想(おもい)が瞬を駆け抜けて
紅蓮の 碑を描く
研ぎ澄まされた 生命(いのち)だけ
その眸(め)に潜ませて
『戦国BASARA』の主題歌「Crosswise」のサビ部分であり、『
戦国BASARA X』では
一撃BASARA技を決めたときに流れる音楽。
過疎ゲーである戦国BASARA Xがゲーセンから撤去された時にも歌われる。(ニコニコ大百科より)
歌っているのはT.M.Revolution。
原曲はコレ。
T.M.Revolutionにしてabingdon boys schoolのボーカルである西川貴教は「Crosswise」の他にも
「JAP」「BLADE CHORD」「Naked arms」「SWORD SUMMIT」等、数多くの楽曲をBASARAシリーズに提供しているが
シリーズ初代の曲とあって、最も好きな曲に「Crosswise」を挙げる人も多い。
テーレッテー同様、一撃を決めるとこのコメントが流れることが多く、ネタ性の強い言葉としてプレイヤーに使われている。
元となる部分が歌詞のせいか、「オモイーガー」などの表記揺れが比較的目立つ。
原作での性能
一撃BASARA技を発動するためには、戦闘中に様々な行動をすることによって加算されるスタイリッシュポイントを集める必要がある。
増加と共にBASARAゲージ(必殺技ゲージ)横にある一撃ゲージの色が変わっていき、100%になると光りだす。
ゲージが光りだしたら、弱+中+強の3つのボタンを押して一撃発動準備に入り、その後↓↙←↙↓↘→+強の共通のコマンドで発動することが出来る。
発動時には専用の家紋のカットインが表示される。
一撃準備後に一定時間経過、もしくは成否を問わず発動すると一撃ゲージが無くなり、それ以降はスタイリッシュポイントが増加しなくなる。
そのため使うのなら決着ラウンドで使うのが望ましい。とは言ってもそもそも溜まりにくいのだが……。
また発動・時間切れにかかわらず、BASARAゲージも全て無くなる。ただし一撃ゲージと違って消滅したわけでなく、それ以後も普通に増加する。
ちなみにBASARAゲージの増加率はスタイリッシュポイントの増加に伴って上昇するため、
一撃を出すつもりがなくてもスタイリッシュポイントを貯めることは非常に重要。
他にも、一撃準備後から一撃ゲージ消滅までは、
気絶と
ガードクラッシュをしなくなるという特典がある。
+
|
スタイリッシュポイント増加行動一覧(※これらはKO後の追撃でも有効) |
一試合で一回のみ増加 |
ファーストヒット |
+10% |
投げヒット |
+5% |
エリアル攻撃ヒット |
+10% |
吹き飛ばし攻撃ヒット |
+10% |
自分の体力が2割以下かつ相手の半分以下の時挑発 |
+5% |
BASARA技ヒット |
+5% |
一撃BASARA技を回避する |
+10% |
立ち通常技を全て単発でヒットさせる |
+8% |
しゃがみ通常技を全て単発でヒットさせる |
+8% |
ジャンプ通常技を全て単発でヒットさせる |
+8% |
援軍を要請する |
+10% |
援軍が到着する |
+10% |
手出し無用宣言をする |
+10% |
援軍の攻撃をファーストヒット |
+10% |
援軍の攻撃をカウンターヒットさせる |
+5% |
援軍の攻撃を壁コンボ中(ただし壁にぶつかる前)にヒットさせる |
+5% |
援軍の攻撃をエリアル中にヒットさせる |
+5% |
援軍アシストをヒットさせる |
+5% |
レベル30以下の援軍を要請する |
+10% |
試合中に何度でも増加 |
近距離で相手の攻撃をバックステップでかわす |
+3% |
攻撃をガードしてから10秒間攻撃を食らわない |
+3% |
体力差(20%以下,80%以上)があるとき逆転KO、もしくはダブルKOする |
+5% |
カウンターヒットさせる |
+1.5%(必殺技+3%) |
ジャストディフェンス |
+1.5% |
ジャストパーフェクトガード |
+1.5% |
攻撃をヒットさせる |
+5%(1ラウンド最大値) |
攻撃を食らう |
+15%(1ラウンド最大値) |
援軍カウンターをヒットさせる |
