のオープニングの始めに流れるものである。
 尚、本来ナレーション自体は英語で、下に日本語での字幕があるという演出になっている。

  • ザルバ
 旧魔戒語で「友」を意味する。鋼牙の父・大河は自身の相棒となる魔導輪にこの名を名づけた。
 一期最終回では、鋼牙と零は互いを「ザルバ」と認め合う事になる。

  • 二度の死を経験したはずの彼
 暗黒騎士キバは、作中で二度の死を受けている。
 一度目はバラゴがメシアに食われ、二度目は残った鎧のみが鋼牙の前に現れ、倒された。
 その後は、「白夜の魔獣」で鋼牙の情念としての彼(本人ではない)が登場し、「妖赤の罠」では一時的に現世に現れた。

  • 後でザルバを使って彼の記憶を消せばいい
 魔戒騎士とホラーの戦いを見た者の記憶は消される設定になっている。

  • 「俺には必要なものだ」
 魔戒剣は、鋼牙が牙狼の鎧を召喚する変身アイテムである。また、純粋に戦闘のためのものというわけではなく、これは鋼牙の父親の形見でもあるため、彼はめったな事ではこれを手放さない。

  • 銃刀法違反
 警察としての職務に忠実な「真面目人間」である一条薫は、これを気にしているが、かく言う彼も「仮面ライダークウガ」本編では一般人の五代雄介に銃を渡しているため、かなりグレーなはず…。
 彼自身、融通の利かない人間というわけではないので、口頭で注意した程度で、本気で取り上げるつもりはないだろう。相手の性格を見極めると、没収する必要もあるだろうが…。

  • 御月カオル
 冴島鋼牙が戦いの中で出会った画家を目指す女性。本ロワには未参戦だが、彼女の事をたびたび言及する。
 半ばホラーを狩るための機械のようだった鋼牙が、彼女との出会いでだんだんと人間らしさや使命に目覚めていくのが「牙狼」の物語である。物凄く不幸で、何故かよく厄介事やホラー騒動に巻き込まれる(一期の時点ではホラーの返り血のせいなのだが…)。
 後年を描いた小説では、鋼牙とカオルの間に雷牙という息子がいる事が判明。
 演じる肘井美佳は、「仮面ライダー剣」や「衝撃ゴウライガン!!」など、他の特撮作品でも活躍する。

  • 『黒い炎と黄金の風』
 鋼牙の父とホラーの戦いを目撃していたカオルの父が描いた絵本で、黄金騎士とホラーの戦いを描いている。
 その最後のページ(結末)は描かれていないが、とある幼稚園で配られたものには園児がそれぞれ描いた物語の結末が描いてあった。
 その結末は読んだ人間に委ねられている事に気付いたカオルは、鋼牙に向けて「結末を自分なりに描いた『黒い炎と黄金の風』をプレゼント。
 それを読んだ鋼牙は最終回にて号泣するのだが、実際に何が描いてあったのかは視聴者には語られない。



第2話「セイギノミカタ


  • キュウべぇ(インキュベーター)
 「魔法少女まどか☆マギカ」に登場するマスコットキャラクター。
 まどかやさやかといった登場人物たちを魔法少女になるように誘う白くて四足歩行の動物で、その正体は宇宙の寿命を延命させるために来た宇宙生命体。魔法少女が魔女になる時のエネルギーを利用して宇宙の寿命の延命を図っている。
 感情はないとされるが、あくまで地球人のような多彩な感情がないという程度で、彼らなりのルールや倫理観を持っている模様。
 同作品の黒幕的な立場にあるため、まどかたちは彼こそが今バトルロワイアルの主催者なのではないかと推察している。
 放送当時、公式サイトの表記は「キュウべぇ」だったが、現在は「キュゥべえ」という表記で統一されている。

