Sexx on wings

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Sexx on wings - (2010/09/13 (月) 19:03:54) の編集履歴(バックアップ)


矢車「お前、今俺を笑ったか? どうせ俺なんか……」

影山「兄貴、こんな奴、殺っちゃおうよ……」


Tommy-gun氏が製作した『SIMPLE2000シリーズ ガンダムTHEバトル』のウイングガンダムゼロカスタムのアレンジキャラ。
アレンジ満載のAmerican idiotと違い、色が黒い、オリジナルの超必殺技が2つ追加されている、
そして何故かパイロットが、矢車想、影山瞬の二人こと「地獄兄弟」であるという以外は元のゲームと変わらない性能である。
時々、名前のせいで18禁なキャラと誤解される

『ガンダムTHEバトル』のウイングガンダムゼロカスタムの性能は、
主にバルカン、ツインバスターライフル、翼を閉じての体当たり攻撃が主。
ツインバスターライフルは強力、しかも弾数がないので連発すると脅威となる。
超必殺技の最大出力ツインバスターライフルは上空に飛び上がった後、斜め下に向けて極太ビームを発射する技で、まともに当たると凄まじいダメージを受けてしまい、全キャラの中でも最高クラスの威力である。

+ 地獄兄弟とは?
兄貴の矢車            弟の影山

矢車「俺たちは闇の世界の住人だ。光を求めるな」

影山「最高だ! やっぱり兄貴は最高だよ!!」


地獄兄弟とは、特撮作品『仮面ライダーカブト』の後半に登場した二人組で、矢車想、影山瞬の二人が真っ黒な闇に堕ちてしまい、闇の住人となってやさぐれてしまった?姿である。
本当の兄弟ではなく義兄弟の契りを交わした仲であり、二人とも片袖のちぎれた?黒いコートでファッションを統一している。
なお、作中で「地獄兄弟」を自称した事はなく、第35話のサブタイトル『地獄の兄弟』に由来する呼称である。
……なのだが、『ネット版仮面ライダーディケイド オールライダー超(スーパー)スピンオフ』において公式で地獄兄弟の名称が使用されてしまった。

+ 矢車想

矢車想

「これこそがパーフェクトハーモ二ー、完全調和だ」

かつて渋谷隕石に乗って地球に飛来し、人間を殺害してその姿に擬態し、社会に溶け込み
地球侵略を狙う「ワーム」を倒すために設立された組織「ZECT」のメンバーの一人。
ZECT精鋭部隊「シャドウ」のリーダーでスズメバチのライダー、仮面ライダーザビーの最初の資格者。
完全調和(パーフェクトハーモニー)のもとに行動する完璧主義者で、その的確な指示と人間性から部下の信頼も非常に厚い。
偶然審判を務めた人間の好みを突いたとはいえ、プロ以上の腕を持つ天道に一度は勝ったほど料理上手でもある。
しかしその料理は、天道曰く「調和を気にしすぎるあまり、一つ一つの素材の持ち味を殺してしまっている」ものだったらしい。

仮面ライダーカブトの資格者、天道総司に勝つことができず(天道に止めを刺したと思ったら生きていた、完璧な警備で固めたはずの教会内にワームがいたことを天道に指摘されたetc)苛立ちが募りカブトを執拗に追うようになってしまった。
そのために部下を見殺しにしてしまい、ザビーゼクターに見限られ変身の資格を失う。
さらにその後、部下の影山瞬のによりシャドウのリーダーの座をも奪われ、ZECTから追放され行方不明となる。

「もう……パーフェクトもハーモニーもないんだよ……」

行方不明の間、彼の身に何があったのかは不明だが、彼曰く「地獄を見てきた」とのこと。
後半で突如として再登場したが、今までの完全調和など知ったことかと完全にやさぐれてしまい、
常に自分を卑下するネガティブな性格になってしまった。
そのためファンからは「やさぐるま」とも呼ばれる。
いつの間にかキック力に特化したショウリョウバッタ型ライダー、仮面ライダーキックホッパーの資格者となっていた。

