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麻生優子


「私はおまえと戦うわ!
 おまえが全てを消すというなら、逃げても始まらない。
 私はヴァニティと、私自身に全てを賭けて、その答えを探すわ!」

日本テレネット(ウルフ・チーム)の1986年製ゲーム『夢幻戦士ヴァリス』シリーズの主人公。
パソコンの性能問題から当初は声無し。
1987年のファミコン版のTVCMや「アニメビジョン」収録のされた庵野秀明監督によるプロモーションアニメでの声は富口祥子女史。
1989年のPCエンジンCD-ROM2版以降の担当声優は 島本須美 女史。
2006年の問題作パラレル作品『ヴァリスX』では 東かりん 女史。

人間界でごく普通の女子高生として生活していたが、
夢幻界ヴァニティの女王ヴァリアによって「ヴァリスの戦士」としての素質を見出され、
聖なる剣「ヴァリスの剣」を授けられ、半ば強引に夢幻界へと召喚される。
優子は戸惑いながらも世界の均衡を守るべく、暗黒界ヴェカンティの支配者・ログレスに立ち向かう。

級友・桐島麗子が敵として現れる衝撃の展開の末にその最期を看取り、優子はログレスへの復讐の心を持つ。
優子に敗れたログレスは「人の本質は悪」と最後まで優子と相入れる事無く消滅した。
友の死を背負いながらも現実世界に戻った優子だったが、その心は折れていなかった。
人の心の闇が不滅であるならば、人の心の光(ヴァリスの力)もまた人の世ある限り不滅なのだ。
その後、『II』にてログレスの死後の暗黒界の支配者として台頭した、
幻夢皇帝・メガスとの戦いを経て自身の出生の秘密を知ることになり、
『III』において魔界王・グラメスとの戦いでの勝利と引き換えに現世から去り、天界に昇天。

最終作『IV』で、夢幻界を襲う新たな敵へ立ち向かう次代のヴァリスの戦士として夢幻界の少女レナを見出し、
ヴァリスの剣を守護する女神として試練を与える立場で再登場する。

(以上、ピクシブ百科事典より引用・改変)

黒髪ロングにセーラー服の平凡な少女が異界からの侵略に魔法の剣で立ち向かい、途中からはビキニアーマーに変身、
終盤には悪堕ちした親友と殺し合うという、これぞ80年代!というセンスの塊のような主人公。
しかし、突然拉致された挙句にチャカ(拳銃)渡されて「家に帰りたきゃあログレスの野郎をハジいて来いや」と命じられ、
同様に鉄砲玉にされた級友と撃ち合った末にログレスもドスの餌食に…という某任侠鉄砲玉伝説的見方をするとだいぶ悲惨である

元々は『スケ番不良伝説』という全く異なるコンセプトのゲームを製作中だったらしく、
最初のステージでセーラー服なのもその影響と考えられる。
夢幻界は心の力が大きく影響するだけあって、「ヴァリスの戦士として覚醒して以降は感情の起伏が以前より激しくなっている」
との設定が説明書などに掲載された設定資料に記されている。
また、ヴァリスの剣の真の力を解放する事で、上記の金ピカビキニからより甲冑らしいスタイリッシュな戦装束に変わる。
露出度という点では正直そこまで大差ないので、紳士諸兄はご安心を
『ヴァリスIII』ではちゃんと試練を経て解放された新形態だが、『ヴァリスII』では特に説明もなく新衣装になっており、
ヴァリスの剣までごつい大剣化していた。『III』ではこの大剣化は無くなったものの、ヴァリスの剣と対になる魔剣、
「レーザスの剣」がグラメスの佩剣として登場しており、これが『II』の戦装束時の大剣とそっくりである。
ヴァリスの剣周りの設定を整理するついでにデザインを流用したのかも知れない。

こうしたキャラ造形の妙により、当時の優子の人気は非常に高く、ファンクラブが結成されたり、
「ミス優子」コンテストに参加した人物には後の有名人が複数居たり(グランプリは宮本裕子女史)する程であったため、
この人気に後押しされ続編も制作される人気シリーズとなった。
特にPCエンジン版ではCD-ROM²の大容量を活かした多彩なアニメーションによるフルボイスのデモシーンが人気を博した。
ちなみにPCエンジンでは『II』~『IV』をリリースした後、より高度なSUPER CD-ROM²版で初代のリメイクがリリースされるという、
変則的な経緯を辿っている。
また、『III』ではオープニングムービーを特定のタイミングでスキップする事でおふざけ全開の裏オープニングが流れる裏ワザが仕込まれている。
通常オープニングとの比較

徳間書店販売のファミコン版ではマルチエンディングが採用されており、
進め方次第ではシリーズの根幹を揺るがすとんでもない結末になる事も。
+ ネタバレ注意
ファミコン版オリジナルストーリーの一つには、なんと女王ヴァリアこそが真の黒幕となるものがある。
同ストーリーではログレスすら利用して優子を新たな依り代にしようと企んでおり、
最後は優子を強制的に使命に縛り付けようとするヴァリスの力そのものがラスボスとして立ち塞がる
思い付きのような奇抜な展開を唐突に盛り込もうとして来るのも実に80年代的である

後に日本テレネットの経営上の失策をカバーすべく版権がエロゲーメーカー・イーアンツに貸し出され、18禁AVG『ヴァリスX(クロス)』として発売された。
……が、かつてはファンクラブが出来る程の人気だったキャラを
公式で触手にグチャグチャにされるどころか、本人もアヘ顔で悦んじゃうビッチという扱いは、
古参ファンの怒りを買い不買運動を起こされる事態にまで発展した。
ゲームとしての出来が良ければ怒りの声も多少は収まっただろうが、現実は非情である
一方でファン以外からは「昔の人気キャラのエロゲ堕ち」とネタ扱いされるだけで終わってしまい、日本テレネットは『X』発売の翌年に倒産した。

なおテレネット作品は他にも『アークス』がイーアンツ、『魔法の少女シルキーリップ』はWaffleに貸し出されてエロゲー化したが、
人気の差に加えて無難な内容だった(そもそも『アークス』は男性主人公。掘られる事も無かったし)からか本作ほど話題にはならなかった模様
(言い換えると不買運動も起こされなかった)。
アークスも『III』とギャグ作品『あーくしゅ』が発売されるほどの人気作だったはずだし、
何なら優子と麗子も『あーくしゅ』にゲスト出演してたけど、後年に語り継がれるほどの持続した人気は無かった模様

現在はエディアよりNintendo Switch用ソフトとしてPCエンジン版三部作が手軽に遊べる『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』が発売されており、
『IV』に加えてメガドライブ版とファミコン版、そして大本となるPC版が増補された『夢幻戦士ヴァリスMemorial Collection』も発売されているので、
興味のある方は手に取ってみてはいかがだろうか。
なお『X』は復刻対象になっていないどころか「シリーズ一覧」でも無視された


MUGENにおける麻生優子

Duracelleur氏によるものが公開中。
Gorori氏が製作した未完成のα版(現在は入手不可)を改変しており、氏独自の『KOF』風のシステムに組み直した物。
ドットのベースは麻宮アテナと思われる。
操作方法は6ボタン方式で、攻撃手段は原作同様剣を駆使して戦う。
なお、Readmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。


「魔界が空間に消えるのは止められない
 生き残っている魔界の者達を導き、
 もう一度新たなヴェカンティの国を作りなさい
 決して戦いの無い、平和な国を…」

出場大会

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最終更新:2026年06月29日 06:35