ゼニア・ヴァロフ





 「ここは戦場だ。お前には

       ここに立つ覚悟が足りない。」

  • 格闘スタイル: 露国聖霊警察隊 杭兵式戦闘術
  • 出身地: 国籍: ロシア/現住所:港区芝公園 ザ・プリンセスパークタワー(パークスイート)
  • 誕生日: 11月8日(アルカナハート はーとふる小冊子にて判明)
  • 身長: 174cm
  • 体重: 55kg
  • スリーサイズ: B83 W57 H84
  • 血液型: AB(Rh-)型
  • 好きなもの: 世話になった孤児院の子供たち
  • 趣味: クッキーを焼くこと
  • 苦手なもの: 自分の邪魔をするもの
  • 特技: 作戦の遂行力
  • 家族構成: 不明
  • 得意な科目: お菓子作り(クッキー)
  • 苦手な科目: 少なくない
  • 所属(学年、部活): フリーランスの傭兵(聖霊事変部門)
  • キャッチコピー: 「戦火を巡る金色の戦杭遣い」
  • 関連キャラクター: 神依 - このは - リーゼロッテ

アルカナハート』シリーズに『2』から登場するキャラクター。露国聖霊庁から派遣された聖女。
腕部装着型の小型パイルバンカーを操るクール傭兵
CVは『すた』の田村ひよりや、『リリカルなのは』シリーズのシグナム、『マリア様がみてる』の二条乃梨子
スーパーロボット大戦』オリジナルのラミア・ラヴレスなどを演じる 清水香里 女史。

ファンからの愛称は「ゼニやん」 名字から「ヴァロフwww」「バロスwww」などと呼ばれることもあるようだ。
007 ゴールデンアイ』の敵であるゼニア・オナトップ(ちなみに演じた人がこの人と同じ)と混同されがちだが関係はない。
名字である「ヴァロフ」は本来ロシア人男性のものであり、女性の場合は「ヴァロワ」となるのが一般的だが、
他の格ゲーには女性名の男性キャラとかいるし、なに、気にすることはない
また、格ゲー以外でもロシア系女性だが理由あって姓を男性形にしているキャラ
(『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』のゼレーニン、『北へ。』のターニャ・リピンスキー)もいるので、
ヴァロフという姓にも何かしらの意味があるのかもしれない。

 現在は解体された露国聖霊警察隊での軍役を経て、聖霊事変部門の傭兵となる。
 冷徹な仕事ぶりは世界的に有名で、幼い日の記憶と感情を失っている
 関東一円に大量発生した次元の歪みに対し、露国聖霊庁はゼニアを雇い日本に送る。
 コートにネクタイを着用し、長い髪を後ろに束ねた姿と、
 武器である金色のパイルバンカー「イディナローク」が特徴。
 このパイルバンカー、ムックに書かれているSSによると、
 ぺトラが使用している2丁拳銃と同じ製作者と思わせるような描写があるが、
 明確に明かされていないため、現時点では仮説の範囲に留まっている。
 寡黙で冷静沈着、感情の起伏に乏しく表情の変化もあまりない。
 しかし口を開くと辛辣な発言をしたりする。
物心ついたときにはモスクワの孤児院の世話になっていて、世界中を渡り歩くようになった今でも、
土産物を持ってその孤児院に姿を見せる事があるほか、EDでは匿名で多額の寄付をしているような描写が見られる。

露国聖霊庁と軍部が共同出資で設立した露国聖霊警察隊に幼くして入隊し訓練を受け、目覚しい戦闘能力を発揮するが、組織解体を期に除隊。
聖霊事変専門のフリーランスの傭兵となる。現在の目的は特に無く、仕事だけを生きがいとしている。
その一方で神依と手合わせすることを心待ちにしていた。それは後に実現し、神依からは一流であると評される。
ゲーム中に登場する聖女達の中でもトップクラスの戦闘能力を持っているようだ。

余談だが、こっちの戦闘力に関しては、数字は立派だが長身が災いしてやや物足りない感じ。とはいうものの、アルカナキャラの中では中位。
+ 参考までに
数字が立派ではあるものの長身が災いして戦闘力がイマイチな例は他にも結構いる。以下に該当キャラの代表例を示す。

名前 登場作品 身長 バスト ウエスト ヒップ カップサイズ
シャルロット(零) サムライスピリッツ 183cm B85 W57 H90 Cカップ
レオナ・ハイデルン('98~) THE KING OF FIGHTERS 176cm B84 W60 H87 Bカップ
フォクシー THE KING OF FIGHTERS 181cm B87 W61 H88 Cカップ
北条虎美 あすか120% 172cm B86 W60 H83 Cカップ

