「オラオラオラオラァッ!!」
- 名前:風魔小太郎
- キャッチコピー:
「怒れる真紅の狂い龍!!」(『WH2』)、
「紅の疾風」(『WHP』)、「疾風怒濤暴れん坊」(『GANGAN』)
- 出身地:日本
- 年代:1581年
- 年齢:26歳(『WH2』『WH2JET』より。初代『WH』では25歳)
- 身長:175cm
- 体重:70kg
- 生年月日:1555年4月2日
- 血液型:A型
- 職業:風魔忍者頭領
- 格闘技:風魔流忍術
- 趣味:ナンパ
- 特技:三日間不眠不休で飲み明かす
- 好きな食べ物:肉、パン
- 好きなもの:勝利、ナンパ、女、猿、派手なもの
- 嫌いなもの:梅干し、上司、残業、我慢、地味なもの
- 知能指数:猿よりはまし
- 大切なもの:勝利、愛
- 武器銘:妖刀ムラサメ
- CV:川本昭彦(『WH』)、風間拳(『GANGAN』)、モンスター前塚(『NBC』)
「風魔忍法は無敵だぜ!!てめえ程度に敗れるはずはねえ!!」
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WH2 フウマ 公式ストーリー |
ある日の昼下がり、一人の老忍者が血相を変えて若い忍者達にどなっていた。
「若はまだ見つかっとらんのか!!」
まだ修業の浅そうな若い忍者はオドオドと答えた。「は、はい…どこにも見あたりません」
老忍者はかぶりを振りながら呟いた。「また若の悪いクセが…」と。
そのころ、とある町中では… 「ハーイ、カノジョー」
声をかけているのはまさしくウワサの主の若ことフウマである。
「ねぇ!キミキミ、ちょっとお茶でも一緒に飲まないかい?」
声をかけられた娘はひどくメイワクそうである。
10分後、フウマは別の娘にモーションをかけていた。彼の顔はボコボコにハレている。
おそらく前に声をかけた娘にでもひっぱたかれたに違いない。彼の毎日はこうだった。
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戦国時代において、敵はおろか味方からも恐れられた忍者集団・風魔の頭領「風魔小太郎」がモチーフ。
『WH』の主人公
ハンゾウのライバルであり、19歳の時に彼に敗れて以来ライバル視するようになった。
性格はハンゾウと正反対で、派手好きで女好きという軽い性格をしている。
さらに努力や修行が嫌いというのもハンゾウと対になっている。
プロフィールの通りナンパ好きで、その熱い情熱の半分は打倒半蔵に、残り半分はナンパに向けられているというほど。
作中において
ジャンヌ・ダルクや
出雲良子、
キサラ・ウェストフィールドなどあらゆる女性を口説こうとするが、
全ての女性に敬遠されている。
ADKのネオジオCD用ソフト『ADKワールド』によると本名は「風魔小太郎信之」とされている。
「信之」という諱は恐らくADKオリジナルの設定と思われるが、同時代の人物である真田信之とは無関係と思われる。
そんな彼だが、極度に緊張するとハンゾウのような「ござる」口調になってしまう。
『痛快GANGAN行進曲』ではタイムマシンの故障というトラブルに見舞われたため、終始この口調で話している。
この時はキサラを見てもナンパする余裕もないほど切羽詰っていた
(エンディングではタイムマシンが修復した為、元の口調に戻っている)。
同社作のゲーム『ニンジャコマンドー』の主人公の一人リュー・イーグルは子孫であるが、顔は似ていない。
ちなみにフウマが5代目、リューは32代目の風魔小太郎だそうだ。
ハンゾウの青い忍装束にツンツン頭も忍者としては忍んでない部類に入るが、
フウマに至っては
赤い忍装束に赤い上に歌舞伎役者のような髪型という、およそ忍ぶ気ゼロという出で立ちをしている。
さらに技の方も
爆発したり巨大な炎の渦を飛ばしたり、とにかく派手である。もはや忍者というより
ニンジャである。
まぁ
派手好きだからしょうがない……というか職を間違っていると言わ
ざるを得ない。
キサラ「あなたはニンジャ?ニンジャでしょ!」
フウマ「隠遁の術が見破られたぁ?
