この目に映るものは
遠い日の真夏の陽炎
空には血潮に翳る月夜
遥かな時を超えた
貴方の命を愛した
今夜だけは譲れない
如月竜人氏が製作した、『
MELTY BLOOD』(以下メルブラ)キャラクターのアレンジキャラである
復讐貴や
吸血飢や
アブソリュート白レンなどが、
即死技を決めた時 or 特定技でKOした時に特殊演出として流れる、『
MELTY BLOOD』の主題歌『MELTY BLOOD』のサビ部分に対して付けられるコメント。
他にも
でっていうや
ちびゆっくりといったキャラにも、
上記のアレンジキャラ達をネタにして『MELTY BLOOD』のサビ部分の歌が搭載されているため、このコメントが付けられる事がある。
元となる部分が歌詞のせいか、「コノメニー」などの表記揺れが比較的目立つ。
また、來氏によって上記のアレンジキャラの演出を元にして既存のキャラが音楽を流すようになるコノメニウーパッチが公開されている。
如月竜人氏の製作キャラには『メルブラ』のアレンジキャラが多いため、原作をよく知らない人からは「メルブラ版
テーレッテー」と呼ばれたりもする。
ただし、流れる条件が違う事等から本質は大分違う。
当然の事ではあるが、
原作で戦闘中にこの歌が流れる事は無い。
MUGENでアレンジ・製作された如月竜人氏のキャラ(及びでっていうなど)限定の演出であり、
「コノメニウー」というコメントもそれらに対してのMUGEN独自のコメントである。
よって、
当然ながらMUGEN動画以外で「コノメニウー」は使わない事。
また、以前『メルブラ』公式サイトの掲示板にてMUGENにおけるメルブラキャラの仕様について聞くというMUGENファンによる暴挙があり、
一時MUGEN界隈に『メルブラ』ファンが突撃し大騒動になった事もある。
MUGENと原作は姿は同じでも全く別物です。原作に迷惑をかけない。これはMUGENを楽しむ上での基本です。
ネタ過ぎるためかライトなファンには好評なものの、
原作ファンには嫌う者も多い。
この曲が流れるアレンジキャラが大体原作性能とかけ離れているため、混同されるのを嫌がられるのも原因の一つ。
『MELTY BLOOD』のサビ部分の歌が特殊演出として流れ、
更にキャラの作者が「この
BGMはコノメニウーである」と想定しているアレンジキャラ以外の『メルブラ』キャラに「コノメニウー」コメントを付ける事は、
「キャラを間違えてる」「ネタと原作の区別が付いてない」と倦厭されがちで、キャラのファンを不快にさせる上キャラの作者にも大変失礼なので、
使用する時は空気を読んで正しく使いましょう。
また、復讐貴と吸血飢がこの演出を流す条件の一つに「17分割でKOする」があるためか、
他のキャラクターの使う「17分割」に対しても「コノメニウー」を付けられる事があるが、「17分割」はあくまで復讐貴と吸血飢が演出を流すための条件の一つに過ぎず、
他のキャラクターの同種の技や、条件を満たしていない復讐貴と吸血飢の「17分割」に「コノメニウー」とコメントする事は完全に誤用なので注意。
無論、元祖であり世界唯一の作者によるコノメニウー公認・推奨キャラ(2009年5月時点)である、
如月竜人氏のキャラ群(と一部ネタキャラ)にこの字幕を付ける事は全く問題無い。
マナーを守って楽しくコノメニウーしよう。
2010年7月現在よりIna氏の志貴にもIna氏本人の手でコノメニウー要素が追加された。
ちなみに復讐貴と
グラップラーSHIKIの応援歌として、あわけんPによってボーカロイドのMEIKO&巡音ルカがアレンジして歌っている。
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如月竜人氏+αのキャラがコノメニウーを流す条件 |
基本的には、相手のHPが一定以下の状態で一部の超必殺技を決める事で流れる。
復讐貴がこの歌を流すためには
- 即死技である「極死・殺人喜劇」or「極死・無空」を決める
- LA「極死・七夜」やAAD「十七分割」で相手をKOする
- 相手のライフが450以下の時にAAD版「直死・地面を殺す」を成功させる
という3種類の方法がある。
どれもBLOODHEAT時のみの技のため、AIがこれらを決める事は少ない。
特に極死・無空に関しては3ラウンド以降限定のため、技自体の使用頻度も低い。
殺人喜劇はガード可の突撃技のためガードされる事が多々ある。
ちなみにこれら以外にも各種超必殺技は存在するが、それらでは曲が流れる事は無い。
- AAD「十七分割」で相手をKOする
- 相手のライフが500以下の時にAAD「怒ったんだから・・・・・・!」
または「未来を掴め!さっちんエンド」を当てる。
- LA「固有結界・枯渇庭園」で相手をKOする(ライフ500以下で決めるのが条件?)
