実在する日本出身のお笑い芸人。「なんばら きよたか」と読む。1965年生まれ。
お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の「ナンチャン」である。
専門学校時代に
「ウッチャン」こと内村光良氏と出会い、漫才の授業で組んだことをきっかけにコンビ「ウッチャンナンチャン」を結成。
卒業後は『お笑いスター誕生!!』でテレビデビュー、第7回オープントーナメントサバイバルでグランプリを獲得。
以降人気はうなぎ登りとなり、
とんねるずや
ダウンタウンと並ぶ「お笑い第三世代」の代表として数えられるようになった。
特に1990年代は『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー』、
『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』など冠番組を複数の局で持っており、
『やるならやらねば』内のコーナーである「
ナン魔くん」が今は亡きコミックボンボンでコミカライズされるなど、
1980年代~'90年代の生まれであれば馴染みのある顔として認識している人も多いだろう。
また番組企画の一環として生まれたグループ「ブラックビスケッツ」「南々見組」のリーダー・南々見狂也として音楽活動や映画・舞台主演も行っており、
全編インドロケ映画『ナトゥ』の主演をも務めた。
この他「ブラビ」のシングル2作目「Timing」ではサックス演奏を、3作目「Relax」ではキャイ~ン・天野ひろゆきこと天山と共に美声を披露。
でも世界的に有名なのは『笑う犬の冒険』で扮した「はっぱ隊」かもしれない。
98年のヒット曲としても有名
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映画『ナトゥ』パンフレット
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元気が出る歌
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やあ、誰かと思えば君じゃないか
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2000年代から単独での出演が増え、コンビによるレギュラー番組は2011年から2012年に放送された『教科書にのせたい!』が今の所最後である。
日テレの情報番組『ヒルナンデス!』の司会業の傍ら、狂言を始めとした古典芸能でも活動しており、
2006年には
シン・ゴジラのモーションアクターとしても有名な能楽師の野村萬斎氏と共演、以降も積極的に公演を行っている。
バラエティ番組における司会業で有名になった相方と比べるとメディアの露出は控えめであり、
深夜番組以外のレギュラー番組は先述のヒルナンデスしか存在しない。
それ故かネット上では不人気ネタでイジられることもあり、
一時期Googleで「
ナン子ちゃん
」と調べると関連キーワードに
「
ウッチャンナンチャン南原つまらない
」と出ていたのは有名。
内気で優しい内村氏に対して南原氏は明るく活発と、性格が正反対な事でも有名であり、
デビューから間もない頃は南原氏が内村氏をリードしていく場面も多かった。
単独での仕事が増えた現在においても、お互いの出演番組をチェックするなど仲は良好。
ウッチャンナンチャンの全盛期に連載されていた『
ジョジョの奇妙な冒険』第4部では、
虹村億泰が「互いの良さを引き立てるもの」の一例としてウッチャンとナンチャンを挙げていた。
意外な所では、少年ジャンプの漫画『左門くんはサモナー』第49話にも登場している。
作中では嬉村笑美がナンチャンとのツーショットを自慢していたが、
左門召介(主人公)と九頭龍芥のクズカスコンビには
「いや何の羨ましさもないわ」「せめてウッチャンに会ってから自慢しろ」とひどい言われようであった。
この写真はクズカスコンビによる笑美の思い出を台無しにする作戦の一環として、
「マイケル・ジャクソンの霊が背後に写っている」という改変が行われ、
「世界的大スターが写っているのに気付かない間抜け」(通称
「ガッカリナンチャン」)というシチュエーションに変えられてしまった。
MUGENにおける南原清隆
mega(目が)氏によるキャラが2017年1月2日に公開された。何故作った
これ自体は一ヶ月のみの期間限定公開であったが、koyu@TWINT氏による改変版「南原R」が、mega(目が)氏の許可のもと公開されている。
元々は強クラスの大会用に改変したもので、外見や使用技はそのままに、強クラスとしては強すぎる性能が抑えられた改変となっている。
立ち絵には、『笑っていいとも!』の出演時に持ちネタ「ナンバラバンバンバン」を披露した際の映像を元としたBB素材を使用。
なので
常に踊っており、ダウンしてもその体勢を崩さない。シュール。
それ以外の
スプライトにも様々なBB素材が使用されている。
