フィオ・ジェルミ

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フィオ・ジェルミ - (2021/10/25 (月) 02:53:48) の編集履歴(バックアップ)





 本名:フィオリーナ・ジェルミ
 出身地:イタリア・ジェノバ
 職業:正規軍情報部特殊部隊 スパローズ上級曹長(『2』では一等軍曹)
 年齢:22歳
 誕生日:2008年10月2日(『メタルスラッグ』の時代は20XX年という設定)
 身長:158センチ
 体重:43キロ
 スリーサイズ:B88・W58・H89
 血液型:O型
 趣味:料理、刺繍
 好きな食べ物:アイスティー(クイーンメリー)
 好きなこと:ケーキを焼くこと
 嫌いなもの:熱い飲み物と熱い風呂
 大切なもの:生まれたときから一緒のクマのぬいぐるみのペッピーノ
 特技:整体、家事全般、社交ダンス
 口癖:平気です、大丈夫です


「に、任務、完了…ガクッ」

SNKの横型2Dアクションシューティングゲーム『メタルスラッグ』シリーズにおいて、
『2』からエリ・カサモトと共に登場した2人の女性キャラクターの内の1人。
ザ・キング・オブ・ファイターズ2000』、『'99EVOLUTION』、『KOF MAXIMUM IMPACTシリーズ』にも外部出演している。
名前の元ネタはマルコと同じく『母をたずねて三千里』に登場するフィオリーナ・ペッピーノから。

 代々男系軍人の系統であるイタリアの富豪、ジェルミ家の一人娘で後継者。
 ジェルミ家の当主は軍人であるというしきたりがあるのだが、フィオは軍人になる気は一切無かった。
 しかし母親が自分を産んだ後、子供が産めなくなってしまったために前代未聞の女性の後継者となってしまい、
 父親の熱望&政治力によって本人の希望を一切無視され、うやむやの内に正規軍へ無理やり入隊させられてしまった。
 とはいえ流石に父もかわいい一人娘に危険なことをさせるつもりはなく、内地でのデスクワークに就かせるように手回しをしていた……のだが、
 手続きミスで*1よりにもよって特殊部隊に配属されてしまい、そのまま最前線へと送られることに…。
 環境、両親の愛を一身に受けて育ち、おっとりした性格で天然気味。
 大学ではカイロプラクティックや鍼灸を学び、将来はスポーツドクターになりたいと考えている。

それほど有能な兵士ではなかったはずだが、キャラ性能的には他のキャラと全く同じ。
戦場という極限状況で覚醒したのか、はたまた元々それだけの素養があったのかは不明だが、
何だかんだで兵士として超一流の実力を備えているのは間違いないだろう。
『メタルスラッグ2』においての活躍が認められ、『メタルスラッグ3』からは一等軍曹から曹長へ、さらに上級曹長へと事実上の二階級特進を果たした。
先述の父親はもちろん今でも「危険な最前線からは手を引いて欲しい」と、軍及び娘両方に働きかけているのだが、
軍からは「これほどの功績を上げられた類稀な逸材は手放せない」、娘からは「もう慣れたから大丈夫」と拒否され続けてしまっている。

戦闘力は、B88・W58・H89とかなりのもの。
その割に体重が痩せ過ぎレベルなのは二次元美女のお約束。まぁ、『メタルスラッグ』シリーズでは食べ物の取りすぎで一時的にデブになったりもするが。
シリーズが続くごとにイラストでの見た目の大きさがはっきりとしてきた。

コミカルながらもグロテスクな表現が多いこのシリーズに置いて、プレイヤーキャラである彼女も容赦のない死に様が用意されている。
特に『メタルスラッグ3』だけに存在する溶解死はある意味有名。元々は『メタルスラッグX』の時に入れる予定だったらしい。
+ 紳士的な余談
敵の溶解液を食らうと男性キャラは容赦なく白骨化するが、女性キャラの場合服が溶けて全裸になり、そのナイスバディが露わになる。
その後は跡形もなく溶けてしまうのでグロテスクな表現であることに変わりはないのだが…。
ちなみに「メタルスラッグ フィオ」で検索すると関連ワードに「服」だの「酸」だの…。
海外でも「metal slug fio」で検索すると、関連に「acid death」が出てくるくらいには有名。
+ ショッキングなシーンだらけなので耐性のない人は注意

