「あなたでは、勝てない…」
格闘スタイル : マーシャルアーツ+ハイデルン流暗殺術
出身地 : 不明
誕生日 : 1月10日
身長: 173~177cm
体重: 56~66kg
スリーサイズ : B84 W57~60 H85~87
血液型: B型
趣味: 工場見学
大切なもの: 特に無し
好きな食べ物: 野菜
嫌いなもの: 血
得意スポーツ: 特に無し
一旦前線を退いた
ハイデルン に代わり怒チームに加わったハイデルンの養女。
ハイデルンと同じく、レオナという名もコードネームで、
本名は 不明 。
……のはずなのだが、彼女の回想の中で父親に「レオナ」と呼びかけられるシーンがある。
世の中には
本名をコードネームに使っている傭兵 も居るためそれもアリなのかもしれないが、
そもそもハイデルンがコードネームなので、レオナは本名だが「レオナ・ハイデルン」はコードネーム、という意味かもしれない。
ハイデルンから暗殺術の訓練を受けており、「ムーンスラッシャー」など彼を踏襲した技を使う。
傭兵部隊での階級は無いが、事実上
ラルフ・ジョーンズ と
クラーク・スティル の部下という事になる。
無口・無表情でクールな性格、そしてシャギーが多めの水色の髪。言うまでも無くモデルは当時大人気だった
綾波レイ 。
また、名前やストーリー設定等は、中年の殺し屋と孤独な少女の関係を描いた94年の名作映画『レオン』の影響を受けていると思われる。
あと1995年の漫画『ストリートファイターIIV烈伝 』に「レオナ」という髪型の似た少女が登場しており、 当時のボンボン読者内でちょっと話題になっていたが、性格も肌の色も違うのでまぁ関係無いだろう
実は
オロチ八傑集 の一人・ガイデルの娘で、オロチの血を色濃く受け継いでいる。
本来であれば八傑集の能力は血縁では継承されないが、
レオナの場合、「父親が人格のみ、娘が力のみ」という形で能力を継承したため、
親子が揃ってオロチの力に関わる形となった。
八傑集を統率する立場にあった
ゲーニッツ は覚醒が浅い上、
オロチ復活に協力しようとしないガイデルの代わりに娘のレオナに目を付け、
血の暴走を引き起こさせた上で両親を殺害させた。
ガイデルの知己であったハイデルンに引き取られた彼女は、
事件当時の記憶を失っていたものの、表情から影は消えず無口な性格になってしまった。
「さあ、目覚めるのです!八傑集の血を継ぎし者、レオナよ!!!」
『'96』でのゲーニッツとの戦いを経て徐々に記憶を取り戻していき、『'97』で遂に血の暴走が再発。
覚醒レオナ(または暴走レオナ。正式名称は
ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ )が乱入キャラ・
隠しキャラ として登場した。
ちなみに本編に先駆けて小説版の『'96』に登場していたりする。
両親を殺害したのが自分自身だという事を思い出した彼女は、戦いが終わった後に自ら命を絶とうとしたが、
ラルフとクラークのおかげで踏み止まり、家族の分も生き続ける道を選ぶ。
その後は自分の意思である程度オロチの力をコントロールできるようになったようだが、
『2003』にて「遥けし彼の地より出づる者」の暗躍で
オロチ が復活、エンディングで再び暴走を起こしている。
『'96』では56kgだった体重が『'97』では65kgに激増しており、理由は「筋トレで鍛えたから」。
趣味が工場見学なのは「お土産がもらえるから」らしい。
かわいらしいが、オロチの血に目覚める前の思い出が影響しているのかもしれないと考えると複雑。
嫌いなものに血とある。たまに耳にするレオナの「アップルジュース!」という謎のかけ声は、
「これは血ではない。りんご色の汁である」という、相手や自分の出血を意識的にそらすための自己暗示らしい
(後述のように
荒木飛呂彦 氏の漫画『魔少年ビーティー』から取ったと言われるが、
スタッフが台本に仮の掛け声として「アップルジュース」と記載し、それを直し忘れたまま収録を行ってしまったが、
正式採用された、という説もある)。
『'98』では犯罪者&色物である
チャン・コーハン に対して何故か敬礼し、
逆に上官のラルフに「あなたでは勝てない」と暴言を吐く、つまり
