国際放映の特撮作品『魔人ハンター ミツルギ』に登場する
怪獣。別名「二首象(ふたつくびぞう)」。
ガンダーラではない。
第6話「怪獣ガンダラーの襲撃!」に登場。
徳川将軍家に献上されるはずだった南蛮由来の二頭の
象をサソリ軍団が合体させた怪獣であり、
四足歩行の体に長い首と二つの象の顔が付いているという特徴的な姿をしている。あと、何故か胴体が
毛深い。
見た目以上に俊敏な動きで体当たり攻撃を行う他、鼻先からガス攻撃を行うことも可能。
また、元の象だった頃の習性が残っており、笛吹の芸が得意。
作中ではサソリ軍団による子供の誘拐のために使役され、笛吹の芸を用いてさながらハーメルンの笛吹男のように子供達を連れ去っていった。
その後子供達の解放と引き換えに「智」「仁」「愛」の3つの秘剣をサソリ軍団に渡したミツルギ三兄妹の前に登場。
そのまま変身できないミツルギ三兄妹に襲い掛かる…と思いきや、ガンダラーは撤退し始めるサソリ軍団を徹底的に攻撃し始める。
実は三兄妹の長男・銀河は象の護送隊が遺した養育書から象の好む食料の情報を把握。三つの秘剣にはそれら食料の匂いを塗り付けていた。
おまけに凶暴性を高めるため空腹状態にさせられていたガンダラーは食欲から暴走してしまったのだ。
ガンダラーは笛を投げ付けてサソリ忍者を全滅させ、そのまま秘剣を取り戻したミツルギ三兄妹と戦闘に入る。
巨大神ミツルギとの戦闘では、本作には珍しくスピーディでお互い激しく走り回る対決となり、
序盤は体当たりを行いミツルギを引きずり回すなど優勢に立つ。
その後何とか体勢を立て直したミツルギによって体当たりを受け止められるも、
即座に二つの頭部と長い鼻を用いてミツルギを拘束することに成功。
しかし直後にミツルギによって長い鼻を刀で斬られてしまいその勢いで体勢を崩してしまう。
そこにミツルギの火炎弾を食らい爆死した。
撃破後、その遺骨はミツルギ三兄妹と救出された子供達によって手厚く葬られた。
長女の月光は「この象はいったい何のために日本に来たのかしら」とその不遇な境遇に同情し、
銀河も「
故郷には親や兄弟がいただろうに」「事もあろうに養育書の手を借りて倒さなきゃならなかったなんて」と憐れんでいる。
象達を異形の姿に変えたサソリ軍団はもちろん、見世物にするため異国から運んできた幕府に対しても思う所があったのだろう。
なお、この回の冒頭で「象が南蛮船に運ばれて日本にやって来たのは戦国時代末期に一度、江戸時代に二度ほどで極めて珍しい」と言っているが、
これは史実であり戦国時代が慶長2(西暦1597)年、江戸時代が慶長7(1602)年と享保13(1728)年に来た記録が残っており、
『ミツルギ』では別の回で
徳川家康が登場している事から、慶長7年の象がイメージ元のようである(ただし、史実ではこの年来たのは1頭のみとされている)。
MUGENにおけるガンダラー
やはりカーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトはGesura505氏によって描かれたものをもとに、「SpriteStudio」を用いて製作されている。
作中同様の体当たり攻撃やガス攻撃の他、笛を用いて相手を引き寄せる攻撃が搭載されている。
必殺技は全て1
ゲージ技で「必殺ガス」相手を引きずり回す「連行」相手に笛を投げつける「笛飛ばし」の三つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
出演ストーリー
最終更新:2024年08月06日 14:21