フワライド

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フワライド - (2020/02/12 (水) 12:25:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/02(木) 00:14:14
更新日:2024/04/16 Tue 22:56:36
所要時間:約 6 分で読めます





■概要


全国図鑑No.426
分類:ききゅうポケモン
英語名:Driftblim
高さ:1.2m
重さ:15.0kg
タマゴグループ:ふていけい
性別比率:♂50♀50

タイプ:ゴースト/ひこう
特性:かるわざ(持っていた道具が無くなると素早さが2倍になる。再び持つと元に戻る。最初から持たない場合は無効)
  /ゆうばく(接触技で倒されると相手のHPを最大値の1/4削る)
隠れ特性:ねつぼうそう(火傷状態になると特攻が1.5倍になる)

HP:150
攻撃:80
防御:44
特攻:90
特防:54
素早さ:80
合計:498

努力値:HP+2

フワンテがレベル28で進化する。


■概要


風船や気球のような姿をしたポケモンで口元に×印がある。(・×・)

体内でガスを生成し空を飛ぶ。
昼間は寝ぼけておりあまり活発に動かないが夕暮れ時になると大群で空を飛ぶ姿が目撃出来る。

基本的に目的も無く風に流されるがままに飛行しておりどこにたどり着くかはフワライド本人にすら定かでは無い。まさに「付和雷同」。

一応、その気球のような見た目らしくポケモンや人を乗せて飛行する事も可能だが何処に行くかは完全にランダムなため乗りたがる者はあまりいない。



ちなみに進化前のフワンテは死者の魂が集まって産まれた存在だったり、魂の道しるべだと伝えられたり、その手を掴んだ子供をあの世に連れ去ったり等、
かなり恐い設定を持っている。

つまり、風船の姿をしたお化けで、あの世からの迎えの使者。

しかしあの世に連れ去ろうとしたらその身体の軽さから逆に振り回されて子供に遊ばれるという間抜けな一面も持つ。


名前の由来はおそらく付和雷同+rideフワフワ(擬音)、進化前のフワンテは不安定+手+フワフワ。ゲーフリのセンスが光る。


■ゲームでのフワライド


DPtでは進化前のフワンテは草むらには出現せず毎週金曜日の「たにまのはつでんしょ」の前にシンボルエンカウントにより登場する。
この時の鳴き声は「ぷわわー!」

トレーナーではヨスガシティジムリーダーメリッサが使用する他、ダイパでのみ四天王オーバが使用する(プラチナではリストラ)。
またHGSSではエンジュシティジムリーダーであるマツバが強化版で使用する。


■対戦でのフワライド


防御・特防は低いがHPがかなり高く総合的な耐久力はそこそこ。
それ以外の能力は平均的。

特性「かるわざ」が非常に特徴的で「ヤタピのみ」等を持たせて「みがわり」で消費し圧倒的素早さを得るというコンボがとても有名。
ちなみに素早さ無振りでも「かるわざ」が発動すれば最速130族と同速。4振れば抜きされる。

もう一つの特性「ゆうばく」も面白いが、効果が自身が倒れた時のみ発動で更に接触技限定という制限があるため使いにくい。

隠れ特性の「ねつぼうそう」は、特殊技のレパートリーは豊富で悪くはないのだが、やけど状態になる以上耐久が削られるのが無視できないデメリット。


意外と技のバリエーションが多く様々な戦い方が考えられるのが最大の特徴。
具体的には
上記の「かるわざ」「ヤタピのみ」のコンボから「シャドーボール」「10まんボルト」を放つ特殊アタッカー、
「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」「トリック」」等による撹乱、
「たくわえる」や「めいそう」による積み耐久型、
それを「バトンタッチ」する事によるサポート(ただし「かるわざ」の素早さ補正は引き継げない)、
最後の手段「だいばくはつ」「みちづれ」「おきみやげ」
等々。


ただし弱点は意外と多めでメジャーどころに弱いので高HPと言えど耐久に過信は禁物。
また補助技が中心になりやすいので「ちょうはつ」や「トリック」にも注意。
特に「トリック」でアイテムを渡されると「かるわざ」の効果が解除されるのでなおさら注意。

ちなみに余談だが「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」「おにび」「でんじは」「どくどく」「メロメロ」と、
地味に凍り以外の全ての状態異常技を使いこなす状態異常のスペシャリストだったりする。

ちなみに初登場の第4世代では教え技で「エアカッター」を習得できたが、他の世代では特殊飛行技を「めざめるパワー」に頼ることになる。

第5世代ではヤタピが没収されたが、「ちいさくなる」が回避率2段階アップになり小さくなるバトンが大幅強化、
さらに「アクロバット」+「ひこうのジュエル」+「かるわざ」が素晴らしいシナジーになっていたりとフワライドにとって嬉しいことづくしである。
ちいさくなるバトンを使えるのはこいつ(とドーブル)だけである。

