「チッ♪ チッ♪ YES! I AM!」
- 国籍:エジプト・カイロ生まれ
- 星座:牡羊座
- 血液型:AB型
- 身長:188cm
- 体重:90kg
- 傷アト:額にホル・ホースからうけた弾丸の傷がある。
- 職業:占星術師
- 好きな色:オレンジ
- 好きな食べ物:すし
- 好きな映画:ロバート・デ・ニーロの『ミッドナイト・ラン』
- 趣味:古書集め
- 性格:キリッとした太い眉、ガッシリとしたアゴの顔つきに示されるとおり、
 彼には確固としてゆらぐことのない行動力と自信がある。
 他の人々は、その彼を見て、知らず知らずのうちに説得される。
 指導力と人を引っ張る魅力は彼の長所である。しかし、その性格は頑固で短気に通じる。
 柔軟な思考力と判断力をもつジョセフ・ジョースターとはベスト・パートナーである。
「第一の願いは きさまに「痛みの叫び」を出させること
  そして第2の願いはッ! 「恐怖の悲鳴」をあげさせること
    さらに第3の願いは! 「後悔の泣き声」だッ!」
    
    
        | + | 担当声優 | 
大塚明夫
CDカセットブック版
小林清志
OVA版
江川央生
カプコン版
江原正士
『オールスターバトル』
三宅健太
2014年アニメ版以降 
 
 
    
    
        | + | ボイス比較 | 
		| 江川央生氏 
 | 江原正士氏 
 |  		| 三宅健太氏 
 | 三宅健太氏(『ラストサバイバー』) 
 |  |  | 
『
ジョジョの奇妙な冒険』の第3部の主要人物の一人。職業は占い師。エジプト・カイロの生まれ。牡羊座のAB型、188cm。
ジョセフがエジプトで知り合った占い師で、スタンド能力に目覚めた
承太郎を連れ出すために日本に連れてきた。
DIOを倒すための旅にも同行する。
真面目な性格でジョークの類を一切言わない上に苦手とするが、演技は出来る男である。
また「ギャンブルには向いておらず結構熱くなってしまうタイプだ」と自分自身を評価している。
長い間スタンド使いとして通ってきたためか、スタンドや
スタンド使いについて詳しく
デーボや
ミドラーなどDIOの刺客の情報を事前に知っていたりと物語の解説役を務める事も多い。
反面、自身が戦闘に直接関わる事は少なく、戦士としては半引退気味のジョセフや、
ペットショップに痛めつけられるまで全くやる気の無かった
犬と大差ない戦闘回数の少なさである。
第三部には『ジョジョ』全体で見ても戦闘回数の多い
エースがいるため
仕方ない事ではあるが…。
とはいえ決して弱いわけではなく、発現したばかりとはいえ「無敵の」スタープラチナと
真っ向勝負で五分に分けたり、
スタンド使いとしては達人の域にあるポルナレフを下していたりと、作中でもかなりの強者として描かれている。
時が止められる第四部以降の承太郎と同じく、
強すぎるので活躍を抑えられたのだろう。
スタンド使いとしての経験を感じさせる言動やいかつい顔つきから
老けて見られやすいが、荒木先生によれば
実年齢は20代後半との事。
曰く「経験を積んだ人間は精悍な顔つきになる」との事だが、
高校生に見えない男が主人公な辺り、そもそも老け顔の多い漫画ではある。
    
