カード能力解説 > 魔法使いシリーズ

アルベルト リチャード マシュー ミリアム サリヴァン
レアリティ ★4~★7
タイプ こうげきタイプ・単体
コスト 14,20,28,40
スキル きほん 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×
このカードの「こうげき」×35の属性攻撃を与え、
チャンスぷよを元の色ぷよに戻す
とっくん 2ターンの間、相手全体が受けるダメージを3.5倍にする
さらに2ターンの間、ネクストぷよを全て「プラス状態」にする
リーダースキル 自属性カードの攻撃力を4倍にし、
ステージ開始時に有利属性カードのターン数を
一定の確率で+4する
バトルスキル なし
とくもり
サポートスキル
フィールド上の色ぷよをランダムで2個チャンスぷよに変える
へんしん
合成
★4→★5 【★3】ぷよゼリー、【★4】ぷよゼリー×2、
【★5】ぷよゼリー
★5→★6 【★6】薬草×5
CV アルベルト:増田 雄市
リチャード:浜添 伸也
マシュー:藤川 茜
ミリマム:高城 元気
サリヴァン:名塚 佳織

概要

2014年10月の収集イベント「第2回ハロウィン祭り」の特攻キャラとして、登場した。
登場当初のコストは「10,14」に設定されていたが、2014年11月4日に「14,20」に変更された。
5人はそれぞれ顔見知りまたは家族関係である模様。

2015年5月20日より、アルベルトを皮切りにストーリークエストが開催され、★5が第1話の初回クリア報酬として登場し、クエストでドロップする専用素材「薬草」により、★6が実装された。
2017年12月18日11時頃、聖夜の魔法使いシリーズと共にボイスが追加された。
2018年9月17日から、★4本体(1回のみ交換)と専用素材がぷよP交換所の定期入れ替えのラインナップに追加された。

2019年7月22日に★7が実装され、本体の交換回数制限が廃止された。
さらに2019年10月以降、通常の魔導石ガチャから出現しなくなったが、1日1回無料ガチャや各種チケットガチャからは依然として出現する。★4本体が10ぷよP、ゴールドチケットは50ぷよP、プレミアムチケットが100ぷよPで入手できるが、これらのチケットガチャから★6は出現しない。

2025年1月6日に、「とくもりとっくん」が実装され、スキル・リーダースキルの上方調整ととっくんスキルの追加が行われた。

+ 魔法使いシリーズの歴史
2015年5月20日に開始されたアルベルトのストーリークエストを皮切りに、2016年2月17日の「サリヴァン襲来!」のイベントまでの5回に分けて、各キャラそれぞれの★6の専用変身素材が実装された。以降、不定期で再来ストーリークエストが行われている。
当初は、ガチャからのみ入手できたが、これらのストーリークエストの初回クリア報酬でも★4の本体が入手可能になった。
★4~★5の本体は、引き続き魔導石ガチャやチケットで入手できるものの、実質的にはイベント報酬キャラと言える。
また、魔導石ガチャに常設されていながらもイベント報酬でも手に入るキャラは長らく本シリーズが唯一だった。
上述の通り、2019年10月以降は魔導石ガチャからは出現しなくなったが、2020年5月からは魔導学校シリーズと同様に出現するようになった。

2016年2月8日以降、通常の魔導石ガチャの10連ガチャに限り、本シリーズの★6もガチャから排出されるようになった(公式サイト2016年2月5日付けのお知らせ)。
同年11月14日から20日まで開催された1600万DL記念大感謝祭ガチャでは、単発でも★6が排出された(確率は各キャラ0.1%ずつ)。
さらに、このガチャでは、排出確率も魔導学校シリーズとともに極端に出やすい確率(各13.2%)に設定されていていた。
しかし、魔導石ガチャで引き当ててもお世辞にもうれしくないカードなので、ストーリークエストで入手しておくのが望ましい。
ちなみに、2017年12月19日から開始された「1日1回無料ガチャ」からも★6が出現することがある。

2018年9月17日から、ぷよP交換所の定期入れ替えのラインナップに追加された。
本体を10ぷよP、★6専用へんしん素材を50ぷよPで交換できるが、本体のみ1回きりの交換回数制限があった。ただし、魔導石などの各種ガチャからも依然出現する。
近年では、再来ストーリークエストが開催されておらず、へんしん素材の供給を目的とした措置と思われる。

