ヴェルドラ=テンペスト

ライトノベル『転生したらスライムだった件』の登場人物。
アニメ版での声優は 前野智昭 氏。

世界に4体しかいない「竜種」の一体にして末っ子で、暴風竜の異名を持つ。
最上位の危険度「天災級(カタストロフ)」に認定されている魔物であり、実際にかつては国を滅ぼすなど大暴れしていたため、
世間では邪竜と呼ばれ恐れられているが、その割に性格は好奇心旺盛でおだてられるとすぐ調子に乗って気を良くするお調子者。
かつての所業も、確かに力加減を間違えるなどの過失やお遊びで大破壊・虐殺を引き起こした事こそあるが、
西方諸国への侵攻を目指していた東の帝国のある部隊長にヴェルドラを従えようという考えから手を出されたため、
怒って帝国が百年かけて築いた人口十万人の要塞都市を滅ぼすなど、正当防衛で行ったものも含まれている。
何にせよ世間からは生きた天災として恐れられており、本編より約300年前に勇者クロノアによって討伐され、
「無限牢獄」によりジュラの森の洞窟に封印されたのだが、ひょんなことからスライムに転生した三上悟という異世界人に遭遇。
久しぶりの話し相手に歓喜し、転生した世界について色々と教えるうちに友情を結ぶ。
そして悟と互いに名前を付け合うことにし、悟の考えた「テンペスト」という名を気に入ってテンペストを名乗るようになり、
悟に「リムル=テンペスト」と名付ける。
そして、リムルから「リムルがヴェルドラを捕食し、リムルとヴェルドラで内と外から解析する」という方法で封印の解除を探すことを提案され、
リムルが帰ってくるのを待つよりもリムルと協力して無限牢獄を破る方が面白そうという理由から、望んでリムルに捕食された。
封印されてなお存在自体が世界の均衡を保つ強大な抑止力として機能する程だったため、
リムルとの馴れ初めで一時公での消息を絶った事が、各国政府を始めとする諸勢力とリムルの物語が始動する引き鉄となった。
リムルと後のキーパーソンとの出会いも、ジュラの森からヴェルドラが一時消えたことが遠因である。

以降は長きにわたりリムルの体内に引きこもっていたが、
リムルが魔国連邦(テンペスト)に侵攻してきたファルムス王国の人間約2万人を返り討ちにして「真なる魔王」へと覚醒。
スキル「大賢者」が「智慧之王」へと進化したことでヴェルドラを封印していた「無限牢獄」の解析完了の目処がついに立ち、
リムルの分身体を依り代に復活を果たした。これ以降は人間態を獲得している。
リムルの体内で記憶を見てそこで漫画にドハマリしており、「聖典」と呼んで普段から色々なことの参考にするようになっている。
なお、「人間と魔物の共存」というリムルの理想を果たす上で魔国連邦が恐れられないようにするために、リムル、ガゼル王、エラルド侯爵の話し合いにより、
「ファルムス王国と魔国連邦の戦争を鍵刺激として復活したヴェルドラがファルムス軍を滅ぼした」という偽の筋書きが立てられ、ヴェルドラもそれを了承。
ファルムス王国滅亡の決定打を作ることになる。


MUGENにおけるヴェルドラ=テンペスト

Xkleitoss氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
高いコンボ性能と高火力の飛び道具を備えたオールラウンダーな性能をしている。
超必殺技ではかめはめ波を放つ(※原作再現です)。
AIもデフォルトで搭載済み。
DLは下記の動画のコメント欄から

出場大会

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最終更新:2025年06月26日 12:09