分類:オオカミポケモン
高さ:0.8m(昼、黄昏)、1.1m(夜)
重さ:25.0kg
タイプ:いわ
特性:するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避ランク上昇も無視する。
先頭にするとレベルが5以上低いポケモンの出現率が半減する)【昼夜共通】
すなかき(砂嵐の時に素早さが2倍になる。砂嵐ダメージを無効にする)【昼】
やるき(ねむり状態にならない)【夜】
かたいツメ(接触技の威力が1.3倍になる)【黄昏】
隠れ特性:ふくつのこころ(ひるみ状態になると素早さが1段階上がる)【昼】
ノーガード(お互いの技が必中になる。
先頭にすると野生ポケモンの出現率が1.5倍になる)【夜】
任天堂のRPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第7世代(『サン・ムーン』)。
名前の由来はフランス語で
人狼を意味する「
ルーガルー」
ルガールではない+「岩(がん)」。
イワンコの進化形で、サンバージョンでは日中に「まひるのすがた」へ進化、ムーンバージョンでは夜中に「まよなかのすがた」へ進化、
『ウルトラサン・ウルトラムーン』から登場した配布限定の特別な特性「マイペース」のイワンコのみが、
「たそがれのすがた」へと進化する仕様となっている(孵化増殖可能)。
一応どちらのバージョンでも時間に合わせてポニの大峡谷で夜にまよなかのすがたが、日中にまひるのすがたが野生で出現するので、
遺伝技に拘らないのであれば一つのソフトでそれぞれのすがたを入手する事は可能である。
なお、第8世代では「鎧の孤島」DLCで復帰し、進化の際のバージョン縛りは無くなりレベル25になった時刻に合わせ各ルガルガンに進化、
進化先が固定の黄昏イワンコはレアなマックスレイドバトルから出る可能性があるという形式になった。
第9世代では特定の場所に黄昏イワンコのシンボルエンカウントがある。
冷静で 落ち着いた 気質。 素早く 獲物に 近づくと たてがみの 岩で 切り裂くのだ。
ソルガレオの
太陽のエネルギーの影響を受けて進化した姿。青空のように明るい青色の瞳を持つ。
冷静かつ落ち着いた気質で、ナイフより鋭い切れ味を誇るたてがみの岩を武器にしており、
素早い動きで相手を撹乱するのが得意。トレーナーの命令は従順に受け入れ、小さい頃から育てるとトレーナーを裏切らない相棒になる。
非常に 気性が 荒い。 相手を 仕留めるためなら 自分が 傷つくことも 平気。
ルナアーラの
月のエネルギーの影響を受けて進化した姿。
イワンコから一転して体色が赤く変化して2足歩行になり、人狼のような外見になる。
自分の力を引き出してくれるトレーナーには厚い信頼を寄せるが、
逆に自分の納得のいかない指示を出すトレーナーや、力量を認めていない者は言う事を聞かないどころか軽蔑し見下すため、使いこなすのは難しい。
普段は 吠えることも ないが ひとたび 戦いに なると 容赦なく 相手を 追いつめる。
『USUM』が初登場となる希少な姿。
まひるのすがたの冷静さとまよなかのすがたの獰猛さを併せ持ち、容姿は「まひる」に酷似した四足歩行だが、
頭部には「まよなか」の特徴である岩のタテガミが備わっている。
双方の姿で習得できる技をどちらも覚えられる特徴があるが、同時にこの姿が最も育成に手間取るとも言われている。
+
|
メディアミックスにおけるルガルガン |
アニメではグラジオが「まよなかのすがた」を手持ちにしている他、
原作ゲームでルガルガンを手持ちにしていたライチはまよなかでなく「まひるのすがた」を所持している。
後に サトシのイワンコが「たそがれのすがた」に進化を果たしている。
第8シリーズではドットの母、ブランカが「まよなかのすがた」をパートナーにしている。 「ブランカ」だが当然ジミーとは関係ない
凶暴な設定に反して慣れた様子でブランカの世話を焼く姿を見せており、比較的大人しい性格の模様。
また、その兄であるマードックもパートナーとしてイワンコを所持している。
『ポケモンGO』では、原作同様たそがれのすがたへ進化するイワンコは通常のイワンコとは別のポケモンとして扱われており、
入手にはイワンコのレイドバトルで低確率で出てくるたそがれのすがたへ進化する個体を粘るか、
週間リワードで手に入る10kmタマゴから低確率で手に入るのを粘る必要がある。