まあそもそも、男性的な印象を与えるキャラなので小さい方が自然だが。

リーゼロッテとは瞳の色や髪の色といった身体的特徴や
稀有な血液型(AB型のRhマイナスというのはおよそ0.05%らしい…)、
好物がクッキーであることと技名のセンスなどと共通点がかなり多い。
このため、リーゼロッテはゼニアの正体が行方不明の姉エルフリーデではないかと、突き止めようとしたことがあった。
また、リーゼロッテの敵討ちイベントでゼニアが現れることや、ムックでのSSでもそれが匂わされている。
リーゼロッテの方は確信しており、「もう疑う余地はない」とのこと。
更にゼニア自身のわずかに残された記憶に「エルフィ」と呼ばれていたものがあるため、
この2人が姉妹である可能性は極めて濃厚である。
また神依は失われた記憶になった原因や相手についてなにやら心当たりがあるようだが…?
そして『3』の自身のEDにて遂に……。

シリアス寄りのキャラが多い『2』の中でも一際ハートフルから縁遠いキャラ。むしろHurtful。
同じ会社の雰囲気が正反対な『デモンブライドに行けと言われかねないレベルである。
出るゲームを間違えたんじゃないのか突っ込まざるを得ない
アルカナフォースを発動すれば「残りの生を楽しめ」殺す気満々な台詞を放ち、
クリティカルハートフィニッシュ時の勝利台詞に至っては、
「……無意味な生涯に失望しながら、死ね。」
などとのたまう。お前のようなハートフルがいるか!
『3』では痛いか? 辛いか? 苦しいか? 楽に殺す術は知らない」
という台詞が強化版クリティカルハートに追加され、ハートフル成分はさらに失われた。

そのせいかゲーム中のほぼ全ての人物からも敬遠されており、はぁとも始めは彼女に接する事が出来ないでいた。
一方でゼニア自身は子供が戦いに身を投じるのを快く思っていないようである。すごいギャップだ。

とは言ったものの、契約アルカナの氷の超必殺技で勝利した場合には「風邪を引かないよう体調管理に気をつけろ」と相手を気遣い、
『2』のEDでは孤児たちに慕われているような描写が存在することや、
『3』ではぁとに「正しい愛の心は隠していても分かる」と言われるように、心根は穏やかであるようだ。
また、2011/10/17よりリーゼロッテと一緒にいるタペストリーが販売されており、
その絵柄は雪の中でリーゼロッテを抱きしめている心温まるものになっている。


原作での性能


の構えとパイルバンカーが示す通り、クロスレンジに特化したパワータイプのキャラクター。
リーチこそ短いものの、通常技判定が鬼のように強く、更に相殺判定も強大のため、接近戦の相殺合戦には滅法強い。
立ちCの判定は強大でまさに壁とも言えるが、隙がでかいので振るなら慎重に。

パイルバンカー(正式名「イディナローク」)に用いる専用のゲージがあり、
コマンドを入力した後ボタンを押し続けることでゲージを溜め、オレンジ色のエリアで離すことで威力が上がったり、壁受身が不可能になったりする。
特に白線で表示されているジャストタイミングで離すとパイルバンカー自体がガー不になる性質を持つ。
なお、超必殺技「エリダラーダは遠過ぎて」を使うことで次の一発が全てオレンジ色のエリアになる。

パイルバンカー自体が注目されがちだが、ゼニアの最も凶悪な技は、ダッキングのようなステップ「征くはヴィールヒ」である。
この技自体にも「ステップ中全身打撃無敵」という非常に強固な拒否性能を持つが、さらに5つの技に派生可能であり
(『3』以降ではこの全身無敵判定は削除され、「膝上から当たり判定が無くなる」に変更されている)、
「掻き乱すはパルイーフ」はAは連続技の繋ぎに、Bは中段で、最速キャンセルで超必殺技に繋げる事が可能、
Cは判定極大のアッパーで、暴れ潰し、コンボの始動、ぶっぱなどに大活躍。
派生投げの「コーラカルを穿つ夜」はパイルバンカー用のゲージを用いるため、受身不能に出来れば追撃可能。