  • 仮面ライダー
 「仮面ライダーSPIRITS」には、1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ゼクロスの10人の仮面ライダーが登場する。全員が改造人間(ライダーマンは右腕のみ)だが、おそらく仮面ライダーの共通項とはそこではない。
 仮面ライダーのように子供たちを守ろうとした滝和也を仮面ライダーと呼んだ彼の姿や、プルトンロケットの爆発から人々を救ったライダーマンに与えられた冠こそが、この世界における仮面ライダーという存在である。
 一方、その仮面ライダーたちの運命はすべからく過酷であり、重い重責を伴うものである。ストロンガーは電波人間タックルについて、SPIRITS作中で「岬ユリ子はもう、ただの女だ」と、彼女を仮面ライダーではなく一人の女性として称えている。

  • 通信
 仮面ライダー世界の改造人間同士はテレパシーを用いた通信ができる。
 なぜか「仮面ライダーSPIRITS」では、改造人間ではないはずのライダーマンが通信を受けているシーンも…(ライダーマンはXの劇場版で再登場した時点で改造人間になっているという資料もあるが、少なくともSPIRITS作中では、彼は生身である)。

  • バダン(BADAN)
 「仮面ライダーSPIRITS」における仮面ライダーたちの敵。本ロワでは村雨良三影英介が属していた(参戦時期は二人とも離脱後である)。
 世界征服と人類抹殺を目論むという点で歴代の悪の組織と同じだが、今までとは違い、表舞台で堂々と制圧作戦を決行する。
 実は、ショッカー~ジンドグマのすべての敵組織やナチス・ドイツを裏で操っていた大首領JUDOが率いる。

  • 変身
 「変身ロワイアル」というタイトルの本ロワだが、実は「変身」はバンダイ(バンダイナムコ)の商標登録。
 カフカの「変身」なども有名だが、やはりこの「変身」というものを世に流行らせたのは仮面ライダーだろう。
 本ロワでは本郷猛が真っ先に仮面ライダー1号に変身し、その雄姿を見せている。
 変身ポーズをとるのは体内の変身スイッチを押すためで、実は作中で変身ポーズを取ったのは2号が先。

  • ショッカー
 「仮面ライダー」に登場する世界征服を狙う悪の組織。人体改造技術を有しており、本郷猛一文字隼人ら仮面ライダーのほかにも、数多の人間を拉致して改造人間にしてしまった。本郷が仮面ライダーになれたのは、緑川博士の手ほどきで脳改造前に脱出したからであって、もしあのまま脳改造されていれば悪の手先となっていたかもしれない。
 この時代ではとうに滅んでいるが、「仮面ライダーSPIRITS」でも再生怪人たちが復活する。

  • 奇跡の代償
 「魔法少女まどか☆マギカ」の世界においては、魔法少女になる契約を交わす際に対価として自身の願いを叶える事ができる。
 その願いは様々だが、その「奇跡」の対価はあまりにも大きいものである…。
 奇跡も魔法もあるんだよ☆

  • 正義の味方
 「魔法少女まどか☆マギカ」の美樹さやか巴マミの目指すもの。
 この言葉自体は、仮面ライダーの先輩ヒーローになる「月光仮面」の歌詞が初出で、原作者の川内康範による造語。



第3話「不幸のバトルロワイヤル! 幸せを取り戻せ!!


  • ラビリンス
 「フレッシュプリキュア!」の敵の管理国家。東せつなノーザが属する。
 職業、結婚、寿命などすべてを総統であるメビウスに管理されており、住む人間の生気は失われている。
 その正体は、コンピュータが発達したがゆえに、コンピュータに管理されてしまったディストピア。
 最終回後は、地球のように楽しい場所として復興する事を目指している。

  • フュージョンやボトム
 プリキュアたちが一同に会する映画「プリキュアオールスターズ」シリーズにおける敵。
 フュージョンは「DX」と「NS」に登場。ボトムは「DX2」に登場する。
 この存在により、「フレッシュプリキュア」と「ハートキャッチプリキュア」のキャラクターに面識がある可能性は高くなっている。