巨乳+眼鏡っ娘+天然という属性のためか人気が高く、
外部出演として『ザ・キング・オブ・ファイターズ2000』及び『'99EVOLUTION』にストライカー専用のキャラクターとして登場。
さらに『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズでは、操作可能なキャラクターとして登場するなど、
メタスラキャラの代表として多く外部出演しているヒロイン的存在。
その後もKOFに関しては『XIII』のあるステージの背景に登場したり、『XIV』の怒チームEDにマルコ共々出たりしている。

キャラクターごとに性能差のついた『メタルスラッグ6』では武器のエキスパートとなった。
スタート開始直後からヘビーマシンガンを150発装備しており、イージーモードでは弾数無限のBIGヘビーマシンガンを装備。
さらに手に入れることの出来る武器弾薬数と武器補給数が1.5倍になるなど、ゲームクリアのしやすいキャラ。
しかしコンバットスクールにおいては、全キャラ武器弾薬数が無限になるので、
最初から持ってるヘビーマシンガンを除けば実質何の能力も持たないキャラとなってしまう。
まあ強化銃が手に入らないミッションでは役に立たんことも無いのだが、
強化銃禁止ミッションでは当然のごとくそのヘビーマシンガンも没収されるので、その場合彼女の存在意義はなくなる。
使うには、趣味とでカバーするしか他ない。

KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズでは『2』から登場。CVはアイクル(中野涼子)氏。
この時は隠しキャラクターでストーリーモードでは使用できない。
『REGULATION "A"』では最初から使用可能だが、本作にはそもそもストーリーモード自体が用意されていなかった。
公式サイトで閲覧できる個別ストーリーによれば、今までの功績が認められて、
常に地球で最も危険な場所にいると言われる超一流の傭兵、ハイデルンの傭兵部隊の極秘潜入捜査にオブザーバーとして協力することになったとのこと
(それを聞いた父親は驚愕し、フィオの前線行きを聞かされた時以上に不幸に打ちひしがれていたのは言うまでもない)。
そのためか『KOF』でお馴染みの軍人達とのイントロで掛け合いが用意されている。
曰くラルフは「マルコさんに似てるっぽい」、クラークは「ターマさんに似てるかも」、レオナは「エリさんに…似てないわ」らしい。なら何故言った
ってかレオナ以外とは『メタルスラッグ6』で会ってるじゃん…と言いたいところだが、
メタスラ6の稼働は2006年2月、MI2発売は2006年4月27日であり、開発時期を考えると辻褄を合わせるのは難しかったのかもしれない。
ちなみにマルコ・ターマに似ていると言われた怒コンビだが、同作にはそれぞれにそのコスチュームが用意されている。
バンダナの主人公&サングラスの相棒という所も同じだったり。

『MI』シリーズではトンファー・ヘヴィマシンガン・グレネード・斧・ドロップショットと、武器の扱いは彼女以上にフリーダム。
男だったら拳一つで勝負せんかい!…って女だけど。
このように飛び道具は非常に豊富な上に優秀で、空中投げも所持。待ち性能はと同等かそれ以上。
キャラランクでは上位に食い込んでいる。
アナザーコスチュームではアイテリー風のコスチュームになる。

+ ポニー眼鏡どの

SNK公式ギャルゲー『Days of Memories』では第2作『僕の一番大切な君へ』にヒロインの1人として登場した。
主人公と同じゼミに通う、清嶺大学の3回生。一人称は「フィオさん」
が決闘している横でランチョンマットを広げて弁当を食べたりするなど、
呑気と言うか剛胆と言うか、そんな性格。大丈夫、原作通りだ
ただ、下手にからかったりすると原作で兵士を即死させていたビンタが無意識に飛んできたりする油断のならない娘でもある。

