「俺は何処までも高く空を舞う蝶──
流派
: 我流(基礎となる剣術は
柳生十兵衛から教わる)
武器銘
: 撫子・白百合・牡丹・椿・朝顔・夕顔・慶寅
出身地
: 江戸
生年月日
: 明和三年(1766年)一月一日
身長
: 五尺八寸
体重
: 十七貫目
血ノ型
: B型
好きなもの
: 粋な遊び全般
嫌いなもの
: 酒
特技
: 天才
コンプレックス
: 次代将軍に就かなければならないこと(『零』、『零SP』)
心腹の友がいないこと(『剣客伝』)
尊敬する人
:
兇國日輪守我旺
剣の道について
: 何気なく覚えた処世術の一つ
平和を感じるとき
: 六人の恋人と過ごしているとき
好みのタイプ
:
世の中の全ての女性を愛している
これっぽちの文句も出ねぇほどカッコよかったろ?」
『
サムライスピリッツ』のキャラクター。「とくがわ よしとら」。
初出の『零』~『剣』における主人公格で、この3作では1P初期カーソルが
覇王丸ではなく彼になっている。
色んな意味で強烈な同期生達と比べると影が薄く、人気もイマイチだったが
『零』はシリーズにしては珍しく、各キャラごとにパラレル状態のストーリーではなく、
ほぼ全てのキャラクターのストーリーが絡み合っており、その中で事有るごとに出てくるため、
後述する厨キャラぶりなどから何だかんだでインパクトはあったらしい。
また、『剣』で御前試合に関する御触書を公布したのも彼である。
キャラクターデザインを『
るろうに剣心』の
和月伸宏が手掛けているが、見た目や性格は
漫画『花の慶次』の
前田慶次を基にしていると思われる。
その特徴的な髪型から「
スネ夫」などと呼ばれる事もある。
ちなみにスタッフからは、その黄色い衣装から「カレー」と呼ばれていたそうな。
余談だが『るろうに剣心』の新アニメ版の
志々雄真実は、『令サム』版の慶寅を担当した古川氏が演じる事となる。
設定
徳川幕府第10代将軍、徳川家治の子の一人。次代将軍と目されているが本人にそのつもりはなく、
義弟の家斉が即位する事を望んでいる。将軍家の気質が肌に合わず、
いつも下町で遊び歩いている遊び人。結局将軍にはならなかった。
性格は非常に大らかで平和を望んでいる。恋人が六人もいる色男である。
七刀流の使い手で、六人の恋人の名前が付いた
六本の刀と大刀「慶寅」を身に着けている。
また、六本刀の名前は「牡丹」「撫子」「椿」といった花の名前にもなっている(つまり、六人の恋人全てが花の名前を持った女性という事)。
ちなみに恋人達の年齢は
遊女から
幼女までと非常に幅広い。
兇國日輪守我旺に戦いを挑んで敗れた事があり、それ以降は我旺を憧れの人として尊敬。『零』では反乱を起こした我旺を止めるため戦いに赴く。
『天下一剣客伝』ではアメリカの第零代大統領
アンドリューと出会い、国の代表としてお互いに世界に通じる良い国を作ろうと約束をし、
世界を一つにまとめる「世界幕府」を作ろうという同じ志を持った者同士、友情を深めた。
原作での性能
通常技は多段
判定でリーチの長い攻撃が多く、
必殺技はガードされても反撃されにくい技が多いので、
リーチと突進力を生かしてガンガン攻めるのが主流。技はどれも使いやすいのでさすが主人公キャラと言った所。
…と同時に、初出の『零』では技のどれもこれもが高性能すぎて、
『零』のバランスを崩壊させた張本人である。
ただがむしゃらに攻めるだけでも十分に勝つ事ができる他、攻撃を一発食らっただけでも相手の致命傷と成り得る可能性があり、
三角斬りことしゃがみ待ちからの中斬りで相手のジャンプをことごとく潰す事ができ、
さらに隙がほとんど無く
永久も可能な「壱の太刀 撫子」は恐ろしく強力で、特に中
(厨)撫子は全国で猛威を振るった。
基本は撫子、ピンチの時は撫子、やる事に困ったら撫子、何は無くとも撫子ナデシコッ ナ デ シ コ ッ!
まぁ、空飛ぶお爺ちゃんの
劉雲飛相手だと、ナデシコッでもきつかったりするが。
特に相性の良い相手は
炎邪で、自分は全く動かずしゃがんで待っているだけで炎邪側は
詰む
(炎邪の攻める手が全て迎撃可能だったり、炎邪が行きたい間合が全部射程範囲内だったり…。
とにかく全てのパターンにおいて、炎邪側が不利どころか手出しすらできない。
ダイヤグラムの「9:1」も参照)。
だが、CPU戦はこの性能でも楽勝とは行かない。…流石『サムスピ』である。
……ちなみにこの撫子、調整の最終段階で
硬直を増やす事が決まっていたが、
マスターアップ前の超過密スケジュールの中でプログラマ等が忙殺された結果放置され、あの性能で世に出てしまったとの事。
…
どこかで聞いたような話だ。
(『零-GRAPHICAL MANIACS-』より『零』調整担当による記述を要約)
|┃三 ___________________
|┃ ./
|┃ ≡ г∈三三 /撫子ッ、スバッ、なでしこっ、ズバっ、
____.|ミ\__「 `д´) < なーでしこっ、ずばっ、なでしっこー
|┃=__ \ \ どーだい、カッコ良かったろぅ?ハーッハッハッ!