  • アンノウンハンド
 「ウルトラマンネクサス」の黒幕。
 溝呂木眞也を影から操り、ビーストを地球に送り込む根源である。その存在は全く謎。
 もしかして:石堀光彦

  • スペースビースト
 「ウルトラマンネクサス」の敵のグロテスクな怪獣。歴代ウルトラシリーズの怪獣のような愛嬌は持ち合わせていない。
 宇宙から突如飛来した生命体であり、「情報を得ることで急激に成長する」「知性ある生物の恐怖を餌に成長する」の二つの特徴を持つ。
 人間を捕食するため、人類の敵として捕らえられているが、その存在は最終回まで公表されておらず、被害者の死は表向きは事故として処理されている。

  • ナイトレイダー
 「ウルトラマンネクサス」における防衛組織TLTの戦闘部隊。本編にはA班のみ登場。孤門一輝西条凪石堀光彦が属しているほか、過去に溝呂木眞也も所属。
 目的のためには手段は問わない部分があり、目撃者の記憶を消したり、人的被害を考慮しなかったり…というきな臭い組織。

  • リコ
 「ウルトラマンネクサス」に登場する孤門一輝の恋人。フルネームは斎田リコ。参戦時期時点で故人。
 溝呂木眞也によって殺害され、その死体をダークファウストとして利用されており、当人の意思と関係なくファウストとしての意識を発動して暴れる。
 一般人であり、ビーストの話とは無関係な存在と思われたキャラクターだが、こうした事実が明かされてからはホラー的演出も相まって、本編最大の鬱要素にしてみんなのトラウマとなってしまう。
 演じる中丸シオンは、「仮面ライダーW」13話・14話にて佐伯素子役で出演している。そのほか、ウルトラシリーズではネクサス以降の作品でちらほらと顔を見る。続編や「ネクサス」が出てくる作品があるとしたら、出演を期待したい。



第4話「決意のT/少年の使命


  • 鳴海探偵事務所
 「仮面ライダーW」に登場する探偵事務所。鳴海壮吉が開業して以来、風都におけるガイアメモリ犯罪の駆け込み寺となっている。
 壮吉亡き後は、彼の弟子であった左翔太郎や、壮吉に助けられたフィリップが後を継いで風都民たちの依頼を引き受ける。
 風都風花町一丁目二番地二号「かもめビリヤード場」二階。ガイアメモリ犯罪で困っている方はこちらまで。

  • 相棒
 「仮面ライダーW」における左翔太郎フィリップの関係。
 特命係が出てくるテレビドラマではない。

  • プリキュア
 「フレッシュプリキュア!」と「ハートキャッチプリキュア!」に登場する伝説の戦士たち。
 PrettyとCureを合わせた造語。

  • ウルトラマン
 「ウルトラマンネクサス」に登場する謎の銀色の巨人。
 デュナミストと呼ばれる適能者たちが変身する。
 作中、この戦士を見た孤門一輝がこの名前を呟いた事から作中世界でそう呼ばれる事になるが、これは作中世界で秘匿され続けていたある事実の伏線である。

  • ミッドチルダ
 「魔法少女リリカルなのはシリーズ」に登場するパラレルワールドの一つ。Midchilda。
 魔法文化が最も発達しており、この地による魔法はミッドチルダ式と呼ばれる。
 時空管理局を話の軸とした場合、地球以上に主要な舞台といえるだろう(初期以外の殆どの作品はこちらが主要舞台)。

  • 地球
 「魔法少女リリカルなのはシリーズ」における第97管理外世界。このロワに出てくる人たちが滅ぼそうとしたり、救ったりしてる。

  • 管理局
 「魔法少女リリカルなのはシリーズ」に登場する組織。
 時空管理局(Administrative Bureau)。次元世界から質量兵器の根絶とロストロギアの規制を働きかけてきた組織。

  • ロストロギア
 「魔法少女リリカルなのはシリーズ」における異世界に存在した高度な魔法技術の遺産の総称。
 このロワにはそれに該当しそうなものがたくさん出てくる。

