ニューラ/マニューラ

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ニューラ/マニューラ - (2017/02/08 (水) 16:17:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/29(土) 23:05:24
更新日:2023/10/06 Fri 17:22:25
所要時間:約 10 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに金銀から登場するポケモン

本項では、ニューラの進化形である「マニューラ」についても記述する。


■CONTENTS


【ニューラ】


全国図鑑No215
かきづめポケモン
英語名:Sneasel
身長:0.9m
体重:28.0kg

タイプ:あくこおり
特性1:せいしんりょく(ひるまない)
特性2:するどいめ(相手に命中率を下げられない)

隠れ特性:わるいてぐせ(直接攻撃してきた相手の道具を30%の確率で盗む)

種族値
HP 55
攻撃 95
防御 55
特攻 35
特防 75
素早 115

「するどいツメ」を持たせて夜にレベルアップするとマニューラに進化する。(Dptから)


概要

第二世代を代表するポケモンの一匹。
黒い身体に鋭いツメと、特に左耳にある赤い飾りが特徴。オスとメスで飾りの形が異なる。
ポッポやオニスズメのタマゴが大好物で、スキを狙って奪って食べてしまう。

第二世代では、ニャース系に次いでの猫形だったり新しく追加されたあくタイプのポケモンだったりとその見た目と共にかなり印象的なポケモンであった。

ただし、入手できるのは殿堂入り後、カントーの全ジム制覇後に入れるシロガネ山の夜とかなり終盤。
金銀時代は何故か茶色い体水色の耳と尻尾と言うおかしすぎる配色だったが、クリスタル版で修正が入った。



ちなみに、ゲームでは後半でライバルが使用し、
漫画でも『ゴールデンボーイズ』のブラックが、『ポケットモンスターSPECIAL』のシルバーが使ってたりと、
彼らの容姿=ニューラが手持ちな印象が強かったり。


対戦でのニューラ

攻撃と素早さは平均よりちょっと高めで、それ以外はかなり低いため、速攻で相手を倒す物理アタッカーがオススメ。

弱点はかくとうが4倍、いわむしはがねほのおが2倍の計5個とけっこう多い。
半減はゴースト、こおり、あくの3個。
効果無しはエスパーのみ。

弱点は炎や格闘など、メジャーなものが多いものの、
人気タイプのドラゴン、エスパー、ゴーストが相手になるとタイプの相性もよくかなりの活躍が期待できる。

だが、第二世代から第三世代まではタイプ一致のあく・こおりタイプが特攻判定だったり威力が低かったり…
ニューラの特攻も攻撃に比べたらかなり低く上手く攻撃を活かしきれず、
耐久の低さから先手を打っても相手の反撃で一撃ノックアウトになったりとかなり不遇。






しかし、ついに時代は来た。

第四世代から技がタイプではなく、種類ごとに物理と特殊に分かれたのだ。
「つじぎり」「こおりのつぶて」「れいとうパンチ」などのタイプ一致技や相性の悪い岩、
鋼対策に「かわらわり」など、思う存分攻撃を生かせるようになった。

そして進化系のマニューラの追加により、攻撃力と素早さに更に磨きがかかって、
上手くやればあのボーマンダガブリアスなどの600族ポケモンの天敵にもなれる。



…が、世代は変わっても耐久は相変わらずなので「マッハパンチ」や「バレットパンチ」など、先制技には注意するべし。

また、第五世代では特性の「がんじょう」の仕様が一変。相性のいい相手も一撃では倒せなくなってしまった。
仮にマニューラに進化したとしても耐久はニューラの時と大して変わらず、反撃されて一撃であぼ~んになったりする。
きあいのタスキ』を持たせてその辺はカバーできる時があるが、それでも持久戦になると勝利は難しい。

正直、物理アタッカーな面だけを考えるとニューラで戦うよりもさっさとマニューラに進化させた方がマシである。



だが!

