「パポポポピ・・・ププ(弱い・・・地球人もいろいろだな)」
SNKの2D横スクロールアクションシューティングゲーム『メタルスラッグ』シリーズに登場する敵キャラ。
2またはXより登場し、3と6にも登場。
名前のとおり出身は火星だが、メタスラではどこから来て何者なのかが全く分かっていない地球外生命体となっている。
緑色のクラゲのような姿をしている。
墜落事故を起こしてしまい、その修理の為にモーデン軍と手を組み、見返りとして自分たちの高度な技術を提供し、クーデターに参加した。
モーデン軍極地基地では多数のマーズピープルが彼らと共に生活している。
しかし戦争で美しい地球を破壊するモーデン軍や正規軍を快くは思っておらず、2またはXのラストではモーデンを裏切り
母船”ラグネーム”を使って正規軍(プレイヤー)もろとも撃滅しようと攻撃を仕掛けてくる。
しかし正規軍とモーデン軍が一致団結し彼らと戦闘、ピンチに陥ったため母船の主砲による一斉掃討を試みるが、
名もなき飛行機乗りの主砲への特攻という、どこかの映画で見たような展開により、壊滅的な被害を受けて撤退を余儀なくされる。
また、極地基地では夜な夜な兵士たちを実験のために誘拐していたらしい。モーデン元帥をも実験材料として狙っていた。
その一方、モーデン軍の女性兵士と恋に落ちる個体もいたらしく、決して彼らが怪物ではない事も示唆されている。
見た目こそ異形かもしれないが、彼らもまた我々と同じ「人類」なのだ。
この事は後述される「マーピー」の件でも表現されており、異文化交流が可能である事の証明となっている。
正規軍にとって彼らの存在は極秘事項とされており、上層部の一部の上官クラスの人間や情報部にしか知らされておらず
上層部は多数の証言を「荒唐無稽な珍説」「極限状態におけるパニックの産物」などとして黙殺している。
コンバットスクールでのメグ教官との会話のときに、まだ階級が低いうちにこの話題を出すと、
「宇宙人? あなたゲームのやりすぎじゃないの?」と怒られてしまったり「何のことかわからないわね…」と
話を逸らされてしまう。
3ではモーデン元帥の誘拐に成功。
モーデン元帥に化け、
マルコ達4人のうちの一人をも誘拐して宇宙へと飛び立ってしまう。
この事態に正規軍とモーデン軍が再び一致団結。
モーデン軍のロケットに乗ってマルコ達やモーデン兵士達が母船に侵入。
無事に捕虜の兵士やモーデン元帥、仲間の一人を救出しただけでなく、
マーズピープル達のボス「ルーツマーズ」を倒すことにも成功した。
3の続編となる6では、海中に沈んだルーツマーズの救出のために再びモーデン軍と手を組み、引き上げに成功。
しかしその最中、隕石に乗って地球に飛来してきた凶暴なエイリアン(
こいつらではない)達の襲撃にあい、多数のマーズピープル達がエイリアンの食料のためとして捕虜になってしまう。
この事態にまたまたマルコ達はモーデンと手を組み、またマーズピープル達もエイリアンを倒すために手を貸すこととなる。
ボスのルーツマーズもマルコ達に手を貸す場面がある。
ゲーム中ではザコ敵として多数登場し、光線銃から機雷のように空中を漂う弾を撃ってくる。
灰色・茶色・白の3種の色のマーズピープルがおり、弾の性能が色によって異なる。
また小型UFOに乗って攻撃を仕掛けてくる。初登場時はUFOに乗っての登場。
本格的な登場は2またはXのステージ4の後半からなのだが、実はステージ1開始直後の空を飛んでたり、燃えさかる建物の中から脱出している姿が見えたりと、ステージ1で既に姿を現している。
格闘ゲームでは『
SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』『
NEOGEO BATTLE COLISEUM』に共に隠しキャラクターとして登場。
『UFO』や仲間達を呼んで攻撃したりと、原作のように戦う。