  • 風都
 「仮面ライダーW」の舞台。あの作品に登場する殆どの人物がここで暮らしている模様。たぶん東京都内(「警視庁風都署」となっているため)。
 ガイアメモリによる犯罪が行われており、ガイアメモリで変身したドーパントという怪物と戦う仮面ライダーの存在が都市伝説として囁かれている。



第5話「天下無双の方向音痴


  • 高町桃子
 「魔法少女リリカルなのはシリーズ」に登場。高町なのはの母。
 喫茶「翠屋」パティシエ兼経理担当。フランス・イタリアで修行をしており、お菓子作りではかなりの腕前を誇る。
 演じるのは天野エリカ。

  • 雲竜あかり
 「らんま1/2」に登場する豚が好きな女の子。原作が結構後半に差し掛かってから登場し、準レギュラーになった(アニメには登場しない)。
 響良牙に想いを寄せており、良牙もあかりに想いを寄せている両想いカップル…………なのだが、一方で良牙は天道あかねへの想いを振り切れていないため、二股をかけた状態になっている。

  • 「北海道に向かうつもりが、なぜか沖縄にたどり着いてしまっていた」
 原作で、良牙はあかねに「俺は今、北海道に来ている」と言っていたが、手紙の文面から実際に彼が行ったのは沖縄と見える。
 方向音痴な彼でも、大抵は目的地に着くまでは自分の行き着いた場所が間違ってる事に気付くのだが、最悪の場合、このように「目的地とたどり着いた場所が同じだと思い込んでしまう」という事がある模様…。

  • 「そもそも彼は、自宅から学校への登下校すらままならず、友の手を借りねば家に帰ることすら困難であった」
 ここにおける友は早乙女乱馬。同級生だった中学生時代はいがみ合っていたはずなのだが、何故か乱馬はよく良牙の家に遊びに行っていたらしい。
 良牙がいつも迷子になるため、乱馬は前の学校を去った後も良牙の家の場所を覚えていた。

  • 「家族そろって似たようなレベルの方向音痴である。」
 彼の母は買い物に行くと数日帰ってこない。
 彼の父は出張に行くと数年帰ってこない。

  • 「そう、一直線だ……道など使わん。いくらおれが方向音痴でも、これなら呪泉郷にたどり着けるはず!」
 もしかして:死亡フラグ



第6話「黄色と黒のポラリティ


  • 白詰草女子学院
 「フレッシュプリキュア!」に登場する山吹祈里が通う私立の学校。ブッキーはここの中等部二年生。
 ミッション系の学校で、敷地内に教会がある模様。あんまり画面に出てこない。
 シロツメクサと言われるとあらいぐまラスカルの歌詞を思い出す。

  • 魔法少女
 同SS内でほむほむが説明してくれてるからそれを参照。

  • 言葉を話す白い獣
 もしかして:お前達はこの世で一番美しい白い花を汚した…。分かっているはずだな!白を汚したものがどうなるか!!
 もしかして:僕と契約して魔法少女になってよ!
 もしかして:我が名はインフィニティ…無限のメモリーなり…
 …トラウマばかりである。

  • スウィーツ王国
 「フレッシュプリキュア!」に登場するパワレルワールドの一つ。
 何故か関西弁が標準語になっており、フェレットのような容姿の人々が住んでいる。

  • タルト
 「フレッシュプリキュア!」に登場する妖精。
 スイーツ王国の王子様で、シフォンのお世話役。だいたいは酷い目に遭う三枚目な役回り。
 コイツの凄いところは、プリキュアですら声がなくなっていく「プリキュアオールスターズ」シリーズで、NS2まで声付き参戦皆勤である事だろう。なんでコイツが毎回出てくるのかはよくわからん。DX、DX2、DX3、NS、NS2の全作に声付きで登場し続けたのは、シリーズでも彼のみ。
 演じる松野太紀は、「金田一少年の事件簿」の金田一一役で有名。同作には山吹祈里役の中川亜紀子も同作ヒロインの七瀬美雪役として出演しており、「ブッキーとタルト」のコンビは、もっと前に「はじめちゃんとみゆき」のコンビとして共演している。
 そんでもって、ミユキさん役の飯塚雅弓は、同作の準レギュラーで、美雪(七瀬のほう)のライバルで人気アイドル・速水玲香役を演じている。なぜ殺人事件が起きないのか、そしてブッキーの同級生やミユキさんの関係者が死なないのかはプリキュア最大の謎。

