形式番号 FZ-900J
アーム レーザーブレード
レッグ ターボジェッツ
ウェポン 地雷
頭頂高 13.8m
重量 43.4t
センサー有効半径 14000m
所属 地球政府・連合両軍
汎用高機動VAの
フォーディを改修した戦略強襲型VA。
B・ライアット同様に、脚部にあらゆる戦場で機動性の高いターボジェッツを装備している。
通常は3、4機の小隊単位で行動することを前提とした機体。
独特の格闘戦のためにメインジェネレーターの出力の一部をレーザーアームに振り分け、攻撃力を補っている。
腕のレーザーアームの出力を高めたレーザーブレードが主力武器。
頭部の砲塔はマインシューターで地雷弾を発射する。
イメージシーカーはビーム砲に換装されており、装甲をずらす事で発射可能。
またドリル形態に変形が可能である。
主なパイロットは連合軍VA第一小隊長のマリー・ミヤビ。
必殺技は
波動コマンドでドリルに変形、特攻を仕掛ける「キラースクリューα」。A1で水平、A2で斜め、A1+A2で垂直に飛んでいく。
空中でも発動可能で、その場合コマンドは『→↘↓』に変化。共に「任意レバー+任意Aボタン」の再入力で他方向に向けて再特攻ができる(同方向も可)。
他に
昇龍コマンドでドリルに変形後地面に潜り、一拍置いて飛び出し急襲する「キラースクリューβ」、
逆ヨガ入力で任意溜めによる判定と威力の強化が可能な振り下ろし切りの「キラーソード」、
『←
溜め→』で多段ヒットのビーム照射「キラーアイ」を備える。
共通技では「アームリッパー」は無く、噴射口を使った「ストンピング」と「リフトスルー」を使用可能。
特殊技として、空中で↑系以外入力+A1・A2で空対空の投げが打てる。
サイバーEXは三本のビームを同時照射する「デルタブラスト」。
作中の性能としては、
判定の強力な通常攻撃をメインにオールラウンドな戦闘が可能で、ガードの揺さ振りもできる。
その反面、攻め手と瞬発力に欠けており、揺さ振ったガードからダメージが取れない。
あとフォーディ系に共通している事だが
装甲が薄く、有利な状態からあっさりひっくり返されたりもする。
通常技にブレードやバーニアを利用した物が多く、当然食らい判定が無い為、判定的に強い。
立ちA1、A2は攻撃判定が極めて優秀だが、どちらも発生が遅めで、不意の切替しには向かない。
そのA1から繋がるA1>A1>A2コンビネーションは繋ぎタイミングと距離でヒット数が変わる。
全段リーチがあり、どの距離からでも繋げ易い上に相手はダウンすると良いことだらけ。
ただし、遠距離で
カス当たりすると
威力がとても悲しいことになる。
A1で
キャンセルして「キラースクリューα」を当てることも出来るが、遠距離ヒットだと間に合わない危険があり、
近距離ヒットでも普通にA2までつなぐのとダメージが大差ないので、リスクを犯してまで狙う必要は無い。
ジャンプA1・A2は共に優秀で、下りA1から上下に揺さぶったり、遠くから出の速いA2でプレッシャーを加えたりと使い勝手は良好。
ストンピングは発生が遅くタイミングを合わせ辛いが、下面全体に2回判定があり、
めくりに使う事ができる。
ダッシュA1、A2はどちらも見た目は硬直が長くて反撃し放題に見えるが、意外と隙は少なく、
A1はキャンセルから「キラースクリューα」を狙える。上記のようにリスクもあるのでその点には注意。
ヒット後に目押し↓A1>「キラースクリューα」という連続技もあるが、目押しのタイミングは極めてシビアで上級者でも安定して決めるのは難しいというレベル。
小ジャンプするA2はキャンセル不可だが、分かってない相手には囮として機能する。
ウェポンの地雷は割りと高めに飛ばすようになっており、飛距離が出るため直接ぶち当たることが多く、
設置にはあまり向いていない。
