ロッククロック


1994年発売の『スーパードンキーコング』に登場する敵キャラ。
クレムリン軍団の一味で、全身が岩に覆われたワニ人間の姿をしており、赤い目をしている。

ゲーム中では「ストップ&ゴーステーション」で登場。
ステージ内にある「ストップ・ゴーバレル」がSTOPの時はただの岩に擬態しているが、
GOになると突然正体を現し、ドタドタと走り回る。
この時の彼らはほとんどの攻撃を受け付けないばかりか、触れるだけでミスになるので危険。
STOPに戻して早く先へ進むのがベスト。
後半に行くにつれてストップの時間が短くなっていくので、ストップにしたら脇目もふらずに進むこと。
また、救済措置なのかこの面のスタート地点から左へ戻ると隠しのタル大砲があり、ゴール前までワープすることが出来る。

一見無敵で倒す事の出来ない相手に思えるが、実はこいつを倒す方法がある。
STOP状態の時に、ドンキーだけが出来るハンドスラップを使うと倒せるのだ
(ただし、2001年発売の『ドンキーコング2001』ではハンドスラップが効かなくなっている)。
これならディディーコングに勝るメリット……と言いたい所だが、
一度のSTOP状態で倒せるのは精々一体ほどなので効率が悪く、ザコ敵として無数にいるのでさっさと進んだ方がマシかも。
また、動いている間もローリングアタックをしていれば無傷ですり抜けられる。避けようがない状況に陥ったら試してみよう。

ちなみにこいつ(Rockkroc)は、『1』の偽EDで分かる名前のイニシャルが、クレムリン軍団の中で唯一「K」(か行)で始まらない。
krocという英単語はないが、crocならcrocodile(クロコダイル)の略称として使うので「岩のワニ」といったニュアンスか
(なお、クレムリン軍団関係では一般名詞などの綴りのCをKで表記することが多い、偽のエンディングを見ると一目瞭然)。
また、後の『2』、『3』、アニメ版にも頭文字が「K」(か行)で始まらないクレムリンが登場する。

本山一城氏がコミックボンボンで連載していたコミカライズ版では眼にも止まらない素早さでドンキーコングを苦しめるが、
助っ人に呼ばれていたマリ王にヘソを噛まれたキングクルールがうっかりロッククロックの名前を呼んでしまった事で存在が発覚した。
コング島を賭けた決闘中の出来事なので反則を咎められ、コングチームを直接全滅させようとするが、
通常の百倍のスピードを可能としていたドーピングの副作用により百倍の速さで老いて最終的にクランキーにしばき倒された。


MUGENにおけるロッククロック

!?氏製作のロッククロックが無限ろだで公開されていたが、同所の閉鎖により現在入手不可。
走り回る事しか出来ないがこれに攻撃判定があり、触れてしまうと即死
当たり判定が全く無く並大抵の方法ではダメージを与える事が出来ないので、基本的に準論外キャラ
約1分躱し続けると勝利。つまり一種のミニゲームと言った所か。

出場大会

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最終更新:2023年04月23日 17:06