  • シフォン
 「フレッシュプリキュア!」に登場する妖精。
 スウィーツ王国に飛来して以来、タルトたちに世話をされている女の子の赤ちゃん。
 超能力を持っており、プリキュアたちを手助けする。オールスターズのたびにこれが役に立つ。
 正体は、全パラレルワールドを管理するために必要な「インフィニティ」というメモリーであり、インフィニティー状態になると超不気味な生物になる。
 演じるこおろぎさとみは、「ポケットモンスター」のトゲピーや「クレヨンしんちゃん」の野原ひまわりなど。動物や赤ん坊の声を演じる事が多く、シフォンもその例に漏れない。「ママは小学4年生」では、主人公の水木なつみを演じており、こちらでは赤ちゃんを育てる女の子…という今作のプリキュアのような役。

  • 温度差
 後にSSのタイトルにもなるが、暁美ほむら山吹祈里は住む世界が違いすぎて温度差がヤバい。

  • 契約
 「魔法少女まどか☆マギカ」では、キュゥべえと契約すると魔法少女になる。
 プリキュアでは特に契約とかはしない。

  • 四つ葉町
 「フレッシュプリキュア!」の舞台となる街で、プリキュアたちが住んでいる。

  • 魔女
 「魔法少女まどか☆マギカ」における魔法少女が戦うべき敵。
 その正体は、ソウルジェムが濁りきった魔法少女たちの成れの果てである。

  • 「イエローハートは祈りのしるし!」「とれたてフレッシュ、キュアパイン!」
 キュアパインの名乗り。この名乗りの時、パインはちょっと回る。
 この手の台詞は、「ふたりはプリキュア」では勝手に言うもの、「ハートキャッチプリキュア」では各人が考えるものになっている。
 だいたいは前者。

  • 「変身したら勝手に立っちゃって……」
 名乗りにはポーズがつきものだから仕方ない。

  • 「……訳が分からないわ」
 この台詞の直後に、「思わず、嫌いな相手と同じ台詞を口走ってしまう。」とあるが、これはキュゥべえのこと。
 「君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする。わけがわからないよ。どうして人間はそんなに魂の在り処にこだわるんだい?」 と、こんな感じの台詞。
 出典は「魔法少女まどか☆マギカ」第6話。

  • 見滝原
 「魔法少女まどか☆マギカ」の舞台となる場所。
 市だったり町だったりするが、本編では「見滝原市」と呼ばれる。



第7話「マーダー探偵


  • クリスタルパワー
 シャンゼリオンに変身するためのよくわからんパワー。
 第1話の事故で間違って涼村暁に降りかかった。

  • 「つまり俺もさっきのバッタみたいな奴になれるってことか」
 「仮面ライダーという単語を目にして、脳裏に浮かんだのは会場で加頭と対峙した二人の異形」とあるが、オープニング時点では本郷と一文字は仮面ライダーには変身していない(タイフーンを出現させただけで未遂)。
 たぶんユートピア・ドーパントがバッタに見えてて、彼の中で時系列が混乱してたのだろう。バカだから仕方ない。



第8話「戦士の条件 ―魂―


  • 『未確認生命体対策本部』
 「仮面ライダークウガ」において、警視庁に置かれた部署。未確認生命体(グロンギ族)による殺戮に対抗するための部署で、一条薫などが所属する。

  • 再生デストロン軍団
 デストロンは、「仮面ライダーV3」に登場した組織。「仮面ライダーSPIRITS」では、四国にドクトルGをはじめとするデストロンの再生怪人軍団が出現した。