特殊イントロ の入れ替わりバグがあったのだが、
それがアンソロなどでネタにされて妙に受けた結果、
「チャンの純粋な力に対して敬意を表している」 という、
ちょっと苦しい 理由が加えられ、チャンへの敬礼に関してのみ
正式設定 として組込まれる事になった。
一応は、上記の筋トレでの急激なウェイトアップの件を受けて、
「あの人はあんな力を身に付けるまで一体どんな鍛え方をしたんだろう」と感銘を受け、
それがチャンへの尊敬に繋がり敬礼となった、という微妙にもっともらしい後付け設定もある模様。
『KOF2003』になってもこの特殊イントロは続いており、
『KOFXIII』では
ライデン にも
勝利デモ にて「純粋なパワーは賞賛するわ」という台詞が。
さらに『KOFXIV』ではついに
チャン側からもレオナへ敬礼が返された 。
しかしその『XIV』ではチャン達がザナドゥ率いる
「悪人チーム」 として出場していたため、
勝利デモでは「また悪にとらわれているのね……
打ち破れるだけの力 を持っているのに……」と残念がる様子を見せていた。
スマホアプリ『KOFオールスター』でもバトルカード「敬虔な態度」で
レオナとチャンが並んで敬礼しているイラスト が描かれたり、
チャンとのリンク効果として「ミスマッチ」が設定されていたりなど継続してネタにされている。
+
実はバグではなかった?
しかし2017年4月、KOFのスタッフの発言により上記のレオナのチャンに対する特殊イントロはバグではなく 、
わざと仕込まれた(あるいは意図的に残された?)という事実が明かされた(当時バグ報告したら「わざと」と返されたとの事)。
しかし、どういう経緯によってこうなったかまでは未だ闇の中。ただの内輪ネタだったのだろうか。
理由の憶測として「もしかして元々はバグが始まりだったが敢えて残された のかも」
「チャンのフロント担当者への敬意としてレオナのフロント担当者が仕組んだ可能性」
「デザイナー間のノリ」「レオナは強い人に敬礼してて、チャンは強いから」などが挙げられているが、結局謎のまま。
何れにせよ、レオナがチャンに一目置いているのは間違いないようだ。
ただ
ラルフに対する暴言に関するフォローはその後も一切無く (こちらは後の作品では無かった事にされ)、
むしろ「ノリについていけない上官」というイメージがついてしまった節がある。
上記のスタッフ発言でもラルフについては一切触れられていないため、こちらは
本当にバグだった可能性が高い 。
もし「わざと残された説」が正しいとすると、ラルフへの暴言に関しては全く気付かれないままチャンへの敬礼だけが目立ち、
原因不明のまま挙動が面白かったためそのまま残されたのかもしれない可能性が浮上するのだが……。
哀れラルフ
一応、『'98UM』では演出が修正されちゃんと敬礼するようになった…のだが、
先鋒戦の場合に限り「あなたでは勝てない」のまま だったりする。
ラルフはこの場合だけ
酒を飲んでいる ので、それに呆れたのかもしれない…。
ちなみに、『'97』のエンディングでラルフからバンダナをプレゼントされていたが、
部屋にほったらかしらしく、以降それがプロフィールなどに登場する事は無い。
SNKの中でもパロディが露骨なキャラだが、これはかなり早い段階からイメージが練られており、
開発担当者の(過度の)愛情をふんだんに受けて育ったためらしい。
それをポンと新作に出せてしまうほど、当時のKOF人気は止まる所を知らない加熱ぶりだったという事もある。
尤も、無口キャラが属性として定着し蔓延している今日では、あまり「綾波レイのオマージュ」という印象は受けなくなったが。
と言うか「
筋肉質の軍人 」と言う時点で、
儚い印象の綾波系 とは差別化されている。
+
その他のパロディ
各種必殺技にもかなりの数のパロディがある。一部メジャーなネタを紹介。
超電磁マシーン ボルテスV
ボルテックランチャー → 超電磁ボール
Vスラッシャー → 天空剣Vの字斬り
この二つを繋げてコンボさせると超電磁ボールVの字斬りの完成だ!
VスラッシャーはきっちりとVの字の残光を残している(MAX版だとより再限度が高い)。
…ボルテックとか、二つの意味合いを込めた暗喩なのだろうか?
