『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』におけるサイバー・ウー
ロボット型モンスター(機械類)
体長:90メートル
体重:18万トン
「1996年当時、日本があの大災厄に見舞われる直前、日本政府は驚くべき計画を進めていた。
その計画とは、日本が世界を支配するという計画の一旦で、
あらゆる軍事行動を制圧できる能力を持つスーパーロボット兵器を開発するというものであった。
その開発状況は、極秘理に入手した情報によれば、駆動系・運動能力・戦闘能力ともに抜群の成果をあげ、ほぼ完成の状況にあったが、
ただ一つ、その能力を制御・処理できるだけの頭脳が人工のものでは作り上げる事ができず、
このままでは巨大な生物の脳でも手に入らない限り、完成できないという状況であったという。
そんな時、あの大災厄が起こり、日本全体は壊滅状態に追い込まれたものの、
その研究所はまだ生きており、戦いに敗れた瀕死の状態のモンスターの頭脳を手に入れる事にも成功した。
果たして人間のコントロールできる最強のスーパーロボットが完成できる…はずであったが、誤算があった。
消去したはずの生前の記憶が強い意志の力によって復活し、
制御するはずのメインコンピューターは大爆発を起こして大破した。
研究所を完全に破壊し、人類の呪縛から放たれたスーパーロボット『サイバー・ウー』は、生前の力をはるかにしのぎ、
陸・海・空全てにおいて完璧な新しい攻撃力を身に付けた存在となった。」
軍事評論家 エイブラハム・トーナ
初出は
プレイヤーキャラがみんな怪獣という対戦アクションゲーム『キング・オブ・ザ・モンスターズ(以下KOM)』より。
初代は
キングコング風のモンスター「ウー」としての登場だった(勿論
こっちではない)が、
続編の『KOM2』において
何の脈絡も無くロボット化され、サイバー・ウーという新たなキャラクターとなった。
設定としては、ウーの傷付き倒れた体から抜き取られた脳が、
かつて日本政府の命で兵器として秘密裏に作られたロボットの機体に
制御装置代わりに移植されたというもの。
目論見では人の意思で外部から操れる筈であったが、失敗し、前よりも強力なモンスターとして蘇生してしまった。
なお、ウーはSFC版の『KOM』でハブられるような立場だったのだが、何故ジオンとアストロガイと共に『KOM2』に登場したのか不明。
同じ人型体型なら元々無機質な「ロッキー」という石像のような怪獣がいたのだが…。
あと、『KOM2』は通常が
ベルトスクロールアクション形式、ボス戦に入ると左右奥手前を広く使った1対1の格闘形式。
ボスCPUの強さが鬼畜と言うしかなく、1コインクリアどころか連コインクリアすら至難の技というネオジオ有数の難易度を誇る。
動画ではハメを多用しておられるが、このゲームはハメないとクリアは無理。と言うか
常人ではハメても無理。
流石にプレイヤーの心を折りすぎたためか、SFC移植版では大幅に難易度が下がった。
『NBC』におけるサイバー・ウー
- 格闘スタイル:?
- 身長:全長260cm
- 体重:2t
- 出身地:巻島工業 開発室
- 誕生日:11月11日
- 血液型:ハイオク型
- スリーサイズ:不明
- 備考:形式番号「CYBER-W00(ダブリュ・ゼロ・ゼロ)」
東大阪の町工場・巻島
重工で地域活性化のため作られた
類人猿を模した汎用二足歩行ロボット。
シェルミーと共に本作の
投げキャラを務める。
操縦者兼名付け親の
巻島ゆずは巻島重工の責任者・巻島はっさくの次女。
なお設定資料によれば巻島家は4男5女の大家族であり、また全員
柑橘類にちなんだ名前が付いている。
マキシマに改造手術を施した巻島博士との関係は不明。公式サイトのQ&Aのインタビュー記事によると特に面識は無いようだ。
ゆずの声優は同作で
色や
キサラも務めた
南かおり
女史。
ちなみに、原作デザインのサイバー・ウーも『KOM』
ステージの背景で骨になった
スーパージオンと組み合っている。
(公式ホームページ・Wikipedia・格ゲー.com 格ゲー用語事典から一部抜粋・改変)
MUGENにおけるサイバー・ウー
青村氏によるものが存在していたが、2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴いサイトが消滅し、
公開先のyahoo!ボックスも2020年9月にサービスを終了してしまったため、残念ながら現在は入手不可。
原作に近い仕様となっており、レベル制
AIもデフォルトで搭載されている。
コマンド投げの「ロケットバズーカ」で壁バウンドさせた相手を、対空投げの「フライングパワーボム」で地面に叩き付けるコンボは原作での主力攻撃であり、
原作よりはいくらか火力が落とされているようだが充分強い。見た目が派手で見栄えが良いため魅せにもなる。
距離が離れると
全地上判定の「ハンマーパンチ」ですかさず相手を転ばせ、ダウン追撃もしてくるため油断ならない。
生温い攻撃は
ガードポイントで無理矢理受け止めて掴んでくるため、下手に接近して小技などで牽制すると強力なコマンド投げの餌食にされやすい。
投げキャラだがゲージ技には遠距離攻撃が揃っているため、ゲージがあれば相手との間合いを選ばず攻撃出来る。
ただし動作の重さがややネックであり、素早い相手には苦戦を強いられやすい。
豪快な戦いが好きな人には是非触ってほしいキャラである。
上記の他にも、jjong1197氏によるものが確認されている。
出場大会
出演ストーリー
最終更新:2022年09月02日 18:16