  • V3
 仮面ライダーV3。本名は風見志郎。初登場は「仮面ライダーV3」。
 デストロンの怪人・ハサミジャガーに両親と妹を殺された風見志郎は、復讐のためにダブルライダーに自身を改造人間にしてくれと頼んだ。一度はダブルライダーもそれを断ったが、ライダーをかばうために改造人間分解光線を浴びてしまった志郎を救うために止むを得ず改造手術を実行。その結果生まれたのは、ダブルタイフーンを持つ仮面ライダーV3であった。
 当初はヨロイ元帥への復讐を目的としていた結城丈二は、彼との出会いや対立・協力を経て考えを改め、以来、二人は友人となる。
 演じる宮内洋は、特撮ファンには言わずと知れた俳優。「秘密戦隊ゴレンジャー」のアオレンジャー(新命明)、「ジャッカー電撃隊」のビッグワン(番場壮吉)、「快傑ズバット」のズバット(早川健)など、特撮ヒーロー役を何度も演じているほか、「レスキューポリスシリーズ」、「超力戦隊オーレンジャー」、「宇宙刑事ギャバン」などの特撮番組にも出演している。

  • 転移魔法陣
 BADANが有する時空魔法陣。
 これを使うと遠距離も自由自在に移動する事が出来る。

  • 仮面ライダー4号
 結城丈二ことライダーマンの異名である。
 かつて、人々を護るためにプルトンロケットとともに自爆したライダーマンに対し、V3はその名誉を称えて彼を「仮面ライダー4号」と呼んだ。
 2015年には、『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』というウェブ配信ドラマが制作される事となったが、こちらはあまり関係ない。



第9話「四重奏―カルテット―」「四重奏―カルテット―(後編)


  • グロンギ
 先代のクウガに封印されていた戦闘部族。ゴ・ガドル・バズ・ゴオマ・グン・ダグバ・ゼバなどがこれに属する。
 霊石の力で独自の進化を辿り、動植物に似た異形に変身する能力を持っている。その能力を使って人間を殺害する「ゲゲル(ゲーム)」を実行する。
 彼ら独自の言葉「グロンギ語」を話し、作中では現代日本において「未確認生命体」と呼ばれている。

 グロンギの王。ン・ダグバ・ゼバの事。

  • ゴ集団
 グロンギにある階級の中でも「ン」の下に属する集団。かなり強い。
 ゲリザギバスゲゲル(セミファイナルゲーム)を成功させる事で、ダグバとのザギバスゲゲル(ファイナルゲーム)に進出できる。

  • ゲゲル
 グロンギたちが行う殺戮ゲーム。一定期間に特定条件下で指定人数を殺すのがルール。
 このルールは、上位になるにつれ厳しいものになり、これを果たしていく事で階級を上げる。
 「ズ」から「メ」へ、「メ」から「ゴ」へ上がるための「ゲゲル」や、「ゴ」が「ン」への挑戦権を得るための「ゲリザギバスゲゲル」などを指す。ゲリザギバスゲゲルは通常のゲゲルに比べて、殺害しなければならない人数も多く、条件も絞られる。
 ゲリザギバスゲゲルを果たした者だけが、「ン」に挑戦する「ザギバスゲゲル」を実行できる。

  • 戦うリント
 ゴ・ガドル・バが行うゲリザギバスゲゲルでの殺害対象。指定人数は不明だが、少なくとも100人以上は殺している。
 男性警察官の事だが、自衛隊員(作中世界に存在しているのかもわからないが)や格闘家は含んでいいのか…アバウトなのでよくわからないが、おそらく「戦うリント」だけで警察官全体を指すのではないかと思われる。一応、女性警察官を含んでないあたり、グロンギ文化にもジェンダーに則った部分があるのだろうか。

