カプセル怪獣

登録日:2010/03/28 Sun 21:57:02
更新日:2024/03/18 Mon 16:07:17
所要時間:約 15 分で読めます





カプセル怪獣とは、円谷プロ制作の特撮作品『ウルトラセブン』を始めとしたウルトラシリーズに登場する怪獣。

普段は小さなカプセルの中に収められており、何らかの理由(天候、変身アイテムの紛失、戦意喪失など)によって
ウルトラ戦士に変身出来ない時、代わりの戦力として敵怪獣や宇宙人と戦う。

ウルトラマンレオ』においてダンが登場しているにもかかわらず、登場しなかったのはウルトラアイが壊れた為とされており、
カプセル怪獣の使用にはウルトラアイのエネルギーが必要だと児童誌で説明されていた。
だが、『セブン』本編ではアイ不在時に使用しているのでこの設定は後付けの可能性が高く、
ウルトラ銀河伝説』での描写も踏まえると現行設定に反映されているかは極めて微妙な所。
辻褄を合わせるなら、アイさえ無事なら手元になくてもカプセル怪獣を使用可能、ということだろうか。ファンの間では「しょっちゅうウルトラアイをなくすのはカプセル怪獣の出番を設けるためだったのでは」なんて声もあるくらいなので、案外これが正解なのかも。

DARKNESS HEELS ―Lili―』のベリアルによると、カプセルは非戦闘員(例外有り)の恒点観測員の補助のため開発されたアイテムだという。


【ウルトラセブンの所持怪獣】

バッファロー星出身。野牛に似た姿をしたカプセル怪獣。
主に怪力を駆使して戦うが、口から熱線も吐ける(後述のガンダーとの戦いで一度だけ使用)。
電撃に弱い、という弱点は一貫しているが、寒さへの耐性は資料によってまちまち。「バッファロー」なのに寒さに弱いのは変という指摘でもあったのだろうか?
エレキングガンダーと戦い、持ち前のスタミナで3体の中では活躍は派手。

平成ウルトラセブンにも『1999最終章6部作』にて登場。
ノンマルトの守護神・ザバンギを相手にウインダムとタッグを組むも角をへし折られて敗北。

ウルトラマンメビウス』ではGUYSが作った再現データ「マケット怪獣」として登場。
気の弱い臆病者だがやる時にはやる奴で、後に放電が可能なエレキミクラスにパワーアップした。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO』では、レイが一時的にセブンから借り受け、レイオニクスバトルで使用した。
なおこの作品にて、「元々ミクラスは力は強くても臆病だが、名トレーナーであるセブンのおかげであそこまで勇猛果敢に戦えた」と説明されている。
因みにデータカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』では、
全身を炎に包んで突進する、ウルトラマンタロウの必殺技に酷似した必殺技「ミクラスダイナマイト」が使える。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではベムスターと対戦。
多くのウルトラ戦士にとって天敵となりうるベムスターのエネルギー吸収能力も肉弾戦主体のミクラスには関係なく、
空を飛ばれようがしぶとくしがみ付いてボコボコにした上、強烈なドロップキックを食らわせて撃破した。

漫画『ウルトラマンSTORY 0』ではセブンとの出会いが描かれている。
バッファロー星の人々の守り神として侵略者ペダン星人のプロトタイプキングジョーに立ち向かったが、
寒さの中で戦い続けたため体力を使い果たしてしまい、その男気に惹かれたセブンと仲間になった。

その他、居村眞二の漫画『決戦!ウルトラ兄弟』では「宇宙のさすらい人」にてウインダム共々動員されたり、
漫画『ウルトラセブン Vol.1 古都に燃ゆ』、小説『ウルトラセブン VOL.1 狙われた星』等でも出番が与えられたりと、
とりわけ外伝作品での出演に際しては、カプセル怪獣の「カオ」として扱われている感がある。

ウルトラ怪獣擬人化計画』のアニメ版『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』では主役の一人として登場。CVは鈴木愛奈。
本名は牛丸ミク。16歳の高校1年生で、超健康優良児。頭より先に体が動くタイプの脳筋娘。
第1話ではあろう事かウルトラシリーズのライバル作品の変身ヒーローのポーズで変身しようとした。
変身時には露出が多い服装をしているが、他の二人に比べ寒さに強い。
性格の相性の問題でエレキングが苦手だが、その反面ゴモラとは息がピッタリ。いずれも原典の関係性故か。


メタル星出身。ロボットの様な金属質の姿をしたカプセル怪獣。
間違われやすいが「ウンダム」ではない。
額の発射口から撃つレーザー光線と怪力が武器。
三体の中ではクール星人の円盤を破壊したりと僅かながら戦果もあげている。
ガッツ星人にはテレポートで攪乱された挙句、宇宙船に弱点のレーザー発射口を攻撃されて爆発してしまった。
……のだが、その後平成セブンや大怪獣バトルでは何事も無かったかの様に再登場している。
これについては2代目という説と、死なずにカプセルの治療能力で回復したという説がある。