    
        | + | 原作ネタバレ | 
 
「ほう ここまではっきりした形で出せるとは…意外ッ!」
 
 
幼少時からスタンドに目覚めており、承太郎 と出会う以前にその優れたスタンド能力に目を付けたDIO から仲間に勧誘されている。
 
しかしその事前にジョセフからDIOの悪意とその復活を聞いていたため、肉の芽 を植え付けられる前にその場から全力で逃走、
 
エジプトの迷路の様な構造の街と土地勘が優れていた事が幸いし難を逃れた、という過去がある。
 
DIO討伐の旅の最中、インドで一人熱くなり突っ走ってしまったポルナレフ を庇い、
ホル・ホース に眉間をスタンドの弾丸で撃ち抜かれて死亡したと思われていた。
 
しかし実は弾丸は眉間を掠っただけで生きており、別行動をとり密かに潜水艦を購入、
 
紅海の小島にてカメオ の手によって窮地に陥ったポルナレフの元に駆けつけ復活、ジョースター一行と合流した。
 
三部序盤の頃は大人びた真面目なキャラクターだったが再度の合流以降は何かが吹っ切れたのか豪快でノリのいい性格になり、
 
ポルナレフを地中に潜伏している敵の空気穴に向けて連れションに誘ったり、トイレの災難 でポルナレフのお株を奪ったりと、
 
ギャグキャラ一歩手前の迷活躍をしたが古くからの友人故かジョセフとの連携プレーの冴えは衰えていなかった。
 
また、キャラが変わっていくのにつれて、どこか不気味だった顔立ちもいかめしい男前に変わっている
 
(これは3部から4部にかけての荒木先生の画風変遷の過渡期真っ只中なのも理由だろう)。
 
DIOの館でヴァニラ・アイス の奇襲からポルナレフとイギー を庇ってクリームの亜空間に飲み込まれ、
 
両腕だけを残して消滅、死亡(残った両腕も直後に喰われて消滅)。
 
OVA版ではヌケサク の代わりに棺桶に知らぬうちに入れられ 、
 
直後棺桶に駆け寄ってきたポルナレフをヴァニラ・アイスのクリームから守るため突き飛ばし一人亜空間に飲み込まれ死亡。
 
尚、正式には「アヴドゥル」だが、「アブ ドゥル」と表記されている場面もある。
 
ファンからは「アヴ」の他、初対面で承太郎に呼ばれた「ブ男(名前に引っ掛けて「ヴ男」とも)」、
花京院 が呼んだ「アヴドゥルさん 」等と呼ばれている。
 
第七部にはウルムド・ア
ブ
ドゥルというそっくりさんが登場。馬ではなくラクダでスティール・ボール・ラン・レースに参加するも
ジャイロ・ツェペリの罠によってスタート直後に落馬ならぬ落駱駝してリタイア、作中屈指のかませ犬とされてしまった。
 | 
    
    
        | + | スタンド「魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)」 | 
 
 
「おれの能力…幽波紋は『魔術師の赤』その程度の鉄棒なら 空中で溶かすのは わけはない」
 
		| 破壊力 - B | スピード - B | 射程距離 - C |  		| 持続力 - B | 精密動作性 - C | 成長性 - D |  
スタンドは鉄をも一瞬で溶かす灼熱の炎 を駆使するマジシャンズ・レッド(魔術師の赤)。
猛禽類の頭部と逞しい人型の胴体を持った姿 。
 
必殺技は炎をアンク(古代エジプトの神聖なシンボル。♀の形をしている)の型にして撃ち出す「クロスファイヤーハリケーン」。
 
発生させたアンク型の炎は真っ直ぐに飛ばすだけでなく、自在にコントロールする事ができる。
 
上位技に無数のアンクを一斉に発射する「クロスファイヤーハリケーンスペシャル」があり、こちらでもアンクのコントロールが可能。
 
また、生命エネルギーを探知する「炎の探知機」というものを作り上げる事もできる。
一瞬で鉄を溶かすほどの火力に加え、肉弾戦でも結構強かったりと実はかなりの強スタンドである。
 ……のだが、登場の早さの割にまともな戦闘参加は少ないためそれが活かされる機会はあまりなかった。
 
 
よく勘違いされがちなのだが、マジシャンズ・レッドの炎は自然現象の炎ではない。れっきとしたスタンドエネルギーで作られた炎である。
つまり星の白金の拳や銀の戦車の剣同様一般人には目に見えない(初登場時にスタンド使いでない留置場の職員達には炎が見えていないと明記されてある)。
 ただし、マジシャンズ・レッドの炎で加熱して発火点に達すれば本物の炎も起きるので、
 その場合は一般人でも目に見える(香港のレストランで店員が「火事」と騒ぐ描写がある)し、
 そうでなくてもスタンドの炎が周囲の物を熱するためその熱は一般人にも感じられる(上記の留置場職員も「熱い」と言っている)。
 そしてマジシャンズ・レッドの炎は、アヴドゥルの意思で点けたり消したりする事が可能。
 従って風に流されず重力に逆らえる。水をかけたり真空状態になっても消えない
 (ただし留置場の描写を見る限り、水がかかれば熱がそっちに行くので多少は温度が下がる模様)。
 また、物理法則を無視した燃え方も可能(物体の一部分だけを燃やす、石像の関節部分だけ溶かして動かす、など)。
 これはアヴドゥル本人から指摘されたもので、ポルナレフは炎をあの手この手でかき消そうとして失敗している。
 アヴドゥルが炎を消すとそれまで周囲に与えられていた熱は一瞬でかき消えて元の温度にまで戻るという特徴がある。
 何故かマジシャンズレッドの炎の影響で物体に発生していた火も一瞬にして消える。
 