クリティカルハートの「終わりを告げるラススタヴァーニィ」は上記のダッキングからの派生技。
発生が早いためコンボの〆にも使えるのだが、真価は生当て時。
この技も専用ゲージを用いており、オレンジのエリアでも5割、ジャストタイミングで離すと生当てで6割減るという凄まじい威力を誇る。
更に4段技の3段目に強制ガークラ判定がついており、ただガードしてると4発目(ダメージ源の約8割)が当たる。わからん殺しにも程がある
(ただし共通システムで回避出来る。だがMUGENだと……)。
実用性にもロマンにも優れる、最も使えるクリティカルハートの1つである。
また、『3』ではエクステンドフォース中にこれを撃つと、複数回に分けて溜めるものに変わる。
全てジャスト入力だとダメージがとんでもない事に……。

弱点はとにかくリーチが短い事と、長いリーチを持つ技は隙が恐ろしくデカい事。
特にパイルバンカーは暴発したら死が見えると言っても過言ではない。
しかしダッキングによる固め拒否が強く、事故った当たり方から火力の高いコンボに移行出来るため、体力勝ち出来る事が多い。
『2.1』では5強に入るポテンシャルを持っていたが、このような事情から対ゼニアは「アルカナをやっている感じがしない」と言われていた
(まぁ『2.1』はアルカナをやってない4人が5強に入ってたんですが)。

『すっごい!』では攻撃判定の塊だったJCの出が目に見えて遅くなり、さらにダッキングの投げられ判定がでかくなるなど弱体化が目立つ。
が、強い部分は強いままで、理不尽でなくなっただけなので充分戦える。
ラススタヴァーニィのジャスト版のダメージが更に増えるなど(実用性はともかく)嬉しい強化要素も。

『3』では実用レベルの確定補正切り連携等が見つかり、特定状況下における地上始動での火力は十分にあるものの、
JCの受け身不能時間が減少したためコンボの幅が狭くなり、空中引っ掛けからのリターンがかなり小さくなっため、
過去作以上に空中戦主体となったゲーム性と噛み合わずランクとしては下の上程度となっている。

『3』の調整版である『LOVEMAX!!!!!』では、JCの受け身不能時間が再び増加、通常技のダメージが上昇、
ノーゲージコンボ用の必殺技が追加、等々強化点が目立つ…というより完全に強化点しかない調整になっている。
特に大きいのは、イディナロークゲージ増加速度が上昇したことで空中版イディナロークのジャストタイミングが早くなったことにより、
空中引っ掛け→ジャストイディナローク→ホーミングキャンセル→地上コンボの流れで5割程度のダメージを出せるようになったこと。
これにより地上空中どちらでもコンボを伸ばしつつ有利状況で起き攻めに行けるようになりキャラパワーが大幅に上昇。
苦手とされていたキャラの弱化もあり、同作におけるキャラランクでは最上位に位置している。

それにしても凄い必殺技のネーミングセンスである。
なんでも「昔、誰かと言葉遊びをしていた気がする。その感覚に近い」そうな。どんな言葉遊びですか?
なお、「終わりを告げるラススタヴァーニィ」は当時放映していたアニメになぞらえて「らす★すた」などと呼ばれることも。
そのアニメには上記の通り、ゼニアの中の人も出ている。


契約アルカナについて


契約アルカナは「氷の王となった海鳥」氷のアルカナ、アルマシア。

立派な王冠とマントを纏ったコウテイペンギンのような聖霊。
自身が望まない限り永遠に溶けることの無い氷を自在に操る。
旅が趣味で、世界中を旅して多くを学び、自分だけの王国を作り上げたペンギンが高次の存在となった。
今でも子供を連れて旅を続けており、その道中で聖霊と戦うゼニアに遭遇し、お節介ながら助太刀する。
以後、ゼニアが任務で出かける度に自分が着いて行くことを容認してくれれば力を貸す。

余談だが、神依は彼が連れている子ペンギンについて「実に良い」と答えている(『2』のムック参照)。

基本性能的には、標準性能の愛に比べ若干防御力が落ちる他は標準的な性能。
各種飛び道具に無敵で返せる超必殺技等が揃っている万能タイプのアルカナで、何気に誰が選んでも割と問題なく活かせる。
また、フロントステップが氷の上を滑って移動するようになるのが特徴で、要はフロントステップがダッシュになる。
他のゲームでダッシュに慣れているプレイヤーがその為だけにこのアルカナを選択することもあるほど。