ちなみにレオナは、青髪のポニーテールで、司令官の養女で、オロチ八傑集の一人だが、
ボルテスチームの紅一点は、緑髪のポニーテールで、長官の実の娘で、忍者の末裔 だったりする。
ついでにボルテスはレオナ登場の翌年の『新 』にてスパロボ初参戦を果たした
(ちなみに当時の開発元ウィンキーソフトはSNKと同じ吹田市内に存在。やはりご近所故のネタか? )。
宇宙の騎士テッカマンブレード
ポーズ的にはこっちの方が近いような。
特に強の胸の前で拳を揃えてから左右に開いて飛び上がるポーズはブラスター化後の奴っぽい。
そう言えば三神技の弐 の動作も15話で見たような…
仮面ライダーBLACK RX
見事な再現度。発動後のポーズやフィニッシュ時に「R X」を描く手振り、貫通した火花までバッチリ!後は手刀部位さえ光れば完璧か。
あとほぼ名前だけだがボルテックランチャー → ボルテックシューターとも。
元々は『'95』時代にハイデルンが通常投げ として使う案があったようだが、この時は没になった。
ジョジョの奇妙な冒険
そのまんまな名前だが、洋楽 ネタ ではないよ(尤も『ジョジョ』自体が洋楽ネタまみれだが)。
バオー来訪者
グレイトフルデッド → バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン
ネタ元側の使用時のポーズの一つにかなりそれっぽいのが。
秘密戦隊ゴレンジャー
ご存知、レオナと同じくチームの紅一点モモレンジャーの得意技。
ただし決め台詞の「いいわね?いくわよ!」は何故か別のキャラ に持っていかれた。
キン肉マン
空中投げ「ハイデルンインフェルノ」も元ネタは一緒。と言うかクラークの技が肉技 だらけ。
ウルトラセブン
大変分かり易い。
ウルトラマンレオ
そのまんま。
ちなみにこれに関連してこっそりウィップ の太股の足環がレオの弟アストラ と同じ っていうすっげー地味な 小ネタがある。
UFOロボ グレンダイザー
多分。
装甲騎兵ボトムズ
オーデルバックラー(通常投げ) → オーデルバックラー
OVA『赫奕たる異端』に登場したアーマード・トルーパーの名前。
このATのパイロットもレオナに似てるといえば似てる感じである。
以下番外編
世紀末救世主伝説 北斗の拳
上着のボタンを外し、胸部を露出(タンクトップ)後「あなた、わたしの名を言ってみて」。
地味にレアな勝利演出だったりする。後、プロフの数値よりも巨乳に見える。けしからん!
ちなみにラルクラの「クロスチェンジャー!」の元ネタ『鳥人戦隊ジェットマン 』でも同じ台詞が登場している
(「蛹を破り蝶は舞う 」や、教官の「所詮貴様 は流れ星~」も同作から。あと多分「喧嘩が強い上に男前 」も)。
魔少年ビーティー
ビーティー「タロー アップルジュース!」 → 通常投げの掛け声「アップルジュース!」
ここでいうタローというのは最終話に出てくる主人公ビーティーの友人、麦刈公一 の飼い犬であり、これが芸の合図なのである。
こんな所から拾ってくるとか少々細かすぎないだろうか
登場当初は
エヴァ ブーム真っ只中だった事もあり、同じく暴走する
庵 と並んでKOF屈指の人気を誇ったが、
オロチ編が終了、ネスツ編に入り
ムチ子 が加入した事で怒チームがメインストーリーに絡み始めてからはやや影が薄くなった。
ストーリーの都合とはいえ、『XI』でついに登場以来初の欠場になってしまったが、『XII』で無事復活。
服装が『MI』シリーズのアナザーコスチュームに準じたものに一新され、
ピシッとしたタンクトップ姿が軍人らしさとセクシーさを両立させており、他の出場キャラクターの評価が分かれている中、概ね好評を得ている。
上が薄着になったためか中々の
戦闘力 を露わにしており
本当にB84か? 『XIII』で挑発すると、モーションが小さくてちょっと確認しづらいが
揺れてる 。
続く『XIV』ではおぐら氏による巨乳デザインと3Dモデル化が合わさり、
揺れる演出が強化された。
挑発どころか立ちモーションだけでぷるんぷるん揺れる。
流石にこの色々と丸みを帯びた肉体は軍人キャラとしてどうなのかと思われたのか、
『XV』では男性キャラほどではないにしろ、腹筋にうっすらとシックスパックが浮かぶ程度には筋肉質な体つきとなった。
……のだが、
何故かバストサイズは更に向上。
もはや元祖乳揺れキャラの
不知火舞 や