  • 西多摩警察署
 不幸にもガドルのゲリザギバスゲゲルの餌食となった署。
 男性職員全員がガドルの襲撃で全滅。ガドルからしてみれば、彼らの殺害は大した事ではなかったらしく、全員殺した後もさほど疲れた様子を見せていない。
 これまで、警察に殺害されたグロンギも一応いるので、人間である警察にもある程度の対抗手段はあるのだが、それも通用しないほどの圧倒的な格差を証明した。
 職員全員が殺害されたこの署のその後が少し気がかりである。

  • ラ・ドルド・グ
 後に登場して単独ページができるので、ラ・ドルド・グのページ参照で。

  • 封印エネルギー
 クウガが技を繰り出す時にグロンギに向けて赤いマークがつく。要するにこの時に封印エネルギーが流しこまれているため。

  • ゲドルード
 グロンギの腹部に埋め込まれているベルト。
 クウガの持つ「霊石アマダム」と同質の「魔石ゲブロン」が埋め込まれている。
 本編に出てこないうえに、資料も限られているため、超マイナー設定で、あまりこの設定は知られていないだろう。

  • 破壊のカリスマ
 ゴ・ガドル・バの肩書き。あくまで自称。寝ずに考えてたりして。

  • ゴ・ジャーザ・ギ
 未確認生命体第44号/B10号。サメ種怪人。普段はメガネとスーツの似合うキャリアウーマンっぽい恰好の女性の姿をしている。
 パソコンが得意。「インターネット上で殺人予告をし、5時間で567人を殺害する」という、今やったら即逮捕されるようなゲゲルを始めた。

  • 正当防衛
 刑法第36条
 1.急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
 2.防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

  • 金の力
 都内で電力を吸収しまくったガドルが変身した「電撃体」の能力である。
 クウガでいう「ライジングフォーム」。

  • プレシア・テスタロッサ
 「魔法少女リリカルなのはシリーズ」に登場するフェイトの「母」。
 フェイトにジュエルシードの回収を命じながら、こき使う。魔導師としても研究者としても優秀だが、どこか狂気じみた様子。
 その目的は、事故で失った娘・アリシア・テスタロッサをよみがえらせる事で、フェイトはその記憶を引き継いだクローン。
 演じるのは五十嵐麗。

  • ジュエルシード
 ロストロギアの一つで、手にしたものに幸運を呼び、さらに持ち主の「望み」を限定的にかなえる力がある。
 しかし、かなえる望みに比例して、使用者はいろいろなものを失ってしまう危険性がある。

  • 弱肉強食
 佐倉杏子の思想。弱い者は食われ、強い者が勝ち残る。

 伊坂深紅郎(未)によると、人生のスパイス。
 「罪のない人生なんてスパイスのない料理」と言っており、「お前の罪を数えろ!」を決め台詞とする仮面ライダーダブルとは相反する存在である。

  • 「ゴセパ、ザバギンバシグラ、ゴ・ガドル・バザ」
 日本語に訳すと、「俺は破壊のカリスマ、ゴ・ガドル・バだ」。
 出典は、「仮面ライダークウガ」第45話。



第10話「戦慄のN/究極の闇をもたらす魔人


  • 園咲家
 「仮面ライダーW」に登場する敵の一家。豪邸に住む富豪一家で、風都でもその名は知れ渡っている。
 裏では秘密結社ミュージアムを結成し、ガイアメモリの研究開発を行っている。
 父・園咲琉兵衛、母・園咲文音、長女・園咲冴子、その夫・園咲霧彦、次女・園咲若菜、長男・園咲来人、飼い猫・ミックで構成されているが、開始時点で文音と来人は所在が不明になっている。

  • ミュージアム
 先述の園咲家の裏の顔。

  • 仮面ライダー君
 園咲霧彦は仮面ライダーダブルをこう呼ぶ。

  • 「君も僕を笑顔にできるかい?」
 ン・ダグバ・ゼバはよく、こうして他人に「自分を笑顔にしてもらえるか」と訊く。
 彼が心から楽しむ事ができるのは闘争である。


最終更新:2018年02月13日 18:16