"…You're playing with the big boys now."
(遊ぶ相手を間違えたな、お嬢ちゃん)
マーベルコミックに登場するヴィラン。初出は1974年の『Captain Marvel #34』。
「ニトロ(=nitro)」とは爆薬の原料であるニトログリセリンの略で、
後述する能力から名前の由来でもある。もちろん
ニトロプラスは関係ない。
邦訳によっては
「ナイトロ」とも表記されるが、
サイコミュシステムとも無関係。
本名は
ロバート・ハンター。身長191cm。体重107kg。
最初の任務で
マー・ベルと戦い、神経ガスを浴びせた。これが原因でマー・ベルは癌を発症して死亡する。
後にコネチカット州スタンフォードにて、若手ヒーローのチーム「ニューウォリアーズ」との交戦中に最大規模の自爆を行い、
ニューウォリアーズの面々と仲間のヴィラン、そして600名以上の市民を殺害。「スタンフォード爆発事件」と呼ばれる大惨事を引き起こした。
この事件が切っ掛けとなってヒーロー登録法が制定され、ヒーロー同士の
内ゲバ内戦「
シビル・
ウォー」が勃発。後々まで大きな禍根を残す事になる。
事件から5年経った『MVC3』でもまだキャップとトニーが互いに言い争ってるぐらいである。ソーも含めてこの作品ではBIG3の軋轢が妙に激しい
その後は
大事件の発端となった重要なポジションなのにシビル・ウォー本編で華麗にスルーされつつウルヴァリンに半殺しにされるわ、
犠牲になったニューウォリアーズのメンバーに
ネイモアの従姉妹(厳密にはそのクローン)がいた事からアトランティスからも付け狙われるわと、
自業自得ながら散々な目に遭わされた挙句、元ニューウォーリアーズで
サンダーボルツのヒーロー、ペナンスに拘束され拷問で罪を償わせられた。
現場に踏み込んだ警官が嘔吐するほど凄惨な状態だったが生きていたらしく、現在はフッドの部下となっている。
全身若しくは一部を
自爆させて攻撃し、任意に再構築出来る能力を持つ。
ただし、分子1つでも瓶の中等に隔離されると再構築出来ないのが弱点。
(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)
MUGENにおけるニトロ
Bambulin 氏(Bam77氏)による
MUGEN1.0以降専用キャラが、海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
イントロではウルヴァリンやマー・ベルが
バイトとして登場する事がある。
なお、Readmeに載っている
超必殺技の
コマンドに不備があるため、cmdファイルを開いて正確なコマンドを確認しておこう。
操作方法は『
MVC』風の6ボタン方式。
やはり爆発に関係した技を多く持つが、自分はダメージを受けないのでご安心を。
派手で見栄えの良い技が揃っており、攻撃範囲や
判定にも優れている。
特に
超必殺技の「The end」と「Expansive Wave」は無敵ありの
全画面攻撃で、一撃で5割持っていく凄まじい火力を誇る。
その反面、
必殺技・超必殺技が
コンボに組み込めず、連続パンチを繰り出す「Explosive Fists」に至っては連続ヒットしない
死に技だったり、
チェーンコンボやエリアルレイヴも一応可能だが、前者は立ち強Pしか繋がらず、後者は打ち上げからホーミングジャンプへの移行が遅すぎて実質死んでいたりと、
コンボ性能が極めて低いという欠点も持つ。
無理にコンボは狙わず、無敵や長い持続等を駆使して強引に爆発を捻じ込んでいくのが良いだろう。
全ての超必殺技が1
ゲージ消費と言う燃費の良さも強みである。
並中位程度の強さを持つ
AIがデフォルトで搭載されている他、
原作でウルヴァリンがニトロのアジトを襲撃したシーンの再現と思われる専用
ステージ「The hunt for Nitro」も同梱されている。
出場大会
最終更新:2023年02月19日 19:35