孤立してしまった影山と兄弟の契りを交わし、その後は「地獄兄弟」として二人気の向くままにぶらぶらし、
気分気ままにワームやライダーと戦った。
本来はZECTがとある事態への抑止力として新たにゼクターを与えたのだが、全く従う気はなかったようである。
尤もワーム大ボスとの戦闘で(乱入した形で)天道達を手助けしたり、弟と一緒に再生した大ボスを倒したりと、
皮肉にも結果的にはZECTのワーム根絶に手助けしていた。

また「光を求める」(栄光を取り戻そうとしたり、善行や正義を行う)ことに対して強い忌避感を持っており、
未練がましくZECTに戻ろうとする影山を度々諭していた。

実力は相当高く、天道がハイパーカブトにならないと苦戦する上級ワーム2体に対して
多くの雑魚ワームというハンデがありながらそのキック技で圧倒する程。

ダークヒーロー的なキャラだが、本人たちの真剣さに反してどこかギャグ要素が強めで、
草加ダディャーナザァーン斬鬼さん、753と並ぶ平成ライダーの人気キャラである。
なお上の画像は、 矢車さんが敵の女ワームに惚れて庇おうとしてそのワームにぶっ飛ばされるシーン。
ちなみに台本には消し飛ぶ矢車と書かれていて製作スタッフを唖然とさせた。
……その指定で「形容し難い珍奇な悲鳴を上げながら、バキバキ枝を薙ぎ倒して変なポーズで地面と平行に吹っ飛んでいく」という映像を作ったスタッフもスタッフだが。

終盤では光を求めることを忌避しつつも天道達と協力してしまった己を恥じ、自らを鎖で縛り上げて
協力を要請してきた天道を拒絶するも、ワームとの決戦の地に向かい「光を求めてみるか」と戒めを解いて参戦、
影山と共に大ボスのワームを撃破した。
そのことで「地獄に堕ちた俺達でも、掴める光がある」という結論に至り、「光の世界」である白夜を見に行こう
とするが(何故そんな結論に至ったのかは一切不明)、その矢先に影山がワーム化してしまう。
彼の望み通りライダーキックで介錯をした後、その死体と共に船で白夜の世界へ旅立っていった……と、
本筋とは全く関係のないところで退場を遂げた。兄貴、自由すぎるぜ……
+ テレビではそういう終わり方だが
本編での設定や描写を独自に解釈した後日談を行うことで知られる某アトラクショーでは、影山に止めを刺さず
勇気付けるために自らもワーム化、共に白夜の世界へ旅立ったことになっている。
その後再び始まったワームの大侵攻に苦戦する天道達の前に影山と共に颯爽と登場、
「人間の世界で生きるワーム」として世界を守るために戦った。

劇場版では平成ライダーお得意のパラレル展開で、完全作戦(パーフェクトミッション)を掲げる策略家として描かれ、序盤と同じく仮面ライダーザビーに変身する。
裏切り者の集団であるNEO ZECTを罠に嵌めて迎撃するが、リーダーである織田秀成(仮面ライダーヘラクス)との交戦で敗北、呆気なく戦死した。

演じているのは徳山秀典氏。
徳山氏はこの後『炎神戦隊ゴーオンジャー』においてゴーオンゴールドこと須塔大翔の役も演じている。
ここでも兄貴キャラである。(ただしいるのは。弟分もいる。)
まぁカブトの影の戦士とは反対に金銀という光の戦士で対比させていたり、影山同様義兄弟の弟とややブラコン気味の妹、
タッグで戦う等、ゴーオンジャースタッフも地獄兄弟を意識してるようである。
まぁ、朝枠の子ども番組なのにコレとかパロったりする等、パロディに定評のあるゴーオンジャースタッフだから仕方ない。
そのうち、スキマから少女臭\外道衆/なノリでシンケンジャーがシリアスブレイクしそうである。おお、こわいこわい

また『仮面ライダー電王』でも声優として特別出演しており、ビーファイターカブトにもゲスト出演、更には
ウルトラマンマックス』の36話でノンクレジットでエキストラに近い形ではあるが出演しており、
ウルトラ・ライダー・戦隊・メタルヒーロー出演の四冠を成し遂げていたりする。