これは忘れてはならない。

ニューラとマニューラでは特性が違うし、覚える技も一部異なってしまう。

ニューラでは「せいしんりょく」又は「するどいめ」。

マニューラでは「プレッシャー」のみ。



ニューラでしか覚えられない「こおりのつぶて」や「こうそくいどう」

マニューラでしか覚えられない「あくのはどう」や「リベンジ」など…。


それでもマニューラになれば「つじぎり」とか「なげつける」とか覚えられるのでやっぱり進化させた方がお得かも…。

だが第二世代からニューラを溺愛しているトレーナーにとっては苦しい選択だったり…。



【マニューラ】


全国図鑑No461
かぎつめポケモン
英名:Weavile
身長:1.1m
体重:34.s

タイプ:あく・こおり
特性:プレッシャー(相手の使った技のPPを1つ余分に減らす)
隠れ特性:わるいてぐせ(直接攻撃してきた相手の道具を30%の確率で盗む)

種族値
HP 70
攻撃 120
防御 65
特攻 45
特防 85
素早 125

「するどいツメ」を持たせたニューラが、夜にレベルアップするとマニューラに進化する。


概要

第四世代から誕生したニューラの進化系。

手足の爪が2本から3本になり、頭にある羽根のような飾りが扇状に広がり見るからに頭が派手になった。
…何故頭?
「するどいツメ」なんていうアイテム使ってるんだからもうちょっと爪に変化あってもいいんじゃない?

進化したことでさらにずる賢くなり、樹木や氷、石の表面にツメでサインを刻みコミュニケーションをはかる。
寒い地域に生息し、4~5匹のグループで連携し獲物を追い詰める。

トレーナーではタッグパートナーのマイ、ジムリーダースズナ四天王カリンプラズマ団七賢人ヴィオ、
そしてギンガ団のボス・アカギが切り札として使う。



覚える技はニューラとマニューラでは違いがあり、氷の先制技の「こおりのつぶて」はニューラでしか覚えられないし、
「こうそくいどう」もマニューラに進化してしまえば覚えることができない。

また、マニューラに進化すれば「つじぎり」や「あくのはどう」といった悪タイプの代表技や、
「リベンジ」や「なげつける」などの技も覚えることができる。

進化のタイミングには注意するように。



対戦でのマニューラ

能力値は完全にニューラの強化版であり、高かった攻撃と素早さが更に上昇。特に素早さはダークライと並びあくタイプトップクラス。
特防もまあまあと言える数値になった。
でも相変わらず防御耐久は低いままで、速攻物理アタッカーで育てるのをオススメ。特性涙目。

対戦では高い攻撃力と素早さ、氷と悪というタイプを活かして言うまでもなく、
メジャーなドラゴンタイプを筆頭にエスパーゴーストタイプ等を狩りとる厨ポケキラーとして大活躍。
「こおりのつぶて」による潰しや「おいうち」による交換封じ等も備えており狙った獲物は逃がさない。


しかし強い相手にはとことん強いものの肝心のタイプ一致の物理技が「つじきり」の威力70、「れいとうパンチ」の威力75と、
火力インフレが進む昨今においてはかなり不満のある数値で、弱点が上手く突けない相手には異常なほどに火力不足になりがち。
こいつの「れいとうパンチ」の威力はコラッタの「すてみタックル」以下だということを考えると、いかに火力がないかお分かりであろう。


BWから登場した氷物理技「つららおとし」は威力85、ひるみ3割という、正にマニューラの為に作られたような技だったが、なぜか覚えず


XYになって遺伝で習得出来るようになったが、今度は重要なサブウェポンである「けたぐり」や、
タイプ一致で超強化された「はたきおとす」が前作教え技なので両立できないというイケズさである……
というのも過去の話。
最新作であるORASではついに教え技により「はたきおとす」を再び習得し、「つららおとし」と両立可能に。
世代を経るごとに少しずつ、しかし着実に強化されていっている。

いわゆる得手不得手が異常に激しい玄人向けのポケモン。
ある意味悪タイプらしい。
使用の際は勝てる相手をよく見極めよう。



また普段は空気な特性「プレッシャー」を活用した、『まもる』や『みがわり』などを使い、じわじわPPを削る戦法も可能。
ついでに「どくどく」や「いばる」やらなんて入れた日には相手はイライラゲーム間違いなし。

紙耐久なので持ち物は「きあいのタスキ」があれば更に安定した厨ポケ狩りが可能。
しかし前述の火力不足から、「いのちのたま」も有力候補。
夢特性の『わるいてぐせ』も使って相手の道具を奪い、戦略を崩すこともできる。
ただしこちらはマニューラ耐久の都合上オススメはできない。



外伝でのマニューラ

劇場版やアニメでは第四世代発売前より早くに出番があった。
が、正直どれも噛ませ犬的ポジションである。
でも映画はルカリオと戦わないでホントに良かった。うん、良かった。

アニメ本編ではDP編シンジが使用。
なぜか剣の舞の後に吹雪を撃っていた。
CV:西村ちなみ




追記・修正はするどいツメを持って夜にお願いします。

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