ガードポイント

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ガードポイント - (2008/11/13 (木) 14:34:51) の編集履歴(バックアップ)


技を出しながら相手の攻撃をガードする特性。略称は「GP」。
初出作品は意外(?)にも『ワールドヒーローズPERFECT』で、
「打撃防御攻撃」という名称だった(あまり広まらなかったが)。

基本的には上中段と下段、上半身と下半身の区別があるが、中には「腕の先だけ」というように非常に限定的なものもある。
全身にガードポイントがある場合は「全身ガードポイント」と言う。
なお作品によってはガード不能技でもガード出来ることがある。

一方的に相手の打撃を潰せる点は無敵やアーマーに似ているが、
  • アーマーはそのままのダメージを受ける(MUGENでいえばMoveHit=1、MoveContact=1になる)
  • ガードポイントは削りダメージのみを受ける(MUGENでいえばMoveGuarded=1、MoveContact=1になる)
  • 無敵は指定属性のダメージを一切受けない(MUGENでいえばMoveContact=0になる)
という点で異なる。
またあくまで「ガード」扱いなのでガードクラッシュ値は蓄積される。
そのため多くの作品では無敵より性能で劣っているとされる。
しかしガードクラッシュ値は攻撃側キャラクターの設定に依存する場合が多く、
mugenではそのあたりはサポートされておらず、P2nameなどで個別対応する以外は無く
コンプゲーを除いて完全な再現は実質不可能なため、ガードクラッシュを搭載しているキャラは少ない。
よってmugenでは削りダメージを受ける以外は無敵とあまり変わらなかったりする。ご利用は計画的に。

パワータイプや熱血系キャラクターの技に設定されていることが多い。
作品別に見ると『THE KING OF FIGHTERS?』シリーズで最も多く、※1
逆に『GUILTY GEAR?』では御津闇慈の(実質上の)専売特許である。※2

MUGENでは常時ガードステート(150推奨)のヘルパーを出し、食らい判定を調整して透明処理(Invisible)をすれば再現可能。
もちろんこの場合ヘルパーがダメージを肩代わりしてしまうので、リダイレクトで削りダメージの値を取得してLifeAddしなくてはならない。
無論ガード不能攻撃でヘルパーが攻撃を受けたとき等の事を考慮してHitOverRideを忘れてはならない。
また、helperが投げを食らった場合も分身する原因となるため、
本体を投げ以外無敵にしつつガードポイント用helperと食らい判定用helperを別途用意し、
食らい判定用helperに当たった場合にリダイレクトでダメージと硬直他を取得して擬似的に食らいステートを作りだす必要もある。
凝りだすと非常に面倒なシステムである。

他にも攻撃モーションのまま食らい時にガードステートに移行させ、また元の攻撃ステートに戻す方法で再現されることもある。
この場合はガードポイントを出したまま攻撃するのは無理だが、ヘルパー関連の処理を飛ばす事ができるので楽。

また、本体をガードステートに飛ばしたまま、ヘルパーに攻撃させるという方式もあるが
これは当て身投げされた場合は分身バグを引き起こす原因となるので対策を忘れずに。

この特性をもった主な技


この特性をキャラクターに付加する主な技

  • ユウキの「合体変身!チェンジ・アトミックガイ・ネオス」

関連項目:スーパーアーマーハイパーアーマー


※1
草薙京の「百式・鬼焼き」をはじめ、対空技のほとんどに付いている。
むしろ無敵より多いかも知れない。

※2
一応、梅喧の「爵走」にも上中段のガードポイントがあるのだが、
技の特性や梅喧の装甲の問題もあって有効に使うのは難しい。