アンヘル らと比べても遜色ないほどの巨乳と化している。
どう見てもB84ではない
ゲームが
2Dのドットから3Dのポリゴンへと移行して印象が変わるキャラ と言うのは珍しくないが、
こうも露骨に盛りに盛られる女性キャラと言うのも彼女の他は
梅喧 ぐらいのものだろう。
+
『THE KING OF FIGHTERS ~A NEW BEGINNING~』におけるレオナ
あずま京太郎氏が手掛けるコミカライズ作品『THE KING OF FIGHTERS ~A NEW BEGINNING~』では、
ハイデルンの命令に従い「怒チーム」の一員として大会の裏に潜む陰謀を調査していた。
大会ではアンヘルとおっぱいキャラ同士 対戦をし、改造人間として並外れた身体能力を持つ彼女を相手に必死に奮闘する。
作者のあずま京太郎氏はその高い画力もさる事ながら「筋肉質且つ豊満な女性」 の色気を描く事に定評がある作家である。
正にあずま氏にとってレオナはうってつけのキャラクターなのだが、
その期待に応えるがごとく本作のレオナは非常に凛々しくもセクシーに描かれているため、読者からは非常に好評。
特に連載中に発売した『SNKヒロインズ』の特典用に描き下ろし、
SNS等で公開した「可愛らしいポーズを決めたメイド服レオナ」 のイラストのインパクトは語り草となっている。
あずま氏も気に入っているキャラクターのようで、各チームの試合の後に挟まれるブリーフィングパート等で何かと出番が多い。
+
キクラゲは意外と栄養があるのよ
恋愛アドベンチャーゲーム『Days Of Memories』シリーズでは第1作と第7作に登場。
クラスメイトの無口なクールキャラという辺りの設定は双方に共通。
最初は無口で一匹オオカミな印象だったが、会話をしていく内に実は心優しい女の子であり、
お互い良い関係になっていきやがて……という最早王道というべきシナリオである。
クールな美少女が次第にデレて恥ずかしそうに頬を染める。ありきたりに思えるがレオナさんはOK。
ちなみに第1作『僕と彼女の熱い夏』では何故か
親父 が出張る。何故か出張る。
ラルフ達は応援してるのに親父は主人公とレオナの関係に出張る。しまいには主人公をゲームで試すだけでなく尾行までする。
自重しろ親父。
第7作『僕と彼女と古都の恋』では意外と珍しい
ムチ子 との共演を果たした。向こうは教師役だが。
オリンピック候補にもなっている水泳部のエース選手なのだが、練習中の怪我のせいで水泳から離れてしまっている。
久々に出たと思ったらえらい勢いで原作設定からかけ離れた。
そんなこんなで、本作では得意スポーツが「水泳」となっている。
また、原作や第1作と比べると人付き合いが良く、笑顔を見せる場面も少なくない。
担任 のお陰だろうか。
ちなみにストーリー後半になって判明する話だが、怪我の原因は彼女を邪魔に思う選手にけしかけられた男達に襲われたからであった。
そのため、少しばかり男性恐怖症な所もある。
当然ながら原作にこんな設定は無い。
本当にどうしてこうなった。
原作中の性能
突進技や空中技が特徴的で、
コマンド は
溜め系 だが機動力に優れ一撃離脱を得意とするキャラ。
足技のリーチが長いのでこれを軸に牽制しつつ、隙を見て飛び込んだり間合を詰める戦法がメインになる。
特に空中戦が非常に強く、空中投げ・リーチの長いジャンプ強攻撃・空中
超必殺技 「Vスラッシャー」と、空対空では抜群の強さを誇る。
またダッシュの姿勢が非常に低い(~『'98』まで)ため、宙に浮くタイプの
飛び道具 をダッシュで潜る事もできる。
必殺技 は、
対空・連続技に使えるハイデルン直伝「ムーンスラッシャー」
追撃可能でダッシュと同じ姿勢になるので同じく飛び道具をくぐれる突進技「グランドセイバー」
それとは逆に上空に飛び上がりつつ突進するのでこれまた飛び道具をかわしつつ攻撃できる「Xキャリバー」
眼前に多段ヒットする真空の渦を生み出し、ヒットしたら追撃できる「ボルテックランチャー」
と、バランスよく揃っている。
大ダメージを奪う機会は少ないので、チクチクと丁寧に攻めていき、相手が隙を見せたら一気に攻める姿勢が求められる。
初出の『'96』は「ボルテックランチャー」の出が早く、持続時間が長い強が屈んだ相手にも当たるためガリガリ削れ、
強で出すと
ギース の
レイジングストーム と相殺する程の判定の強さであり、
チャン など一部キャラはこれを出されるだけで何も出来ないほどであった。