しかし、2025年1月6日の「とくもりとっくん」実装と同時に、およそ7年ぶりに開催された。

へんしん合成

キャラクター へんしん素材
アルベルト 【★6】赤の薬草×5
リチャード 【★6】青の薬草×5
マシュー 【★6】緑の薬草×5
ミリアム 【★6】黄の薬草×5
サリヴァン 【★6】紫の薬草×5

ステータス

★6 Lv.99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
アルベルト 3918 1736 261
リチャード 3840 1712 309
マシュー 3996 1688 285
ミリアム 3918 1688 309
サリヴァン 3840 1736 285

★7 Lv.120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
アルベルト 5779 2777 320
リチャード 5664 2739 379
マシュー 5894 2701 349
ミリアム 5779 2701 379
サリヴァン 5664 2777 349
魔導学校シリーズと比べると、体力が高く、攻撃力は若干低くなっている。
★4~★6でのステータス強化は大器晩成型で、Lv.MAXまで十分に育成しないと、微妙なステータスになってしまう。
ただし、詳細は後述するが、本シリーズの主な活用目的は★6以上におけるリーダースキルにある。特に★6の時点では、自身のステータスが影響する扱い方をすることはまずなく、Lv.1のまま育成する必要はない。★7になると、攻撃力が強化されるようになるため、そのまま攻撃できるようになり、その場合は攻撃力に意味がある値である。
しかし、レベルが上がると体力も強化されるため、本シリーズのみが用済みになってもやや退場してもらいにくくなる。

余談だが、ミリアム(★4)は、こうげきタイプにもかかわらず、Lv.1では攻撃力より回復力の方が高いというステータスになっている。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×1の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
40
★5 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×2の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
★6 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×3の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
★7 きほん 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×35の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
30
とっくん 2ターンの間、相手全体が受けるダメージを3.5倍にする
さらに2ターンの間、ネクストぷよを全て「プラス状態」にする
40

+ 上方調整前(2019年7月22日~2025年1月5日)
レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×1の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
40
★5 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×2の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
★6 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×3の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
★7 相手全体にフィールド上のチャンスぷよの数×このカードの「こうげき」×10の属性攻撃を与え、
チャンスぷよをすべて元の色ぷよに戻す
30
2015年5月19日に、★5の倍率が「1.5」から変更された。

フィールドを参照するスキルは、フィールドリセットを伴うものが多いが、このスキルはチャンスぷよが通常の色ぷよに戻る効果になっており、結論から述べると、このスキルの有用性は低いと言える。

最大の問題点は、前述の通り、スキルによってチャンスぷよが消えてしまうことと、必ずこのスキルを主軸にしなければならない
仮に、他のスキルとの連携を一切考えない場合、チャンスぷよを狙って2個以上確保すること自体が難しく、やさいシリーズにコスト・倍率で劣る攻撃をチャンスぷよを消費して繰り出すという、もはや暴発したら困るレベルのスキルになってしまう。

普通にチャンスぷよを消してだいれんさチャンスを発生させた方が与えるダメージが高くなる可能性があり、チャンスぷよを失う結果としてスキルの回転率も下がる
せめてチャンスぷよがないか、フィールドリセットができればまだ良いが、実用性は依然として低い。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★4 ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+1する
★5 ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+2する
★6 ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+3する
★7 自属性カードの攻撃力を4倍にし、
ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+4する

+ 上方調整前(2019年7月22日~2025年1月6日)
レアリティ リーダースキル
★4 ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+1する
★5 ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+2する
★6 ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+3する
★7 自属性カードの攻撃力を3倍にし、
ステージ開始時に有利属性カードのターン数を一定の確率で+4する

とくもりサポートスキル

レベル とくもりサポートスキル 発動条件
Lv.1~6 フィールド上の色ぷよをランダムで1個チャンスぷよに変える クエスト出発時
ステージ移動時
Lv.7~10 フィールド上の色ぷよをランダムで2個チャンスぷよに変える

