李典徳

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李典徳 - (2013/03/26 (火) 00:01:29) の編集履歴(バックアップ)



LEE WINS


   「功夫とは己をみつける事なり。

                    さらなる修行をつづけるのだ」


本名:李 典徳(リー・ディエンドー/Lee Diendou)
格闘スタイル:八極拳
誕生日:1965年8月14日
血液型:A型
身長:175cm
体重:75kg
出身地:中国
職業:船頭
好きなもの:シイタケ、自然、自己鍛錬
嫌いなもの:功夫の足らぬ者、自動車

今は亡きデータイースト(通称デコ)の代表作、『ファイターズヒストリー』シリーズの登場キャラクター。
何気にシリーズ全作に登場する皆勤賞のキャラである。
功夫(クンフー)使いの八極拳士。本職は渡し舟の船頭。
自らの闘う意味を見出すために終わりなき修行の道を進むストイックな拳法家である。

拳法家であった父の仇であるカルノフを討つためにグレートグラップルに参戦する、というのが初代FHのストーリー。
続編の『ダイナマイト』と『溝口危機一髪!』では復讐ではなく純粋な自己鍛錬のために再び大会に参戦している。
ありえないくらいの濃さ が特徴の本作の中では割とシンプルな造形をしているキャラで、
一見するとちょっと地味な印象を受けるが、性能の高さやストイックな性格から人気は高い。
また他の男性キャラと違って寡黙な所がカッコイイのか、女性キャラからは総じて好印象を持たれている。

また、「コミックゲーメスト」に掲載された津雲幻一郎氏による漫画版『ファイターズヒストリーダイナマイト』では
溝口誠と並ぶ主人公格として登場。こちらでは亮子とちょっと良い仲になっていた。


モデルは「週刊少年サンデー」に連載されていた中国拳法漫画『拳児』(原作:松田隆智・作画:藤原芳秀)に登場する
八極拳士の「李書文」で、勝ち台詞の多くも『拳児』での李書文の台詞が元ネタとなっている。
(初代のEDや『ダイナマイト』の本人のステージの背景に登場する師父もコミックでの晩年の李書文がモデルである)
中の人は、なんと開発スタッフの知り合いの中国語の先生なのだ。しかも広東語。すごすぐる。

それにしても、中国拳法といえば逆さになって回転するお姉ちゃんだったり映画俳優だったりする格ゲー黎明期において、八極拳という渋いチョイスをしたデコには感服せざるを得ない
サムチャイもそうだが、このメーカーは全体的に力を入れる方向を間違えている。


性能は接近戦でガンガン押していく戦法が主体のキャラクター。
全ての技が安定しており、小技1発から 8~9割 持って行ける可能性のあるパワーを持つ。
またジャンプの軌道がやや低く、ジャンプ攻撃も優秀なため飛び道具にカウンターを決めやすい。
特に突進技「(超)絶招歩法」が優秀で、めくりとしても使える他、相手の背後に回り込むこともできる。
派生技「頂心肘」と「鉄山靠」や対空技の「穿弓腿」、隠し技「猛虎硬爬山」も強力で、本作の四強に名を連ねている。

余談だが、「穿弓腿」のボイスは急所を痛がっているようにも聞こえる

Q.実際はなんて言ってるのでしょうか?(×がよくある空耳の例 ○が正しい答え)
①「絶招」×せいちゅう! ○ジッチュー
②「穿弓腿」×ちんこいたーい!  ○チンコンタイ
③「猛虎硬爬山」×あんばんさん! ○マンフーアンパッサン
④「捨心下式」×せいしんしゃーしゅー!○セーサンハーシェ

難しすぎワロタ。
①は聞けなくも無い、②は聞きとりやすい、③は「マンフー」の部分を高確率で聞き漏らす、④はもうほとんど別の言葉だコレ。
まあ中の人がちゃんとした中国語講師(広東語読み)なので、間違ってはいないのだろう。
補足すると中国語は日本語よりも母音と子音が多いので、中国語の聞き取りを無理やり母音の少ない日本語に変えようとすると、ややキツイ。