これも忍者の運命なれば、いざ尋常に勝負!」
普段は何故か現代世界で
サラリーマンの風間小太郎(かざま・こたろう)として過ごしているが、
タイムマシンを使って風魔忍軍総帥の仕事も掛け持ちしているため業績は芳しくなく、
横柄な上司(恐らく一般人)のいびりを受けながら、出世街道から遠く離れた所で頑張っており、
別の意味でとてもよく忍んでいる。
『ADKワールド』によると、彼の勤務している会社は「アメリカに本社のある総合商社」らしい
(猿よりはマシと言われた知能指数なのに、かなり良い会社に入社出来てる辺り謎が多い)。
しかしながら価値観の全然違う現代にすらあっさり溶け込める順応性の高さは、
潜入・潜伏活動をこなさなければならない忍者にとっては、この上なく稀有な資質とも言えよう。
これで忍ぶ気があれば真の意味で完璧な忍者足り得たろうに…天は二物を与えないものである。
このハンゾウ、フウマの二人は、技や前述の人格など『
ストII』の
リュウ、
ケンと被っている部分が多い。
黎明期の格ゲーではそう珍しくもない事であったが、この二人はそれが顕著だった気がしなくも無い
(後に独自の技も増えていったが)。
ちなみにCPUフウマのアルゴリズムはCPUケンと似通っている部分があった(対空技「炎龍破」の連発など)。
2020年にはStorm Collectiblesよりハンゾウに続いてアクションフィギュアが発売されている。
忍法風輪華斬と炎龍破も再現可能。
原作での性能
主人公のライバルという事で、
飛び道具の「烈風斬」、
対空技の「炎龍破」、
突進技の「忍法風輪華斬」と、
所謂三種の神器を持ち、さらに烈風斬の強化版である「ダブル(『WHP』では大武流)烈風斬」を持っている。
またハンゾウと同じく2段ジャンプが可能である。
初代ではほぼ元ネタの技と同じような性能だったが、『WH2』になってから炎龍破が空中で出せるようになったり、
風輪華斬の軌道がジグザグになったりと微妙に変わっていった。
『2JET』では「爆裂究極拳」が追加された。
この技の元ネタはニンジャコマンドーのリュー・イーグルが使っていた必殺技「爆
烈究極拳」。
リューの時は「
レバーで六芒星を描く(↑↙↘↖↗↓)」という無茶苦茶な
コマンドだったが、フウマでは普通のコマンド(→↘↓↙←↖)になっている。
『WHP』では
究極奥義「爆炎咆哮弾」が追加された。出は遅いが、出さえすればその後は隙もなく
飛び道具を打ち消す技でも貫通してくれる。
さらに同作ではハンゾウと違い三角飛びも会得。2段ジャンプ→三角飛び→2段ジャンプの順に最大4回まで飛ぶという、
ハンゾウには成し得ないトリッキーな動きも可能。
『WHP』では
ゲージを使って対象となる
必殺技を強化出来るが、フウマの場合は烈風斬(大武流含む)を強化出来る
(ハンゾウは光龍破。リュウ、ケンとは逆である)。
『GANGAN行進曲』では妖刀を使わず素手で戦うためか、炎龍破以外の技が使えない(ただし炎龍破も龍の炎が出ない)。
代わりに「電光石火の術」や「殺虫拳」などの新技を使うようになった。
殺虫拳の「相手を掴んで画面端まで運送し叩き付ける」という演出は
ゴッドプレスに先んじる。
*1
GANGAN必殺技は
相手に爆弾を仕掛け爆破する「木端微塵の術」。やっぱり忍んでない。
『NBC』では、『WH』の仕様をベースに、一部『GANGAN行進曲』の技も駆使して戦うが、再び三角飛びが使用不能になっている。
MUGENにおけるフウマ
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Mouser氏製作 WHP仕様 |
ほぼ 原作再現。龍翔投殺は未搭載。
究極奥義のコマンドは真空波動コマンドに簡略化されている。
原作では「体力が減ったらゲージ不要で出し放題」だった究極奥義はMUGENデフォルトのゲージを消費するようになり、
体力が400以下であれば強化版に切り替わる。
つまり体力が減っていてゲージ使用で強化版究極奥義が出るというのは原作と同じだが、体力とゲージの関係性が逆になっている。
こちらのバージョンは「Random Select」で代理公開されていたが、2019年10月に同所が閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
2013年に氏のmediafireで更新版が公開され、未搭載だった技や字幕システム、HEROゲージなどのシステムが搭載された。
以前はフォルダ名が「fuuma」、更新版は「wh_fuuma」となっているため判別は容易。
究極奥義のコマンドは原作通りになり、強化版はHEROゲージを消費して行う。