|
原作中の性能
(まひる/まよなか/たそがれ)
HP:75/85/75
攻撃:115/115/117
防御:65/75/65
特攻:55/55/55
特防:65/75/65
素早さ:112/82/110
合計:487
どの姿でも「ストーンエッジ」がメインウェポンになるのは共通しているが、
性能や動かし方は大きく異なる。
『USUM』では共通して専用のZワザ「ラジアルエッジストーム」がある。
まひるのすがたは鈍足が多い岩タイプの中でも屈指の素早さを誇り、
さらに先制技「アクセルロック」「ふいうち」や特性「すなかき」なども備え、先手を取りやすい。
実際、第9世代の初期環境では「すなかき」持ちのルガルガンが、
バンギラスと組ませて「いわなだれ」を上から撃つタッグで猛威を振るった。
欠点は紙耐久な点。また、特性が「すなかき」以外は微妙で型を読まれやすいのも難点。
一応「するどいめ」はタイプ一致となるいわ技が軒並み命中率に難を抱えているため、
砂パ以外で採用するなら活用できなくもない。
ただし、「するどいめ」は命中を下げる技は受け付けないが命中そのものを上げる効果は無い上に、
デバフ以外の命中低下、たとえば道具「ひかりのこな」「のんきのおこう」や特性「ゆきがくれ」「すながくれ」の影響は受けるので注意。
まよなかのすがたは全形態の中で最も鈍足だが、それでも平均とされる80は越えており、
いわタイプとしては十分素早い部類である。
最大の強みと言えるのが隠れ特性の「ノーガード」であり、命中に難のあるタイプ一致「ストーンエッジ」や、
『USUM』で取得した当時猛威を振るっていたフェアリーに刺さる「アイアンテール」を必中で喰らわせる事ができた。
他にも「ほのおのパンチ」「かみなりパンチ」など他形態が覚えないサブウェポンを取得できるという強みもあった。
第8世代では鈍足をカバーする先制技の「ふいうち」と「ロックカット」が没収される憂き目に合ったが、
「ノーガード」で「そらをとぶ」や「あなをほる」で姿を消して時間稼ぎを図る相手にごり押しできるためダイマックスとの相性はそれなりに良かった。
「ノーガード」は敵の低命中技も必中になるデメリットがあるが、
それを逆手に取りタスキや「カウンター」「がむしゃら」「きしかいせい」で逆襲するスタイルも可能。
なお、「ふいうち」は第9世代にてタマゴ技で再び取得可能になった。
逆張りで必中ねむりを狙う相手への対策として「やるき」で意表を突くという使い方も対人戦では有用。
他の2形態と比較すると癖は強いものの、うまく使用すれば他形態にない独自性を発揮できる。
たそがれのすがたは昼と同様の高速アタッカー向きだが、特性により全形態でトップクラスの火力を実現できる。
素早さはまひるより微妙に低いが正直些事であり、まひるが覚える「アクセルロック」「ドリルライナー」と、
まよなかが覚える「カウンター」「げきりん」を取得可能。
これにより「かたいツメ」の補正込みで敵をぶん殴れるだけでなく、タスキを持たせた逆襲型として使用も可能で、
戦略の幅は他の2形態よりも広い。
ただしメインウェポンである「ストーンエッジ」は非接触技なので「かたいツメ」の補正が乗らない点には注意。
「かたいツメ」が適用されるのは先制技の「アクセルロック」を除けばほぼサブウェポンであり、技構成はよく考えたい。
第8世代『剣盾』で「鎧の孤島」にて復帰した際は新たに「インファイト」「じゃれつく」「サイコファング」を取得、
第9世代『SV』では新たに「くさわけ」「じならし」を取得するなど、世代を増すごとに技のレパートリーが増しているが、
たそがれがその恩恵を一番受けている。
MUGENにおけるルガルガン
Lucario13570氏の製作したキャラが公開されている。
氏の動画チャンネルは消えているがMediaFireのファイルは健在なので現在もDL可能。
手描きの
スプライトで作られており、形態はまよなかのすがた準拠で
別の狼男のような技が特徴だが、
地面から岩を隆起させる「ストーンエッジ」など原作で使用する技も存在する。
超必殺技は1
ゲージ技「Shinku Rock Toss」と2ゲージ技の「Rumble Rage」。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年02月24日 16:07