+7% |
援軍ヒットキャンセルをする |
+1% |
|
発動までに準備が必要なのは
GGの
一撃必殺技と同じだが、コンボに組み込むことが出来る点は
北斗の拳の
テーレッテーに近い。
だが、これらの作品と違い
暗転を見てから援軍カウンターで回避することが可能なため、何も考えずに出していたのではまずヒットしない。
相手に先に援軍カウンターを使わせておく等、援軍使用不能時間を狙えるようになって初めて決めるチャンスが出てくる。
また、コンボ中に発動準備を行うと相手が受身可能になってしまうため、どうにか機会を作ってからの事前準備が必要……なのだが、
溜め吹き飛ばし攻撃のワイヤー吹っ飛び中は何故かその原則が無視されてしまう。
これを利用し、高難易度なものも多いが全キャラに一撃発動準備ごと組み込まれたコンボが開発されている。
実戦での使われ方は基本的に悪足掻きであり、対戦終盤に追い詰められて後がなくなった際に
援軍カウンター使用→相手が吹っ飛んだ隙に準備という流れがよく見られる。
そこから一撃を入れて見事な逆転勝利が生まれたりもし、対戦の盛り上げに一役買っている。
しかし溜め吹き飛ばし攻撃を当てるのが非常に容易かつ相手の援軍使用を禁止する技を持つオクラの場合、
永パ中にスタイリッシュポイントが溜まる→そのまま華麗にフィナーレといった光景がしばしば発生することに。
というかオーモーイーガーの発生元は9割方こいつである。オクラ自重しろ。
画面を一直線に通過する龍の形をした巨大な電撃を刀から放つ。
発動は早く、
カイの「ライジングフォース」+
御津闇慈の「絶」といった感じ。
しかし、見た目のみで言ったら
ガロンの初期ドラゴンキャノンとそっくりである。
一撃BASARA技の中でもトップクラスの高性能を誇り(これだけが取り柄とも言われる)、
発生が早くコンボに組み込みやすい事、BASARA技のHELL DRAGONと動作が似ており援軍カウンターを釣れる事が強み。
KO後は兜を外し馬に飛び乗り颯爽と去っていく。
この時裏回りに小十郎を使っていると小十郎が颯爽と後ろ向きに馬に乗る。箱乗りにも程がある。
実戦での使用例。KGのもセットでどうぞ。(4:00~)
熱いK1こと幸村が、お館様直伝の炎をまとった画面端まで届く強烈なキックを放ち、
スレイヤーのごとく相手を遠くに蹴り飛ばす、というか相手は星になる。
援軍を使用しないと地上でしかコンボに組み込めないのが難点。
お前が手に持っているものは飾りかとか
槍使わんかいとか言ってはいけない。
実戦での使用例。どうしてこうなった。(16:00~)
相手に体当たりした後、相手をすくい上げるように攻撃。ぶっちゃけ地味。
初見は通常技と勘違いするかもしれない。が、その後
神輿に乗って上から小判をばら撒き、ええじゃないかの大騒ぎ。
リーチはないが、ガーキャンCHやコマ投げから入ったりと割と狙いやすい部類。
また、地味に中段判定であるため、慣れてない相手なら食らってくれる・・・かも。
オーモーイーガーした後こそが本番である。風流せい! 風流せい!
ちなみに相手はぶっ飛ばされたまま落ちてこない。南無。
実戦での使用例。ダイヤ11:-1なんだぜこれ……。(14:00~)
冷気が自分の体をまとい相手を凍らせて連続攻撃、その後謙信が光と共に上昇して……終わってしまう。
なんか地味。尻切れトンボと言わざるを得ない。
まあ謙信公には
当て身から宇宙という霊験あらたかな毘沙門天の加護があるし、
援軍アシストのカットインが神がかってるので。
巨大な黒い手が市の体を包み込み、飛び跳ねるようにして相手に体当たりする。
閉じる際にも攻撃
判定があり、当たると相手が浮いた状態となり、2撃目がヒットする。
アルカナハートの
闇のアルカナのコマンド技に似ている。地味。始動はカッコイイのに…
世界地図を斜め上に投げ相手を包み、火をつけて爆破。これも地味。
ちなみに相手はそのまま灰になる。南無。
打点が高い中段で暗転中発生と性能が良く、忠勝や秀吉には下段の2B>一撃と生一撃が最終兵器になる。
兄貴ィィィィ
回転しつつ空中に飛び上がり攻撃、ヒットすると毛利水軍が誇る船が現れ元就が船に乗り兵を指揮。そこ、地上なのにどうやって持ってきたとか言わない。