こちらのバージョンは2014年に公開停止されたが、再度公開された。
鳳凰天空舞氏、ちゃんこ氏による外部 AIも存在する。
鳳凰天空舞氏のAIパッチは旧版に対応。基本はダブル烈風斬連発。
タッグ戦では、超火力だが出るのが遅くてシングルでは使い所が少ない爆炎咆哮弾が大活躍。
相方の追撃と合わせて20割も夢ではない。
固定砲台になると思いきや、突然接近して炎龍破で敵を吹き飛ばしたりもする。
ちゃんこ氏のAIパッチは最新版に対応。3段階にAIレベルの調整が可能。
こちらは弾幕ではなく積極的に前に出て攻める動きで、崩しに使える技は少ないが炎龍破を的確に合わせてくる。
ですからー氏のハンゾウ(AIレベル最大)と戦わせてみると、
ハンゾウは機動力で攪乱、フウマは炎龍破での迎撃主体と、好対照の動きでいい勝負をしてくれる。
フウマが全部炎龍破で返してパーフェクト勝ちしたり、ハンゾウが 永久コンボで強引に叩きのめす事もあるが。
また、最新版に リュー・イーグルの爆烈究極拳を搭載するパッチがキャノン娘氏によって作られている。
ゲージ消費かつHEROゲージ点灯時専用と使用条件は厳しいが、中間距離から5割前後、 原作通りボタン連打すれば楽々10割の超火力。
しかもコンフィグに「HEROゲージを常に全開にする」という設定が追加されており、ONにするとHEROゲージによる制限が無くなるため
爆烈究極拳がただの1ゲージ技と化す。遠距離からの飛び道具なのでガードされるだけの場合が多いが、間違って命中してしまったら大惨事である。
こちらのパッチにもちゃんこ氏のAIと同じものがデフォルトで搭載されている他、くねくね氏が外部AIを製作している。
外部AIの方は爆烈究極拳を使用するか選択する事ができ、OFFにすれば普通のフウマとしての使用も可能。
また AIが爆烈究極拳でボタン連打するというスイッチがあり、ONにすればリュー・イーグルよろしく、
「ババババ爆烈究極拳!!」と無茶苦茶なダメージを叩き出す。
プログラム上は何度も「爆烈究極拳」と叫んでいるが、同時に爆発音も大量に発生するため、フウマの声が聞こえなくなりがちなのが残念である。
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Mouser氏製作 NBC仕様 |
こちらも原作再現。
同氏製作のNBCハンゾウとのタッグ限定のアナザーダブルアサルトも搭載。
公開停止されていたが、2014年に氏の製作活動再開を機に再公開された。
コケココ氏によるAIパッチが存在しており、現在はhamer氏によって代理公開されている。
また、ちゃんこ氏によるAIパッチも製作されている。
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Fervicante氏製作 NBC仕様 |
こちらも原作再現だが、アナザーダブルアサルトが無条件で使用出来る。
AIは搭載されていない。
氏のサイト消失後は「Brazil Mugen Team」にて代理公開されている。
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KojiroBADNESS氏製作 NBC+アレンジ仕様 |
- KojiroBADNESS氏製作 NBC+アレンジ仕様
スプライトは『NBC』が元になっている。
アレンジ版で、派手なエフェクトが特徴。
『 CVS』風のシステムに、ターゲットコンボやEX必殺技も搭載されている。
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Yoshi-OK氏製作 痛快GANGAN行進曲+アレンジ仕様 |
- Yoshi-OK氏製作 痛快GANGAN行進曲+アレンジ仕様
原作再現ではなく、原作のシステムは搭載されていない。
ガンガン必殺技の代わりに炎龍破が超必殺技として搭載されている。
完成度はVer.035との事で、サウンドファイルが作られていないなど未完成部分が多い。AIは未搭載。
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出場大会
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
出演ストーリー
*1
あくまで「拳で掴んで叩き付ける運送技の元祖」であり、純粋な運送技の元祖は
モーコンの
ライデン。
さらに「殺虫拳」自体の元ネタは『
炎の転校生』の城之内考一が使う「殺虫パンチ」。
相手の顔面にヒットさせたパンチを殴り抜かず運送しコーナーポスト等に叩き付ける必殺技で、
フウマのそれは名前も含め漫画の演出そのまんま。
ADKの平常運転である。