フェイロン

「流れを読め!そこにドラマが生まれる!!」

ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。
『スーパーストリートファイターII』から登場し、後に『ストリートファイターZERO』シリーズ、
ストリートファイターIV』シリーズにプレイヤーキャラクターとして参戦した。


キャラクター設定

漢字表記は「飛龍」。飛竜ではない。香港出身のカンフーマスターにして世界的なアクション映画俳優
6歳という幼い頃からカンフーの道を志すようになり、次第にその頭角を現すようになる。
その後、腕前を活かし映画俳優の世界へ足を踏み入れ、順調にスターとして成長していく最中、
シャドルーの主催する世界格闘選手権の開催を知った彼は、自身の技術と演技力を磨く為に出場を決意する。

性格は自他共に認める熱血漢であり無鉄砲
自信家であり、一切の妥協を許さない。また感動屋でもあり、涙脆くもある。
思い込みが激しく直情的になることもあり、融通が利かないと受け取られることも。それ故に他人と衝突することも少なくない。
要点だけをはっきり言うため、勝利台詞は他のキャラクターよりも短切である。
『IV』シリーズではKOボイス「俺の負けだーっ!!」と非常に潔いものになっている。
しかし豪鬼一部の技は喰らうと実際にKOされなくてもKOボイスを発するので、
上のボイスを叫んだ後にあっさり立ち上がるシュールな姿を見ることが出来る。

「遅い!ぬるい!すぐに立て!休む暇はない筈だ!!」
「負けた言い訳をするより先に やるべきことがあるだろう!」

『スパII』のエンディングでは演技ではなく闘いそのものに本分を見いだし、俳優業を引退して「飛天流カンフー」を創始。
後に世界中に300万人もの弟子を抱える一大流派として成功した様子が見られる。

『ZERO3』ではまだ駆け出しの頃の様子が描かれている。
自らを鍛え上げるために世界を駆け巡っており、その活躍を元にした映画が大ヒットしたことで、一躍スターへの道を歩み始めることになる。
また所属する芸能事務所がシャドルーの麻薬取引の場になっており、スキャンダルに巻き込まれてしまっている(フェイロンは無実)。
この件においてはユンディージェイが疑惑を晴らす為に協力してくれたこともあり、結果ユンとの間には友情が芽生えている。
ディージェイとは芸能業界の伝で嘗て共に仕事をしたという関連があり、それが切っ掛けで親友同士であるとされた。
後に疑惑が晴れた後は、共にシャドルーへの共同戦線を張ることとなった。
また『ZERO2』のダンのホームステージ(香港)では、タオルを肩に掛けているそれっぽいキャラが背景に居たりする。

『IV』では俳優業はまだ引退しておらず、その一方でさくらに飛天流を薦めていることから、
俳優業と飛天流総師範を兼業しているものと思われる。勝利メッセージによると道場はまだ持ってない模様。
知名度は日本にいるまことにも届く程に有名らしく、その理由でまことは道場の知名度アップの為に試合を挑んでくる。
何のアポイントメントも無い一方的なお願いにも関わらず、彼は快く引き受けるのだった。
ストーリーはシャドルー傘下の軍事企業S.I.N社の妨害を受けた撮影スタッフの為にその原因を解明する。

 今は亡き名優ブルース・リーの影響を強く受けたキャラクター。
 元々ゲームといった世界には、ブルース・リーから影響を受けた人物という存在は山ほど居るのだが、
 彼の場合、髪型や顔立ち、服装はもとより、筋肉の付き方や独特の「アチョー!」という掛け声、
 勝利ポーズでのヌンチャクを振り回しての決めポーズ等々、ほぼブルース・リーその人とまで言える程に酷似した容姿だったりする。
 たまに「 春巻 」なんて呼ばれることも。
ブルース・リーから影響を受けたキャラ達が戦う参考動画
いくらなんでもやりすぎな気もするが、世の中には某のような例もあることだし、気にすることはないだろう
『スパIV』で初登場するアレンジコスチュームの3種類も、ブルース・リーファンならニヤリとするオマージュ系勢揃いとなっている。
しかしスタッフは意外にもフェイロンのキャラ作りを相当リテイクしたとのこと。
「誰かに似せるのではなく、フェイロンならではの熱さをどう表現するか」という課題の為にかなりの時間を割いたという。

