スポンジボブ・スクエアパンツ






"Who lives in a pineapple under the sea?

  SpongeBob SquarePants!"

(パイナップルに住んでいる、

 スポンジボブ ズボンは四角!)

(※OPテーマの歌詞より引用)

+ 日本語吹替声優
鶴博幸
シーズン1~3
松野太紀
シーズン4~13途中
宮田幸季
シーズン13途中以降

松野氏はシーズン4からの起用であり、そのコミカルな好演は長年に渡り親しまれていた。
2024年に氏が逝去されてからは宮田氏が役を引き継いでおり、こちらも視聴者からは好評である。

言わずと知れた二コロデオンの大人気アニメ『スポンジ・ボブ』の主人公。
日本ではNHKEテレで放送されたアニメのキャラ等と言えば分かりやすいだろう。

海底都市「ビキニタウン」に住んでいる全身黄色の海綿動物で、穴がたくさん開いた一頭身の四角い外見が特徴。
その名の通りスポンジにそっくりだが、あくまでも海綿動物であり、作中でもスポンジではなく、よくチーズなどと間違われる。
トムとジェリーのマンガに出てくるチーズみてーに!
ただ、一度病気にかかってしまった際は、医者によって地上に引き揚げられ、
(見たまんまの実写映像で)洗剤と共にスポンジの用途で使われる事ですっかりリフレッシュした。
いつでも明るく前向き、善意溢れるフレンドリーな性格であり、自分の周りの人達は皆友達だと思っているが、
隣人であるタコイカルドからはウザがられていたり、意図せず周囲をトラブルに巻き込んでしまう事もしばしば。
あまりに酷いので街の住民全員が逃げ出す「スポンジ・ボブノーデー」なる記念日(?)が作られたほどである。
とはいえ本当に友人がいない訳では無く、ヒトデのパトリックは自他ともに認める親友である他、
地上(テキサス州)から海底に移り住んできたリスのサンディも友人として接している。

仕事が大好きで、ハンバーガーショップ「カニカーニ」でフライ係のバイトで働いている事を誇りに思っている。
尤も、そのフライ係もとい、店の名物であるカーニバーガーを作る手腕は本物であり、同時に彼にとって魂のような物。
社員わずか3名、一人は典型的なカニカネの亡者で特に何もできないカーニ店長、もう一人は死ぬほど愛想が悪い店員のイカルドであるにも拘らず、
それでも街の住民達がカニカーニを訪れるのは、他ならぬスポンジ・ボブの作るカーニバーガーが目当てなのである。
実際、意地悪な客の策略で「未完成品(ピクルス入れ忘れ。本当は舌の裏に隠しただけ)のカーニバーガーを提供した」と濡れ衣のクレームを受けた時には、
ショックのあまりイップスの様な状態に陥ってカーニバーガーを作れなくなり、あれよあれよと精神を病んでしまった程。
なお、一時カーニの指示で有名高級料理店のシェフと交換勤務をする事になったのだが、
その際には材料に何を用いてどのように作っても何故か全てカーニバーガーになってしまうという超常スキルを披露した。
そして、カニカーニ側にやってきた一流シェフはコストも何もかも度外視した一品を作ってみせ、
カーニがその原価とシェフの人件費要求に発狂し、スポンジボブの帰りを心から望む羽目に。
……まぁ、高級料理店側の客がカーニバーガーに夢中になり、客が増えて結果オーライになったけど。

ニコニコ動画的にはマクドナルドハッキョーセット喋るハッピーセットの元ネタと言った方が分かりやすいかもしれない。
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
ちなみにこのCMの正式名称は「ハチャメチャびっくり」編。
ハチャメチャとかびっくりとかってレベルじゃない気がするが…


MUGENにおけるスポンジボブ・スクエアパンツ

海外産のスポンジボブが多数確認されているが、ここでは以下のものを紹介する。
なお、どいつもこいつもしゃがみ状態と立ち状態の高さがほぼ変わらないので、よほど打点の高い技でなければしゃがんで回避する事が出来なかったりする。
……まあ一頭身だから仕方ない

+ FelixMario2011氏製作
  • FelixMario2011氏製作
手描きドットで製作されたスポンジボブ。ファイル名は「SbobTheSnge」となっている。
操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやアドバンシングガードに加え、移動起き上がりやゲージ溜めが可能。
エリアルレイヴも一応可能なのだが、打ち上げからのホーミングジャンプへの移行が遅く、後述の欠点もあって実質不可能となっている点に注意。
また、何気に本家『MVC』っぽくラウンド開始前に移動する事も出来る(ただし1ラウンド目のみ)。