平成ウルトラセブンにも『1999最終章6部作』にて登場。
レモジョ星系人を追い払うのに使用された他、ザバンギとの戦いでミクラスとタッグを組むも、
善戦むなしくザバンギのパワーに圧倒され、口から泡を吹いて敗北。

『ウルトラマンメビウス』ではGUYSが作った再現データ「マケット怪獣」として登場。インセクタス雌を倒すという実績を挙げている。
こちらでは後に腕に火炎放射器を装備したファイヤーウィンダムとしてパワーアップした。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではサラマンドラと対戦。
喉をやられない限り無限に再生するサラマンドラを相手に、まるでインペライザーの如きぐるぐるレーザーで喉を撃ち抜いた後
止めを刺すというクレバーな戦いぶりを見せた。
どうやら「見た目はロボット怪獣」から本格的な「ロボット怪獣」へと設定が変わったらしい。

『ウルトラマンSTORY 0』ではメタル星の原生生物という設定。
バルタン星人に多数が連れ去られ、こき使われていたが、
ウルトラマンの攻撃で洗脳装置を破壊された一体がウルトラマンを守り、後にセブンの仲間となっている。

『ウルトラ怪獣擬人化計画』では初期の頃にデザインが発表され、カプセル怪獣組三人の中では最初。
しかも他の二人が発表されるまで、かなりの時間が経過していた。
ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』ではライブキングと一緒にいる事が多いが、
これは同作の連載開始時に上記の通り他の二人が未発表であり、ウインダムが組むべき二人がいないため、
発表時期が近いライブキングとコンビを組んだと考えるのが妥当だろう。

『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』では主役の一人として登場。CVは遠藤ゆりか。
本名は白銀レイカ。オタク兼腐女子で、作中では同じ趣味のエレキングに対して憧れを燃やす場面も。
知的好奇心が強く、好きな作品・キャラを一途に支え続けるタイプ。


アニマル星出身。鼻に前方へ湾曲した角の生えたトリケラトプスのような姿をしたカプセル怪獣。
俊敏な動きと高い知能を活かし戦う。
彼のみ平成セブンでの出番がないため、登場回数はカプセル怪獣最低だが、彼の真価は後の『ウルトラファイト』で発揮される。

アギラはカプセル怪獣の中でも弱いと言われがちだが、セブンも苦戦したリッガー相手に善戦しているし、
セブンと外見も能力も同じであるニセウルトラセブンは相手が悪すぎただけと言える。
ちなみに、出身地のアニマル星には『ウルトラマンタロウ』で、セブンとタロウに連れられて地球を去った、
キングトータス・クイントータス・ミニトータスの大亀怪獣一家が暮らしているという裏設定がある。
ゾフィー「中年の一人暮らしで三匹も養うのは大変なの!」

前述通り平成セブンでは出番はなかったが、ノベライズ『ウルトラセブン EPISODE:0』にてその理由が語られる。
それによるとダン曰く、戦闘能力で言えばミクラスとウインダムに比べて劣っている訳ではないものの、
いかんせんこの二体とタッグを組んで戦える知性を持ち合わせていないため、
出したところで却って足を引っ張るだけだろうと判断し、ザハンギ戦での出撃を見送ったらしい。
映像作品の出番がなかったことへの補足と思われるが、幾らなんでもあんまりな評価では……てか、頭が良いって設定はどこへ……?

メビウスでも残念ながら出番はなかったが(小説『アンデレスホリゾント』ではマケットカプセルのみの登場で未使用)、
2009年の冬、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にて銀幕デビュー。ドラコと対戦した。
空中を飛び回れるドラコに対して持ち前の素早さで地上へ留め、強烈な頭突きで吹き飛ばした後を追い跳躍。角による一撃を食らわせて勝利した。
記念すべき初白星である。やったね。

ちなみに『大怪獣バトル』の流れをくむ漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』は『大怪獣バトル ウルトラギャラクシー』の50年後くらいが舞台なのだが、同作の50年前、つまり『大怪獣バトル』の時代にアギラは訳あって主人公の少年アイの手持ちになる。そしてセブンの元に戻るのはアイが50年後に戻った後なので、『ウルトラ銀河伝説』の時期にアギラが居るのは矛盾が存在している。
作者の西川伸司氏がこの件についての接合性を円谷プロに問い合わせたところ、「アギラは二匹いたんです(笑)」という旨の返答が返ってきたらしい。