また、「グランドセイバー」がガードされても反撃を受けないのでノーリスクで使っていけ、
「Xキャリバー」のスピードはそれ以上に速かったので、
ステージ を縦横無尽に動き回るレオナがよく見られた。
『'97』では上の3つは少し弱くなり、代わりに「ムーンスラッシャー」と「Vスラッシャー」が強化された。
特にスピードが速くなった「Vスラッシャー」は空対空はもちろん、
中段 の昇りJ大Kから繋がるので大活躍。
他に地上で出せる超必殺技の「リボルスパーク」が追加され、安定して威力の高い連続技ができるようになった。
と同時に、独特な軌道を描く飛び道具「アイスラッシャー」や超必殺技の「グラビティストーム」等の
ロマン技 も追加された。
『'98』では中段の特殊技「ストライクアーチ」の追加で、
通常技 キャンセル で連続技に「Vスラッシャー」を組み込む事が可能に。
そしてリボルの立場はなくなった
ラルフ達を差し置いて爆弾を投げる飛び道具「イヤリング爆弾」は、隙が大きいものの地味に使い勝手が良く玄人向けであった。
しかし、『'98』の最強キャラと言っても過言ではない
大門先生 との相性が絶望的に悪いため、チームに入れるにはそれなりの覚悟が求められる。
『'99』以降では、連続技の繋ぎに使える「
イヤリング爆弾2・ハートアタック 」と、
ジャンプして相手を
ロック するファイナルブリンガーのような超必殺技「
グレイトフルデッド 」が追加。
しかし、溜めキャラのため以降の作品でのスーパーキャンセルやどこでもキャンセルの恩恵が殆ど受けられず、
他キャラに比べ爆発力に欠けてしまうため、より慎重な
立ち回り が求められる事になった
(もちろん、必殺技の性能が良く上位キャラに数えられる作品もあったが)。
またダッシュの姿勢が変わり、飛び道具を抜けられなくなった。
ちなみに「Xキャリバー」は作品ごとに性能がころころ変わり、『'96』では地上から飛び上がる突進技、
『'97』は飛び上がって相手の頭上でXの衝撃波を撃ち、『'98』ではハイデルンのネックローリングと同じようなロック系必殺技、
『'99』以降は空中で出す射程の短い飛び道具技、そして『XII』では、空中で出す突進技になっている。
『XIII』では弱で飛び道具、強で突進技、EXで多段ヒットする飛び道具になった。
『'97』と『2002』『2002UM』では覚醒レオナが使用できる。
覚醒レオナはジャンプ・ダッシュ速度が格段に上昇し、ダッシュ中の体制が非常に低くなるため、さらに強引な攻めが可能。
『'97』の覚醒レオナは上手い人が使うと暴走庵以上に狂った性能になり、使っていると白い目で見られたが、
CPUはパターンがあるのであまり強くなかった。
『2002』『2002UM』ではコマンド入力によって能動的に覚醒状態になれるが、体力を半分消費するペナルティがある。
また『2002UM』では覚醒状態で勝利すると
勝利デモ と勝利メッセージが変化するのだが…。
「フゥ、ゥウゥゥ……ち、力は……制御……ォウオオォオォォォッ!」
明らかに制御出来ていないと言わざるを得ない
他にも覚醒レオナはGB版『熱闘!KOF'96』にも参戦しており、
この時はゲームスピードが全体的に早いため、各種速度は通常のレオナと変わらない。
しかし
ニュートラルポーズ が全く異なり、
Vスラッシャーの爆発がオロチ一族特有の髑髏エフェクトになっている他、ハイデルンの「ストームブリンガー」が追加。
さらにムーンスラッシャーを連続で繰り出す
乱舞 超必(名称不明)が使える。
『
メタルスラッグXX 』ではDLCキャラとして登場。
ハンドガンの威力が1.5倍で、特殊武器と手榴弾の初期量と取得量が1.2倍で、死んでも武器を落とさず、
手榴弾2個分の破壊力があり、敵弾破壊性能まである ムーンスラッシャーが使用可能、
などなどとまあDLCキャラだけあってかなり強い。他にも手榴弾がイヤリング爆弾に変化していたりする。
「力は制御できる けど、それに頼るつもりはない」
MUGENにおけるレオナ・ハイデルン
+
Tin氏製作 KOF仕様+アレンジ
現在ニコニコで見かけるのは主にこのレオナ。
『
メタルスラッグ 』の
フィオ を
ストライカー として呼んだり、オリジナル技が搭載されていたり、
スタートボタンを押しながら決定すれば覚醒レオナになったりと、楽しいキャラに仕上がっている。
