ヨッシーのクッキー
とは、【ファミリーコンピュータ】及び【ゲームボーイ】用のゲーム。
プロフィール
【ファミリーコンピュータ】と【ゲームボーイ】でマルチタイトルとして発売されたゲームソフト。
クッキーをベルト状のカーソルでスライドさせ、同じクッキーを縦か横に1列並べて消すアクションパズル。
通常モードと対戦モードでルールが若干異なる。
ルール、システム面で極めてシンプルな【ヨッシーのたまご】や『ドクターマリオ』と異なり戦略性を重視した複雑なパズルゲームとして設計されており、いわゆる「落ち物パズル」とは大幅に異なるゲーム性となっている
とりわけ目まぐるしく戦局が変わる対戦モードの敷居が高いが、その分だけ熱中度も高くコアなファンを獲得した。
任天堂のオリジナルタイトルではなく、他社製の作品を原型としている。そのためか移植の機会に恵まれにくいタイトルでもある。(余談を参照)
キャラクター
メインキャラクター
メインモード・ラウンド10まで
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ハート
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フラワー
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ダイヤモンド
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チェック
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サークル
メインモード・ラウンド11以降
GB版のCPUのみ
ゲームモード
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1人プレイ
上側と右側から迫るクッキーを消していくモード。
こちらのモードではクッキーをすべて消せばクリアとなり、端までクッキーが詰まるとゲームオーバー。
消せば消すほど消すのが楽になるが、奇数・偶数の数になるように調整しないとクッキーが余る恐れもあり、そうなると無駄に長引く。
例えば5×5の状態で開始した場合は、5枚ぴったりのクッキーから消していくとやりやすい。同じクッキーを数回消すとヨッシーのクッキーが出現する。
こちらのモードではヨッシーのクッキーはワイルドカードの役割になっており、ヨッシーのクッキーといずれかの同種のクッキーが揃うと消える。ヨッシーのクッキーを含んで消した場合、消した時の得点が「得点×ヨッシーのクッキーの枚数」と増える。
ラウンド10までは、それぞれのラウンド-10をクリアするとマリオがクッキーを追いかける様子が表示される。10-10をクリアするとパズルゲームとしては珍しくエンディングに投入する。
この際のコマンドが表示され、スピードをHi、BGMをOffに指定した状態でラウンドを10から上にしようとすると、ラウンド11~99が選択可能となる。
ラウンド11以降はBGMのAタイプの曲が変化し、ヨッシーのたまごの敵と初期配置にのみノコノコの甲羅1つが登場する。99-10をクリアすると真のエンディングに投入する。
ラウンド99は例えSPEEDがLOWであっても追加の敵が登場するのが速く、さらに時間経過でどんどん敵の追加速度が速くなっていく。うまくノコノコの甲羅が消せずに長引いてしまった場合、最終的にはプレイヤーが操作して揃えて消す速度よりも敵の追加速度の方が速くなって追いつかなくなりGAME OVERになってしまう。
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ノコノコの甲羅の消しにくさ
ノコノコの甲羅はちょうど、「ワイルドカードの役割であるヨッシのクッキーと逆の存在」となっている。
ノコノコの甲羅は追加では登場しないため、消すためにはヨッシーのクッキーでないと消せない。
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VSプレイ
5×5の盤面のクッキーを消し合い、先に規定である25ポイントのスコアを稼いだプレイヤーが勝利。最大20ポイントのハンディキャップも搭載。
こちらでは消す度にヨッシーのクッキーが一枚ずつ増えていく、連鎖して複数の列を消せば一度に5枚のヨッシーのクッキーが出現する。
ヨッシーのクッキーを消すと攻撃を行えるが、攻撃の内容は一定時間ごとにランダムで切り替わる上に自分に対して使用する場合もあるので注意。
制限時間があり、一定時間(LOWで25秒、MDIで20秒、HIで15秒)までにクッキーを消すことができなければ負けになってしまう。
FC版では2P対戦のみで、コンピューターとの対戦は行えない。GB版とSFC版はコンピューターとの対戦が行える。
GB版は拡張通信ケーブルを使う事で当時では珍しい4人対戦を行えた。
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攻撃方法
ヨッシーのクッキーを揃えて消すと以下の効果が発生される。
ヨッシーのクッキーを貯め込んで一度の消す操作でヨッシーのクッキーを2列分消せば、その分効果が重複したり持続する。
GB版では自分が有利な攻撃である場合は○、不利な場合は×とサインが表示されるため分かりやすくなっている。
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BLIND…対象の相手の中央9つのクッキーが隠される。相手のタイムは減り続ける。
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PANIC…対象の相手のクッキーが一定時間の間シャッフルされる。その間はカーソルは動かせるがクッキーは動かせない。相手のタイムは減らない。
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SLAVE…自分の操作が対象の相手の操作に反映される。相手が有利な時にヨッシーのクッキーを消費させてしまう使い方も可能。
相手側でヨッシーのクッキーを揃えると制限時間に関係なく解除される。操作されている間は、相手のタイムは減らない。
自分には効果がないため、FC版以外ではサインが○も×もでない。
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「+3」「-3」「-7」…数値の分だけ、対象の得点を増減させる。
BGM
全て仮名称
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タイトル画面
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ステージスタート
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BGM A-1
ラウンド1~10で流れる方
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BGM A-2
ラウンド11~99で流れる方
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BGM B
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BGM C
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ステージクリア
対戦で決着がついた時にも流れる。
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ゲームオーバー
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コーヒーブレイク
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対戦BGM A