以上は『ALL ABOUT 対戦格闘ゲーム』(電波新聞社)より。
ALL ABOUTシリーズは最近まさかの再販をされたので、興味のある方は一読してはいかがだろうか。



   「驕りを捨てねば勝負には勝てぬぞ!」


MUGENにおける李典徳

  • 卦由氏製作 FH+アレンジ仕様
原作の性能に、八極拳繋がりで『ストリートファイターIII』のユンヤンの技をプラスしたキャラクターとなっている。
ブロッキングを搭載しており、飛び道具も相殺可能(接近されすぎると無理だが)。
猛虎硬爬山は搭載されていないが、代わりに双按によって飛び道具をかき消せる。
ユン、ヤンの全スーパーアーツ(幻影陣、槍雷連撃、揚炮)も使用可能で、
選択式ではないが一度どれかを使うと、そのラウンドは他のスーパーアーツを使えなくなる。
また、幻影陣を使った場合はゲージが短くなり、揚炮はユン同様3HIT後に追い打ち可能。
遠距離型やリーチの長い相手には苦戦を強いられるが、懐に入れば一気に倒せる攻撃力を持っている。
現在は公開停止。

  • 元町氏製作 FHD+アレンジ仕様
こちらは原作再現に若干のアレンジ技を加えたバージョン。
挑発、ゲージ溜め等が実装されており、原作の高火力は健在。
絶紹歩法などによる突進力を活かしてガンガン攻めるAIが搭載されている。
オリジナル技として、3ゲージ技「ダイナマイト」が存在。
「DYNAMITE!」 のボイスと共にタイトルロゴが映し出され、一定時間の無敵状態になれる他、
発動時間中は技の隙が減りガードキャンセルやダッシュができる等全体的な性能が底上げされる。
また、アレンジ要素を排除した原作再現モードもあるので、好みで使い分けるといいだろう。

+ 大会ネタバレ
ゲージ増々タッグトーナメントにおいてM・バイソン(ストⅡ仕様)とタッグを組んで参戦。
上下に体を揺らす、2人のニュートラルポーズのリズムが 完全に一致 だったため視聴者を爆笑の渦にのみ込んだ。
戦闘スタイルも 「突進技でひたすら打つべし」 で、横方向の地上戦に無類の強さを誇った。
そのうえ李もバイソンも、防御面がやや課題だったことも 完全に一致。 格ゲーのレトロ作品出身も 完全に一致。
レトロ勢ゆえの高火力も 完全に一致。 最後まで 「やられる前にやる」 スタイルで相手をブチ破る快進撃を続けた。

しかもバイソンがゲージを使わないことから、「ゲジナシタッグ」「ゲジマシ全否定タッグ」というアンチテーゼとしても脚光を浴びた。
ところが李は複雑な事情で視聴者を

「李もゲージ使わないからゲジマシ否定タッグだよ!」※そもそも李の出演するゲームにはゲージがない
「いや、李はゲージ使ってるよ」※実際にゲジマシで初めて李を見た視聴者はこう思うだろう
「いや、これは李のMUGEN作者のアレンジだよ」※ゲージを消費してブロッキングのようなものを行う「シールド」という機能があった
「いや、これはシールドを使わないモードだよ」
「いや、猛虎硬爬山を使ってるときにゲージ使ってるよ」
「いや、猛虎硬爬山使っててもゲージ減らないときあるよ」
「いや、バグらしい。猛虎硬爬山を使うとゲージが消費されてしまうことがあるそうな」※現在は修正済み

……という頭が柔らかくなりそうな説明合戦がたびたび起こるはめに。
なまじ原作を知っていた人と、MUGENの李を知っている人の両方を混乱させていた。
非常にややこしい話なのだが、真相は 「ゲージを使っていたけれど、使っていない」 であった。

この爽快感を目に焼き付けろ! 「ゲージ増々タッグ、バイソン、完全に一致」でググるとヒットする。

65vs.65のチーム戦Fist or TwistにFist勢として参戦。
その爆発力でPart3でタイタン・ザ・グレートPart4でサイバー・ウーを粉砕するが
次のヴィクター・オルテガに逆に粉砕されることになる。(バグで埋まりはしなかったが)






   「手応えなし!」


出場大会

更新停止中

出演ストーリー