ちなみに通常状態で使える超必殺技「レオナインフェルノ」は
名前も動作も
キン肉マンゼブラ の「マッスルインフェルノ」にそっくり。
覚醒状態で使える超必殺技「ジェノサイドスラッシャー」は先述した『熱闘KOF'96』の乱舞技が元ネタとなっている。
sk氏による
AI パッチがリリースされている(氏の新規サイトには置いていないがJ・J氏のサイトに代理公開ページは残っているためDL可能)。
通常版・覚醒版どちらにも対応。
レオナの特徴をよく理解したヒットアンドアウェイ戦法が非常に的確で、レベルを上げればかなりの強さを見せる。
infoseek無料HPサービス終了に合わせて、新規サイトにDL先が移転された。
+
NAO&M.氏製作 '99~2003仕様+AKOF アレンジ
NAO&M.氏製作 '99~2003仕様+AKOF アレンジ
infoseek無料HPサービス終了に伴うサイト削除により、現在は入手不可。
アイスラッシャー以外の全ての技が搭載されており、こちらもスタートボタンを押しながら決定する事で覚醒レオナとなる。
さらにロック系超必殺技が全て搭載されているのが特徴。
対オロチ&ゲーニッツ専用イントロが用意されており、特に覚醒版だと血の暴走を促され、理性を失う演出が見られる(挑発も変わる)。
また、「ムーンスラッシャー」が
波動 コマンドに変更、その派生技も搭載されている他、
オリジナル超必「アルティメットストーム」、MAX2「Xキャリバーエアスライド」、MAX3「インサニティビースト・サルベージカノン」が追加。
AIもデフォルトで搭載されていたが、氏の他のAI搭載キャラ同様不具合が起こるため自重している。
+
オリジナル超必解説
アルティメットストーム
ロック系乱舞技で、主に連続技の締めに使う。
サルベージカノン(通常レオナ限定)
この技もロック系の超必殺技。
体力30%・3ゲージ必要というかなり厳しい条件。
ぶっぱ で決まると、10割近くの体力を奪う事ができる。
Xキャリバーエアスライド(覚醒レオナ限定)
これもロック系超必殺技。
残り体力80%・2ゲージ必要というちょっと厳しい条件。
この技が決まると、巨大なXキャリバーが相手を襲う。
インサニティビースト(覚醒レオナ限定)
この技もロック系超必殺技だが、
体力30%・3ゲージ必要・空中限定でしか出せないと最も厳しい条件。
相手を噛みまくり、手刀で止めを刺す動作となっている。
+
AtomicSphere(原始球)氏製作 2002仕様+MI2アレンジ
AtomicSphere(原始球)氏製作 2002仕様+MI2アレンジ
上記のTin氏製作のレオナを改変したもの。通称「戦場レオナ(Leona The Valkyr)」。
『2002』を基準として大幅なアレンジ・調整が加えられており、もはや別キャラと言って良いだろう。
ST、覚醒モードは廃止。 『'96』型、『'98』型、現行型と3タイプの「Xキャリバー」を搭載し、
『MI2』の必殺技やスタイリッシュアーツやハイデルンの必殺技の他、『2002』のクイックMAX発動が「トリガー技」として導入されている。
AIは搭載されておらず、未完成の状態であるため今後に期待。
+
119way氏製作 '99~2003仕様+AKOF+XI風アレンジ
119way氏製作 '99~2003仕様+AKOF +XI風アレンジ
上記のNAO&M.氏のレオナを改変したもの。
スーパーキャンセルやドリームキャンセルが可能で、火柱を出す超必殺技が追加されている。
+
Ehnyd氏製作 '98仕様
氏恒例の『'98』仕様で、ニュートラルモーションも『'96』~『'98』以前。
原作のシステムも再現。
何故か小ポトレが上記のTin氏のものと同様。
AIは未搭載。
+
KoopaKoot氏製作 2002UM仕様
KoopaKoot氏製作 2002UM仕様
原作再現仕様だが、現在は入手不可。
AIは未搭載。
+
RYO2005氏製作 KOF+ROTD風アレンジ仕様
RYO2005氏製作 KOF+ROTD風アレンジ仕様
氏お馴染みの『
ROTD 』風アレンジ。
コンビネーションも搭載。
+
アフロン氏製作 覚醒レオナ
上記とは違い、覚醒レオナ単体だが、必殺技が溜めではなくコマンド式になっている他、
グレイトフルデッドが
コマンド投げ として通常の必殺技となっていたり、
オリジナル超必殺技として前述の『熱闘!KOF'96』が元ネタと思しき「インフィニティスラッシャー」や、