 
発せられる炎は物体に対する干渉力も非常に強く、アンクで地中を掘り進めて相手を地中から奇襲する、炎で地面を吹っ飛ばして穴を作りその中に避難する、
ロープ状に発生させて相手を縛りつけ、動けなくすると同時に熱と酸素不足に陥らせて攻撃できる「レッドバインド(赤い荒縄)」などの使い方も可能。
 
 
		| アニメ版マジシャンズ・レッドまとめ |  		|  |  |  
 
明快な「炎を出すスタンド」である一方で、あまりの万能性からかその活躍が描かれるシーンはあまり多くなかった。
やはり強すぎる仲間は出番が少なくなるのが宿命か……。
 
 
鉄をも一瞬で溶かす圧倒的火力のため、究極生命体となったカーズ を倒せるスタンドの話題では名前があがりやすい。
 
(火口に落とされたカーズがわざわざプロテクターを張ったため、マジシャンズレッドの火力ならば、少なくともノーダメージでは済まない)
 | 
「占い師のわたしに予言で闘おうなどとは
                  10年ははやいんじゃあないかな」
ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのアヴドゥル
- 途中で消えるがかなり隙の無い飛び道具である「クロスファイヤーハリケーン」、
- スタンドモード時は無敵のあるブ男版昇龍拳(モーションは鬼焼きっぽい)「ファイヤーウォール」、
- 任意のタイミングで起爆できる設置技「炎の探知機」
など使いやすい技を揃えている。
ちなみに、「炎の探知機」を使って
承太郎のフィンガー
二択のように探知機二択を仕掛ける事も可能。
使い勝手は向こうより劣るが。
他に
スーパーコンボも高威力・広範囲とガードされようが前転されようが隙のなさから反撃を受けにくい「ナパームボム」、
こちらも高威力で更に二択も迫れる「C・F・H・S(クロスファイヤーハリケーンスペシャル)」と優秀。
通常技も判定の強い技が揃っており、キャラによっては楽に飛びを通したり、
隙の無い飛び道具と牽制に強い通常技を合わせて強烈な鳥カゴも可能。
スタンド時の弱攻撃が優秀、さらに投げ範囲が作中で大きい方で近距離でも立ち回れる。
全体的に隙が少なく、牽制の強さ、対空能力の高さ、広範囲で遠くに飛ばす投げ、反撃受けにくい無敵技ナパームボムなど、
作中最高クラスの守りを持っているキャラと言われる。
守りが優秀なキャラだが、弱点は火力不足で作中での優秀な火力源である「
タンデム」が牽制が強い技から繋がらないなどがあり、
タンデムへ繋ぐ通常技はあるのだが牽制に強くなく悩みどころとなっている。
また相手がスタンドモードならクラッシュさせた時に
タンデムをコンボに組み込む事ができるが、
相手がアヴドゥルの対策を分かってる場合はなかなかクラッシュさせてくれなくなり
タンデムを組み込めなくなり火力不足になる。
守りが優秀であっても本作にはそれ以上に
苛烈な攻撃性能を持つキャラが多く火力差で押し負けてしまう展開すらある。
「C・F・H・S かわせるかッー!!」
最凶のバグ技「アンクアヴ」
また、『未来への遺産』で追加されたスーパーコンボである「灼熱のアンク」(地面から巨大な炎のアンクを出現させる)は
ボタンを押しっぱなしにすると出現にタイムラグをかけられる上、この技のスタンドモード版は出始めに長い無敵時間を持ち、
更には発動に使う2ボタンのうち1ボタンでも押しっぱなしにしておけば2~3秒は無敵状態のまま動けるだけでなく、
相手を投げるとアンクがキャンセルされ、ゲージを消耗しないというバグがある。
さらに最悪な事に、灼熱のアンクは設置中に再度623攻攻を入力すると幾らでも設置でき、入力するたびに無敵時間が発生。
しかもゲージの残り本数にかかわらず幾らでも設置できる(※発動させられるのは最後に入力したアンクを使ったときのゲージの本数だけ)。
つまり、理論上対戦開始時~ラウンド終了までずっと無敵になれてしまう(※ゲージが1本でもあれば623攻攻を繰り返し入力するだけ)。
具体的には「623攻攻攻>ボタン1つをホールド>623攻攻>623攻攻>∞」のように操作。
理論上1ドットでも体力で上回った瞬間勝ちが確定してしまうという凶悪極まりないバグとなっている。
出禁レベルの行為ですので絶対にやらないように。
これを利用して無敵→投げの「アンク投げ」や弱パンチを連発して当たるかガードされたらアンクでキャンセルを繰り返す、
通称
「アンクアヴ」は
ペットショップすら上回る外道アヴ。
ゲームの仕様上初期ゲージが1あるため、
最初っから最後まで完全無敵。
これに勝つ方法は相手のミスを待つのみである。
もちろん大会では禁止。このバグのせいで前作から普通にアヴドゥルさんを使っていたプレイヤーまでもが敬遠されるという事態にも。
なおドリームキャストの『未来への遺産 for Maching Service』、PSN・XBLAの『HD ver.』では、
アンクの無敵時間が削除されているのでアンクアヴはできなくなっている。
流石に修正しないと不味かったか
また、プレイステーション版は初代ベースの移植のためアンク自体が無い。
    