+ 影山瞬

影山瞬

「かがみぃ~ 助けてくれよ……(泣)」

矢車と同じくZECTのメンバーでシャドウの一員。矢車の部下。
矢車を尊敬している礼儀正しい青年だが、性格は卑屈で目的のためには手段を選ばない小物な性格。
劇中で幼女誘拐と、それによる脅迫にまで手を出したほど。
シャドウのリーダーになるため、そしてザビーの資格者になるため矢車を追放し、見事リーダーの地位を手に入れる。
しかしライダーになったはいいものの、よい活躍は出来ずことあるごとに他のライダーにちょっかいを出しては負けまくり、
しまいには天道たちに振り回されるというへたれキャラになってしまった。
またガタック初登場回ではワーム殲滅作戦においてサソードの変身者の神代剣に協力を申し込む為に、
誕生日の歌を歌ったり、お互い利用していた関係とはいえ女のボスワームにビンタされたり見事な中間管理職の悲惨さを視聴者に見せていた。
あまりの失態にザビーゼクターの資格を失い、自暴自棄のままZECTを解雇された。

その後やさぐれた矢車に救われ、ホッパーゼクターを渡され「地獄兄弟」として共に闇の住人になった。
パンチ力に特化したショウリョウバッタ型ライダー、仮面ライダーパンチホッパーに変身する。
しかし闇の住人になったがはいいがヘタれぷりは健在で、まともに活躍することが出来たのは最初の変身だけという不遇ぷりである。
兄貴のインパクトが強すぎて目立たないというのが正直なところ。
更に最終回直前ではワーム探知用の緑の石を欲張って沢山身に付けていたら、実はその石は電波を受ける人類をワーム化させる代物であり、
多く身に付けた為高熱に魘され、石の効果が早めに出てしまい天道の目の前でワームと化してしまった。
その後絶望のまま矢車の下へ向かい、目の前でワーム化することで兄貴の手で倒されることを望み、
その望み通りキックホッパーのライダーキックで倒れた。

「最悪は最高なんだよ!!」


劇場版では出番が一切なかった。こんなところでも不遇である。
こんな悲しみいつまで続くの……
ジレンマはキリが無い…

演じているのは内山眞人氏。
内山氏はカブト以前に『ウルトラマンネクサス』でウルトラマンネクサスジュネッスブルーに変身する後半の主人公、千樹燐を演じていた。
カブト放送当時、爽やかでとある事情で残り少ない命となった体をおして戦っていた好青年と、
とことん堕ちた影山の性格のギャップがよくファンにネタにされていた。
(ウルトラシリーズの主要キャラを演じた役者が後にライダーシリーズに出演すると、悪役や性格が悪い奴になり易い。)
兄貴と共にウルトラ・ライダー・戦隊の三冠を制するのが夢らしい。
アニメ、漫画、ゲームなどが好きで「機会があればこの人を演じたい(その願いは叶わなかった訳だが)」と発言するなど、かなりの兵である。
(余談だが、矢車役の徳山氏と前原圭一役のとはゴーオンジャーで共演し更に家が近所同士である。まったく感心しないよ、兄貴。)
気になる人はブログで。
余談だが彼らの変身するキックホッパー、パンチホッパーにはマスクドフォームが存在しない。
やっぱりいらない子だったか。
ただし、マスクドフォームは昆虫におけるサナギみたいなものである為、
不完全変態であるショウリョウバッタにはサナギが無いので、一応存在しないという設定等は考えているかもしれない。
ちなみに不完全変態は他にトンボがモチーフの仮面ライダードレイクが存在するが、
ドレイクのマスクドフォームはトンボの幼虫であるヤゴがモチーフとなっている。

そして2009年、『仮面ライダーディケイド』においてまさかの復活を果たした。
…まあ、ゲストだけどさ。でも中の人は一緒だぞ(勿論スーツアクターと言う意味ではなく)。
さらに夏の劇場版『オールライダー対大ショッカー』にも登場。ただし弟はディエンドに召喚されての登場だった。
彼等の勢いは止まらず、ゲーム『クライマックスヒーローズW』にも登場。しかもキャストはディケイドやWと同じくオリジナルである。
なんなんだこの兄弟

出場大会