ハイデルンのMAX2超必である「カリバーン」が追加されていたりと、かなりのアレンジが施されている。
また、ハイデルンのストームブリンガー同様、ムーンスラッシャーをスカした後にグレイトフルデッドを当てると、
ダメージが増加する仕様が搭載されている。
外部AIは名無し氏及びピータン氏によるものが存在する。
前者はアイスラッシャーで固めつつガン攻めするが、飛び道具の撃ち合いになりgdgdになるのを防ぐためか、度々
挑発 するのが特徴。
後者はhamer氏によって代理公開されている。
かつてはshao氏によるAIも存在したが、現在は公開停止。
こちらはAI・ガード・反応速度・ゲージ増加などが設定可能となっている。
+
ピータン氏製作 ノーマルレオナパッチ
上記のアフロン氏製作のものをピータン氏が改変したもの。現在はhamer氏によって代理公開されている。
パッチという形で配布されているが、ほぼ別物となっている。
イントロから勝利モーションまで従来のレオナに変更され、ボイスは『MI』のものが使用されている。
改変元にはなかったイヤリング爆弾やハートアタックに加え、後述の
必殺技 も使用可能になり、7P~12Pでボスモードとなる。
AIも搭載しており、ガン攻め中心でゲージが溜まると10割は吹き飛ぶ。
ちなみに勝利画面のメッセージは氏のオリジナルであり……何やらカオスな事になっているがきっと気のせいだろう。
また、脱衣勝利ポーズで見せるタンクトップが
何故か赤と紫の二種類用意されている 。
レオナさんも女子なので、見えない所でオシャレに気を使ってるのかもしれない。
見せてるけど
+
ピータン氏ノーマル化パッチオリジナル技解説
リバーススラッシャー
ムーンスラッシャーのヒット後に出せる派生技で、ゲージを消費する。
元々は『MI2』で実装された技だが、そちらの動作は再度ムーンスラッシャーを繰り出すというものなのに対し、
こちらは技後に振り下ろした腕を更に斬り上げて追撃するという違いがある。
セカンドインパクト
ノーマル版リボルスパークやインフィニティスラッシャー(MAX版含む)からの派生でしか出せない超必殺技。
見えない ワイヤー を相手にヒットさせ、浮いた相手を爆破させる。
ちなみにリボルスパークからの方が当たりやすい。
フルブラスト/潜在フルブラスト
元ネタはフリーマン の超必殺技。
本家とは動作が違う。
ボルテック・ジェノサイダー
巨大なボルテックランチャーを繰り出す超必殺技。ほぼ全画面 。
ただし、出は遅く、発動前も無敵時間がない。所謂ロマン技 。
作者であるピータン氏曰く「どう見てもハラハラアタック です。本当にありがとうございました」。
実は味方殺し技 でもあったりする。
|血の暴走:
ライフ5割以下で使用できる超必投げ 。
2種類あり、1つ目は密着状態でなければ無効。2つ目は相手に飛び掛かる。
カウントダウン
ライフ5割以下で使用可能。
相手に飛び掛かって爆弾を仕掛け、一定時間後に爆破する大技。
ヒットしてから3カウント(実際は5秒=500F)経過すると相手は爆死…ではなく5割のダメージを受ける。
元ネタはケンシロウ の「北斗残悔拳」。
本家と違いレオナが攻撃を受けても解除はされないが、爆発の瞬間に無敵時間のある技で回避可能 というロマン技。
ボルテック・ゼーレ
ボスモード限定の超必殺技。
残りライフ半分以下で使用可能。
元ネタはカイン・R・ハインライン の超必殺技。
本家よりは小さい。
他にもパワーゲージを溜めるパワー溜めが追加されたり、
リボルスパークが運送技になっている(スイッチで運送するかどうか決められる)などのアレンジが加えられている。
+
ピータン氏製作 KOFXIII仕様
上記アフロン氏の覚醒レオナを改変したもので、現在はhamer氏によって代理公開中。
『KOFXIII』の美麗ドットを使用しており、同作のシステムや同作で使用したEX必殺技・EX超必殺技・NEOMAX超必殺技も完備。
また、7~12Pは覚醒時のように髪が赤い裏モードとなり、
移動速度上昇、イヤリング爆弾の封印、一部の技の性能変化といったアレンジが施される。
AIはデフォルトで搭載済み。
+
Strong FS氏 & Shirou Satoru氏製作 KOFXIV仕様
Strong FS氏 & Shirou Satoru氏製作 KOFXIV仕様
