「優秀? イレギュラー?
そんなもの、何の意味があるんです?」
CAPCOMのアクションゲーム『ロックマンX8 -PARADISE LOST-』の8大ボスの1体。
断じて猪木ではない
担当声優は
石田隼大
氏。
異名は「時空間の歪曲者」。
繰り返されるレプリロイドの闘争により荒廃した地上に見切りをつけた人類が、
月への移住計画を進めるべく作り出した
アクセルをプロトタイプとする新世代レプリロイドの1体で、
恐らく移住地用であろう反重力研究所「プリムローズ」の主任研究員を務めていたが、
ルミネの失踪後に反乱を起こした。
本作の8大ボスである新世代レプリロイド達は程度の差はあるが自分達以前のレプリロイドを旧式と見下す傾向にあるのだが、
アントニオンはそれが特に顕著で、設備をコントロールするためにAIが強化されており非常に頭脳明晰で口調も丁寧だが、
それ故に言動の節々に相手を見下すような態度と自信家な性格が滲み出ている。
一方で頭が良いのは専門の重力分野に偏っているらしく、その証拠に
ゼロとの戦闘前の掛け合いでは、
「優秀とかイレギュラーとかそういう区別に何の意味があるのか?」という問いに、ゼロが「あいにく頭がいい方ではない」と皮肉で返した際に、
「正直な方だ。だが愚かだ」と皮肉と理解せず言葉通りの意味で受け取ってしまう描写がある。
いずれにせよ、自分の目的の邪魔となる存在は排除が当然だと考え、周りの評価を気にもせず、
自らの探究心と自己満足を優先する典型的なマッドサイエンティストである。
昆虫型モチーフで偏屈な科学者といえば『X5』の
シャイニング・ホタルニクスと似ているが、ホタルニクスが
ウィルスに蝕まれて最終的に自我を失ったのに対し、
アントニオンの場合は(ルミネの言葉を借りるなら)「自らの意思でイレギュラー」となっている点で異なる。
重力を操る能力を備え、壁だろうが天井だろうがお構いなしにスイスイ張り付いて移動できるだけでなく、
重力の向きを変えてステージを回転させてしまう能力まで持つ。
設定上はアクセルと同じくトランス能力も使えるものの、他の同作の8大ボスにも言える事だが、
ボス戦ではトランスには頼らず自分の能力で戦う。
モチーフであるアリが自分の何十倍の重さの物を運ぶこともあるように、その見かけによらず怪力の持ち主で、
重力操作により巨大なブロックを生成しては持ち上げて投げ付けてくる。
ロックマンシリーズのブロック落としでお馴染みの即死は流石に無いが、ダメージはかなり大きいので注意
(ステージ中盤で襲ってくる棘付きのブロックは潰されても刺されても即死なので要注意。自信が無ければ乱数調整で
VAVAに来てもらうのも一つの方法)。
また、尾部から蟻酸のような緑色の液体を発射する設置技「フォーミックアシッド」で動きを止めてくる他、
小型のブロックを繋げて作った武器「重波斬」を振り下ろしたり、
画面中央に巨大な重力球を発生させる「スクイーズボム」で、闇属性以外の
飛び道具を吸い込んでしまう。
切り札は次々にブロックを生成しては連続で落としてくる「キューブフォールズ」。
得られる特殊武器は其々、
エックスはゆっくりと前進しながら敵の弾を吸い込んでいくブラックホールを発生させる「スクイーズボム」。
ゼロの「重波斬」は隙こそ大きいが敵のガードを崩す斬撃を放つ(装備している武器によっては打撃になり、一部の床を破壊可能)。
アクセルは連射できないものの、地形や敵を貫通できる「スパイラルマグナム」となっている。
また、吸収はできないが、バンブー・パンデモニウムのタケノコ型の爆弾をスクイーズボムで押し返す事が出来る
(ただし、ブラックホール内のタケノコに触れると被弾するので注意)。
MUGENにおけるグラビテイト・アントニオン
HernV氏の製作したキャラが公開中。現在の完成度はβ版。
同氏製作の
VAVAをベースにしているらしく一部ファイル名が改変前のままとなっている。
ブロック精製など原作の技は再現されているが、フォーミックアシッドが画面を跳ね回る飛び道具になっていたり、
地中を掘って進む移動技が追加されているなど、スーパーファミコン時代のボス風にアレンジされている。
AIは未搭載。
「あってはならないのは、
この世界の方だと考えた事はないのですか?」
出場大会
最終更新:2026年08月04日 20:12