「ちかよったがさいご、あいてはただのてつくずになっているだろう。」
任天堂がファミコンで発売したロボット格闘ゲーム『
ジョイメカファイト』の登場ロボット。
ステージ4に登場する8体のワルロボの内の一体である。
倒しても仲間にはならないが、ハードモードをクリアするとSELECTボタンで対戦でも使えるようになる。
怪獣でも
ガキ大将でもない。
ましてや六神合体などしてたまるか
ステージ4のロボは全てイーロボ(プレイヤーキャラ)の上位互換版であり、ガイアンは
ジャイアントのアッパーキャラ。
頭が茶色い岩石のようなデザインのジャイアントとは違い、ガイアンは鉄塊を思わせるデザインになっている。
2Pカラーでは灰色基調のデザインになるため、より武骨で
メタリックな印象を与える。
というか1Pカラーが緑な理由が分からない。パワー系キャラで基本カラーが緑・別カラーが灰色と言えばハルク。
ジャイアントで挑めばザ・シング対ハルクの再現になる……というイメージなのだろうか?
原作での性能
見た目通りのパワーキャラ。
最大火力こそ
スカポカーンや
ネイに劣っているが、
通常技・
必殺技の平均火力ではNo.1。
一方で多くの技が
判定や使用後の硬直などどこかしらに隙を抱えており、ステージ4のロボの中では移動速度も遅く機動力に欠ける。
移動速度に関しては他のステージ4組が異常なだけで、実はアイとほぼ同速だったりするが
一応
永パも持っているのだが、猶予が短いため完走は難しい。
どうしても立ち回りでは不利になりがちだが、それでも火力面のアドバンテージが大きいのは事実。
敵をピヨらせやすいため、ほぼ防戦一方だったはずなのになんだかんだ火力で押し切ってしまった、という流れになる事も少なくない。
理論値は低くても実戦値は高いキャラと言えるだろう。
対人戦での評価は上の下~中の上程度。欠点は目立つものの上位層の連中と渡り合えるくらいのポテンシャルはある、といった感じ。
日本国内ではそこまででもないが、海外プレイヤーからはかなり高い評価を受けているようだ。
技性能解説
パンチと言う名のフライングボディプレス。
発動中は
喰らい判定が小さくなるため落とされにくく、さらに全身に
攻撃判定が出るため
めくりにも使えるというかなりの高性能技。
ダウンを取れないのが惜しい所。
わずかに前進しながら頭突きを繰り出す。無敵時間付き、かつ対地対空のどちらにも対応できる万能迎撃技。
ただし判定はあまり強くない上に硬直が長く、ガード中は出せないと結構癖が強い。
それでも無敵技というだけで十分存在価値はある。
そのまんま
ダッシュストレート。当たると相手を大きく吹っ飛ばす。
手先にしか攻撃判定がないのでややスカりやすいのがネックだが、タメが入るとはいえ発生が早く、速度もあり、奇襲性能は高め。
パワーキャラらしく威力も上々で、1発入ればゲージの1/4以上を持っていける。
相手が起き上がるギリギリにこの技を重ねておけば、終わり際がヒットorスカして投げ技の
二択を強いる事も可能。
ガードされた際の隙が大きいが、投げなどである程度は誤魔化せる。ただし距離によっては逆に向こうの投げが確定で入ってしまう。
ジャンプパンチやダイナウェーブでの牽制を絡めてタメを誤魔化しつつ、なるべく敵との間合いを保ち、
隙あらばこれをぶち込んでいくというのがガイアンの基本戦術。
- パワークラッシュ(相手の近くで→or←+A 18POW
相手の近くで→↓←or←↓→+A(強化版) 26POW)
相手を高く持ち上げて頭から地面に叩き付ける豪快な投げ技。
ジャイアントと同じく特殊な入力をすると威力がアップする。強化版の威力は
強化版ホウオウブレイクとタイの投げ技最高値。
ただし投げ間合いが狭く、足も遅いのでやや決めづらい。
ちなみに「投げられてダウン中の敵にガイアンストレートで接近→再度投げ」を繰り返す事で一応永パになるが、
起き上がり時に敵の技に割り込まれず投げようとすると猶予が1Fしかないため、確定させるのは難しい。
とはいえ確定まではしなくてもそれなりに対処はし辛いし、ピヨらせてしまえばこっちのものなので強力ではある。
MUGENにおけるガイアン
卵寒天氏が製作したものが存在し、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索する事をお勧めする。
出場大会
凍結
最終更新:2024年10月19日 01:15