FC/GB版ではアップテンポだが、GC版ではジャズ風の若干のローテンポになっている。
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対戦BGM B
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対戦BGM C
運動会でよく流れていそうな「クシコスポスト」。本作のBGMといえばこれという印象が強い。
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BLIND
実際の効果時間よりも曲の長さがわずかに長くなっているため、単発攻撃では曲の途中で切れる。
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PANIC
実際の効果時間よりも曲の長さがわずかに短くなっている。
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SLAVE
実際の効果時間よりも曲の長さがわずかに短くなっている。なお、曲のループ開始位置のズレは多重攻撃をすると明確にわかる。
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対戦結果
1戦で勝負が付いた後、「ステージクリア」の後に次の対戦が始まるまでの間に流れる。
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優勝者画面
対戦で3戦して優勝者が決まった画面で流れる曲。なおこの画面はFC版では黒い背景とクッキーが囲むように並べられ中央に文字だけだが、GB版ではちゃんと表彰台が表示される。
FC/GB版では1ループは短めだが、GC版では前奏と間奏が追加されて長くなっている。
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スタッフロール1
ラウンド10をクリアした時に流れる方
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スタッフロール2
ラウンド99をクリアした時に流れる方。「スタッフロール1」にパーカッションの加わったもの。
関連作品
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ハローキティのビーズ工房(発売:イマジニア)
ゲーム内容はヨッシーのクッキーほぼそのままでキャラクターがハローキティに、クッキーがビーズに差し替えられている。
任天堂から正式にライセンスを取得して販売しており、ゲーム起動時のコピーライトに「Nintendo」の表記がある。BPSとホームデータのコピーライト表記がないが、その辺り含めて発売に至った経緯は不明。
移植・リメイク
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【スーパーファミコン】版
1993/07/19に発売。開発はBPSが担当しており、日本国内での販売は同じくBPS。日本国外の販売は任天堂が担当した。
本作のみパズルモードがある。
対戦モードでキャラクター選択が可能となり、標準性能のマリオ、BPS攻撃の受ける時間が短い代わりに効果の切り替わりに時間がかかるヨッシー、BPS攻撃の受ける時間が長い代わりに効果の切り替わりが短時間のピーチ、BPS攻撃の与える時間が長い代わりに導火線の速度が速いクッパといった具合に性能が差別化された。
対戦モードにもメスが入り、全消しすると得点が追加で+7されるようになった。タイマーが導火線となり、これが無くなったらタイムオーバーで負けとなる。
また、FC版では○×表示なし、GB版では相手の画面が見えないという欠点があったがそれらが解消されており、CPUとの対戦も可能となっている。ただし2P対戦までしか対応していない。
他社から発売された事もあり、スーパーマリオクラブでのゲーム対決ではFC版が引き続き使用されていた。
オリジナル・対戦でのBGMは同じだが、BGMの割り当てが変更されている。一部の曲が新曲となっている。
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ヨッシーのクッキー クルッポンオーブンでクッキー
パナソニックの「クルッポンオーブン」のキャンペーンで配布された特別版。
基本的にはSFC版の通常版と同じであるが、一人用のクッキー作りを体験できるモード「クッキング」が追加されている。
任天堂のゲームソフトの中でもトップクラスのレアタイトルであり、プロトタイプ版のROMには何十万もの値段が付けられている。
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【NINTENDO パズルコレクション】
完全新作。新たにストーリーモードと、操作説明やルールの解説をしてくれるヒントモードが追加されている。
対戦モードはSFC版とほぼ同様だが、GB版と同じく4人対戦が可能となっており、ヨッシーのクッキーの中でも完全版というべき内容。
GBAに転送できるジョイキャリー版では対戦機能が削除されたFC版が遊べる。
ドクターマリオと異なり、【ファミコンミニ】で販売されなかったため、GBAでFC版が遊べる唯一の手段となっている。というより、FC版を携帯機で遊ぶにはこの手段しかない。
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バーチャルコンソール
FC版が2008/06/10に【Wii】で配信された。後述の権利関係のためか2013/10/11に配信終了。
余談
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本作はホームデータ(現:魔法株式会社)が開発したアーケードゲーム『ヘルメティカ』を原型としており、ロケテストの不調によりお蔵入りとなった(このため具体的な内容は不明)後に権利が売却され、権利を取得したBPSがそちらをベースに開発したパズルゲーム『INARO』と共に任天堂に持ち込むことによって制作されたという経緯がある(参考)。
復刻・配信の機会に恵まれないのは他社に権利が帰属する原作が存在すること、機種ごとに異なるデベロッパーが絡んでいる(GB版の開発がトーセ、SFC版の開発・販売がBPS)ことで権利関係が複雑化しているためと推測されており、ヨッシーのクッキー関連の一部作品にはこれらの関連会社がクレジットされている。
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日本国外版のヨッシーのクッキー(FC, GB)
BPSの表記あり。またGB版のデバッグモードでは「HERMETICA DEBUG MODE」と表示される。
ヨッシーのクッキー(SFC)
BPSとホームデータの表記あり
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NINTENDO パズルコレクション版
ヨッシーのクッキーのタイトル画面に「Intellectual Property Consultants」の表記がある。
この会社の詳細については不明だが、『INARO』の携帯アプリ版の配信が2002年に行われた際、前年に解散していたBPSに変わって配信を請け負っていた会社であったことが判明している。エンドクレジットでは「『INARO』のコンセプトをベースにIPCのライセンスを受けて制作された」旨のクレジット表記がなされており、BPSとホームデータの名前はクレジットされていない。
FC版のバーチャルコンソール版の紹介ページでも同様の記載がある。
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本作に登場するクッキーが入った、(本物の)お菓子のヨッシーのクッキーも販売されていたことがある。
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最終更新:2026年08月03日 22:48