流派: 忍術
 武器銘:蟷螂刃・「流」(とうろうじん・ナガレ)、蟷螂刃・「影」(カゲ)
 
生年月日: 文化8年10月19日
 
年齢: 52歳(『一幕』)、53歳(『二幕』)
 身長: 5尺7寸
 体重: 14貫目
 宝物: 孫
 趣向: 旅
 好き: 
強者と闘うこと
 嫌い: 太平の世
 シンボルアイテム: 傘、マント
 利き腕: 左
 家族構成: 娘・あやめ、孫・三太
 キャッチコピー: 最強の忍道 
-Last Ninja-
 
 「敗者死すべし」
元々は歴史の裏舞台を暗躍した忍者の一人だったが、
かつて動乱により同門を全て失い、「我が流派は最強か?」という疑問を抱き、
そして「最強である筈の己に弱さがある」と言う矛盾に苦しんだ結果、「最強」の証を手にすべく修羅となった。 
無慈悲な性格だが、弱者と子供は殺さない主義らしい。
如月影二や
すごい漢の流派、如月流忍術の源流とも言える人物で、
『一幕』EDでは如月流を受け継いだ後世の存在として影二の存在が示されている。
『二幕』では孫の三太に出来る限りの技を伝授した後に里を去り、
最後の戦いの後に絶命し、祖父の死を悟った三太が二代目斬鉄として如月流を継いだ。
ただし「代々受け継がれてきた忍術は彼の孫へ… そして後世へ伝えられる」という記述もあるため、
如月流の技そのものは斬鉄以前より受け継がれてきた歴史の古い忍術である可能性も高い。
しかし斬鉄を発端に後世の時代では彼の「最強を求める志」が色濃く受け継がれており、その点では開祖とも言える。 
 
CVは『
ドラゴンボール』の
ダーブラ、『
ONE PIECE』の
クロコダイルなど悪役やボス役に定評のある
大友龍三郎
氏。
声と風貌、戦闘スタイルも相まってとても渋い。汚いとか綺麗だとか色々言われる忍者勢の中でも一際渋い。
まさに
「渋い忍者」である。しかし平たい編み笠を被っている姿から
「しいたけ」と呼ばれることもしばしば。
どうも後述の理由などから揶揄する形で使われるようだ。
おいしいのに…しいたけ。
なおドリームキャスト版ではデモシーンでの台詞が声付きになるのだが、当時の大友氏のスケジュールの問題か何かなのか、
この斬鉄のみ該当台詞の音声収録が行われていないようで、
既存音声の使い回しに変更されていたりする。
原作における性能
元祖如月流だけあって影二と似た技を多く持つのが特徴だが、その悉くが高性能。
特に「『月華二幕』の最強キャラは?」と問われれば、大抵の人が名前を挙げるだろう。
通常技は一見癖が強いように見えるが、その実
発生が早く隙も少ない物を多く持つ。
牽制の立ちAは
楓のものほどではないがリーチがそこそこあり、発生も4
Fと早いので相手を抑え込むのに役立つ。
連続技の始動や暴れに使う屈Cは、
硬直差は平均より少し良い程度だが、
発生3Fと作中の屈Cの中で最も出が早く、リーチも
嘉神のものを上回るほど長い。
この2つの複合による地上戦のアドバンテージはかなりのものがある。
 