合図と共に多数の火矢が相手に放たれ、さらに上から元就が光輪で攻撃し、部下を巻き添えにしつつ相手を「
全滅」させる。
演出は忠勝と並んで派手。というかこのキャラだけ他のキャラの10倍ぐらい手間がかかっている。
わざわざ船が出てきたり、船の上で虹を出してみたり……見てる分には楽しい技だが、食らった方はたまったものではない(毛利の部下含む)。
一撃技の中では出が若干遅いが、永パなんぞ朝飯前&援軍使用制限の緩いこいつはたやすく発動準備ごとコンボに組み込める。
しかもコンボに援軍要請禁止技が組み込まれるため、援軍カウンターで潰されることがない。
一撃の使い勝手まで最強とはどれだけ自重しないんだこの緑黄色野菜は……。
ちなみに援軍を殴る度に援軍Lvが下がる仕様はこのときも適用されるため、この技を使うと
援軍Lvがものすごく下がる。
そのため最終ラウンド以外で使ってしまうと次のラウンドが少々きついことになる。
MUGENでは彼自身の特性と相まって、誰か一人に当たれば
某ドラゴンの
超必殺技よろしく
味方ごと殲滅する凶悪な技と化している。
実戦での使用例。EDテーマ付きの感動的なフィナーレ。(21:00~)
髑髏で出来た玉座に座り、
眼から光線を発射。その後バックに城が現れ、城ごと相手を爆破する。
相手の背の高さによっては、近づかれると当たらないことがある。
実はこの技、BASARA2の信長ストーリーのEDで大阪城を爆破するシーンの再現である。
ホンダム! 最大出力!!
槍を地面に突き刺して地震を発生させ、出力最大で巨大な光線を発射して相手を消滅させる。光線は6本放つのだが何故か1ヒットしかしない。
この地震は
地面全体に判定があるため、距離に関係なく当てる事が出来る。上空に逃げられると外れるが。
一撃技の中では発生が非常に早く使い勝手がよい。近距離なら
コンボにも組み込める。
ただし一撃準備からコンボに組み込もうとすると一撃が発動こそするがバグで暗転した後戻らなくなり、
その後は
忠勝側のみ行動不能となるので、あらゆる技が確定する。ドウシチマッタンダタダカツ!
実戦での使用例。BRAVEした結果がこれだよ!(8:30~)
蹴る→頭突き→殴る→斬る。以上。
とんでもなく地味。その辺の強攻撃や乱舞必殺技ぐらい地味。だが小十郎の場合、それがいい。
一撃部分は最後の斬撃だが、MUGENではタッグ戦だと
相方の動き方によって斬撃を阻まれることがある
。
GGのサイクバーストのように体から光を放ち、当たった相手を上空に飛びながら関節刀で斬り刻む。
秀吉が援軍に到着している場合にはバックに城が現れ、天守閣まで相手を斬り刻み、頂上に待ち構えている秀吉が相手を地面に向かってぶん殴る。
相手はそのまま
頭から地面に埋まる。そして城の上で2人で決めポーズ。
喰らった相手のポーズのせいでしばしば
「犬神家」
のコメントが見受けられる。
元ネタはCMでやりすぎせいか有名になった某探偵シリーズから。ちなみにGTOや
らき☆すたで使われるなどパロディとして非常に使い勝手がいい。
地上で発動すると一旦上空に飛び上がるため若干の隙があるが、空中で出すと即座に発動するため、空中コンボに組み込める。
ちなみにこの技、原作のBASARA(戦国陸上ではなく、アクションゲームの方)ではいわゆるモードチェンジ技である。
MUGENでの扱い
MUGENでは殆どの相手が援軍カウンターを持っていないこともあり、原作ゲーよりも頻繁にオーモーイーガーを聴くことができる。
特にアフロン氏制作の慶次はBASARAゲージ5本だけで発動可能に設定されているので、ゲージMAXなら即一撃を狙ってくるという
世紀末な仕様。
ワッショイしてる本人は楽しいだろうが相手は…。
一撃発動シーンやBASARA K.O.の演出は見栄えが良いのでよくサムネイルに用いられ、その際は「
サームーネーガー」「サムネが戦国」などとコメントされている。
発動時に家紋のカットインが表示されるが、ニート運送氏の小十郎はオリジナル演出として片倉家の家紋が使われる。(原作では政宗と同じ伊達家の家紋)
ニコろだの5584番にオーモーイーガーを高音質にするファイルが上げられている。