クレッセント


特撮『ウルトラマン80』に登場した怪獣
別名「月の輪怪獣」で、第1話『ウルトラマン先生』に登場。
80が地球に赴任してから初めて戦った敵である。

かつてウルトラマンレオブラックエンド及びブラックスターを倒してから約5年ぶりに出現した怪獣で、
人間の負の感情「マイナスエネルギー」が集結・実体化することで誕生した。
別名通り、首元にツキノワグマの如く三日月のような模様が有るのが大きな特徴。
凶暴な性格な上に怪力と高いスピードを誇り、地底を70kmのスピードで移動してマグニチュード8もの地震を起こす他、
マグマを常食としており、高熱を帯びて防衛軍のレーザーも効かない硬い皮膚を持つ。
実際に地底を移動した後には何かが焼け焦げたような痕跡が見られることから、
腕で掘るだけでなく熱で地面を融解させて移動していると思われる。
赤く爛々と輝く目から放射する熱線「クレスト・エンド」が最大の武器。
総じて小細工抜きでオーソドックスに強い怪獣である。

当初は完全に実体化しておらず幻のように時々うっすら半実体化するだけに留まり、
各地で起きる地震などでその存在を示唆する状況証拠のみ残すだけだったが、
怪獣が出現しなくなって久しく平和ボケが続いていたため怪獣の仕業とは誰も思っておらず、
80の変身者である矢的猛と防衛チーム「UGM」の隊長にして極東エリア支部現役所属者の中で唯一怪獣との実戦経験があったオオヤマだけが、
怪獣再出現の兆候とみなしてこれを危険視し、独自に調査を進めていた。

そして二人の懸念は的中し、クレッセントは各地でたっぷりマイナスエネルギーを吸収して力を少しずつ蓄え、
矢的が赴任した桜ヶ岡中学校付近でついに実体化し、白昼堂々暴れ回った。
上記の通り久しく怪獣が出現せず実戦経験が乏しい隊員達だったのも祟ったのだろうが、UGMや防衛軍の戦闘機を容赦なく撃墜し続け、
校舎に迫るが矢的猛がウルトラマン80に変身して交戦。
序盤は怪力とクレスト・エンドで80を追い詰めるが、学校の生徒達の応援で奮起した80の身軽な動きに2撃目以降のクレスト・エンドを避けられ、
飛び蹴りと高所からの脳天チョップで立て続けにダウンを奪われる。
再度クレスト・エンドを放ち形勢逆転を狙うも防がれた末に背負い投げを浴びせられ、
最後はサクシウム光線の直撃を受けて絶命し、そのまま倒れ伏したのだった。
02:18~

昭和『ウルトラシリーズ』の1話の怪獣の中では、クール星人ギラス兄弟と並んで、
映像作品で再登場の機会に恵まれていない。アストロモンス?ハヌマーン達と戦ったでしょ!
一応、メイン怪獣として以外では『ウルトラマンZ』第22話にてストレイジのナカシマ・ヨウコ隊員の履歴書に名前が確認でき、
第24話にて恐らく上記のヨウコに捕獲されたと推測される個体が地球防衛軍が監視している休眠怪獣として画面上に登場はしたが、
本作の黒幕である寄生生物セレブロが操るウルトロイドゼロに吸収されてしまい、殲滅機甲獣デストルドスの一部にされてしまった。


MUGENにおけるクレッセント

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。Mr.person氏提供のスプライトを用いて作られており、
これにより、『Q』含めて昭和ウルトラシリーズの実写作品の1話登場怪獣は全員MUGEN入りすることになった。
移動技「地底潜行」で接近戦に持ち込むのが得意な性能だが、飛び道具「赤色熱線」で遠距離戦も対応できる。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「クレスト・エンド」「突撃」「潜行攻撃」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2025年03月19日 18:11