MUGEN1.0以降 専用。
2Dドットで『KOFXIV』のコスチュームを再現している他、同作で見せた技の数々が搭載されている。
……が、
特殊技のストライクアーチをヒットさせると相手が大量に分身する という不具合があり、
大変シュールな光景が展開される事になるので修正は必須。
また、元々はコンプゲー『MUGENGERS』用のキャラを単体キャラとして調整したものらしく、LIFE初期値が3000と非常にタフである。
AIは良く動くものがデフォルトで搭載済み。
ストライクアーチの使用頻度が低いのか、上記のバグが発生する事はあまり無いようだが、
動画に起用するならやはり修正しておいた方が良いだろう。
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Zero-Sennin氏製作 CVS風アレンジ仕様
Zero-Sennin氏製作 CVS風アレンジ仕様
MUGEN1.0以降専用。
Dampir氏の『CVS』風ドットで製作されたレオナ。
システムも『CVS』仕様に変更され、本家に参戦していてもおかしくないほど完成度が高い。
sndファイルも従来のボイス、MI2ボイス、KOF2006(海外版MI2)ボイスの3種類がある。
技構成は『'98』をベースとしているようだが、オリジナル技として2ゲージ消費の乱舞超必「Rider Burst」と、
『2003』のリーダー超必殺技を再現した「V-Slasher: Revision LDM」が使用可能。
このうち「Rider Burst」は乱舞を叩き込んだ後に
相手の首にリボルスパークをぶち込み 、
トドメに
仮面ライダー チックな跳び蹴りを見舞うという豪快な技である。
AIはデフォルトで搭載済み。
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無名(Tokia)氏製作 アナザーレオナ
AKOF参戦キャラ。infoseek無料HPサービス終了に伴うサイト削除により、現在は入手不可。
AKOFレオナとの特殊イントロを搭載している他、Vスラッシャーを上下反転させた「Aスラッシャー」が
コマンド投げ となっている。
AIは未搭載だが、サクラカ氏、Nori氏によってAIパッチが製作されている。
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無名(Tokia)氏製作 アリーナ
infoseek無料HPサービス終了に伴うサイト削除により、現在は入手不可。
AKOF参戦予定キャラ。
おてんば姫 や
全身タイツ中学生 とは無関係。
こちらは上記のアナザーレオナとは別物となっている。
「リボルスパーク」がノーゲージで出せる。
「Aスラッシャー」が
コマンド投げ ではなく、ロック系超必殺技になっており、ノーマル版とMAX版の2種類が存在。
新しくMAX2超必として、「ヘルズスラッシュ」(
人造人間16号 の技ではない)が搭載されている。
こちらもNori氏によってAIパッチが製作されており、小パンからの5割以上のコンボを繰り出す。
この他DOS時代の改変キャラとして "Ruth" が存在。 AIやストライカーを搭載している。
また、human氏によるメタスラドットのレオナも存在していたが、現在は公開サイトのDLリンクが無効になっており、入手不可。
出場大会
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一覧
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レオナ・ハイデルン
シングル
タッグ
チーム
その他
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非表示
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暴走レオナ
【暴走レオナ】
シングル
タッグ
チーム
その他
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アリーナ
【アリーナ】
更新停止中
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出演ストーリー
最終更新:2024年04月22日 17:54