登録日:2011/06/20(月) 23:35:43
更新日:2024/04/14 Sun 09:53:44
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トラは、食肉目ネコ科に分類される大型哺乳類。黄褐色の体毛に黒い縞模様を持ち、広く知られている動物である。
(⌒=キ⌒)
/=・o・丶にゃんにゃんお
彡=▽二▽ミ
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(⌒つ⌒)二ノ
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ベンガルトラやシベリアトラ、スマトラトラ等いくつかの亜種に分類される。
主に森林等に棲息する最大級の肉食獣であり、シベリアトラでは体長370cmにも達する。
基本的に100km四方に及ぶ広い縄張りを単独で巡回し、どちらかというと待ち伏せ型の狩りを行う。
身体の縞模様は森林では保護色となり好都合。この特性を活かして獲物に忍び寄り、20m圏内に捉えると勢いよく突進、鹿や野豚など数日は喰い繋げる獲物を仕留める強力なハンターなのだ。
腕力は凄まじく、水牛すら引き倒してしまうという。
また水浴びを好み、暑い日には川で涼んだりする。獲物を追う際も、時折湖の中にまで突進するとか。
その模様や性質から、自然界にはトラの名を持つ生物も多い。
【例】
トラフグ
トラフズク
トラフカミキリ等
さて、トラといえば
- 虎に翼
- 虎を野に放つ
- 虎の威を借る狐
- 前門の虎、後門の狼
等の言葉があるように、古来から強い者・力のある者の象徴、転じて危険なものの代名詞ともされてきた。
その為か否か、アニメや漫画、ゲーム等においてもトラという生物はよくモチーフに使われる。
守備範囲も広く、パワー型からバランス型、猛者に始まりチートキャラ、はたまた元気っ娘やらアホの娘やら不遇キャラに至るまで、幅広いキャラとなりうるのだ。
それはトラという生物が「強い生物」として一般に認知されているのは勿論の事、龍や獅子のような対にしやすい存在が多いのも理由の一つかもしれない。
古代中国では、比較的身近に居る上に極めて強い生物だったこともあり、四神の一柱としても有名である。
龍相手じゃ勝ち目無いようにしか見えんがどうなってんの?
という疑問は生じるかと思われるが、一応この龍虎の例えにある虎は、上記の守護神獣・白虎とか、所謂「勇猛さの頂点という象徴」を指してるとも言われる。
こういう強さという点をクローズアップして神格視されることはあったものの、ぶっちゃけ龍のようにプラスイメージの方が強い動物って訳でもなかった。
特に昔の場合、「その辺の竹林とかで割と見かける割にクッソ強い、厄介極まる害獣」という日常の脅威として捉えられており、生息していた古代中国や東南アジアでも、武勇の証として虎狩りをやる武将なんてのも結構居たらしい。
どっかの空手家の「虎殺し」に対して
水の上を走る人とかが慄いているそのリアクションに対して
「
作品世界観的に、お前らにとって虎なんてちょっとでかいだけの猫だろ…」
と思ったりするが、実際に中国にてそういう価値観が根付いているからこそ、一目置かれる逸話として成立したとも考えられる。
【主なトラ達】
●ホワイトタイガー
言わずと知れた白い毛並みに青い瞳を持ったベンガルトラの変異種。アルビノではない。「白虎」等、神聖な印象を与える事が多い。
●マルタタイガー
アモイトラの変異種。
青みがかった灰色が素敵。
●ゴールデンタビー
やや毛色の薄い希少な変異種。
●ライガー
ライオンの雄とトラの雌との混血。逆の場合はタイゴンと呼ばれる。
もうちょっと何かこう、心の糧になるような情報はないかい?
- 竜、獅子のライオンに次ぐ王者。 禁書の雷神トールも、カラーが黒と黄だから虎と呼べる。 -- 名無しさん (2013-08-16 12:36:56)
- 虎の毛質は猫に近くサラサラしてるがライオンは触るとベタベタと油っぽい
理由は油で乾燥と必要以上に水分が蒸発しないようになってるため
触るなら虎がオススメ -- 名無しさん (2014-01-10 03:21:53)