ミルタンク

     
分類:ちちうしポケモン
高さ:1.6m
重さ:72.5kg
タイプ:ノーマル
特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの技で受けるダメージを半減する)
   きもったま
   (ゴーストタイプの相手にノーマルタイプとかくとうタイプの技が当たるようになる(第7世代まで)
    特性「いかく」を受けない(第8世代以降))
隠れ特性:そうしょく
     (くさタイプの技を受けると技のダメージや効果を無効化し、自分の攻撃を1段階上げる)

ミルタンクの ミルクを のんで そだった こどもは
けんこうで たくましい おとなに なるという。

+ 担当声優
さとうあい
1997年アニメ版
林原めぐみ
1997年アニメ版(アカネの手持ち)

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。
ホルスタインのような姿をしたポケモンで、ミルタンクから採れる牛乳「モーモーミルク」は栄養満点で、家畜としても利用されている
しかし脂肪分も豊富なため、過剰に飲み過ぎるとミルタンクのような体型になってしまうと言われている。
実に1日20リットルものミルクを出せるのだが、毎日搾らないと体調が悪くなってしまう。

性別はメスの個体しか存在しない。このため、攻略本ではオスしかいないケンタロスの同種なのではと書かれた事もあるが、
少なくとも第9世代までミルタンクからケンタロスのタマゴを入手する手段はゲーム中にない。
ただし、初出の金銀からケンタロス・ミルタンクが同じエリアに出現したり、群れバトルや乱入バトルで共闘したり、
種族値の合計が同じなど、対になる要素が多く見られるため無関係とも言い難い。

『金・銀』シナリオ本編ではコガネシティのジムリーダー、アカネの切り札として登場。
タイプ不一致ながら「ころがる」が猛威を振るい、特にヒノアラシを最初に選んだプレイヤーを絶望させた他、
タイプ一致の「ふみつけ」で3割の確率で怯んだり、「メロメロ」によって5割の確率で♂のポケモンを行動出来なくさせたり、
もう少しで倒せそうという所で「ミルクのみ」で持ち直されたりという事も
(更には『ハートゴールド・ソウルシルバー(HGSS)』では上記の「きもったま」によりゴーストタイプにふみつけが通ったり。
 一応、コガネシティには♀のワンリキーと交換してくれるNPCが居るという救済措置があるのだが)。
そうした点から、バトル前の「ゆうとくけど うち めっちゃ つよいでー!」に嘘偽り無しとして印象深いプレイヤーも多かったりする。
アカネに勝ったら勝ったでギャン泣きされたり、上記の『HGSS』では「MとS、どっち?」と聞いてくる所も含めて


原作中の性能

HP:95
攻撃:80
防御:105
特攻:40
特防:70
素早さ:100

重量級の見た目に反して非常に高い素早さが特徴で、さらにHPと防御力も高水準。
主にタイプ一致の「おんがえし」「すてみタックル」をメインウェポンにしつつ、
回復技「ミルクのみ」「いやしのすず」、積み技の「のろい」「かげぶんしん」、
その他補助技の「ステルスロック」「でんじは」などを駆使して、
積みアタッカー型、耐久戦型、サポート型など多彩な戦闘スタイルを実現できる。
素早さが高いため先手で「ちょうはつ」を受けにくく、
サブウェポンも三色パンチや「じしん」「かわらわり」「いわなだれ」「じゃれつく」など多く備えている。
おまけに3つの特性がどれも有用。
ノーマル故に弱点も少ない上に、ほのお、こおり、くさの使い手は特性が判明してない状況下では下手に攻めれず、
「きもったま」の可能性もあるため交代してゴースト受けという対ノーマル用の戦術も取り難く、
第8世代からは「きもったま」が「いかく」も無効化するため、「いかく」持ち対物理受けを出すのも得策ではなく、
かといって「そうしょく」があるためエルフーンなどのくさタイプの搦め手要員を使うのも危険なため、
ミルタンクと相対した場合は特性読みで不自由な選択を迫られることになる。

よってミルタンク対策としては、かくとう技のごり押しで早々に倒してしまうのがベターと言える。
「いやしのすず」で回復される可能性もあるが、やけどで物理火力を削ぐのも有用な手であった。

なお、第6世代『X・Y』の時期に孵化増殖を除いて隠れ特性の入手経路が群れバトル以外なくなり、
しかも群れバトルではケンタロス4匹&ミルタンク1匹のため「低確率でどれか1匹が隠れ特性個体が出る」という群れバトルの仕様や、
後天的に隠れ特性に変化させるアイテムがまだ無い世代だったことから、隠れ特性の個体と遭遇するのに色違い厳選並みに手間がかかり、
上記のように「そうしょく」が有用なことも相まって所持しているユーザーが大変羨ましがられた時期があった。

メガガルーラが大暴れした第6~7世代では差別化そこできたものの競争相手が悪すぎて採用率は低かったが、
第8世代ではダイマックスとの適正の高さから一転して採用率が大きく増した。


MUGENにおけるミルタンク

Joey Faust氏によるコンプゲー『TFGAF Special』のキャラが存在。
入手するにはキャラパックごとDLする必要があるため注意。

操作性は6ボタン方式。
高火力のパンチやふみつけによる衝撃波などの技を持つ他、
ゲップ音と共に謎の光弾を放つ飛び道具も持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

+ 嫌な事件だったね…
かつて、マナーを知らないユーザーがMUGENキャラが存在しないにもかかわらずミルタンクなどのページを作り、
製作者にキャラの製作を要求するなどして騒いだため、Wiki及び談話室やWikiスレ内の空気が極めて険悪になる事件があった。
ある作者が一部のポケモンを数日で製作し、公開するという大人の対応をしたことで鎮静化したが、その当時に作られたページの一つに因んで、
オンバーン事件」と呼ばれており、乱立された記事の殆どがポケモンだったことから、
一時期は新規にポケモンのページが作られる度に「またあいつのしわざか…」とユーザーが身構えてしまうなど、長きに渡って影響を残した。
MUGEN界隈ではこのようなトラブルで製作者が活動休止に追い込まれることもある。
MUGENで遊ぶ際は、ルールとマナーやキャラ個別の使用事項などを守ること。

出場大会

  • 「[大会] [ミルタンク]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2025年04月04日 18:20