ストライカーとして呼び出すイカルドやカーニ、サンディといった原作キャラでの人間弾幕じみた戦法が可能な他、
発生が早く削りダメージも大きい上に、ガードされてもほぼ隙が無い無影脚な連続蹴り「Scud」、発生が遅いものの気絶を誘発する「Bubble」、
射程は短いが破裂して広範囲を攻撃し、削りダメージも非常に大きい(ヒット時120、削り時は100)「Bubble boom」、
巨大クラゲを召喚して突撃させる発動中無敵の1ゲージ技「call big jellyfish」、
魔法使いの扮装(2004年の劇場版が元ネタ)でギターからビームをぶっ放す2ゲージ技「Rock Wizard SpongeBob」など、
個性的な必殺技超必殺技を所持している。
だがその反面、遠立ち強Pやしゃがみ強Kなどの一部を除いて通常技のリーチが非常に短く、接近戦は苦手。
一応救済措置なのか立ち弱P以外には削り効果がある他、空中弱Kが立ちガード不可という仕様になっているものの、正直焼け石に水である。
正面からの殴り合いはなるべく避け、ストライカーと飛び道具を駆使して立ち回っていきたい。
AIは搭載されていない模様。
アーケードモードプレイ動画

+ doug1105氏(madoldcrow1105氏)製作
  • doug1105氏(madoldcrow1105氏)製作
こちらも手描きドットで作られたスポンジボブで、MUGEN1.0以降専用。
残念ながら現在はサイト消滅により入手不可。
6ボタン方式でスーパージャンプも可能と一見『MVC』風だが、
打ち上げからのホーミングジャンプへの移行が若干遅い上、チェーンコンボも繋がらないため、
残念ながら本家『MVC』キャラのような戦い方は出来ない。

ストライカーとしてパトリックや、ペットの巻貝であるゲイリー、スポンジボブ型のロボットを呼び出す他、
上記FelixMario2011氏と同じくシャボン玉を飛ばす飛び道具の「Bubble」(ただしこちらのものは気絶しない)や、
やはり発生が早い無影脚風の突進蹴り「Super Brawl 2 bicycle kick」といった必殺技や、
カートで轢き逃げする「Diesel Dreaming」、魔法使いに変身してガラクタをパワーゲイザーよろしく突き上げる「Sponge's Apprentice」、
画面を覆い尽くさんばかりの巨大な芋虫(?)を突撃させる「Bull Worm」といった超必殺技を持つ。

他にもジャンプや歩行時には独特のSEが鳴ったり、強Kでフライ返しに変形して相手をぶっ叩いたり、
強Pで空中竜巻旋風脚じみた空中移動が可能だったりと、各種動作がコミカルに作り込まれている。
何気にブリス技にも対応しており、見ていて楽しいキャラに仕上がっている反面、
通常技のリーチが短く、火力も全体的に控えめなのが欠点。
ヒット時に相手の動きを止められるパトリックをはじめ、ストライカー達を上手く使って立ち回りたい。
AIは対人レベルのものがデフォルトで搭載済み。

この他にCoffeeFlavoredMilk氏による改変版も公開されており、こちらは現在も入手可能。
やはり対人向けのAIがデフォルトで搭載されている。

+ MyYoutube Rocks氏製作
  • MyYoutube Rocks氏製作
MUGEN1.0以降専用。やはり手描きドットで製作されたスポンジボブ。
どうやらFelixMario2011氏のものを参考にしているらしく、一部の技が非常に似通っているのが特徴。
なお、Readmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

操作方法はシンプルな6ボタン方式だが通常投げが無く、通常技はリーチが短い上にろくに繋がらず、
しゃがみ強Kでダウンを奪えなかったりと、正面から殴り合うにはちょっと厳しい性能。
その代わり必殺技・超必殺技が優秀で、発生の早い無影脚や気絶を誘発するシャボン玉、「Rock Wizard」に扮してガード不能のビームをぶっ放す技など、
技数はやや少ないながらも十分戦えるキャラに仕上がっている。
特にハンバーガーを投げ付ける飛び道具は隙が少なく連射可能という鬼性能で、連続ヒットこそしないものの牽制や固めに活躍する。
また、シャボン玉はダメージこそ無いが、気絶した相手に延々と当て続けられるため、他の攻撃と併用すれば効果は絶大。
もちろんFelixMario2011氏のものと同様に無影脚も強力で、コンボに奇襲にとこれまた重宝する。
AIも並中位~上位相当の強さのものがデフォルトで搭載済み。


     
上記以外にもSkulper34氏(The Doctor氏)によるちびキャラや、
MugenJF氏による日本未発売のGBAソフト『SpongeBob SquarePants: Revenge of the Flying Dutchman』のドットを使ったもの、
AngryNoahs氏による手描きのもの、日本未発売のGBCソフト『SpongeBob SquarePants: Legend of the Lost Spatula』のドットを使ったものなど、
多数のスポンジボブが確認されている。
また、ニコロデオン版『スマブラ』なゲーム『Nickelodeon All-Star Brawl』のビキニタウンステージもMyYoutube Rocks氏によって作られている。


「店長か、こんなに嬉しいのって生まれて初めてだ!」

出場大会



最終更新:2025年01月16日 20:04