ただし、このダッシュになる性能は本来の契約者であるゼニアとの相性は決していいとは言えない。
なぜなら移動技「征くはヴィールヒ」と普通のステップによる接近時の二択が出来なくなってしまうからである。
まあデフォアルカナとの相性に関してはもっと悲惨なキャラがいるし、氷のアルカナ技自体は決して弱くないのでそこまで深刻な問題ではないが。
また、ゼニアのようなケース以外にも普通にステップ自体の性能がいいとされているキャラの場合、このダッシュをマイナス要素とすることもある。

他には最大タメEで相手を凍結させ相手の硬直時間を増やす効果がある。
これにより空中コンボを入れやすくなったりもするが、他のアルカナに慣れてからやると相手の浮き方が変わってしまうため、むしろコンボしにくくなったりも。
ブラスト「カルドゥルヨルズ」の効果中には通常攻撃にも凍結効果が付く。

アルカナブレイズである「フォルンヴェロイド」は地面から次々に氷の塊が突き出していく技であり、
クーラ・ダイアモンドの「ダイアモンドエッジ」が画面端まで続く物と思って間違いない。
この技の最大の利点は空中ガードクラッシュかつ、連続ヒットである点。
空中の相手に当てればまず間違いなくヒットすると思って間違いなく、さらに出も早く当たった際のダメージも高いため、
実戦でも普通に使えるレベルのアルカナブレイズである。


MUGENにおけるゼニア・ヴァロフ

現在原作準拠が2体、アレンジ版が6体確認されている。
かつては『2』のキャラの中ではエルザと並んで最多のバリエーションであった。
現在ではエルザがかなり増えたのでやや水をあけられてはいる。ゼニアも十分多い方ではあるのだが。

原作仕様

+ Ina氏製作 『2』準拠
  • Ina氏製作 『2』準拠
アルカナキャラでお馴染みのIna氏によるゼニア。
リメイクに伴い氏のサイトでは公開停止されていたが、現在は再公開されている他、蜂百合氏のOneDriveでも代理公開中。
2010年1月10日付けの更新で全ての技が搭載され、アルカナ(ただし初代のもののみ)も使用可能になった。
また、エクステンドフォース版のクリティカルハートも搭載。
同氏製作の神依との特殊イントロも必見。

2010年12/24にクリスマスプレゼントとして、Winnie氏によるAIがSkyDriveにて1日限定で公開された。
Ina氏のサイトで代理公開されていたが、現在は非公開で入手不可。

2011年3月、ペトラと同じく夜目氏によりSFF修正パッチが公開された。
          修正前     →       修正後
カラー募集中とのことなので興味がある人は語るスレで声をかけてみてはどうだろう。

2013年7月2日に蜂百合氏によるAIが氏のOneDriveで公開された。
10段階にAIレベルの調整が可能な他、コンフィグで細かい設定が出来る。
更にこのAI独自の追加要素として強化モードが追加されており、本体性能も強化出来る(デフォルトではOFFになっている)。
強化モード1では防御力とホーミングゲージ回復速度が上昇、強化モード2ではIna氏製朱鷺宮神依BOSSモード相当の強化となる。
具体的には攻撃力、防御力、ホーミングゲージ回復速度、パワーゲージ増加量の強化、ゲジマシ、一部技の強化といった内容。
強化モード2ならばエルクゥに加え、単発火力の高いイディナロークでコンボキラーの空手健児をも沈めるなど、かなり強めの狂下位となる。
ただ同氏AIの強化モード2の中では、これでもまだ比較的控えめな方ではあるのだが。

+ 匿名スマブラー氏製作 『LOVEMAX!!!!!』準拠
  • 匿名スマブラー氏製作 『LOVEMAX!!!!!』準拠
本気神依を製作した氏による3体目のLM仕様アルカナキャラ。
2014年6月に製作途中のものが仮公開され、その1ヶ月後の更新で完成版となった。
恒例としてwin、1.0、1.1の全てのバージョンに対応しており、改変無断転載にも制限なし。

技は原作で使えるものは全て揃っており、
クリティカルハートエクステンドを決めた時には先述の全くハートフルでない演出を見ることが出来る。
難易度は高いがこれを全てジャストタイミングで決めるとKFMレベルの相手なら8~9割程消飛ぶ威力になる。
他にもノーゲージで高火力コンボに繋げられる派生が追加された「掻き乱すはパルイーフ」、
投げ技なのに地上のけぞり中、空中やられ中の相手も掴めるようになった「コーラカルを穿つ夜」、
溜め時間が短縮されて強化版以上が空中コンボに組み込めるほどになった「金色のイディナローク」といった、
『LOVEMAX!!!!!』でゼニアを最上位キャラに仕立て上げた強化部分がそのまま搭載されているので、
地上空中画面端問わずノーゲージでも3~4割、ゲージやEFC利用ならば5~6割を叩き出すくらいのスペックになっている。