一方空中ではジャンプAとジャンプBの2つが強力。
ジャンプAは発生が2Fと恐ろしく早く空対空に使え、更に下方向に
判定が出ているので昇り
中段としても機能し、
そこから更に
キャンセル「天魔脚」→「転輪」で纏まったダメージが取れる。
ジャンプBは発生は遅めで判定も弱いが、
めくり性能が非常に高い。
これら通常技の強さに加え、
必殺技も総じて高性能…というより
超性能。
苦無を放つ空中
飛び道具の「骸縫い」は1回出した後に、追加入力でもう1度出すことが可能。
2回目を出すと着地硬直が発生するが、1回だけに止めておけば硬直は無いので牽制として十分使っていける。
またダウン追い討ちとしても使え、この場合は2回出しても問題ない。
追撃技としては高威力な上に
ゲージがかなり溜まる(骸縫い×2で
剣質「力」ならゲージ6割、「技」でも3割も溜まる)点も優秀。
そして、このキャラで最も恐れられている技が
「断ち骨破」。
この技は無敵時間が無い(ほぼ上半身無敵にはなる)高速移動技である影法師からの追加技なのだが、
「発生が早い・リーチが長い・ガードされても隙が少ない」と三拍子揃っている上に、
受け身不能なのでヒット時に骸縫いが確定するため、リターンも大きい。
相手の着地際やこちらのジャンプ攻撃をガードさせた後、または試合の流れの中から突然に、
「影法師」での表裏
2択と共に繰り出される「断ち骨破」は、
分かっていても対応困難。
挙句の果てに、ジャンプした相手の後ろに回り込んで放つと、
弾きも空中ガードも不能の対空技として機能する始末。
これ以外の必殺技も、空中でも地上でも出せる上に
コンボに組み込める
コマンド投げの「天魔落とし」、
小技から繋がる上に先読み対空にも使え、ヒット時は相手を追撃可能な浮かせ状態にし、
更に
ジャンプキャンセル可能で飛び道具の反射も出来る「
流影刃」、
使うだけでゲージが溜まる上、動きやミスを相手が判別しづらくなり
立ち回りが強化される「水面隠れ」、
「技」ならばモーションが小さく牽制に使える「気孔砲」など総じて優秀。
この他、一般的に大きなリターンを取りにくい
ガードキャンセル弾きからでも高いダメージが奪えるため、相手はこれも警戒しなければならない。
「技」でも最強クラスの一角である。
必殺技の攻撃力やゲージ回収量が大幅に落ちるものの、屈Cから
目押しで立ちAが繋がり、そこから連殺斬に持って行けるため、
他の「技」キャラが抱える「連殺斬中の読み合い」を殆どしなくていいのが特徴。更に屈Cにキャンセルがかかるようになり隙消しも抜かり無い。
強攻撃からしか繋がらないが、「影法師」からの派生技で1段目を別の必殺技でキャンセル出来る「霞斬り」が連続技に使えるようになるため、
「霞斬り→1段目キャンセル流影刃→キャンセルジャンプキャンセル断ち骨破→骸縫い」が繋がりノーゲージで5割弱奪い去る。
また
乱舞奥義も恵まれている。
一番威力の高い下段ルートは骸縫いで追い打ち可能なためゲージ回収可能。
さらに特殊ルートに至っては「9段目で止めると屈Cが目押しで繋がる」ため、そこから更に連続技を決めることで、
限界ダメージかつゲージ6割回収というトンデモ性能を誇る。
弾き以外の確定ポイントがあるだけでなく、霞斬りをキャンセルして乱舞奥義を出すことにより、どの距離からでも確定二択に持っていくことが出来る。
とはいえダメージ
補正の厳しいゲームなので、最大ダメージは体力ゲージ1本半までである。
弱点と言えば、
超奥義の「断鋼刃」は初段ヒット時に通常
よろけを誘発させて2段目でダウンを奪う技なのだが、
このよろけをレバガチャで回復されると2段目がガードされて隙だらけになる為に、
「力」「極」では昇華が事実上使えない(昇華すると時間停止が入り状況判断の時間を与えてしまう)点くらいだろうか。
しかしこの断鋼刃、よろけ回復出来る以外の部分は地味に高性能であり、
- 1段目が出の早い中段。どれだけ出が早いかというと小技から繋がる。「技」なら下段の屈Cから連続技になる。
- 威力は普通なのだが受身不能ダウンになるため骸縫いが確定し、結果的に高威力になる上ゲージがモリモリ溜まる。
- 「力」では昇華元の気孔砲が小技から繋がる上に3段ヒットする。この内2段目までに昇華すればいいためコマンド入力猶予も緩い。
- 地上ヒット時は崩れダウンを誘発させるため、近くで当てると「技」「極」なら乱舞奥義が確定する。そして限界ダメージも確定する。
- よろけを回復しても2段目は飛び道具であるため弾き不可。間合い的に飛び逃げも危ういため、体力がドットなら削り殺される。
- 2段目の飛び道具は通常飛び道具なら貫通する。それ以前に1発目に飛び道具反射属性が付いているため、撃ち合いならまず負けない。
- 流影刃後にジャンプキャンセルで使えば追撃にも使える(というかぶっぱ中段以外の使い道はこれしかない)。
と呆れるくらい高性能である。よろけ回復により繋がらないようにしたのは最後の良心だったのだろう。デバッグミスだとは思いたくない。
ちなみに斬鉄は通常ルールで「禁止」とされているバグ(仕様)が4つ存在する。
- 空中でA+Cボタンを押すと普段繋がらない技からJAが繋がる。(JB→JA、JA→JAなど)つまり連打するとJAが連続で出る。
 これにより、空対空昇りJAや流影陣、ガードキャンセル弾きから大ダメージを狙える上、画面端で地上の相手に当てると永久になる
 (通称「こすり」「高周波ブレード」など)。
 また、剣質を問わない。
- 流影刃はヒットorガード後ジャンプキャンセルが可能だが、特殊な入力を行うとジャンプキャンセルをキャンセルして必殺技が出せる。
 これを利用すると、流影刃→流影刃が連続ヒットする。さらに端ならば永久になる。
- 昇りJAの発生が早すぎるせいで空中連殺斬だけでループ出来る。空中連殺斬→2C→空中連殺斬…なんてコンボも。
- さらに特殊入力JC(7C)を使うことで普段繋がらない技からJCが繋がる(JB→JC、JC→JCなど。1番目と同じく剣質問わず)。
「流影刃は2回まで繋いでいい」とか「連続で繋ぐこと自体禁止」だとか、禁止の度合いは各ゲーセンや大会によって違うが、
基本的に全部禁止であることには変わりない。
断っておくがこれらのバグを全て除いても斬鉄は最強候補である。末期SNKが生んだ魔物とでも言うべきか……。
MUGENにおける斬鉄
    
