「何を躊躇してるんです!!? 証拠なんて待ってたら何も防げないでしょう!!?
敵はその目で見極めなさいっ!!!」
漫画『ONE PIECE』の登場人物。
スモーカーの部下で、
海軍本部曹長→少尉→(2年後)→大佐。
アニメ版での担当声優は
野田順子
女史。
海賊王
ゴールド・ロジャーが処刑された街・ローグタウンの海軍派出所に上司のスモーカー共々勤務していたが、
街に現れた麦わらの一味との遭遇(特にゾロとの因縁)をきっかけに、スモーカー隊の一員として麦わらの一味追跡に従事する事に。
10月6日生まれの21歳→23歳。身長は171cm(何気に
この人と同じ)。
軽い近視で眼鏡をかけている。武器は業物
時雨。名前の由来は
鳥のタシギから。
ロロノア・ゾロの亡き幼馴染・くいなに外見も性格も瓜二つで、偶然にもくいなが生きていれば同い年の女剣士。
これによりゾロにとっては最も苦手な存在。初対面でのゾロの態度から本人はバカにされたと思って腹を立てており、
“偉大なる航路(グランドライン)”入り後も麦わらの一味とかち合った際は、よくゾロにつっかかっている。
剣の腕は確かだがとにかくトロくておっちょこちょいな所が玉に瑕で、自身のミスを上司であるスモーカーによく怒鳴られている。
剣を使って金を稼ぐ者達を「悪」とみなし、
海賊だけでなく
賞金稼ぎの事も嫌っている。
そのため、それら世界中の悪党の手に渡った名刀を全て集めるという夢を持っており、名刀に関するメモをいつも所持している。
その刀剣マニアぶりは相当なもので、スモーカーに「刀ばか」呼ばわりされる事もしばしば。
同じ海軍に刀をサビさせて、破壊してしまう能力者(ゾロが持つ名刀が1本犠牲になっている)がいるが、彼の事をどう思っているかは不明
くいなと同様、自分が女である事に負い目を感じている節がある。
アラバスタ編では自分の「正義」と「現実」の狭間にゆれてしまい、
麦わらの一味を捕らえられる状況でありながらわざと見逃す形となり、
力量不足から自分たちではアラバスタを救う事も
クロコダイルを倒す事もできず海賊に手を貸すしかできなかった自分の弱さに悔し涙を流した。
スモーカーはこの件に関してはたしぎの行動と根性を認め、強くなるよう厳しくも温かく促した。
再登場した時は、アラバスタ後より更に二階級も昇格して少尉となっていた。
その後、スモーカーと共にマリンフォード頂上戦争に参戦。
頂上戦争終結後は、偉大なる航路にある海軍支部の中でも悪名の高いG-5支部にスモーカーともども転属。
2年の時を経て過酷な環境下で実績と実力を高め、大佐にまで昇進している。
またその中で、
自然(ロギア)系能力者たちと剣で渡り合うために“覇気”なども会得した模様。
戦闘力は公表されていないが、ワンピ女性キャラの例に漏れず相当なものである事は間違いない。
ただ普段の露出が少ないためか
肌見せてナンボみたいな人達に比べると人気は低い。
グッズでも登場頻度は低く、出ても隅っこに小さくというのが現状。
ただしファンも決して少なくはなく、水面下で生き続けている。
眼鏡属性とかドジっ娘属性とかけっこう持ってるしね
しかし「パンクハザード編」ではその戦闘力を前面に押し出した(上着のボタンを全部外しはだけている)姿を披露した。
中身は魂が入れ替わった「スモやん」事スモーカーだったが。
ちなみにブラや下着の類は付けてないので、胸の谷間がはだけている部分から丸見えである。
+
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余談 |
原作での彼女の戦闘シーンを列挙すると、初登場時はモブ海賊二名(ちなみにパッキーとコゼという名前がある)を一刀のもとに斬り伏せ、
肝心のゾロとの対峙では「切りの良い第100話でグランドライン突入にしたかった」という事情の下、切り結んだ後に愛刀の時雨を弾かれ敗北
(これに限らず、ローグタウン編は前述の理由で全巻を通しても異例の展開の早さで描かれている)、
アルバーナで対峙した ミス・オールサンデーには遠距離戦で為す術なく……。
と、ここまで書いて勘のいい方は気付いたかもしれないが、原作の彼女には長い間 技名のある技が一つも無かった。
当然、グランドバトルシリーズでは唯一「鎌居太刀」「小夜時雨」等、 技名が一つ残らずオリジナルになっている。
まあ攻撃後に転んだり眼鏡を見失ったりといった形で原作を反映しているので全く問題は無いのだが。
なお、『グランドバトル3』では「鎌居太刀」を放つ際に前述のモブ海賊二名を斬った時のモーションが採用されている。
そんな彼女も戦争編を経た後、パンクハザード編の第687話にて遂に「斬時雨」という技を披露。
初登場の第98話から何と589話後の事である。
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二次創作ではゾロやスモーカーとの絡み、カップリングが多い。
格闘ゲームにおけるたしぎ
『グランドバトル』では初代と『2』で
隠しキャラとして登場したが、『3』ではスモーカーの
助っ人に降格。
海外限定タイトル『GRAND ADVENTURE』で一度復活したものの、それ以降はプレイヤーキャラとしての出番は無い。
キャラ性能は端的に言えば、技発動後の隙がでかい
この人と言った所。
必殺技もレベル2までしかなく、総合的な火力も低めなのである程度の慣れが必要。
初代での必殺技は
カウンタータイプと
タメタイプで使い辛かったが、『2』で使いやすい打撃タイプが追加された。
また、タメタイプの必殺技をタメている時はCPUの相手がガード状態で止まる状態になる(ゾロの「三千世界」等、ガードされないタメ技も有る)。
これを利用して、
ライフが勝っていればそのまま
タイムアップ勝ちに持ち込む事ができる。
DSの『ギガントバトル』シリーズではサポートキャラとして登場。
MUGENにおけるたしぎ
Anjel氏製作のキャラが存在。
元の素材が少ないせいか技数が少なくゲージ技が存在せず、
AIも未搭載。
また、火力がかなり低く、
週刊「載ってねぇ」では
攻撃力400%というシリーズ中でも異例の措置がとられていた。
改変版も存在し、
通常技の威力は低いがゲージ技の威力は高く、ゲージを溜めて一気に逆転するキャラとなっている。
特に2.5ゲージ消費する技はヒットすれば6割以上持っていく強力なもの。
なお、海外製には
よくある事だが、製作者の名義がMithosZz氏かTonylaf氏かで表記がごっちゃになっているので注意。
この他にもZero-Sennin氏による同じドットを使った
MUGEN1.0以降専用キャラが公開されている。
出場大会
削除済み
その他
最終更新:2025年04月25日 11:17