"pi pi pi pi pi..."
メキシコのテレビドラマ『エル・チャボ・デル・オチョ』の主人公。『
聖剣伝説LOM』の主人公とは無関係。
演者は原作者であるロベルト・ゴメス・ボラーニョ氏ご本人。
なお、「チャボ(Chavo)」とはスペイン語で「少年」や「子供」といった意味である(ポルトガル語版では「Chaves」と呼ばれている)。
ニワトリの小型種を指す言葉でもあるが、まあ由来は同じ。
『
キン肉マン』にもチャボ・ケロリというモブ超人(おそらく実在のレスラー「チャボ・ゲレロ(シニア)」がモデル)がいたが、
○○キッドとか
○○ボーイとかそんなノリのネーミングになるのだろう。
孤児院から抜け出し、「セニョール・バルィガ」が所有するアパートに住み着いた
8歳の少年。
演者が演者なのでどう見てもオッサンなのだが
常に着用している横縞のシャツとパイロットキャップがトレードマーク。
本名は不明だが、8号室に住んでいる事から他の住人達からは「8号室のチャボ(El chavo del ocho)」と呼ばれている。
おっちょこちょいな性格で、よくトラブルを起こして周囲から怒られる。
その時には「Fue sin querer queriendo(そんなつもりじゃなかったんだ。その気はあったけど)」とあやふやな言い訳をするのがお約束である。
また、ショックを受けると珍妙な姿勢で硬直する(水をかぶれば元に戻る)癖がある他、
悲しい時には「ピピピピピ…」と奇妙な声で泣く。
決してゼロシステムが起動しているわけではない
MUGENにおけるチャボ
Shimmering Brony氏とJarquin10氏の共同製作による、
MUGEN1.0以降専用の手描きキャラが公開中。
姿は実写版ではなく2006年のアニメ版が準拠となっている。
つまりオッサンではなく設定通りのショタ
表情豊かな
ドットで良く動き、タイムアップ負け時には「ピピピピピ…」と泣くなど、原作をリスペクトした演出も豊富。
なお、
超必殺技の「Combo del Chapulín」及び「Super Chipote Chillón」では突如触覚を生やしてピコピコハンマーで攻撃するのだが、
これは同じくロベルト氏が原作・主演を務めた『
エル・チャプリン・コロラド』というドラマが元ネタ。
操作方法は『
KOF』風で、ふっとばし攻撃や回り込み、MAX発動が使用可能。
ちなみにMAXモードは「投げ技と超必殺技以外の攻撃力が低下するが、超必殺技の
ゲージ消費量が少なくなる」という『
KOF2000』に近い仕様となっている。
ゴムパチンコで攻撃する
飛び道具の「Resortera」や、箒を振り回しつつ上昇する「Escobazos Giratorios」、
ボディプレスをかます「Salto de Lucha Libre」、魔女を召喚して相手を変身させる3ゲージ技「La Bruja del 71」など、コミカルかつ多彩な技を所持している。
通常技のリーチが短く、
コンボもあまり繋がらないのが難点だが、その分単発火力はそこそこ高め。
また、感電・燃焼・凍結、
謎ジャムや
ブリス技といった
特殊やられにも豊富に対応しており、
中には『
ポケットファイター』や『
ヴァンパイア』系のあまり見かけないものもあるので、色々と試してみよう。
なお、3㌶氏製
ビシャモンのES版「辻疾風」を当てると、何故かビシャモン側が行動不能になるという不具合があるので注意。
AIはデフォルトで搭載されている。
この他に、チャボが住んでいるアパートを舞台にしたMUGEN1.0以降専用
ステージ「Vecindad del Chavo」も別途公開中。
出場大会
最終更新:2023年11月10日 04:47