ちなみに今作では髪を束ねる位置が微妙に変わり、普通のポニーテールになっている。
世にも貴重な眼鏡っ子ポニーの出来上がりである。


MUGENにおけるフィオ・ジェルミ

+ 3㌶氏製作 センチネルスラッグ
  • 3㌶氏製作 センチネルスラッグ
動画内でよく見られるフィオ。
2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可となっていたが、
2019年2月より、はいうぇい氏によって代理公開されている。
「センチネルスラッグ」に乗って戦う…というか明らかにセンチネルそのものである。
センチネル自体はMVC風だが、効果音などは『メタルスラッグ』のものになっている。
『メタスラ』シリーズお馴染みの近接最終決戦玉砕男度胸一番心臓発毛攻撃「メタスラアタック」
(機体を乗り捨てて自爆させ相手に当てる攻撃)も搭載されており、
乗り捨てた後はメタスラシリーズのドットのフィオ本人が直接戦うことが可能。
ヘビーマシンガンやショットガンなどで弾幕を張ることが出来、さらにちびキャラなので攻撃も受けにくいが、
原作同様に攻撃を食らえば当然のごとくあの人この機と同じく一撃でやられてしまう
なお、改変自由であり、misobon_ism氏が作成したAIもある。
オトコマエシリーズで知られるmisobon_ism氏唯一の女性キャラのAI……なのかなあ。

+ MR.S氏製作
  • MR.S氏製作
代理公開していた「MUGEN CHINA」が閉鎖したため、現在は正規入手不可。
『KOF2000』等にストライカーとして登場した際のドットを使用したKOF風のフィオ。
こちらは元がストライカーのため、モーションも攻撃方法も少ない。
たぶん、フィオ単体よりもレオナのストライカーとしての登場の方が見る機会は多い。

+ Ainotenshi氏製作
  • Ainotenshi氏製作
上記と同じく、『KOF2000』におけるストライカーのドットから製作されたフィオ。
NBC』でのマルコもベースにしている模様で、必殺技・超必殺技も多く搭載されており、マルコと同様メタルスラッグ及び一文字百太郎の召喚が可能。
氏のOneDriveでは公開されておらず、長らく入手が不可能であったが、現在はhamer氏によって代理公開されている。

2013年7月にfoxy氏が自称「AIっぽいもの」をOneDriveで公開した。
どう見てもネタAIです。本当にありがとうございました。
ワンパなネタAIとはいえ、中々AI殺しな面もあり普通に強かったりする。
2014年1月6日にreadmeが更新されたので、使用の際は注意すること。

2019年8月27日にはカサイ氏による外部AIが公開された。
ハンドガンやヘビーマシンガン、アイアンリザードも駆使した弾幕で相手を寄せ付けない遠距離特化型。
対空技が貧弱なので飛び込まれると弱いが鍵のかかった鉄の扉すら破壊する掌打とコマンド投げのランニングネックブリーカードロップでの応戦も可能。
動画で使用された専用ステージ「モーデン軍兵器工場」も同梱されている。

上記2つの他にも、かつてはポニテ杯でお馴染みのピッコロ大魔王氏によるAIも存在していた。
…が、現在はリンク切れで入手出来ず、また長らく当wikiに記載がなかったこともあってか、残念ながらその存在は殆ど周知されていない。
氏のAIセットが手元にある方は、一度探してみては?
こちらもカサイ氏のAIと同様に遠距離中心型であり、メタルスラッグか百太郎を呼び出す超必殺技を所持しているが、
「いっけぇー!」と叫んだ後に何も来ないパターンがある。
メタルスラッグは稀にやってくるので、恐らく百太郎の呼び出しに何らかのバグがあると思われる。

+ Human氏製作
  • Human氏製作
原作ドットのフィオ。
現在は公開サイトのDLリンクが無効になっており、入手不可。
モーデン兵同様の操作性で、ショットガンやグレネード投げ等を使える。
メタルスラッグによる轢き逃げも搭載。


出場大会

+ 一覧
【センチネルスラッグ】

出演ストーリー

木の葉隠れ半蔵
特殊工作員トレバーの戦い(Ainotenshi)
ナイトメア・ハンターズ(非戦闘時:フィオ)(戦闘時:センチネルスラッグ)
彼岸日和(非戦闘時:フィオ)(戦闘時:センチネルスラッグ)
風天のクァンド(センチネルスラッグ)
MUGEN都市~ Infinity Fusion~


*1
ちなみに、同シリーズのレギュラーである相川留美名誉伍長も、後方の補給部隊の所属なのに毎回軍の手違いで最前線に送り込まれている。
おい、責任者出てこい