第6世代ではジュエルが没収され、上記の「アクロバット」+「かるわざ」+「ひこうのジュエル」のコンボは使えなくなった。
しかし新技「ゴーストダイブ」を習得したので、「パワフルハーブ」と組み合わせて能動的に「かるわざ」や「アクロバット」の条件を満たすことができる。
「そらをとぶ」「ゴーストダイブ」という2種の溜め技を一致で使えることと「トリック」「みちづれ」を持つことから「ねこのて」パでの活躍も可能になった。

一方で相性変更により悪技とゴースト技の使用率が大幅に上昇し、フワライドは弱点が付かれやすくなった。
しかし同時に登場したアイテム「じゃくてんほけん」が「弱点を付かれた時攻撃と特攻が2段階上昇する」というもの。
消費アイテムであるため軽業も発動し、弱点保険+積み技+バトンタッチで後続のポケモンを強化できる(「はたきおとす」を食らっても弱点が先に発動する)。

さらに、急所ランク+3で確定急所となり、「きあいだめ」+「バトンタッチ」を両立できる数少ないポケモンであるフワライドに、若干の需要が発生した模様。


ポケモン不思議なダンジョン時・闇・空の探検隊でのフワライド


「空間の洞窟」や「天空の階段」「風の霊峰」ゼロ北、ゼロ南等に登場する。

実はポケダン時・闇・空における最強のポケモンの一角。進化前のフワンテも同様。

能力値は全体的に並程度だが特性「かるわざ」の仕様が「アイテムを装備しない限り攻撃回数二倍」に変更されており圧倒的な火力を誇る。
覚える技も全体的に強力でPPの多い「おどろかす」や「かぜおこし」、有用な拘束技「かなしばり」「あやしいひかり」、
そして何よりもゴーストタイプの強力な全体攻撃である「あやしいかぜ」も自力で習得してしまう。

「かるわざ」で回数が増えた「あやしいかぜ」は驚異の一言で、
彼にとってモンスターハウスなど大量の経験値が手に入るだけのボーナス部屋と言っても過言ではない程。
「あやしいかぜ」の全能力アップという追加効果も手数に任せてどんどん発動する。

また技マシンでは強力な虫タイプの全体技である「ぎんいろのかぜ」まで習得する。
流石にタイプ不一致なので「あやしいかぜ」には劣るもののそれでも十分に強力。これと「あやしいかぜ」を連結すると…

また敵に回すとその手数だけによる強さだけでなく味方時は空気な特性「ゆうばく」で死に際に大ダメージまで与えてくる。


移動タイプは飛行で壁の中以外はどこでもへっちゃらで、
更にかしこさタイプは「しりょくじまん」「くうかんはあく」等の非常に有用な物が揃うGタイプと戦闘だけでなく探索能力もトップクラス。

またスカイジェム、かしこさ「てがはやい」、特性「かるわざ」を合わせれば通常攻撃が驚異の8連続で放ててしまう。最終的に技さえ不要となるのだ。


しかし欠点もあり、弱点が多く能力的にも耐久はあまり高くない。心配ならドーピングでも補いたいところ。

つまり攻めてる間は強ポケ…

などということは全くなく 「ちいさくなる」や「たくわえる」等の優秀な積み技で防御面さえも非常に強い。
かるわざのおかげでこいつは4世代の時点でちいさくなるで回避率が2段階上がる時代の先取りっぷり。
特にLv1ダンジョンではちいさくなるからの回避無双が毎階開始され、部屋技やかしこさすらなくともアホみたいに強い。

レベル1ダンジョンではあやしいかぜがなくともその実力をいかんなく発揮しミカルゲロトムと並んで最高ランク級の評価を得ている。最終盤ではあやしいかぜ習得レベルまで達することもあり
そうなるとモンスターハウスすら一瞬で壊滅する。

ちなみにフワライドよりフワンテの方が強い。
と言うのもあやしいかぜの習得レベルがフワンテLv30に対してフワライドLv32なので…

特性の関係上「みとおしメガネ」等の優秀な持ち物が装備しにくいのが唯一の欠点。

ゲームシステムが変動している超不思議のダンジョンにおいてもその強さが健在であり、多くのプレイヤーを戦慄させているという。

間違ってもエアライドではない。

フワライド「(・×・)ぷわわ~」



追記・修正しないとあの世に連れ去られるそうです。

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