空中ガードの優秀なこのゲームでは重要となる空中投げが可能で、間合い等は普通だが
レプトスと同じく空対空での選択の幅を広げている。
ただし、レプトスのものと比べてダメージがかなり低く、空中の相手に悠長に近寄れるチャンスも余り無いので、
そこまで役に立つかというとそうでもないのが実状。
「キラースクリューα」は発生が早く
判定もそれなのダウン技で、真横、下方向でダウン追い討ちにも使用可能。
動作中「方向+攻撃ボタン」で1回だけ方向転換ができるが、
ヴァンパイアの
ガロンのように自由には曲がれず、ある程度曲がれる方向は決まっている。
空中投げの存在と方向転換の組み合わせで攻守に優れる一方、変形モーションの分だけ硬直もあり過信は禁物。
「キラースクリューβ」は潜り始めれば食らい判定は無くなるものの、攻撃判定が出るまでが遅く
外してもガードされても隙だらけな為、完全に読みが当たったときぐらいしか使い道が無い。
「コマンド入力を失敗した者へのペナルティ」というぐらい
暴発しやすいのも難点。
単に
「死んでもいいから潜ってみたい人向け」という攻撃。
「キラーソード」は最大まで溜めればダメージと判定の化け物で、非ゲージ単体技では作中最大クラス。
B・ソードマンの同系技「スレイソード」より威力が高く、
フォーディ系はA2フルチャージ2発で沈む。
しかし、最大溜めをまともにヒットさせることは基本的に不可能で、加えて発生が遅く連続技にも使えない。
とはいえ、「スレイソード」と違い追い討ちに使うことができるので、主な用途はこちら。
「キラーアイ」は発生が遅く硬直も大きい。接射時に最もヒット数が伸び、離れる程減少する。A1で2から4Hit、A2で3から7Hit。
発射時に少し後退する為、A2は壁を背負っての密着時か、発射前硬直中の敵ブースト前進による密着時のみ9Hitまで伸びるが、
非ダウン技で終了時も硬直が大きい為、非常に危険。
サイバーEX「デルタブラスト」はキラーアイと同様に発生が遅く後退があり、
同じように密着でヒット数も増えるが、使い勝手はよくなく、削り目的ぐらいにしか使えない。
普通に撃つと17ヒットで威力的には並(A2キラーアイ9ヒットと同等)で、
フォーディ等の背が低い相手だと一番上のレーザーがヒットせず、更にダメージが下がる。
A1やブーストA1からの
コンボは
壁際限定で最速必須で、ミスすると禁断のβに化ける可能性大。
ぶっちゃけ無理。
MUGENではkong氏製作のものが存在するが、元ゲーとだいぶ仕様が違う。
詳しくは
各ゲームの仕様の
サイバーボッツの項目を参照してほしい。
AIレベルの調整は
もちろん可能。
なおkong氏製アレンジボッツ勢の中でも凄まじい手数とコンボ、火力を誇るため相当強い機体である。
また、kuron氏の原作仕様も公開されている。ほぼ
原作再現なので火力が高い
+
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大会ネタバレ注意 |
終戦管理局主催 ロボットトーナメント 2ndにおいて、その高い ブロッキング率と超火力によってダークホースになった
クローム・ドームを相手に、持ち前の手数の多さという力技で押さえて勝利。
その後準決勝戦にて センチネルに敗北し、3位決定戦(ただし、大会内のストーリーでは未公認)にて ターンXと対決。
3ラウンド目でターンXが自己修復による体力回復を行ったにも関わらず、脅威の粘りを発揮して撃破寸前まで追い込む。
最後の最後でターンXの「月光蝶」を食らって敗退したものの、視聴者はその雄姿に感嘆した。
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出場大会
削除済み
出演ストーリー