道潤

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道潤 - (2010/03/02 (火) 23:30:14) の編集履歴(バックアップ)



「いいえ、私は迷ってなどいない・・・もう、決めちゃったもん」


武井宏行の漫画『シャーマンキング』の登場人物。「タオ ジュン」と読む。
チャイナドレスを身にまとったハイティーンの女性である。

1981年10月10日生まれ、てんびん座のA型。中国の貴州省出身。
趣味はショッピングで好物は麻花。

メインキャラである道蓮の姉であり、教育係。
弟同様彼女自身もシャーマンであり、カテゴリーとしては「道士」兼「キョンシー使い」。
蓮を倒した主人公の麻倉葉に興味を抱き、襲撃してくる。
その後はいろいろあって良い関係になり、共闘することになる。

持霊は「李白竜( リー・パイロン )」。「龍虎の拳」に登場するキャラとは漢字も読みも一緒であるが(一応「龍(竜)」の字体は違う)、偶然であろう。
元々売れっ子のアクション映画の俳優であり、一流の拳法家。
足技主体の格闘技「導弾道( ダオダンドウ )」の創始者でもある。ちなみに、「ダオダン」は中国語でロケットのこと。
言うまでもなく、モデルはブルースリーである。
そんな彼であったが、才能故に彼女の祖父である珍に目をつけられ、「誕生日プレゼントのために」殺されてしまう。享年30歳。
その後は意識を奪われ、彼女のキョンシーとして使役されてきたが、葉との戦いの中で意識を取り戻す。
当然怒りのままに潤に拳を向けるが、師匠の沙門の霊に諭され、落ち着きを取り戻す。
ちなみに別作品の名家のお坊ちゃんとは異なり、同じ道士でも道家は他の人々から忌み嫌われ不遇であり
それ故に、前述の李白竜に対する凶行のような、本来道士として「道(タオ)」に叛くような行為をやってのけたり
自分たちの一族を蔑み忌み嫌っている人々を見返す為『シャーマンキング』の地位を手に入れたがっていた。


それ以降は自身の意志で彼女を守っており、特別な感情を抱いていることがわかる。
また潤もそれまで道具同然に扱っていた彼に対して思うものが生まれたらしく、
「自分が生まれたばっかりに彼は殺された」と自己嫌悪や道家のキョンシー技術に対する否定的意見、
果ては「せめて彼を幸せにしてあげたい」と白竜にどちらが主人か分からなくなる程献身的対応をしだしている。

恐山アンナ曰く、「あいつ妻子持ちのくせに。不倫だわ」。ついでにロリコン疑惑もある。
まあその奥さんとお子さんは既に他界なさって久しいし、きっと許してくれるよ。うん。問題は死んでも会う手段がある世界ってことだけどな!

キョンシーには霊本人の遺体を使用するため、常に憑依100%状態を維持できる。
また、一時体がバラバラにされ、なんとか元通りになったのだが体の一部がサイボーグの様に機械化されてしまい、
彼女の手によりロケットパンチやらいろいろなものがとりつけられている。

シャーマンと持ち霊というシステムの関係上、よく『シャーマンキング』は『ジョジョの奇妙な冒険』との関連性を指摘されるが
このコンビに因む件のように、『ジョジョ』では「復讐」というのを「義務」「美徳」としている反面、『シャーマンキング』では
敗れた方が悪いから諦めろというような、何処となく醒めた観点で捉えている事で、決定的な相違を示している。
(霊が見えるのが特技のシャーマンなのに、理不尽に殺された者達の“怨み”や怨霊に関する話や設定を往々にして無視する傾向がある)
まあ、霊が見えるからこそ、「死んでも幽霊になるだけじゃん」「そのうち転生するから大したことじゃない」と割り切っているのかもしれないが……


MUGENでは

Yes氏のものが公開されている。
もっとも、実際に戦うのは持霊の李白竜だが。

いろいろと独自のシステムを積んでおり、潤からのボタン指示に従うと巫力( ふりょく )ゲージが上昇する「アドバイス」や、
技の威力を上昇させる「巫力上乗せ」などがある。

全体的には原作通りコンボタイプであり、技数こそ少ないもののきちんとつなげていける。
主なキャラ性能としては、空中ガード無し,受身無しと守りの面では少々きついところもあるが
こちら側のほぼ全ての技が空中ガード不可である為に攻めが上手くかみ合うとかなり強い。

試合開始直後は攻撃力が低いが、浮力ゲージが100%に近づく程攻撃力が上がる
という特性があるので、勝負が長引くほど1チャンスで大ダメージを与えられるようになる。

現在青色⑨号氏の作成したAIが公開されている。

出場動画