アルカナはゼニア自身の契約アルカナ「アルマシア(氷)」のみ搭載。
このアルカナの属性効果でゼニアのフロントステップはダッシュタイプになっている。
こちらも原作で使用出来る技は全て搭載されており、アルカナイクリプス「フルズレグル ナァル」も使える。
エクステンドフォース展開時には通常技に凍結効果が付いて硬直差が変化する部分も再現されている。

AIは未搭載だったが、2014年8月14日の更新で作者によるAIが仮搭載されている。
その後更にAIの強化、本気モードの搭載、LM画像のゲージの搭載を経て凶~狂でもちゃんと戦えるようになった。

また、2014年8月16日に紅炎氏による外部AIもOneDriveで公開された。
ただし更新が2014年10月25日で止まっているので、2015年1月4日以降更新版の本体に当ててしまうとゲージの表示がおかしくなってしまう。

アレンジ仕様

+ bey氏製作 アレンジ仕様
  • bey氏製作 アレンジ仕様
∞ロダ休止で長らく入手困難だったが、現在は氏のOneDriveにて公開されている。
ホーミングやアルカナといった原作のシステムをオミットし、大小ジャンプが可能など『ストファイ』あるいは『KOF』風にアレンジされている。
イディナロークを用いた技は出力ゲージがなくなっており溜め時間で威力が変化。
一番の特徴はオリジナルの特殊ゲージで、溜まっている時にエクステンド(『KOF』のMAX発動のようなもの)することで、
これがなくなるまでの間、様々な技にキャンセルがかけられるのでオリコンのようなことが可能になる。
特殊ゲージ満タンの状態でエクステンドし、その際にラススタヴァーニィを繰り出すと演出が変化し凄まじいダメージを叩きだす。
AIは搭載されていないが動画使用や改変に制限はないとのこと。
アルカナキャラのAIを多く手がけているeurota氏により外部AIが語るスレ用小物ロダで公開された。

+ りゅん氏製作 KOFアレンジ
  • りゅん氏製作 KOFアレンジ
一時期公開停止となっていたが、現在はhamer氏によって代理公開されている。
原作のシステムを廃止し、代わりに『KOFXIII』のシステムが搭載されている。
氏の製作した他のアルカナキャラ同様、生足
性能の元ネタはマキシマ紅丸大門と来てまさかのマキシマ
あと時々見える。何がって?確か見てみろ!AIも簡易のものがデフォルトで搭載されている。
また、技構成は元のものと大分かけ離れているが、一発一発が重く、威力が高い。
加えて一部の技にガードポイントが付いている為、強引に割り込んで技をぶち当てる事が可能。
超必は軒並みオリジナル色が強い。一部に至ってはEX版の演出が某赤鬼の超必コマンド投げ(おまけに1F発生)となっている。
NEOMAX技は二種類あり、そのうち一つはMAXキャンセル専用技。どことなくラストシューティングっぽい。
また、defファイルを使い分けることでより強力になったボスモードを使用することも出来る。
ベイパーキャノン(仮)が端まで届くようになるほか、他にも攻撃力の上昇、動作の高速化、ゲージ効率の上昇、専用技の追加などなど、
あらゆる点で強化されている。
「KOF仕様キャラのボスモードなら、KOFボスくらいの性能があるのは当然」とは某氏のコメント。
2013年6月の更新に伴い、元ネタ通り前方へレーザーをぶっ放すNEOMAXが追加。というかイディナロークはそういう武装じゃ(ry
ガードポイント等細かい部分に調整が入っている。
氏自身による、最新版の紹介動画
参考動画(通常モード&ボスモード)

+ レイ氏製作 ツヴァイ
  • レイ氏製作 ツヴァイ
リーゼロッテ・アッヒェンバッハロボカイ風改変である「アイン」に次ぐ、
レイ氏による二体目のアルカナロボ少女。
カラーリングが、緑髪に赤コートに代わっており、システム面も『ギルティギア』準拠となっている。
アイン同様、通常の挙動は重く、ダッシュや必殺技が早いあたりはロボカイそのもの。
武器であるパイルバンカーによる攻撃も多彩で、コンボの締めにもっていくあたりは本家ゼニアと似た雰囲気がある。
ボイスは中の人繋がりで、『無限のフロンティア』のアシェンを中心としたものを起用している。
ついでにお約束と言うべきか、ところどころ言葉遣いがおかしい
「攻撃なんかしちゃったりするゾ」

