セバスチャン・ミカエリス

「あくまで執事ですから」

漫画『黒執事』の主人公。グラスレー社のMSミュータントではない。
アニメ版の担当声優は 小野大輔 氏、ドラマCD版では 森川智之 氏、
色々とアレな実写映画版では仮面ライダーカブトで知られる水嶋ヒロ氏が演じた。

幼い主人”シエル・ファントムハイヴ”に仕える執事であり、
品位・教養・武術・料理・容姿など全てにおいて完璧でありながら、
物腰は柔らかく極めて謙虚な青年。
屋敷では常々使用人トリオの失敗を度々フォローさせられており、
セバスチャンなくしてはファントムハイヴ家の生活は儘ならない。

ファントムハイブ家は犯罪を犯した貴族を秘密裏に(公になる前に)処分する御役目を王家から賜っているが、実際に戦うのは彼。
戦闘においては主にナイフを用いるが、肉弾戦も得意としている。
また、虎を前にしても恐れないどころかモフモフしに行こうとする気丈さと、頭を嚙まれても無傷でいられる頑丈さを併せ持つ。

+ ネタバレ注意
正体は人間ではなく悪魔
冒頭の台詞は「私は執事にすぎませんから」という謙虚な言葉ではなく、「悪魔で執事ですから」と暗に宣言していたのである。
そして「悪魔め」と言う敵対者に対しては「最初からそう申し上げておりましたが?」と言う挑発に繋がる。
イギリスが舞台なのに日本語の言葉遊びが通じる不思議
英語版では「I'm simply one hell of a butler」(私は単に凄い執事ですから)と訳されているため謙虚さが薄れているものの、
「great」や「excellent」ではなく「one hell of」と言う言い回しを使う事で原作のニュアンスを再現している。

シエルは3年前に何者かに両親を惨殺された挙句悪魔崇拝の団体へ売り飛ばされ、
以降1か月はその団体の黒ミサの生贄の1人として監禁され、
度重なる凄惨な拷問と凌辱を受けて地獄のような日々を強いられていた経験があったが、
その儀式でシエルより前に殺された生贄の魂を元に召喚されたセバスチャンと出会い、
「自分に対し嘘をつかない」「裏切らず絶対服従」「復讐を終えるまであらゆる外的要因から守り抜く」
という3つの契約を結んで黒ミサを脱出した。
以降、セバスチャンは契約に従い人間の振りをしながらシエルに仕えている。

上記の性格は所謂外面であり、実際の性格は慇懃無礼かつ生粋のサディスト
契約こそ順守するが、時に契約に反しない範囲でわざと情報を開示しなかったり
シエルが危険な目に遭う事を承知で命令を遵守するなど、文字通り悪魔的な一面も見せる。

主食は人間の魂であり、契約が完遂した暁にはシエルの魂を対価とすることになっている。
ただし、相当選り好みが強いようで、人間を無作為に襲うことは無い

なお、「セバスチャン」という名前は、ファントムハイヴ家で昔飼っていた犬の名前を元にシエルが名付けたもので、
悪魔としての本名は不明である。
まあ『アルプスの少女ハイジ』以降、サブカル業界では「男性の使用人・執事の名前がセバスチャン」と言うネタは伝統なので…。


MUGENにおけるセバスチャン・ミカエリス

Trafalgarlawzz氏による『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが存在したが、
氏の他のキャラ共々公開停止されていた。
しかし、2020年1月に同じく『JUS』風キャラ製作者であるPackManMUGEN氏により、
上記のキャラを元にした改変版が公開された。
主にナイフ投げによる遠距離攻撃を得意とした性能であり、超必殺技全体攻撃や黒い波動などの飛び道具が多い。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


「ファントムハイヴ家の執事たるもの
 この程度の技が使えなくてどうします?」

出場大会

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最終更新:2023年06月02日 02:15