    
        | + | にゃんころ氏製作 | 
現在はHP放置のため入手不可。
基本は原作に準拠しているが、
 剣質選択が無く「極」ベースになっている、『一幕』の蟷螂双刃がある、火力が低い、等相違点が多い。
 コケココ氏のAIパッチが存在しており、こちらはhamer氏によって代理公開されている。
 
 | 
    
    
        | + | コケココ氏製作 | 
現在はサイトが閉鎖したため入手不可。
 
上記のにゃんころ氏のものに原作再現 のための改変を施したもの。
 
剣質選択や各種バグもしっかりと再現されており、原作での猛威の一端を見せ得る様になった。 
 
また、こちらにはHAL氏のAI+原作再現改変パッチが製作されていた。
このパッチを導入すると、補正が原作に近くなるのに加えて即死防止のダメージ限界も再現される。
 更に、ゲージ回収率や本数の再現、弾き関係の修正、AIの設定項目の追加が行われている。
 間違ってにゃんころ氏の本体に適用しないよう注意。
 
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        | + | HAL氏製作 | 
上記のAI+原作再現改変パッチを、コケココ氏サイト閉鎖に伴いキャラクター本体として公開したもの。
actファイル等の追加やAIの調整、一部を原作の挙動へ近付ける等の修正がなされているが、
 残念ながら印象的な必殺技である「闇狩り」は搭載されていない。
 
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        | + | Silverstar氏 美しい斬鉄 | 
『月華』では珍しい凶悪キャラ。
元々個別ファイルで存在していたNORMALからMust Dieまでを1つにしたハイブリッド版が、同封された状態でブログで公開中。
 ハイブリッド版は1~3PがNORMAL、4~6PがHARD、7~9PがVERYHARD、10~12PがMust Dieとなっている。
 
    
    
        | + | 各種類の性能まとめ | 
    
    
        | + | NORMAL | NORMAL
『二幕』をベースに『一幕』の技やオリジナル技を搭載されている。
原作の雰囲気を残しながらも全体的に強化が加えられている。
 ACこすりや7Cバグ、流影刃ループなどもしっかり搭載。
 原作とは剣質ごとの特性が変えられている。
 コンボ補正がゆるめゲージ最大値が10全ゲージ消費or体力4分の1以下で即死技「昇華・闇狩り」が使用可能影法師が完全無敵および高速化攻撃判定や喰らい判定が強化方向で調整されている小技の有利フレームが大幅に強化されており、目押しコンボが豊富流影刃や断鋼刃でダウン中の相手を拾える天魔落としの投げ間合いが本来の倍以上広くなっており、ダウン中や空中の相手やガード硬直なども掴める防御力が1.44倍根性値搭載体力とパワーゲージが常時回復(体力が減るほど回復のスピード上昇)
 
 
普通の斬鉄とは比べものにならないくらい強くなっている。弾幕 からでも影法師で抜け7~10割余裕でしたと原作以上の凶悪さであり、狂下位 の実力。
 
さらに後の更新で「BOSSモード」が追加された。全ての剣質の長所だけを集めた性能となり、設定すればワンランク上がり狂中位に。
 
ちなみに即死技の「昇華・闇狩り」は技、極、BOSSモードで使用。決まった場合「天魔落とし→闇狩り」との演出になるので、突然出してくる闇狩りとは違う。
 
天魔落とし自体発生が1F、しかもAIは完全無敵の影法師から狙うことも多く、
 
おまけにタッグでは1人に決めても全画面判定 なので相方も巻き込むこともあり、追い詰めても全く油断出来ない。
 
通常より固くなっていることも含め、凶悪さに磨きがかっている理由の1つである。
 
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        | + | HARD | HARD
 
製作者によれば全開設定のB-style2人 (2対1という意味)と5分くらいの強さとのこと。
 
こちらにも少し強化される「BOSSモード」が設定可能。根性値と回復性能が強化されるためかなり固くなる。
 
まだここまではアッパー調整で済む範囲内であるが…。
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        | + | VERYHARD | VERYHARD火力100~1000倍防御力12~96倍毒攻撃ゲージ技が超即死+永続ターゲット固定+時止め無条件ステート抜けガードステート併用本体からの屈Hitdefのみ有効ライフ管理搭載
 
 
こうなると神の門番 ですら倒してしまい、完全に神クラス になる。
 
だが、色も普通で派手なエフェクトを使ってないため普通の斬鉄に見えてしまうことも。
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        | + | Must Die | Must Die
デフォルト設定では各項目に自重スイッチが入っており、全てオフにすることにより神上位クラスとなる。
 蘇生開幕完全並列混線OTHK混線即死返し当身超即死返し
 
他、神ランクに相応しい技術が多数搭載。日々更新が行われており、これからも様々な技術を取り入れるとのこと。
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ちなみにどの斬鉄もカラーで変化するのは剣質のみである。
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          「弱者に用はなし…」
出場大会
    
    
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出演ストーリー
最終更新:2024年02月03日 16:03