カード能力解説 > マスクドサタン

マスクドサタン

レア度 ☆6~7
カードタイプ たいりょく・単体
スキル能力 Nターンの間、相手全体が受けるダメージをM倍にし、
Nターンの間、フィールド効果を「テンペスト」にする
Bスキル能力 なし
Lスキル能力 味方全体の攻撃力と体力を強化し、なぞり消し数をL個増やす
さらにクエスト出発時味方の初回スキル発動ぷよ数をK個減らす
コスト量 52,64

解説

2022年の初売りフルパワーガチャで登場。サタンの亜種カード。
『ぷよぷよ通』では隠しボスとして登場していたほか、魔導物語〜はちゃめちゃ期末試験〜や、外伝作品のセリリのはっぴーばーすでぃ及びルルーの鉄拳春休みなど、一部作品においてマスクド校長としても登場している。
マスクド校長はぷよぷよ通のそれとはところどころ設定が異なるが、やはり大元はサタンなので同一人物と見て差し支えない。ぷよぷよ7本編ではサタン本人が「校長をしていた」とも言っていたため、セガぷよではサタンと同一人物として扱われているようである。

闇の貴公子および魔王を名乗っていたサタンだが、このカードが本人亜種としては初の紫属性カードである。の貴公子とは
(かわったサタンは紫属性を持つが、設定上サタン本人ではない)
同時に青属性を含むサタンとしては初となり、☆6以上で緑属性を持たないサタンも本カードが初。

ステータス

レベル たいりょく こうげき かいふく
マスクドサタン☆6 Lv99 5330 2300 240
マスクドサタン☆7 Lv120 9061 3105 324

体力に下降補正がかかる紫属性でありながら、☆7で9000を超える体力を持つ。
後述の通り対応コンビが非常に多く、かつ組みやすいものが揃っており、耐久面においては非常に優秀。
マスクドサタン本人が体力タイプなのとコンビの乗せやすさのおかげで☆6のままでも耐久面で難儀することは少ない。

一方、攻撃力は体力タイプという観点では高いものの、フルパワーキャラとしてはやや低い数値にとどまる。
体力特化させて耐久をさらに伸ばすか、攻撃に振って本人の火力を補うかは使用者によって好みが分かれるラインと言えるだろう。

スキル

Nターンの間、相手全体が受けるダメージをM倍にし、
Nターンの間、フィールド効果を「テンペスト」にする

☆6で2ターン相手の受けるダメージが3.5倍 (フルパワーで4倍)、2ターン「テンペスト」。
☆7で3ターン相手の受けるダメージが4.5倍 (フルパワーで5倍)、3ターン「テンペスト」。
必要ぷよ消し数は40個、フルパワーは55個。

テンペストについては「フィールド効果」を参照。

紫属性単色デッキで使える被ダメージ増加スキルとしては最高クラスの水準。

フィールド効果「テンペスト」は状態異常になっているカードの被ダメージがさらに増える効果を持つが、使う場面を考えないと相手に効果を悪用されるリスクがある。
状態異常でないカードは被ダメージ25%軽減となり、若干ではあるが攻撃を抑えられるので、防御にも使えないことはない。

なお敵が状態異常ではない場合、実際の効果は被ダメージ増加と相殺される形で
☆6で実質2.625(3.375)倍、☆7で実質3(3.75)倍として扱われる。
※()内はフルパワー時

被ダメージそのものは軽減されていても大幅に増えるものの、状態異常を入れないと思うようにダメージは伸びないので注意。
この水準だと状態異常がない場合、蒸気都市のポポイ主属性3色と大差ないため、単色運用でない場合はポポイと使い分けた方が良いだろう。

相手が状態異常を使用するステージでは悪用されないように大神官シリーズなどの状態異常解除スキルと併用するのもいいが、そもそもそういったステージでは使用しないという選択肢もある。

テンペストは状態異常1種類につき受けるダメージ15%アップのため、相手に2種類の状態異常があればめくるめくアリィの被ダメージアップ+ラブリーオーラを上回る計算になる。

ただし紫属性についてはリーダースキルでフィールドを展開できるスペース☆エコロが存在しており、フィールド効果のテンペストがエコロのミラクルスペースと競合してしまうのが難点となる。
エコロも持っている場合、どちらの方がより有効かをよく考える必要がある。
エコロをリーダーまたはサポーターにしているなら、テンペストが邪魔であればかけた後に5属性攻撃してフィールドを上書きする選択肢に入れるのも有力となる。

リーダースキル

味方全体の攻撃力をN倍、体力をM倍にし、なぞり消し数をL個増やす
さらにクエスト出発時味方の初回スキル発動ぷよ数をK個減らす

☆6で攻撃力3.8倍・体力3.0倍 & なぞり消し数+2 & 初回スキル発動ぷよ数4個減、
☆7で攻撃力4.8倍・体力3.5倍 & なぞり消し数+3 & 初回スキル発動ぷよ数5個減。

既存カードとの比較では本家ラフィソルの上位互換。
属性完全一致かつ対応コンビ2種一致(ボス!?、ナゾ多き)で、さらにあちらと違い属性数を問わないだけでなくなぞり消し数を増加させる効果が追加された強化版。
☆6同士では条件、倍率、効果を全て上回る完全上位互換。
☆7同士では一応5色揃えたラフィソルは体力倍率が3.6倍になるので完全上位互換にはなっていないが、0.1倍劣る差でなぞり消し3個増加なので運用上誤差の範囲で収まるため、属性不問の分使い勝手の面で上回る。

あんどうりんごクローラスと同じリーダースキル。
攻撃力の高さと追加効果の優秀さは指折りで、実績がある代物。
本人が体力タイプなので落とされにくいが、あんどうりんごのリーダースキル倍率をそのまま持ち込んでいるため体力倍率は特別高いものではない。
回復倍率が乗らないため、過信のしすぎは禁物。

コンビネーション

「ボス!?」「ボーイズ」「初代メンバー」「つの」「はばたき」「ナゾ多き」

通常のサタンと同じコンビネーションに加え、「ナゾ多き」を持っている。名前の通り素顔を隠しているのはあくまでマスクであり、「めがね」ではない。扱いとしては仮面のインキュバスが身に付けている仮面と同じようなものだろう。
「初代メンバー」は据え置きなので、結局サタン本人と同じという形で暗にネタバレされているようである。

対応コンビがいずれも組みやすいもので揃っており、ガールズ主体でもない限り大半の編成構築ではコンビには困らない。
ただし本家サタンとは異なり緑属性ではないため紫属性ではマイナーな「つの」「はばたき」は組みにくい点に注意。

デッキ考察

フィールド効果「テンペスト」は状態異常の数で被ダメージがアップするため、相手に複数の状態異常を与える大自然を巡る熱砂の旅シリーズなどと相性がいい。
また、同じく相手の状態異常の種類を参照する蒸気都市のサタンは併用しやすい。

単色運用時は相手が単体の場合、キングオブさかな王子を使うのも視野に入れると良い。
麻痺のおかげで初撃が非常に重くなるほか、怯えによる被ダメージ増加もテンペストで増幅されるため、相性が良い。

評価

最終更新:2022年04月07日 20:36