- FA「奇跡を起こせ!二人の絆」を決める
の四つの方法がある。
上記四つの技はそれぞれ特殊KO演出としてコノメニウーが流れるだけでなく通常と演出も少し違うのが特徴
(ただし、枯渇庭園はライフバーが消えてBGMが流れるだけ)。
AIは積極的にBLOODHEATしてAADやLAを使用するようになっているため、流れる可能性は低くはない。
- AAD「コチョウノユメ」で相手をKOする(相手のライフ650以下で決めるのが条件?)
- LA「偽・夢幻抱擁」で相手をKOする(相手のライフ600以下で決めるのが条件?)
- FA「アブソリュートゼロ」を決める(3ラウンド目に相手のライフが600以上の時に地上EXシールドを決める)
の3つの方法がある。
中でも「偽・夢幻抱擁」の特殊KO時や「アブソリュートゼロ」でKOした場合、相手が完全に消滅してしまう。
AIは積極的にBLOODHEATしてAADやLAを使用するようになっているため流れる可能性は低くはない。
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現時点では数少ないが、今後この曲を即死技や特殊演出に使用するキャラが増える可能性もあるため、
動画で耳にする機会ももしかしたら増える……かも
(もっとも、不運な事にネタイメージが付いてしまった今では、ネタキャラ以外が搭載するにはかなり超難易度だと言わざるを得ない)。
ストーリー動画などでは、演出として
MegaMariや
マガキさんがコノメニウーしていたり、シリアスシーンで普通に流れたりと色んなキャラがコノメニウーしている。
ただし、あくまで正式に「コノメニウー」が搭載されているのは如月竜人氏のキャラ(とでっていう)だけなので、扱いには注意が必要である。
前述の通り使用する時は空気を読んで正しく使う事。
なお、復讐貴=コノメニウーというイメージがついているが、コノメニウー以外のBGMを流すようにする事も可能。
また、前述の通り原作再現仕様の『メルブラ』キャラが「コノメニウー」を流せるようになるコノメニウーパッチも製作されたが、
何も知らぬ視聴者に誤解を与えたり、原作ファン及び原作再現キャラのファンが良くない思いをする可能性もあるので、
動画作者はネタになるからといって安易に動画に使用せず、深く考えて覚悟と決断をした上で起用して頂きたい。
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パッチでコノメニウーに対応するキャラ |
※これらの他に、何故か「極死・七夜」が使える大垣氏の 十得制御棒うにゅほにもパッチ対応されている。
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また、動画アップ者が無関係なキャラの技に編集でコノメニウー演出を入れる事もあるが、それを見た視聴者がそのキャラの作者に突撃したり、
別の動画で同じ技を決めた場合に音楽が鳴らず疑問に思った視聴者によって「コノメニウーは?」というコメントが書きこまれるなどの事態が起こる可能性もあり、
「本来は搭載していないが編集で入れた」という事をはっきりさせておかないと誤解を招くと思われる。
このように「ネタ、ギャグ要素が強く真面目なキャラにコノメニウー弾幕を付けるのは失礼」とされるようになったのは,
コノメニウーの演出があるのがコノメニウーが主体のアレンジキャラとパッチによる追加が可能なキャラを除くとネタキャラばかりのが原因だろう。
でっていうやちびゆっくりはネタの要素が強い変則的なキャラだし、
復讐貴は殺人貴をベースにしつつもレーザーを撃つ、カードを投げる、翼を生やすといった関連性の全く無い技を大量に所持しているなど、
これらの一見無関係な技を使えるのには理由があるとはいえ、設定を知らないとどうしてもネタ的な要素に見えてしまう
(しかし
ネタキャラではない
ので注意)。
それ以外のキャラは「既存のキャラをコノメニウーを使えるようにして技や性能を多少変えただけ」の微改変が多く、
コノメニウー追加可能キャラとは言えてもコノメニウー搭載キャラとは言えない。
ちなみに、
遠野志貴のアレンジキャラである
グラップラーSHIKIが即死技であるラストアークを決めた場合は、
この歌をアレンジしたBGM「MELTY BLOOD ver.beat」が流れるが、
流れるのが
特殊ゲージを貯めて即死技を決めた場合のみである事、「MELTY BLOOD ver.beat」はノンボーカルなので「コノメニウー」とは聞こえない事、
作者が「BGMが被ったのは偶然」と明言している事から、コノメニウーというよりは
テーレッテーや
オーモーイーガーの仲間だと思われる。
後に公開されたBGM追加パッチをあてる事で、ラストアークBGMをMBAA版「MELTY BLOOD ver.beat」や「Truth from “Melty Blood”」に変更可能となった。
他にも
志貴咲夜や
十得制御棒うにゅほなど、コノメニウーではなく「MELTY BLOOD ver.beat」の方を必殺用BGMとして搭載しているキャラは多い。
最終更新:2023年03月31日 04:41