このページでは【MOTHER】のキャラクター、
ニンテン
を解説する。
【STEELDIVER SUBWARS】の乗り物は【ニンテン(STEELDIVER SUBWARS)】?を参照。
アメリカの田舎町・マザーズデイに住む、赤い帽子を被ったごく普通の男の子。
【ママ】の【キャロル】、双子の妹のミミーとミニー、【イヌ】のミックと共に暮らす。
一見すると健康体質だが、喘息を患っている。
主人公。名前や好物は変更可能。
ポルターガイスト現象をきっかけに冒険へと向かう。
性能としては前衛タイプのキャラクターで、習得PSIは攻撃系は覚えずに回復や補助が中心。そのため物理が主なダメージ源となる。
主要武器はバット。スリングショットやブーメランといった汎用武器も装備可能。
サンクスギビングでは車やトラックの敵が出す排気ガスによる喘息に悩まされる。ぜんそくスプレーを忘れずに購入しよう。
中盤までは回復もこなしつつ物理の要となる彼と、PSI特化のアナと
荷物持ちのロイド
で分業しながら戦っていくことになる。
しかしながら、ロイドと入れ替わりで【テディ】が入ってくると圧倒的攻撃力の前で物理の要の立ち位置を譲り、さらにアナが敵を一気に瀕死・即死に追いやるPKフリーズγとPKビームγを習得するようになるため、攻撃要員としては落第し、サポート要員に回されることが多くなる。
いくらレベルを上げて覚えるのは補助と回復系PSIのみである。
クリアに必要が無いほどレベルを上げた場合、アナが耐性無視で全体即死のPKファイアーΩというぶっ飛んだPSIを習得するのに対し、彼が最後に覚えるのは全体回復のライフアップπ。LV37で使うかどうかは疑問である。しかもさらに言うと、ライフアップとヒーリングはアナも覚えるうえ、最高位のライフアップΩはアナ専用。これではもはやサポート要員として面目が保てるかすら怪しい。(一応、回復役が2人いる事は全滅を回避しやすいというゲーム上の利点ではあるのだが…)
ディフェンスアップα・ディフェンスダウンαといったボス戦で必須のPSIを早々に揃えられるのはかなりの強みなのだが、ステータスがかかわるボス戦らしいボス戦が【スターマンのむすこ】・【ちかたいがのぬし】・【ドラゴン】・【BBだんのボス】の4体だけ、しかもこの中で遭遇時にパーティプレイを要求されるのはドラゴン1匹のみ(それもPKフリーズγで瞬殺可能)というのが戦闘で不遇な印象に拍車をかけているのかもしれない。
以上のように「強さ」に関してはパーティの他のキャラや後輩主人公に比べるとやや不甲斐ない印象を受けるが、終盤でホーリー・ローリー・マウンテンに突入するとゲームバランスが狂い始めて敵の強さが理不尽なまでに跳ね上がるため、真面目に戦って進んでいたら命とPPがいくらあっても足りない。
そのため確定逃げできるじげんスリップを習得する彼が最重要キャラとなる。
倒されたら終わるのでHPには気を付けよう。
任天堂ゲームらしい所謂無言系主人公で、ゲーム内ではセリフらしいセリフは存在しないが、説明書内ではひとしきり彼が喋っており、「家に男はぼく1人しかいないから、レディたちを守らなきゃいけない」という発言や、「暴力は嫌いだけど、家族を守るためには戦うしかない」「血も涙もないギャング」などさまざまな発言をする。
追加されたエンディングでは、戦いの後に自宅へ帰宅して就寝。最後に【パパ】から電話がかかってきた所で終了する。
シールで登場。「にんてん」表記。
マジカントの背景にたまに写っている。
スピリッツで登場。
ノベライズの本作ではゲームのデフォルトネームではなくケンという名前で登場。
元々が無言型主人公なので原作でもあまりキャラクター性に触れられることはないが、少なくとも説明書内で描かれていた一人称『ぼく』で黒髪、素朴な性格と見える原作とは対照的、金髪碧眼の容姿で一人称は『俺』、乱暴でガサツな性格という副題のオリジナルストーリーに違わぬ別人っぷり。外見だけで言えば黒髪になったアナとはちょうど逆になっている。
教会生まれの真面目なアナとはそりが合わず、ロイドそっちのけでしょっちゅう痴話喧嘩を繰り返すが、徐々に惹かれあっていき…という、1980年代前後の少女漫画のヒロインの相手役のようなキャラクターである。
ギーグとの死闘を終えた後は「また前みたいに学校に通い続ける生活に戻るなんてつまらないだろ?」と呼びかけ、アナとロイドと共に新たな冒険に出かける。
終盤ではアナと性行為に及んだと思しき描写があり、一部で物議を醸す。そちらの描写はアナの項目を参照。小学生では?