コンビネーション

共通で「ボーイズ」に対応している。
その他のコンビネーションは、「各キャラ詳細」を参照。

デッキ考察

最低でも★6まで育成しておき、ギルドイベントにおいて全体攻撃やかたぷよ変換効果を発動するボスに対して、スキルが登場するるまでの時間稼ぎ役に使うのがほとんどの使い方になる。
ギルドイベントの高階層では、古くから西洋妖怪シリーズで割合ダメージなどを与えるまでのターン数を増やす場面で重宝されてきた。

例として、2ターンごとに即死ダメージの全体攻撃を放つボスの場合、
リダサポがタフネスであれば5ターンのみ耐えられるため、スキル(発動ぷよ数)40個発動まで、1ターン当たり8個のぷよを消す必要があり、かなり厳しい。
これがダブルの魔法使い(★7)なら、運が良ければ9ターン耐えられ、スキルの発動には1ターン当たり4.5個必要と、半分近くまで軽減される。

また、精霊使いシリーズきぐるみ騎士団シリーズ狩猟民シリーズさすらいのべストールと組み合わせる方法もある。
これらのタフネスは黄属性キャラにのみ適用されるため、これを利用して「スイッチ」という戦略を取ることができる。
例えば、ボスが緑属性であるとき、
「左端のリーダーのみ赤属性の魔法使い」
「左から2番目は黄属性の強力なリーダー」
「サポーターは黄属性の属性限定タフネス持ちリーダー」
「残りはすべて黄属性」
のように魔法使いのみ属性をずらしたタフネスデッキを組む。
ターン遅延が発動したら、その間に黄属性カードのスキル発動ぷよ数を減らす。
ターン遅延が切れて敵からの致命的な全体攻撃が飛んでくると、属性が違いタフネスが効かない魔法使いのみが退場し、残りの黄属性カードはタフネスでとどまることができる。
これで用済みになった魔法使いシリーズを取り除いて、黄属性の強力なリーダーに交代してもらうことで、強力なスキル攻撃を放つことができる。

デーモンサーバントアポストロスで、デッキをスライドさせてスイッチする方法も有効になる。
タフネス、スライドのどちらの場合でも、リーダーが魔法使いである必要があり、サポーターに設定すると失敗してしまう。

評価

リーダースキルの面から、実質的にギルドイベン(とごく一部のテクニカルクエスト)専用キャラといってよい。しかも、高階層まで到達しないと出番はない。
ギルドメンバー同士で協力できる体制が整えば、ギルドイベントで有効に活躍できる。
逆を言うと、ギルドイベントで高階層に行かない、プレイヤー自身やギルドがそれほどギルドイベントに本気出していなければ、まったく用がないキャラといってもいい。
前述のように、このシリーズを起用するには最低でも★6でないと厳しいが、合成へんしん用の専用素材を入手する手段がぷよPを消費するかストーリークエスト再来に限られているのがネックになっている。

仮にストーリークエストで専用素材を入手せずに★6に「へんしん合成」する場合、最低でもぷよPが250P必要になる。ストーリークエストは不定期で開催されるため、入手機会を逃すと「へんしん合成」が困難になってしまう。なお、キャラ自体は各種ガチャから排出されるとはいえ、ぷよフェスキャラなど比較にならないほど確率が低い。
そのため、ワイルドさんやぷよPを消費せずに★7にするのは地味に困難で、扱いが難しいシリーズである。

★6でもいいから必要だけどまだ所持していないという人は、通常のへんしん素材のみで★6まで「へんしん合成」できる草木のオイルシリーズを代わりに★6に育成しておくとよい。

ステージ開始時に判定があり、発動時には「リーダースキル効果」の演出が表示される。
リーダーとサポーターの双方に本シリーズを設定した場合、片方のみの時よりも高い確率で発動するうえ、片方だけが発動することはなく、必ず両方が発動する。
リーダーとサポーターで属性が異なる場合でも同様だが、いずれか片方のリーダースキル効果において発動する対象の相手がいない場合、当該シリーズのみ「リーダースキル効果」の演出は表示されない。
1体分の発動確率については、★4~★5はおよそ50%程度になる(公式ニコ生より)が、★6については不明。★7の詳細も不明で、★6よりも確率が向上していると推測されるが、少なくとも100%ではない。おそらく、リーダー・サポーターともに本シリーズの場合、発動判定が2回行われ、2回のうちどちらか片方でもアタリを引けば、両方発動するようになっていると思われる。
仮に、単独での発動率が75%だとすると、2回中1回でも発動する確率は、1-(1-0.75)^2=93.75%になる。
★4は25%、★5は50%、★6は75%になる。