漫画『STORY 0』ではTV本編に登場する個体の親(TV本編の個体はこの時点では卵)がおり、猛烈にムキムキマッチョで、二本足でドタドタ走り回る。
怪力でナックル星人一味と戦ったが、作中でブラックキングと激しく戦い死亡。
卵はゴライアンが預かったが、後に孵化したTV版個体をセブンに渡している。
普段は大人しい怪獣であること、TV版個体は甘えん坊である(おそらく親を亡くしているため)ことが描かれている。

データカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』のストーリーモード第7話「2大怪獣が迫る!」にも登場。
バードンに襲われてミスターファイヤーヘッド状態になっているところを主人公とカネゴンに助けられた。
セブンとはぐれており、それを聞いたカネゴンが一緒にセブンを探すと約束したため、彼のバトルナイザーの中に入った。
ゲームではその後の消息は語られていないが、漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』では主人公アイ少年との別れが描かれている。
ちなみにこのゲームでのアギラの最強技は、敵に突進して弾かれた後、現れたセブンがエメリウム光線で敵を攻撃する「アギラ、戻れ!」である。

『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』ではなんと主人公に抜擢された。CVは飯田里穂。
本名は宮下アキ。趣味は夢中になるものがなく、口数が少ないという地味な性格をしている。
目つきが悪く、眠そうに見える事を気にしている。あとボクっ娘
ちなみに『擬人化計画』におけるアギラは本来褐色寄りの肌だが、アニメではやや色が薄くなっている*1
なおアニメで主人公になったのは、監督の芦名みのるがワンフェスで語ったところによれば、
カプセル怪獣の中で一番扱いが悪いので、ここでなんとかしてあげたかったとのこと。
泣かせる話である。




モロボシ・ダンウルトラセブン)はケースに5個のカプセルを収めており、その内3個が劇中で使用され、
1個がイカルス星人の異次元で投げたものの次元が異なるためか出現せずその後4つに減っていることから紛失*2
5個あるからと言ってすべてカプセル怪獣が入っている訳ではなく、セブンの能力を補助する治癒や、
ウルトラ念力が使えない場合の危機を回避するアイテムを保管するカプセルという設定にもなっている他、
残りの1個は実は空で「まだ怪獣が入っていない空のカプセルだ」(コロタン文庫『ウルトラマン全百科』)との解説もあり、
『ウルトラセブン1999最終章』においてカザモリ本人を治療するために使われている。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では再び5つに戻っている。

呼び出しても敵に負けたり操られたりと、あまりパッとしないカプセル怪獣だが、単なる弱い怪獣ではない。
カプセル怪獣の役割はあくまで身代わりや時間稼ぎであって、勝つことではない。
勝つことも出来ればそれに越したことはないが、基本的に勝てる強さを持っていないのがカプセル怪獣なのだ。
…まぁ、電気に弱いミクラスを電気使いのエレキングにぶつけたり、電子頭脳が弱点のウインダムを円盤相手に使うなどダンの選択ミスによる敗北もあるのだが。


しかし『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、凍てついた光の国でダンが3体まとめて使用。
レイとミライ(メビウス)の前に立ちはだかる強豪怪獣を上述したように圧倒し、逆にぶちのめした。
その時の強さは、レイオニクスとしてトップクラスの技量を持つレイが思わず「凄い」と呟くほど。

ミライはメビウスに変身しようとするもシャプレー星人の銃でメビウスブレスも破壊され変身できなくなり、
レイはネオバトルナイザーでゴモラを召喚しようとしたが氷山の中に落とし、拾い終わった頃には戦いが終わっていたため、2人の出番はなかった。
あまりの強さに、『ウル銀』までの5000〜1万年の間セブンがウルトラサイズのジープ走らせて鍛えてたのではないかなどと言われたりする。

アギラ含めた3体のカプセル怪獣が揃うのは映像作品では初(ミクラスとウインダムは平成セブンやメビウスで共演)。
『ウルトラ銀河伝説』超全集によると、「3体のカプセル怪獣を同時に召喚するのは稀なこと」らしい。

『ウルトラ怪獣擬人化計画』では3体とも擬人化され、いずれもデザインは富岡二郎が共通して担当。


正確にはカプセル怪獣ではない。
『ウルトラマンレオ』第34話にて、新マンが変身不能なセブンのために用意した怪獣。
「怪獣ボール」と呼ばれるアイテムに収まっている。
劇中、ダンからは「カプセル怪獣」としか呼ばれていない。

超能力はないもののカプセル怪獣が霞むほどの圧倒的な戦闘力と防御力を誇り、ジャックやレオより強い二面凶悪怪獣アシュランを一方的にボコボコにする程。
つまり「セブンガー>ウルトラ兄弟」となる。

これがセブンのリーサルウェポン「セブンガー」の姿である。


  ◎皿◎
  └[○]┘
   | |


確かに強い。
強さだけは圧倒的なのだが、ビジュアル面が残念すぎる。油断を誘うには都合が良さそうだが…
更に、稼働時間1分、その後50時間使用できないというマケット怪獣はおろかウルトラマンジードもびっくりの燃費の悪さを誇る。