AIは『暴君の日常』と【コンボするデス=アダーAI】の作者である、>天<氏によって作られたものがある。
氏曰く「素人がひいこら言いながら作った簡易AIです」とのことだが、
飛び道具の雷撃で牽制しながら、接近してコンボを狙うなかなかの出来となっている。
飛び道具で固めてくる相手には不利が付くが、接近戦主体の相手にはいい勝負をしてくれる。
最新更新版では、より接近戦向きに改良が加えられた。
なお、旧版ではゲジマユになったままの時があったが、その状態だと開幕から覚醒必殺技ぶっぱしまくって相手を瞬殺していた
ゲジマユでのご利用は計画的に

+ Felicity氏製作 クリムゾン・ゼニア
  • Felicity氏製作 クリムゾン・ゼニア
名前の通り赤いゼニアさん。
アルカナキャラで『MVC3』再現キャラを作るという氏お得意のアレンジ。
リーゼロッテ・アッヒェンバッハこのはストライカーで呼ぶ。
前者はダンテ風、後者はストライダー飛竜風に攻撃する。
ゼニアさんも負けじとオプティックブライトを乱射するなどやりたい放題。
作者による対人AIがデフォで搭載されており、そこそこ強い。

+ DHQ氏製作 ストIV風アレンジ
Ina氏のゼニアを改変したもので、公開は2014年元旦。
判定の調整・一部必殺技のオミットを行ったストIV風アレンジ。
AIは未搭載。

+ りゅん氏製作 Bio_ZENIA_R
  • りゅん氏製作 Bio_ZENIA_R
りゅん氏が製作した2体目の生足ゼニア。
現在氏のOneDriveで公開されている生足ゼニアはこちらのみなので注意。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』風のアレンジが施されており、性能の元ネタは同作のネイサン・スペンサー。
なお、キャラ名に「バイオ」とあるが、これはスペンサーの出典作品『バイオニックコマンドー』からであって、
決して「バイオテクノロジーで生み出されたクローンのゼニアさん」とか「変なウィルスに感染したゼニアさん」という意味合いではないのでご安心を。

『UMVC3』風という事でエリアルコンボやファクター発動が可能な他、元ネタのスペンサー同様のワイヤーを使っての高速移動も再現。
コマ投げからの派生技2種は未搭載だが、それ以外の必殺・超必殺技も(名前は変更されているが)一通り搭載されている。
例によってアルカナっぽさは投げ捨てられているものの、スペンサーとしての再現度は中々のもので、下記動画のコンボもある程度は可能。
ワイヤーを駆使して縦横無尽に跳び回り、必殺の「バイオニックアッー!「バイオニックランサー」改め「バイオニックバンカー」を叩き込んでやろう。
AIは未搭載。

+ 『UMVC3』のスペンサーについて
片手に装着したバイオニックアームを用いて戦うキャラ。
ワイヤーを用いた引き寄せや空中機動を持ち、感覚としてはスパイダーマンに似ているかもしれない。
バイオニックアームを使って超高速で殴り付けるHC「バイオニックランサー」による突進が強力であり、迂闊な行動をアシストごと刈り取る事が出来る。
移動距離が長くほぼ画面の端から端まで横切るため、バイオニックランサー割り込みによるリスクを相手に与えつつ立ち回るのが肝。
半面リーチや攻めの継続力に難があり、一人残されるとXFを盾にしたバイオニックランサーぶっぱ頼みになりがち。中上級者向けのキャラクターである。
参考動画

ちなみにこちらもMUGEN入りしている…のだが、残念ながら肝心のワイヤー移動が再現されていない模様。

+ 大会ネタバレ
凶の宴 凶下位ランセレバトル!に出場。
大会屈指の高火力コンボと、それを活かす立ち回りを武器に勝ち進む。
最終partでは強豪の拳崇と3度目の激突。これを降して2勝1敗と勝ち越すとともに優勝決定戦に進出。
その優勝決定戦において、ポップと文字通りの死闘を繰り広げたが、惜敗。
最終戦績は11勝6敗、準優勝。
大会中盤からは脱落リーチの相手との対戦が続き、最終的に8名を脱落させ、シングル戦での最多記録となった。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー








「謝罪の言葉は、いつか地獄で。」


最終更新:2023年06月21日 19:42