また、試合中は『秘密戦隊ゴレンジャー』のエンディング曲のサビ部分がひたすら流れる(「バンバラ」と「ナンバラ」を掛けたネタ)。
大半の技が
飛び道具で構成されている
弾幕キャラだが、飛ばすものが
自身の頭に
きのこの山に
「よゐこ」の濱口優氏とカオス。
後にmega(目が)氏が製作した
七海重里のカオスぶりに通じるものがある。
改変元は飛び道具の発射数に制限が無かったが、改変版は同じ飛び道具を一つずつしか出せなくなった。
それでも出の速さや
判定は優れており、相手の動きを封じながらコツコツ体力を削っていく戦法が得意。
+
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技一覧 |
技名は全て改変版で付けられたもの。
先述した嬉村笑美の紹介文を振り下ろす。
見た目はカオスだが、リーチが長く連発可能と性能は高い。
ぶっちゃけこれだけ振っていてもそれなりに戦えたりする。
「ウッチャンナンチャン南原つまらない」のコメントを横に発射する。
ダメージは控えめだが弾速が早い。南原頭部射出とは同時に出せない。
自身の頭(実写)を横に発射する。
弾速は遅いがダメージは100と高め。つまらない弾とは同時に出せないので上手く使い分けよう。
「俺きのこ党、よろしく!」
目の前にきのこの山を 設置する。
喰らい判定がきのこの山自身に存在せず、前方の上部に大きめの四角として存在するという詐欺判定。
ただしダメージは10と低い。
改変元ではいくらでも出せるうえ命中するまで消えなかったが、
改変版では同時に3つまでかつ時間経過で消えるようになり、設置に0.5 ゲージが必要となった。
ただし詐欺判定はそのまま。
南原氏は2001年から2003年にかけて行われたキャンペーン「きのこ・たけのこ総選挙」にて、
きのこの山を推するきのこ党の党首を務めた事がある。上記のセリフはその時のもの。
なお、結果は相方が党首を務めるたけのこ党の勝利に終わった。
太陽の被り物をした状態で、画面上部以外の広範囲に攻撃を行う。
ガード可能だが 発生が3 Fと非常に早い。
改変元はノーゲージで出せたが、改変版は0.5ゲージ消費のゲージ技に。
「そんなんじゃ、ダメさー!」
上記のセリフと共に車のバンを呼び出す。
攻撃判定が非常に大きいうえガード不可。ただし攻撃力は低め。
改変元はノーゲージで出せたが、改変版は0.5ゲージ消費のゲージ技に。
車体に描かれているワニのキャラは、NHKの人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』に登場するバンバン。
目の前に『左門くんはサモナー』におけるナンチャンの顔を投下する。
速度は非常に遅いが、威力は150と一番攻撃力が高い。
「とったどー!」
「よゐこ」の濱口優氏を飛び道具として飛ばす。
縦の判定が強く上下に波打ちながら飛ぶため当たりやすい。ダメージも50と中々の威力。
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AIはデフォルトで搭載されており、カラーにより
強さが変わる。
1~3PはAIが無い、
人操作用のカラー。
4~6Pは自重するAIで、無防備で近付いてくるなど隙が多く、並上位~強クラス。
7~9Pは自重しないAIで、離れた距離からのえみちゃんアタック連発や飛び道具による固めを自重しなくなり、凶下位クラスの強さになる。
10P~12Pは技性能が改変元準拠となる強化カラー。
飛び道具の発射制限撤廃やゲージ消費技がゲージ無しで出せる仕様を最大限に活かし、弾幕で相手を近付けずじわじわと削っていく。
固有の防御システムを持たないため大ダメージや
即死技に弱く、強さは凶上位クラス。
2020年4月1日にはkoyu@TWINT氏によりさらなる改変版
「ワンチャンナンチャン」が公開された。
ワンチャンの通り、何か攻撃が当たれば
永久or即死で勝てるキャラとなっている。
具体的には、カオスバンとナンチャン投下が即死級の大ダメージ、えみちゃんアタックがガード不可かつ連射でハメ可能、
他の技も仰け反り時間が長くやはりハメ可能。
さらに
瞬獄殺風の即死投げ「YATTA!」が追加されている。
こちらもAIはデフォルトで搭載されている。
カラーが上がるほどえみちゃんアタックとYATTA!の使用率が高くなり、さらに10~12Pは攻撃中は無敵となる。
攻撃性能は大幅に上がっているが、防御面は10~12Pを除き変わっておらず、大ダメージや即死技には弱いまま。
強さは狂中位~狂上位クラス。
ちなみに相方の内村光良氏も
マカオとジョマの勝利演出でMUGEN入りしている。
出場大会
最後に、当然の話だが南原清隆氏は実在する人物である。
MUGENを含む二次創作を他所に持ち出し、当人やその関係各所に迷惑を掛ける事は絶対に許されない行為である事を忘れてはならない。
使用する場合はネタをネタとして楽しみつつ、失礼の無いよう節度を持った振る舞いを心がけよう。
最終更新:2023年03月22日 01:20