「この程度で満足などできん! 更なる飛躍を目指してこそ漢!」
「もっと強くなれる!俺もお前も!」

ザ・ムービー』及び『リアルバトル オン フィルム』ではキャプテン・サワダを演じた澤田拳也氏がフェイロン役も演じており、
ステージの背景で捕らえられている姿を見ることが出来る。
ちなみに映画版ではフェイロン自体は登場しない(パンフレットにも記載なし)。
実はこの映画、元々はジャン=クロード・ヴァン・ダムジャッキー・チェンとの共演作として企画され、
ジャッキーがフェイロンを演じる予定だったが、結局は契約上の問題により実現しなかった。
そして代わりにフェイロンの枠を取ったのがキャプテン・サワダというオリジナルキャラクターなのである。

ポケットファイター』ではプレイアブルキャラではないが、フェリシアのエンディングに1シーンのみ登場。
ケンに「映画界にコネのある人物」として紹介されており、フェリシアを『ドラゴンvs猫又』なるアクション映画の主演にしている。
チャイナドレス姿のフェリシアを仕立て上げた貢献人である。2頭身だけど。

『プロジェクトクロスゾーン』では登場しないものの、『バーチャファイター』のパイ・チェンにはS.I.N社にちょっかい出されている俳優仲間がおり、
彼から春麗のことを教えられているので、この俳優仲間はフェイロンと見られている。
続編でもパイが春麗&シャオユウのタッグとの掛け合いでフェイロンの勝利セリフを発しており、
春麗が「どっかで聞いたような…」と反応している。
また、フェリシアが先述した『ドラゴンvs猫又』についても「ケンに騙されて出演した映画」と発言している。

「よくわからんが……わかった!」

また、伊藤真美の漫画『SUPER STREET FIGHTER IIX HARD SPIN OFF』には二篇に登場。
キャミィと春麗が主役の話(1巻に収録)では、次期主演映画の監督にストリートファイト禁止を指示されたために二人にボディーガードされる役所で登場。
フェイロンが主役となる話(2巻に収録)では1巻とは違い、史実のブルース・リーに準じた1970年代に死亡したスーパースターという設定になっていた。


キャラクター性能

必殺技の「烈火拳」に象徴される、連続攻撃と高い攻撃力で一気に勝負を決めるタイプ。通称「一発屋」。
基本は斜めジャンプ強Kで接近し、近距離立ち強Pキャンセルなどから「烈火拳」を主軸に攻める。
相手が飛び込んで来たら引き付けて、無敵時間を持つ「熾炎脚」で落とす。所謂昇龍系の対空技であるが、
コマンドが左右逆の「逆昇龍」(←↓↙+ボタン)コマンドの元祖だったりする。
リーチと判定に優れるしゃがみ強Pも強力。
飛び道具こそ持っていないが、持ち前の機動力と攻撃性能の高さからくる強さをもって敵を倒す、そんなキャラクターである。

『IV』では家庭用から参戦。
セービングシステムのお陰でしゃがみ強Pは振りづらくなったが、リーチの長い優秀なセービングアタックや、
仕様の変わった「烈空脚」(足だけでなく自身も回転しながら連続蹴りを繰り出す)が割り込み等に使える。
必殺技>通常技>必殺技に目押しで繋げられ、精度を上げれば上げる程に広がるコンボをちらつかせて相手を封殺する。
同じく家庭用から参戦したキャミィと共に強キャラ扱いだったが、
上位キャラがもっと壊れている、コンボを繋げる技術的課題が多い、等から評価は低めだった。

『IV』の発売当初、セスとアベル限定で大P>「大烈空」が延々と繋がってしまう永パが存在した。
パッチによって修正されたものの、今度はリリース前の『スパIV』に全く同じ永久があることが発覚。
「畜生!」とも言いたくなる
こちらもすぐに修正パッチによって削除された。

『スパIV』では前作の上位キャラが下方修正されたので、相対的に「烈火拳」と「烈空脚」の出し得感が牙を向いた。
フェイロンは飛び道具無しキャラなのに、「烈空脚」の軌道と移動距離と出がかりの無敵時間が、飛び道具持ちキャラさえも苦しめることに。
一時はフェイロン1強説も出たが、突進力のあるバイソン本田には苦しく、
慎重な立ち回りと正確にコンボを繋げる技術が必要となってくる。
「烈火拳」と「烈空脚」を適当に出しているだけでも強いが、結局「プレイヤーのスキルが無いと頭打ち」である。
とはいえ『スパIV』においては上位10キャラ程が横一線というバランスの取れた調整であったため、最終的には最上位キャラの一角という地位で落ち着いた。