扱う場合は★6以上でなければならない。★5以下では発動確率が低く、発動してもターン数も少ないため有効ではない。
また、「先制攻撃」はターン数が増加する前に攻撃され、「追撃」はターンを増やしても止まらない。
この場合、ダブル魔法使いでは全滅してしまうため、片方がタフネス、片方が本シリーズといった組み合わせが必要になる。

このターン数増加効果は、本作で最強レベルの足止め力を誇る。これだけあれば、封印スキルやターン数増加スキルの発動が視野に入るため、全体攻撃を繰り出してくるボス相手でも、大ダメージが狙えるようになる。なおかつ、かつては属性さえ合えば「どの相手にも効く」のが利点だった。
しかし、「アルガーの挑戦状」で、ターン数増加効果を無効にする「ターンプラス盾」が登場し、ギルドイベント「第3回司書官ラッシュ」でも一部のボスに導入され、一部の相手には適されなくなった。
とはいえ、ギルドイベントでは1400体目以降の超高階層でターンプラス盾を持つ相手登場し、一部にしか装備されていない(例として、1600体目にはターンプラス盾がない)ため、決して活躍の機会が失われたわけではない。

ただし、ギルドイベントで最大限に利用する場合は、ギルドメンバーに同属性の魔法使いシリーズ(★7)をサポーターとして設定してもらう必要がある状況が多い。
さらに、常時魔法使いをサポートに出すわけにはいかず、必要なときに掲示板で依頼して出してもらうような対応が必要になる。
上級者が多いギルドであれば困ることは少ないが、初心者ばかりやアクティブなメンバーが少ないギルドでは100%活用することはできない。自分だけでなく、ギルドメンバーも含めてギルドイベントに精を出している必要がある点において、非常に人を選ぶ。

また、ここまでの説明がほぼギルドイベントを前提としていることが示す通り、ギルドイベント以外の場面では有用なリーダースキルとは言いがたい。特に★4~★6はないに等しい。★7でない限り、通常クエストでもあまり使う価値は見出しにくいし、★7でも無理に起用することはない。
所属ギルドがギルドイベントで高階層(最低でも1000以上)に到達できない場合、おそらく出番はほぼない。

ただし、極一部のテクニカルクエストで攻略に使われることはある。たとえば「ローゼマの挑戦状」の超極辛では、開始直後にフィールズ全部をハートBOXに変換するが、リチャードを先頭に置くことでクエスト開始時にハートBOXを消す時間稼ぎができる。
もちろん、リーダースキルが発動して用が済んだら、魔法使いだけ先頭から落として退場してもらう必要がある。

ちなみに、草木のオイルシリーズも同様のリーダースキルを発動するが、あちらは体力を強化する効果で、強化対象も異なる。
草木のオイルシリーズは、通常のへんしん素材のみで★6まで育成することができ、わずかながらスキル加速ができる魔法使いシリーズよりは実用的なスキルを発動できる。

各キャラ詳細

アルベルト
コンビネーションは、★4は「ボーイズ」、★5~★7は「ボーイズ」「あっちっち」。
炎の魔法をあやつる見習いの魔法使い。
2015年5月のストーリークエスト「アルベルトの休日」で★6が実装された。

リチャード
コンビネーションは、「ボーイズ」。
水の魔法をあやつる見習いの魔法使い。
2015年8月のストーリークエスト「求む!?優秀な魔法使いで★6が実装された。

マシュー
コンビネーションは、「ボーイズ」。
風の魔法をあやつる見習いの魔法使い。
2015年10月のストーリークエスト「めざせ!大人の魔法使い」で★6が実装された。

ミリアム
コンビネーションは、「ボーイズ」。
闇の魔法をあやつる見習いの魔法使い。
2015月12日のストーリークエスト「ボクは孤高の魔法使い」で★6が実装された。

サリヴァン
コンビネーションは、「ボーイズ」。
光の魔法をあやつる見習いの魔法使い。
2016年2月のストーリークエスト「サリヴァンと光の宝石」で★6が実装された。

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最終更新:2025年01月06日 21:46