登録日:2014/09/27 (土曜日) 19:51:23
更新日:2024/01/17 Wed 16:17:37
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1991年にバンダイから発売されたゲーム。
前作「ウルトラマン倶楽部2」に引き続いてのRPG。
概要
基本的なシステムはオーソドックスなRPGと同じくフィールドを回ってボスを倒して…、というもの。
前作は全く基本通りのRPGだったが、本策では独自のシステムが多く取り入れられている。
このゲーム独自の特徴として、レベル上げが経験値ではなく敵を20匹倒すと1レベル上がるシステムになっている。
新しく仲間が加入したりボスを倒すとステータスが大幅にアップするためそれほどレベル上げが必須でもない。
戦闘で体力が減るとカラータイマーが赤になり、必殺技が使えるようになるがなぜか
ボス戦では使えない。
同じく、サポートアイテムの
カプセル怪獣もボス戦では使えないため、ボスと戦う前には入念な準備が必要になる。
戦闘が始まると回復もできないので大変な緊張感がある。
戦闘ではコマンドによる方式を採用しており、個別のメニューの他、パーティー全体の操作を一括で入力できる全体コマンドも用意されている。
その中には、パーティー全員のHPを平均化したり、敵と話し合いを行って様々な効果が発生する話し合いコマンドなど、珍しいものもある。
パーティーメンバーの複数のカラータイマーが赤になると、敵全体を即死必中の合体必殺技が使えるようになる。
ただし、合体必殺技で倒した敵は能力アップに必要な撃破数に含まれないので注意が必要。
バグ
特にバグが目立つ訳ではないのだが、「確実に」発生するとされる、強烈なバグがある事で知られている。
最後のダンジョンの最深部にはこれまで戦ったボスとの再戦があるのだが、エースロボットを倒した後に通常画面に戻ると
画面が一目見て分かるほどにバグる。
そして、この状態で一歩でも動いてしまうと何と序盤のブルトンと戦ったダンジョンまで飛ばされてしまう。
一応、地続きなのでそこからまた戻ることはできるのだが精神的なダメージは大きい。
回避する方法として、バグった時にメニュー画面を開くと元に戻るが恐らく気づける人はあまりいないだろう。
ミニゲーム
バルタン星人の投げる球を打ち返して的に当てると、カプセル怪獣が獲得できるという野球ゲーム。
うまくタイミングを合わせてホームランを打てれば、4つの的全てのカプセル怪獣が手に入る。
ちなみに、ウルトラの父はエンディングとこのミニゲームでしか出てこない。
ウルトラマンやタロウなど、メインに扱われやすいキャラが早々に離脱し、最終メンバーが日頃あまりスポットの当たりにくいキャラで構成されている。
敵も、ゴルドンやガマスなど有名とは言い難い怪獣がボスでメフィラス星人やババルウ星人がザコなど、珍しい作りである。
RPGだが経験値がない成長システムなど、もしかしたら前作とは違う新しいタイプのRPGを作ろうと模索した結果なのかもしれない。
■登場ウルトラマン
宇宙の平和を守るため戦う戦士達。力が強かったり素早さが高かったり、一応キャラの色分けはされている。
◆マン(
ウルトラマン)
怪獣退治の専門家。作中最初に登場する。能力は平均的。地球エリアのボス、ゼットン戦の前に敵にさらわれて離脱してしまう。
●
スペシウムこうせん
●スプリングこうせん
●やつざきこうりん
◆
しんマン(ウルトラマンジャック)
帰ってきたぞウルトラマン。力が高く頼りになる。出番も多く、最終メンバーの一人。
●スペシウムこうせん
●やつざきこうりん
●りゅうせいキック
◆
タロウ
ウルトラマン№6。ゴルゴダ星エリアでの初期メンバー。同行する母が滅茶苦茶強いので、弱く見えてしまう気の毒なヒーロー。
ベムスター戦の前に倒されてしまう。
●ストリウムこうせん
●ヒーローこうせん
●ウルトラフロスト
●リライブこうせん
◆はは(
ウルトラの母)
ウルトラの母がいる。力と素早さが高く、ゴルゴダ星からM78星雲まで長期に渡って主力として活躍する。
これほど母がクローズアップされた作品があっただろうか。まさに母は強し。
●マミーこうせん
●マザーこうせん
●ギンガこうせん
◆
レオ
レオは怒りに燃えてる。ゴルゴダ星の初期メンバーだがすぐに離脱。その後はキングと共に
アストラの救出に向かう。出番は少ない。
●クロスビーム
●レオヌンチャク
◆
キング
ベルなど問題ではない。アストラを救出するためレオに協力する。ほとんどゲストのような扱い。
●せんれいこうせん
●ゴッドこうせん
◆
セブン
守れぼくらの幸せを。最終メンバーの一人で、全ウルトラマンの中で最強の力を持つ。
前作で最弱だったのが嘘みたいである…というか、前作最終メンバー、こいつ以外の扱いが酷い気が…
●
エメリウムこうせん
●
アイスラッガー
●ワイドショット
◆
ゾフィー
尊敬できるお兄さん。平均的な能力で、突出した長所もないが短所も無い。最終メンバーの一人。
●
M87こうせん
●ウルトラフロスト
◆
エース
宇宙のエース。作中最後に登場するウルトラマン。素早さが特に高く、他の能力も中々の強さ。最終メンバーの一人。
●メタリウムこうせん
●ウルトラギロチン
●パンチレーザー
■登場怪獣
宇宙の平和を乱す怪獣や宇宙人。何か企んでいる様だが、よくわからない。
現在この項目は加筆・修正依頼が出ています。
依頼内容は「項目内容の強化」です。
加筆・修正できる方は協力をお願いします。
- 何気にゴルゴダ星エリア→小惑星エリアがカプセル怪獣の補給ができないので何気に厳しい難易度・・・だったか? -- 名無しさん (2014-09-28 07:43:39)
- ダダ「せいじん」にヤプール「せいじん」か…ゲーム版大怪獣バトルでは、ヤプールはヤプール星人呼ばわりされて「ヤプール人だ!」って怒ってたのに -- 名無しさん (2014-11-08 22:32:07)
- ↑これファミコンなんだぜ。そういう時代だったんだよ -- 名無しさん (2014-12-29 12:08:37)
- でも前作ではただ単に「ヤプール」だったんだよな… -- 名無しさん (2014-12-29 21:31:37)
- 元々理不尽な難易度だけど、ウルトラの母の離脱はやり過ぎだよな。 -- 名無しさん (2017-02-12 19:50:57)
- ↑セブンが突出して強いのでそこまで問題でもない。最後に加入するエースは弱いけど -- 名無しさん (2019-11-17 21:46:46)
- 攻撃が外れまくりでボス戦がまったく安定しなかった記憶がある。特にしんマンとゾフィー -- 名無しさん (2019-11-17 22:38:50)