|┃ ≡ ) 人 \ \___________________
ガラッ
しかし、そこはキャラ職人が多い事で有名な『サムスピ』シリーズ。
闘劇では他ゲーム勢に多く使われた慶寅を侍魂勢が迎え撃ち、激闘の末、準決勝で慶寅使いが消えるというまさかの事態となった。
元々慶寅一強のゲームではないし、他に強力なキャラも数多く居る事もあり、
対策の練られ切っている慶寅を使って『サムスピ』に慣れ切った猛者を相手にするというのは、中々厳しい戦いでもあったのかもしれない。
当然のごとく『零SP』以降では殆どの性能が変更されたため、大幅に弱体化。
慶寅の代名詞とも言える中撫子は、受けた時の相手のモーションが仰け反りから吹っ飛びに変わったため永久ができなくなり、
発生も遅くなった。
「一見なんでもできるように見えて痒い所に手が届かない」というやりこみがいのある良キャラクターとなった。
また、同作での彼の
絶命奥義は比較的残虐度が低く、
何故か相手を切断しない。
必殺技を命中させると、
ヒットエフェクトとして技に応じた花が咲くのが特徴で、
一試合中に六つの必殺技を全て成立させる(=六種類の花を咲かせる)と、
そのラウンド中に限り、大刀”慶寅”による大技「七の太刀 遊蝶華」が発動できるようになる。
威力が高く、また『零SP』以降では強化され、怒りと剣気次第で全キャラ相手に
即死が狙えるほど強力になった。
ちなみにこの遊蝶花、仰け反りつつ浮かせて画面端まで延々連続ヒットで運び続け、画面外まで突き抜けるという性質を持っている。
ぶっちゃけ1ヒットの威力が低い代わりに、
ステージの幅が許す限りどこまでもヒットし続ける
無限砲である。
そしてMUGENには画面幅が広いステージはいくらでもあるので…。
MUGENにおける徳川慶寅
+
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MEKA氏製作 零仕様 |
2010年11月のiswebライト終了によるサイト削除で入手不可。
原作再現だが、まだ実装されていない要素もある。
AIも簡易だが、大会などではうp主自作のAIで活躍する事も多い。
J・J氏によってAIパッチが作成されている。
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ドロウィン氏製作 アレンジ仕様 |
現在はフリーティケットシアター終了によるリンク切れで入手不可。
どちらかと言えば コンボゲー風味にアレンジされた慶寅。『剣サム』以上にコンボをバシバシ決める事が可能。
「差し合いゲーの極致」と言われる『サムスピ』のキャラが正真正銘コンボゲーの如くコンボを決める様は、中々に不思議な感覚を味わえるだろう。
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+
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操氏製作 零SP仕様 |
原作再現。ほぼ全てのシステムが搭載されており、完成度は高い。
原作に無い要素として、現在どの花が咲いたか確認できる「お花マーカー」を搭載。
2023年6月23日の更新により MUGEN1.0以降専用となったが、WinMUGENで使用可能な旧版も引き続き公開中。
ルフリ氏とABAB氏による奇しくも同じ日に公開された外部AIが存在するが、最新版には非対応。
両AI共に『零SP』という事を考慮してナデシコッが自重気味な一方で、
切り返しとして 対空技の「弐の太刀 白百合」を多用する 「シラユリッ脳」気味。
またルフリ氏AIは牽制などでやや「四の太刀 椿」が ぶっぱ気味な 「ツバキ脳」だったりもする。
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大垣氏製作 月華二幕風アレンジ |
『 月華の剣士』キャラや月華アレンジでお馴染みの大垣氏製作。
剣閃を月華風に描き下ろすなど、色々と手が込んでいる。
サムスピと同じく全ての花を咲かせる事で、「七の太刀 遊蝶華」(超奥義)が使用可能。
『零SP』のような瞬間超火力は無いが昇華からコンボに使用でき、また飛び道具部分の速度が遅くなっているので、
遠間ガードでの大幅有利に馬鹿にできない削りダメージ、長いステージで当てた場合に追いかけると遊蝶華だけで10割可能と、
制約に見合った高性能っぷりを誇る。
また、このキャラの極剣質は今までの氏のキャラのものと違い、力と技の良いとこ取りではなく微強化程度に留まっており、
それにより死にがちだった技剣質も、極の下位互換とならず技のみ奥義の性能が良くなっていたり、
独自のコンボルートが存在するなど、十分に選ぶ価値を持っている。
外部AIはHAL氏のものが存在。キャラの性能上コンボで大ダメージを取り辛いながらも、
5AやJAでの牽制・迎撃で堅実にダメージを取っていく戦法に長けている。
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+
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モヒカン氏製作 天下一剣客伝仕様 |
2014年3月8日に語るスレ用小物ロダで公開された慶寅。
WinMUGEN、MUGEN1.0両方に対応している。
現在は、同じく氏が手掛けた 狂死郎や いろは共々小物ロダにて公開されている。
各種スピリッツも完備しており、設定で固定化する事も可能。
また、 原作再現として、相手の空中喰らいからダウン~起き上がりまでステートを奪う仕様となっている。
AIは3段階にレベル調整可能なものがデフォルトで搭載済み。
最大設定で凶中位ほどの力を発揮するが、時には格上相手にも善戦ないし勝利する戦いぶりを見せてくれる。
恐らく現在公開されている慶寅では最強であろう。
ちなみにスピリッツは「天」「零」「剣」「祭」を想定しており、一番強いのは「祭」との事。
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「野暮は言わねぇ。
アンタとの喧嘩、いい恋だったぜ」
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
|
出演ストーリー
プレイヤー操作
「恋もケンカも目一杯、楽しまなくっちゃなァ。
面倒ごとのねぇ人生なんてこっちから願い下げだぜ?」
最終更新:2024年06月02日 20:10