アイリ

「アイリ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アイリ - (2011/11/25 (金) 12:28:56) の編集履歴(バックアップ)









 身長:161㎝
 B:86
 W:56
 H:83
 職業:メイド
 武器:鎌
 防具:特になし
 好きなもの:美女の精気
 嫌いなもの:この世から消えてしまうこと
 趣味:ダンス

「お帰りなさいませ、御主人様。今日は3人、冥土にお連れいたしましたわ」

ホビージャパン社より発売されている美少女イラスト集対戦型ゲームブック『クイーンズブレイド』の登場人物。
南斗水鳥拳伝承者の妹ではない。
同作のアニメ版とPSPのSRPG『クイーンズブレイド スパイラルカオス』にも登場している。
キャラクターデザインは『まほろまてぃっく』アニメ版のキャラデザを務め、『ストライクウィッチーズ』では監督を務めた高村和宏。
アニメ版での声優は『真・三國無双6』の王元姫役などの伊藤かな恵。

キャッチコピーは「冥土へ誘うもの」。
異界の住人や不死の魔物を使って大陸支配を目論む"沼地の魔女"に仕える召使いで、
異界から召喚された死霊(レイス)で、魔女に服従の魔法をかけられている。
しかし本人はこき使われていることに対して不平も言わず、ただただ健気にご奉仕に励んでいる。
死霊といってもアイリの肉体はいわゆる霊体ではなく、この世で完全に実体化している。
服だけはアイリの思念が生み出すイメージであり実体ではないが、普通の者の目には実体であるかのように映る。
アイリは生者の精気を吸収し続けないとこの世に留まることができない。生き物の身体に直接触れることで、精気を吸い取ることができる。
手下の"低級霊ブラザーズ"を絡みつかせて犠牲者を動けなくした後、恐怖を味合わせながら吸い取る精気が特に美味らしい。
魔女は手っ取り早く大陸を支配するために、クイーンズブレイドに軍団の精鋭を送り込んだ。
美女の精気を好物とするアイリは、大喜びで御主人様のためにご奉仕するのであった

所謂「冥土のメイド」というオヤジギャグ駄洒落がそのままキャラクターになったもの。
「どうせやるなら名前はミヤゲだろ」と突っ込まれたりもしている。
メイドだけあって「○○ですわ」とお淑やかな口調と立ち振る舞いをする。
特殊能力は素手で触った、あるいは触られた相手の精気を吸い取る(ただし生者のみ)事ができ、姿を透明にすることも出来る。
ただし、その多芸さに反し初期HPは低め、頭を使う立ち回りが要求される上級者向けキャラとなっている
上記の通り服は自身のイメージ、つまり実体化していないため服だけ鏡に映らない。またその気になればどんな服にする事も可能。
原作でも鎌に写った姿が裸となっている(刃の大きさの関係で胸より上しか写ってないけど。乳輪が見えてる気もするが、鎌の錆だそうな)。
そして「ダメージを受けた」と認識すると破損・・・というかぶっちゃけ脱げる
まあ他のキャラクターもダメージを受けると景気よくガンガン脱げていく作品なのでアイリに限ったことではないが。
ゲームブックにおいては、回復技が豊富だが初期HPが低く格闘も苦手なため、ダントツで最弱
「取れる行動の広さ」「攻撃判定の強さ」と言う、クイーンズブレイドにおいて最も重要な要素2つが両方欠けているため、
全回復という掟破りの技を持つにも関わらず勝てる要素が存在しない。
初心者相手ならわからん殺しが出来なくもないが、中級者以上同士の戦いなら、より遥かに厳しい。
ただし生気を吸い取る特殊能力は、上記の通り触れられても(攻撃を受けても)発動する為、
素手でしか攻撃できない相手とは非常に相性がいい……剣と魔法の世界だが。
原作ではアイリをからかっているスライムのメローナ相手ならアイリの方が強かったりする
(メローナの持つ剣等は、総てメローナの体の一部が変形した物の為)。
『クイーンズゲイト スパイラルカオス』ではメイド繋がりという事でいろはとのFIG(合体技)がある、その名も「二人で御奉仕」
アイリの能力で二人の身体と獲物を入れ替えて攻撃をする技で、そのため鳳麟・凰嘴を持ってかなり困惑してるアイリと
鎌を持ち低級霊ブラザーズを従えて勝気な表情をしたいろはが見られる。
なお服はイメージのはずだが、いろはが「服を脱ぐ」と認識するためかアイリと入れ替わったまま使う「夕鶴の舞」で普通に服を脱ぎ捨てる。
ただしいろは自身に下着の概念が無いためか下着は脱がなかった。それ以上脱いだらいろいろと面倒になるからとは言ってはいけない。
鶴には変身できないため鳳麟・凰嘴で斬り付けるだけである。

