アズマオウ

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アズマオウ - (2020/01/14 (火) 15:05:09) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/06/19(日) 11:31:52
更新日:2023/07/29 Sat 15:35:14
所要時間:約 5 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


■データ


全国図鑑 No.119
分類:きんぎょポケモン
英語名:Seaking
高さ:1.3m
重さ:39.0kg
タマゴグループ:水中2
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず
特性:みずのベール(火傷状態にならない)
  /すいすい(天気が「あめ」の時、素早さの値が2倍になる)
隠れ特性:ひらいしん(電気タイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。
          ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする)

HP:80
攻撃:92
防御:65
特攻:65(初代のみ80)
特防:80
素早さ:68
合計:450

努力値:攻撃+2

トサキントがレベル33で進化


■概要


進化前同様に金魚がモチーフだが、アズマオウはアズマニシキがモデル。

進化前のトサキントはスマブラ皆勤賞なため知名度は高いがその進化形は?と聞かれると咄嗟には出ない人も多いのではないだろうか。

黒い斑点が多いのが特徴。
秋になるとオスはメスにプロポーズするため、川底で踊る。
産卵の時期になるとアズマオウが川の上流に集まり真っ赤に染まるという。
…気持ち悪いとかシュールってレベルじゃねーぞ!

頭にある巨大な角で川底の岩に穴を開けて巣を作り、タマゴを産む。それはタマゴが敵に襲われたり流されないようにするため。
タマゴが孵るまで一月以上、オスとメスは交代で巣の周りをパトロールする。

アズマオウマニアのトレーナーは角愛好家とヒレ愛好家に分かれ、互いの仲は悪い。

英名はSeaking。海の王である。…海水魚?

トサキントの角は金魚鉢はおろか、分厚いガラスすらたやすく割ってしまうほどの威力を持つ。


■ゲームでのアズマオウ


BWを除けばシリーズ皆勤賞のポケモン。ただし野生で捕まえることは出来る。
最新作のソード・シールドでは大量のポケモンが脱落したがその中でも出演を果たしておりコイキング・ギャラドスと並んでシリーズ皆勤を果たしている。
さらにBWのコイキングは野生では出現しないため、全地方に生息している唯一のポケモンとなった。

現在では秘伝技となり追加効果の変更で水物理最メジャーな「たきのぼり」をレベルアップで覚え且つ初代から使える唯一のポケモン。
ただし第三世代までは威力の低い「なみのり」でしかなかった。

ストーリー攻略上ではかなり地味で正直使えない。
川などの水辺に出るため手に入るのは波乗りが使える中盤以降。その頃には他の優秀な水ポケが登場する上に、なかなかまともな技を覚えない。
寧ろ、やや高めの獲得経験値を狙われサンドバッグにされる事が多い可哀想な子。
ただ、ハナダジムのトサキントの「つつく」で手持ちのポケをやられた人もいるはず。

しかし、第三世代以降では「すいすいorこうそくいどう」の後のタワークオリティの「つのドリル」の三タテで有名になる。
多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた。

上述の通り、ソード・シールドでもリストラされずに登場したが、非常に影が薄い。というのも
  • どの釣り場でもトサキントが釣れる確率が低めのため「外道」感がない。アズマオウはそもそも釣れない。
  • 今作は水辺ではランダムエンカウントがないので突然出くわす場面がない。
  • マップ上ではトサキント/アズマオウを使用してくるトレーナーがいない。
  • トサキント/アズマオウはマックスレイドバトルで出てこないつまりひらいしんは未解禁
たまにトサキントやアズマオウがワイルドエリアの水辺を泳いでいたりすることもあるが、とにかく狙わなければトサキントやアズマオウと戦う機会がないのである。

かと思えば、ファイナルトーナメント一回戦でルリナが繰り出してくる。実質四天王クラスの手持ちとは、とんでもない大出世魚である。(むしろこの時に「今作にアズマオウいたんだ!」と気づいたトレーナーもいるかもしれない)
アクアリングを使うが、耐久力自体が大したことがないのでこの点で苦労することはないだろう。
ただ、相性一致で楽勝と踏んで草タイプで挑めば、メガホーンをぶっ刺されるので注意。電気対策はしていないため、素直に電気技で仕留めてしまうと良い。


■対戦でのアズマオウ


攻撃がそこそこ高い事を除けば平凡な値。
初代の頃は一撃必殺技の成功率が素早さ依存なので、上記の高速移動+一撃必殺技コンボができるのはコイツとギャロップカイリューという点が対戦でも注目された。
金銀以降は一撃技の弱体化と水ポケでありながら特攻が低い事で埋もれがちだったが、第四世代から物理特殊技の変更と水パメジャー化と強力な追加技で使用率が激増。


タイプ一致の「たきのぼり」「アクアテール」「ハイドロポンプ
水タイプのお供「れいとうビーム
草対策の「メガホーン
草やフェアリーに有効な「どくづき
BW2からはまさかの地面技「ドリルライナー
そして一撃撃必殺技の「つのドリル」

補助技にゴーストポケ対策の「みずびたし
回復技の「ねむる」「アクアリング
すいすい以外の特性なら「こうそくいどう」

特性は隠れ特性の「ひらいしん」が特に強力、これにより実質弱点が草だけとなる。
条件が良ければ電気タイプを一方的にボコれる事も可能。
そして、特殊アタッカーにもなれる。アズマオウ始まったな!

また、雨パでの採用なら「すいすい」も優先できる。

さり気なく世代を追う毎にどんどん強化されているポケモンの一匹。

…と、技や特性だけみると中々優秀だが、能力値自体が中途半端なので、読みが甘いと耐久型にもアタッカーにもならないと使い辛い。
色々な型があるが、最終的には「つのドリル」が差別化という場合が多い。

良くも悪くもつのドリルに頼りがちである。

スマブラのせいで勘違いしがちだが、「はねる」は覚えない。
SMではZワザとして使うことで攻撃3段階アップという強力な効果を得られるだけに残念である。


■不思議のダンジョンでのアズマオウ


初代ポケモン不思議のダンジョン「救助隊」では、何故か野生でどこにも出現しない。

他に野生で出ないポケモンはギャラドスミロカロスがいるが、そちらは進化前が出現率が低いレアポケ(勿論コイキングも)な上、
条件を満たすまでは一つのバージョンに片方しか出現しない等、特別なポジションである為まだ判る。

が、アズマオウにはそういったバックスクリーンは何も無い為、謎の存在となっている。

ダンジョンに出るポケモンは倒せば見つけたカウントに入るが、アズマオウの場合はトサキントを進化させるなりジラーチに願うなりしないとカウントされない。





トウヤ「魔王様!例の英雄についてですが」
アズマオウ「気にするな!」

ゼクロム「バリバリダー」

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 あいての ゼクロムは
 弾ける オーラを 放っている!
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アズマオウ「アァーッ!!」


ゼクロム「応援、ありがとう!」

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