    
        | + | 何の因果か | 
ちなみにアンク準備時のセリフは「ムウン!」で、投げた時のセリフは「赤 い 荒 縄(レッドバインド)!」
二つ合わせると「ムウン!レッドバインド!」、これは原作で承太郎がアヴドゥルを
 「ブ男」とバカにした時に取った攻撃の台詞である。まあアヴドゥルさんを怒らせると恐ろしいという事で。
 | 
アンクを抜いても守りの優秀さは変わらず、状況に応じて豊富な技を使いこなせばかなりの強さを誇る。
ランクも
承太郎や
ポルナレフに近い上位。
余談だが、上にある画像を見れば分かる通り、第三部ゲーにおけるアヴドゥルの通常
カラーは緑色が基調となっているのだが、
それ以外では基本的に彼の好きな色であるオレンジ色のカラーリングで描かれる事が多い。
*1
「これですよ これ! これこそモハメド・アヴドゥルのイメージ!
 こういう役こそわたしのキャラクターです!」
    
    
        | + | 参考動画集 | 
		|  | 未来への遺産においてSQ氏と双璧をなすWJ氏の使うアヴドゥル 
 |  | 
MUGENにおけるモハメド・アヴドゥル
    
    
        | + | カムラット氏製作 | 
現在はサイト消失により入手不可。
 
2008年以前の動画でたまに見かけるのはこちらのアヴ。
 
スタンドモードが遠隔操作のみであるなど一部未完成のままである一方、
AI はそれなりの強さのものがデフォルトで搭載されているのだが、如何せん影が薄い。
 
ちなみにこのAI、投げ技の「地獄の業火」(「消え去れッ!」の台詞の後「ゴッバオンッ!」 という擬音と共に相手を吹き飛ばす技)
 
を連発する場合があり、動画内でアヴがこの技を連発すると結構な確率で「ゴッバオン動画(炎)」 等のタグが付けられる。
 
なお、地獄の業火は原作のカメオ戦で自身のニセモノである土人形を破壊したシーンが元ネタである。擬音もそのまま。
 | 
    
    
        | + | 出雲氏製作 | 
現在は入手不可。
 
ポルナレフ、花京院 も手掛けた出雲氏によるアヴドゥル。
 
再現度は高く、更にいつものように遠隔操作を廃しオリジナルの出現攻撃、スパコンなどを搭載。
 
またアーケード版を再現しているため前述の「灼熱のアンク」の無敵時間も健在、アンクアヴも可能となっており、
 
氏自身が凶キャラ を倒してみたり、SMH と渡り合っている画像を投下した事も。
 
また、炎の探知機は本体が攻撃を喰らっても消滅しないようになっており、全体的に有利フレーム が大きくなっていたりと強化されている。
 
ちなみに無敵に関してはconfigで調整可能。
 
外部AIは03-A氏、鳳凰天空舞氏、yanagi氏によるものが存在するが、現在入手可能なのはyanagi氏のもののみ。
特に鳳凰天空舞氏によるAIはアンクアヴを自重しない凶悪な代物である。
 yanagi氏のAIは2016年公開で、こちらもAIレベルを上げるほどアンクアヴを容赦なく使ってくる上、タンデムのコンボ設定も可能。
 タンデムの設定がレベル3だと人操作では不可能な速度のコマンド入力がされるため永久が成立してしまう。
 
 | 
    
    
        | + | にまめ氏製作 | 
ジョジョ原作再現 系でお馴染みの氏による、出雲氏版を原作に近付けたもの。
 
フレーム周りなどが一通り原作に近くなっており、オラムダも搭載されている。
 
遠隔操作以外は、原作と遜色無く使用可能。
 
なお、灼熱のアンクはHD版のものとなっており、無敵は一切無くなっている。
 
AIは未搭載だったが、更新でデフォルトAIが搭載された。
 | 
「地獄を!貴様に!HELL(ヘル)2U(トゥーユー)!」
出場大会
    
    
        | + | 一覧 | 
シングル
 
タッグ
 
チーム
 
その他
 
更新停止中
 
凍結
 
削除済み
 
非表示
 | 
出演ストーリー
*1
他のメディア展開におけるカラーリングで言えば、TVアニメやゲーム『アイズオブヘブン』ではオレンジの上着にカーキの服、
OVAではそれより濃い柿渋色の上着に赤みの強い黄色の服といった具合で暖色基調がデフォルトカラーの場合が多く、
むしろ緑が基調の三部ゲーがやや珍しいパターンと言える。
暖色系でまとめた方が「炎のスタンド使い」というイメージが分かりやすいのだろう。
 
最終更新:2025年08月17日 14:03