+ 元ネタ
『クイーンズブレイド』シリーズは、
米フライング・バッファロー社の対戦型ゲームブック『ロストワールド』(神出鬼没の強欲商人とは関係ない)を原型としている。
『ロストワールド』自体も1985年には日本語版が出版されたものの、日本ではブームになれずに8冊で終了している。
一方、本家アメリカでは歴史あるシリーズとして新作が作り続けられてきた。
ちなみにシステムは同じなので、クイーンズブレイドとロストワールドでの対戦も可能。
対戦バランスは補償しないが(クイーンズブレイドのキャラクターは元ネタより強化されている)。
ロストワールドにも女性キャラは居るが向こうのデザインなので基本的にムキムキマッチョ
(クイーンズブレイドにも居ない訳では無いが、案の定、人気が無い)
『クイーンズゲイト』はトレジャーハンターのアリス(扉を開く者アリス)が異世界を繋ぐ扉「クイーンズゲイト」を開いた事により
他社のキが参戦して来たと言うシリーズ。当然、服を破かれても版権元が文句を言わないキャラクターが参戦している。
おかげでが参戦しても、清楚キャラの彼女は無理と言われている。彼女は話題にも上らないが。

システムは、ぶっちゃけ複雑なじゃんけん。
お互いの行動を同時に宣言し、表から結果を出し、ダメージが決まる。さらに次の行動にボーナスや制限が加わったりもする。
表から飛ぶ結果のページには、皆さんお待ちかねのエロい絵が描かれている。
なお、本の絵はプレイヤーから見た相手の姿を描いているので、お互いの本を交換してプレイする。
つまり自分がアイリなら、本を渡された相手がアイリの姿を眺めるのである。勿論自分は相手から渡された本を見る。

ニコニコでは唯一の原作プレイ動画(アイリは出ていない)。

生憎、ニコニコでは絵の鑑賞動画意外は、アニメやスパイラルカオスばかりである。
動画向きでないから仕方ないとも言えるが、カードゲーム版の方がゲームブック版より多かったりするのは悲しい所。
美少女イラスト集扱いであって、ゲームブックとして遊んでいる人間は極少数と言ってはいけない。

実はクイーンズブレイドの第一期作品は「ロストワールドのキャラクターの絵柄を変えただけ」というキャラクターが多く、
アイリもその一人で、元シリーズ中の「ゆうれい男(Wraith with Sickle)」が彼女の原型にあたる。
…日本の萌え文化、パねぇ。まぁ美少女死神がわんさと居る業界だし。
もっとも、そのおかげで1985年版と違い、日本でも人気シリーズになったのは事実。
その姿を見た大抵の外人は「なんでこんなに目のでかい奴ばかりなんだ?」とか「細身のオカマ野郎ばっかりだな」と思ってるとか思ってないとか。

ちなみに、第二期以降の作品は完全新規キャラも増えたが、ゲームバランスが変わった為、
彼女に限らず第一期キャラの殆どが弱キャラとなってしまった。
ただし原作ゲームブックだけの話で、アニメやスパイラルカオスなら強キャラだったりするけどね
(でもアイリ達は敵役(しかも中ボスクラス)なので、噛ませだったりする場合もあるが)。

MUGENにおけるアイリ

muko氏(無虚氏)による「クイーンズブレイド スパイラルカオス」のグラフィックを使用したものが公開されている。現在はベータ版。
ほとんどの行動をAPゲージを消費して行う。APの最大値は100。APが半分以下の場合相手が受身を取れるようになる。
AP量が足りなくても技の発動は出来るが、その場合赤い点滅状態となり、一定時間のペナルティが発生しAPが溜まらなくなる。
APゲージが溜まる条件としては、APを消費する技以外の行動を取とると溜まっていく。食らい中も溜まるが上昇率は減少する。
デフォルトでAIも搭載されているようだ。

今後タッグ大会でと組まされるのは必定であろう。「アイリィィィィ!!」

出場大会