SVCでは「ステージ1~3を1ラウンドも落とさずに勝ち抜き、EXCEEDでのKO回数が3回」という条件を満たすとステージ4に登場する(同じ条件の
ロックマンゼロとどちらが出るかはランダム)。
戦闘前デモでの相手の対応はとりあえず驚く者、
捕獲しようとする者、
ドッキリだと思う者、互いに奇声を上げる者と様々だった。
中でも普通に意思疎通ができてる
Mr.カラテとか
豪鬼、普通に会話をしていた
タバサも凄すぎる気が…。
『NBC』ではPF隊との決戦の後、地球に置き去りにされ帰れなくなり、大阪府吹田のラーメン屋で「マーピー」の愛称で働いていた。
ラーメン屋の人とは言語は通じていないが、ボディランゲージで意思疎通をとっていたとのこと。
MUGENにおけるマーズピープル
MUGENではSVC仕様をCROSS†CAT氏が作成している。
動画内で戦う姿を見かけることは殆どないが、むしろニコニコMUGEN的には
「火星の人」のほうが有名だろう。
cafe氏が
大会用に
AIを作成し、後に公開した(現在公開終了)。
上記以前に、
発破氏もAI作成動画をニコニコに上げているが、
CROSS†CAT氏と音信不通の状態が続いているため公開には至っていない。
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必殺技等性能解説 |
原作のように光線銃を放つ飛び道具。
弱は真っ直ぐ前方に徐々に加速する青い弾を、
強は斜め上に、上下に揺れながらゆっくり前に進むオレンジ色の弾を放つ。
主に強を使い、敵の飛び込み防止、盾にして接近したり、起き攻めに使ったりと攻守に渡り大活躍する技。
ジャンプしながら銃で殴りつける 中段技。
弱は移動距離が小さく、軌道も低いが、
強で出すと大抵の飛び道具を飛び越しながら攻撃できる。
ただしガードされると 反確なので使いどころを考えよう。
その場で大きく跳ね、回転しながら落下して攻撃する技。
どこにプラズマを冠する由縁があるのか謎な技である。
発生は遅いものの、上昇中は無敵・ガードさせて有利。
強で出すと弱版より前に落ちるので、前後の揺さぶりをかけることも可能。
先読み対空、固め、超必殺技の追撃等々に使う。
発生1Fの コマンド投げ。
ダメージは通常投げに毛が生えた程度で、射程も並だが、
全体的に技の発生が遅く、接近されたら辛い彼にとっては大事な切り替えし手段。
突然 自爆しつつ、弱はその場に、強はその少し後ろにワープする技。
爆風に攻撃判定があり、爆発後は無敵なので対空に使えるが、
無敵が発生するまで時間がかかるのでジャンプ攻撃を見てからでは間に合わない。
ちなみに、SVCでは相手の起き上がりに重ねるとガード不能になるという恐ろしい特性があり、
画面端でこれを使い続けると相手は脱出不可能となり、リアルファイトの原因になるので追撃は1回だけにしよう。
CROSS†CAT氏のものはしっかりガード出来る様なので一安心。
UFOがガード不能のリングビームを3つ放ちながら画面上を横切る超必殺技。
この輪の中央には当たり判定が無いので、うまく移動するとすり抜ける事が可能。
UFO出現中に自分がダメージを受けると帰ってしまうので、
相手がダウン中に撃っておくのが吉。
弱は前方から、強では後方からUFOが出現する。
ちっちゃなマーズピープルが画面外から現れ、
体当たりで攻撃してくれる超必殺技。
発生が遅いので人操作ではほぼ当たらないが、
空中ガード不能なのでAIはわりと当たってくれる。
ヒット後はプラズマ・スピンなどで追撃できる。
弱で手前、強で奥に自らの母船を落として攻撃するEXCEED技。
爆発後、驚愕の表情を見せるマーズピープルがとても愛らしい。
発生が非常に早く、画面端まで届く長射程を誇る
更に火力まで高いので、この技1発で形成が逆転することもある。
1試合中1回しか使えないので、大事に使おう。
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