パイロ

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パイロ - (2021/03/09 (火) 13:33:12) の編集履歴(バックアップ)


「俺の家族さえ拒絶したこの能力を、マグニートーさんは誉めてくれたんだぞ!」


+ 日本語吹替声優
鳥海勝美
『X-メン』(テレビ朝日版)
浪川大輔
『X-MEN2』、『ファイナルディシジョン』(共に劇場公開版)
川島得愛
『X-MEN2』、『ファイナルディシジョン』(共にテレビ朝日版)
鈴木貴征
『エボリューション』

アメリカのマーベルコミックスの人気シリーズ『X-MEN』に登場するヴィラン(悪役)。
初出は1981年1月の「Uncanny X-Men #141」。

本名はセント・ジョン・アラダイス。オーストラリアのシドニー生まれである。
幼少時より炎を操る能力を持つ先天的なミュータントであったが、自分で使い道を決められなかった。
その後、同じミュータントであるミスティークに誘われ、「ブラザーフッド・オブ・エビル・ミュータンツ」に参加。
犯罪者として大成し、マグニートーの部下たち率いる実行部隊として活躍した。
しかし後にレガシー・ウィルスに感染。治療法は見つからず、死を待つだけの身になったことで
初めて彼は命の尊さを感じるようになり、最後にはロバート・ケリー上院議員(反ミュータント派の政治家)を、
「ブラザーフッド・オブ・エビル・ミュータンツ」の暗殺の手から助け、死亡した。
この事件をきっかけにケリー議員はミュータント融和派に転身、「オペレーション・ゼロ・トレランス」では、
ミュータント殲滅を企むバスチオンの暴走を上院議員という立場から止め、
未来では人類とミュータントとの争いをなくすことに尽力した人物として語り継がれている。
パイロの死は決して無駄にならなかったのだ。
……と感動していたら、後のクロスオーバーイベント「Necrosha」で復活しやがった。マーベルにはよくあること
現在はジョンとは別人の2代目も登場し、X-MENのメンバーとして活動している。
+ 2代目パイロ
本名はサイモン・レスカー
パイロキネシス(発火能力)を持つミュータント。
当初は精神操作能力を持つヴィラン、メスメロに操られ、新生ブラザーフッドの一員としてX-MENと敵対した。
だが、次第にメスメロのやり方に疑問を抱き、遂には離反。その後ローグの取りなしもあって正式にX-MEN入りを果たす。
ちなみに彼は先代と違い 自力で炎を出せる(実際ヴィラン時代には何も装備していない) のだが、X-MEN加入後は先代同様の火炎放射器を背負っている。
増幅装置の様なものなんだろうか?

実写映画版では「選ばれし子らの学園」の生徒として登場、アーロン・スタンフォードが演じている。
出番が多く、アイスマンとライバルだったりと結構美味しいポジション。トード、ブロブ…
第2弾で反ミュータント派の人間たちに嫌気が差し、マグニートーのもとに走る。
第3弾ではマグニートーに完全に心酔しており、「あなたのためならプロフェッサーだって殺せる」とまで言い、
逆にエグゼビア教授の偉大さを説かれ窘められるシーンもあった。
戦いに消極的なアイスマンの前に現れて挑発するなど、彼に強い執着を持っている様子が描かれ、
最終決戦でもマグニートーを倒すため囮を買って出たアイスマンと激突。
戦いに迷いがない分火炎放射で圧倒するが、迷いを振り切ったアイスマンの能力が進化したことで形勢は逆転。頭突きを食らって敗れた。
また、テレビ東京でも放映されていた90年代のアニメ版ではミスティーク配下の1人として登場。
……していたのだが、吹き替え版では何故かオネエ口調で喋るという強烈すぎるキャラ付けをされていた。
そのため当時の視聴者には「パイロ=オカマ」という認識が脳内に深く刻み込まれたとか込まれなかったとか。濃ゆい作画のせいか違和感なかったし

ミュータントとしては、炎を自由に操る能力を持つ。
温度も、燃焼速度も、大きさも、形も、すべてが自由自在という優秀な能力である
これを応用することにより、炎で構成された擬似生命体を作り出すことすら可能。
半分物質化しているため、ものを持ち上げたりすることもできる。
だが、出来ないので、火炎放射器やライターを常に持ち歩いている。
映画で彼を知った人はよく間違える。ヒューマン・トーチとは決定的に異なる点である(映画でも一応自分で炎は出せないという説明はあったのだが)。
ただし前述したように温度や大きさは自在に操れるため、マッチ一本でもあれば強力な破壊力を行使できる。

ゲームではコナミ版『X-MEN』1面ボスとして登場。
最初のステージのボスらしくそれ程強くない・・・どころか、後半ステージでは彼のクローンが通常ザコ扱いとして登場する始末。


MUGENにおけるパイロ

MUGENでのパイロはコナミ版『X-MEN』からの流用ではなく、いずれも他キャラクターの改造という形で登場している。
  • KillaCroc氏 & BlackJack氏 & SS5ACE174氏製作
3名の製作者による合作のパイロ。
キャプテンコマンドーを素体としており、完成度合いは99%とのこと。十分に使用に耐えられるレベルである。
「パイロボール」や「パイロフレイム」などの飛び道具を使う遠距離タイプのキャラクターである。
原作通り、「ドラゴンブラスト」や「フレイムドッグ」など、擬似生命体を作り出す技も持っている。
特に「フレイムドッグ」は連射速度が速く、低い打点で飛ぶため相殺されにくい優秀な飛び道具である。
受身が取れないとこの技だけでハメ殺される。
間合いを取ってひたすら飛び道具を連発してくる、非常にウザい特徴を理解したAIが搭載されている。
90年代アニメ版ではこんな感じ(1:33~)
対戦動画

  • KillaCroc氏 & ZVitor氏製作
上記のものと同じく合作のパイロ。
こちらはBuyog氏が製作したキャラ作成テンプレートをベースに作られている模様。
ドット元はキャプテンコマンドー、飛び道具主体のキャラであることは変わらないが、
方向を打ち分けられる広範囲の火炎放射「フレイムスロウワー」、本体の周囲に火球をまといつかせる「ファイアオーブ」、
空中から斜め下へ放つ「ファイアファルコン」、床に炎を設置して擬似生命体を呼び出す「ファイアトレイル」など、技のバリエーションが豊か。
AIはトレイルを置きながら飛び道具で固めてきたり、オーブをまといファルコンを盾に飛び込んできたりと多彩な攻めを見せてくれる。
紹介動画
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出場大会

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