佩狼


「俺は佩狼 煉獄杏寿郎 ここからは一人の武士として貴様を殺す」

漫画『鬼滅の刃』のスピンオフ『煉獄杏寿郎外伝』の登場人物。名前の読みは「はいろう」。
ザンスカール帝国の戦略兵器とは無関係だし、「おっ●い」と叫びながら噛みつき攻撃を行ったりはしない。
鬼舞辻無惨直属の幹部である十二鬼月の当時の「下弦の弐」であり、煉獄杏寿郎が炎柱に昇格するきっかけとなったである。

性格は情緒不安定で何かと激昂しやすく、
感情が高ぶると自分の頭や口の中を拳銃で撃ち抜いて冷静さを取り戻すという奇妙な癖を持っている。
過去に杏寿郎の父である煉獄槇寿郎と戦い敗北した経験があり、
その経験から鬼殺隊への憎悪は強く、槇寿郎を誘き出そうと大規模なテロ行為を画策する等、
確認されている下弦の中でも特にアグレッシブな行動を取っている。

影を操作する血鬼術「鹵獲腔(ろかくこう)」の使い手で、影を立体化させて狼のように使役したり、影を纏い防御したり、
日輪刀で首を刎ねようとしても、体の一部を影にする事で致命傷を回避できる。
また、影の内部が亜空間化しており触れたものを取り込む事が可能で、
この能力で拳銃・歩兵銃・ガトリング銃・ダイナマイトなど多数の銃火器を隠し持っており、
戦局に応じて巧みに使用する等、血鬼術頼りの戦闘スタイルが多い鬼の中では珍しい戦法を取る。
とはいえ、素の戦闘能力も低いわけではなく、切り札として全身に影を纏う事で狼の獣人のような姿に変化し、
身体能力や防御力を飛躍的に高めた「鹵獲腔・戦禍陣狼」という技も持つ。
ただし重火器は血鬼術由来ではないため、弾切れなどは普通に起きる。
作中終盤では重火器を撃ち尽くし、最後の武器として刀を取り出しての真剣勝負を挑む。

回想で部下らしき人物の服装から、人間時代は新撰組だったのではないかと考察されている。
新撰組でありながら多量の銃火器を使うこと、拷問が得意という発言(佩狼は人間の頃の名残りと考えている)などその他の人物像や、
函館戦争で過熱した銃身を水で冷やしながら小銃を連射して戦った土方歳三がモデルという考察もあるが、
生前の佩狼は最期まで剣にこだわっていたことが回想されているため、土方本人ではなさそうという説が有力。
実際のところ新選組はわりと初期から洋式の軍編成や教練を取り入れており、新選組隊員も西洋銃の訓練を受けている。
むしろ逆に洋式教練や戦術を嫌った隊士は、武田観柳など多くが最終的に粛清されたり離反しているため、
「剣にこだわりながらも西洋式銃火器の扱いに長けている新選組隊士」は、別にそう珍しくもないのだ。


MUGENにおける佩狼

ROB4N BVN氏による『JUS』風ドットを用いたちびキャラが公開中。
ちびキャラながらコンボ性能は高めな他、当身技なども備えている。
また、童磨猗窩座ストライカーとして呼び出す技もある。
DLは下記の動画から


「復讐だ…! 復讐してやる! 煉獄杏寿郎!」

出場大会

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最終更新:2024年05月22日 20:34
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