『スパIV AE』が稼働開始になった後でも、相対的に強化修正という声がある(「烈空脚」の無敵時間等は修正されたが、代わりに通常技が強化)。
また家庭用で並んでいた上位キャラが軒並み下方修正を受けた為、キャラ性能ではフェイロン1強との声もある。
キャラランクでは新規参戦のユンヤンとともに3強と言われている。
お手軽感の強いこの2キャラに比べると、緻密な間合い管理と目押し技術、ヒット確認を必要とするので、
G.Master、Masterの人数はやや少ないが、それでも他のキャラよりは遥かに多い。
苦手なキャラがいない上に肝心のリー兄弟相手には有利に戦える為、使いこなしさえすればその圧倒的な性能で相手を押し潰し、勝利を重ねられるだろう。

フェイロン使いの強豪プレイヤーとして有名なのはマゴ氏。
『IV』無印時代にはサガット使いとして全一BPの座に就いていた彼であるが、
長期間に渡る練習と研究でフェイロンを続けた結果、ウメハラ氏等と並んで『スパIV』でもトップの地位に君臨している。

余談であるが、フェイロンの「烈火拳」が対戦格闘ゲームにおける「追加入力型必殺技」の元祖とされることがあるが、
実際は溝口誠の「空中連続蹴り」が元祖である(93年3月頃稼動の『ファイターズヒストリー』が、93年10月頃稼動の『スパII』よりも先に世に出ている)。
ただし初代『FH』は作品が非常にマイナーに終わったので、この事実自体もとってもマイナーであることは違いない。


MUGENにおけるフェイロン

+N64Mario氏製作
  • N64Mario氏製作
『ZERO』ベース。Z-ISMを再現。
当然オリコンはない。ヒットスパークもMUGENデフォルトのまま。
流れ者氏によってAIも作られており、地味ながら出番を増やしている。

+ですからー氏製作
  • ですからー氏製作
『IV』の要素も含まれたアレンジバージョン。
同氏製作の他キャラと同じく非常に格好良くアレンジされており、『IV』ボイスで声も凛々しい。
「俺の負けだーっ!!」断末魔エコーで聞き放題だ!
『ZERO3』のレベル3専用スーパーコンボ「龍八砕」がゲージ1~3の切り替えが可能になっており、
「烈火真拳」を3ゲージ版で出すと、『IV』のウルトラコンボ「烈火真撃」に変化する。
AIは11段階の切り替え可能なものがデフォルトで搭載されている。たまに(想定外の)永久コンボを繰り出してくるとのこと。

+G.D.T氏製作
  • G.D.T氏製作
2011年4月に公開された、『スーパーストリートファイターIIX』の再現キャラを数多く製作しているG.D.T氏によるもの。
基本的に非常に原作再現度が高いが、空中ガードを持っており、相手もフェイロンの空中技を空中ガードできる部分は、
カプエス2』のCグルーヴキャラのような仕様になっている。

CGH氏によるAI+改変パッチが存在したが現在は入手不可。
このパッチを使用するとAIが入る他、原作再現でフェイロンは空中ガードが出来なくなり、替わりに自分の全ての技も空中ガード不能になる。
空中ガード関係の仕様は設定で変更可能で、パッチ適用前の仕様に戻すことができ、逆に全ての技が空ガ可能になる設定も可能。

+大会ネタバレ
MUGEN祭 大盛りシングルトーナメントにおいて、その実力が証明される。
持ち前のレトロ火力を生かした猛攻で数多の猛者達を下し、
ストリートファイター勢唯一のベスト18(シード枠のためベスト16ではない)に輝いた。
実現しなかったが、付近のファイナリストには元ネタが同じケンシロウがいたため、その対決を待ちわびた視聴者も多かったはず。

+Fido氏製作
  • Fido氏製作
現在は入手不能。
ストリートファイターのMXシリーズのキャラを数多く製作している氏によるもの。
ブロッキングジャストディフェンスを搭載。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。
エフェクトが非常に綺麗。




「実力伯仲、だが運は俺に味方した!!」


出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2020年11月26日 07:44