上記の戦闘でも時間切れで敵にトドメを刺せずに終わってしまった上、この回以降は全く使用されていない。
カプセル怪獣3体共闘が実現した『ウルトラ銀河伝説』でも存在を完全に忘れられていた。
彼がハブられ気味な件については『ウルトラマン超闘士激伝』の完全版書下ろし漫画でもネタにされている。

『心にウルトラマンレオ』では、「強力すぎるがゆえに敵に奪われて悪用された場合を想定して時間制限をもうけたのでは?」と考察がある。


内山まもるのコミカライズ版『レオ』では時間制限の設定こそ言及されてはいるものの、
作中でアシュラン相手にレオとタッグマッチを見せたり、続くババルウ星人戦でも活躍したりとTVシリーズ以上に活躍している。
特に終盤戦ではババルウ星人の軍団を圧倒するという大立ち回りも見せたが、
結局は多勢に無勢で、ウルトラ兄弟が駆け付けた頃には逆に完膚なきまでに破壊されてしまっていた。合掌。


ウルトラマン超闘士激伝』おまけ漫画ではセブン一家のパーティに一人だけ呼ばれず、しかもセブンからは「セブンダー」と名前を間違えて呼ばれた挙句「影が薄いのは後発の作品で優遇されるオレじゃなくてウルトラマンジャックの一味だと思われているからだ」と弁明されていた。

ウルトラ怪獣擬人化計画』では他三体と違ってなかなか擬人化されなかったため、カプセル怪獣が主役のアニメ版にも登場できていない。
ただ、カプセル怪獣のデザインを担当された富岡二郎はいずれセブンガーも擬人化したいと語っていた。
そして…2019年2月28日、ついに待望の擬人化が発表された。
オリジナルの特徴であるねぼけまなこな表情がしっかり取り入れられている。




ウルトラマンゼアスのカプセル怪獣】

  • Zカプセル光獣 ミラクロン
『ウルトラマンゼアス2』に登場。
ウルトラマンシャドーに敗れ、立ち直れずにいた勝人(ゼアス)が呼び出した。
ダークラーには勝利し、カプセル怪獣初勝利を手に入れたが、シャドーには勝てなかった。
必殺技は、敵を投げ飛ばす電撃状の念力光線・ミラクロンエレキネシス。


【ウルトラマンシャドーのカプセル怪獣】

  • Sカプセル影獣 ダークラー
『ウルトラマンゼアス2』に登場。
ウルトラマンシャドーがミラクロンに対抗して呼び出した怪獣。
ベンゼン星の衛星グロゲに棲息する宇宙生物クラオスをレディベンゼン星人が改造、戦闘用カプセル怪獣化した。角からクラクラビームを放つ。
ミラクロンと戦い、最初は善戦するが、ミラクロンエレキネシスで吹っ飛ばされて敗北。
デザインはゲーム版に登場したオリジナル怪獣の一つ「バブボムラー」が元になっており、その際のモチーフは蟹。
スチール写真にはゼアスと対決しているものがあるが、劇中では対決していない。


【ウルトラマンSTORY 0に登場したカプセル怪獣】

  • ミンティオス
ジェロニモンが指揮する兵士「竜の戦士」の目を欺くために使われたカプセル怪獣。
というかただの霧
自我を持ちセブンと意志の疎通が可能だが性格はかなり軽いらしく、
「君は漂っているだけでいい」という指示に「え~~ そうなの?」と間の抜けた返事をしている。

  • フリーザス
こちらはセブンではなくザージのカプセル怪獣。
氷で出来たガメラとか尖ったクレベースのような姿。
ザージ共々ウルトラサイドとしては珍しい氷属性/冷気属性

【その他の「カプセル怪獣」】

ザ☆ウルトラマン』にも「カプセル怪獣」という別名を持つグモンスとカペラドンという怪獣が登場するが、こちらはヘラー軍団が地球に投下した巨大カプセルから出現する一種の侵略兵器であり、ウルトラ戦士が使用するカプセル怪獣とは別物。
『ファイヤーマン』にもカプセル怪獣クマゴラスが登場したが、ウルトラシリーズのものとは無関係。
シン・ウルトラマン』では光の星の使者に使役されるゼットンが登場するが、通常時は人間が片手で携帯できる程度のサイズであり、形も部分的にカプセル状なところがある為、カプセル怪獣…もとい、カプセル禍威獣と呼べなくもない。


【余談】

ちなみにこの「カプセル怪獣」という概念は、『ドラゴンボール』の「ホイポイカプセル」や、後に発売された人気ゲーム『ポケットモンスター』の元となった。
今の子からしたらカプセル怪獣がポケモンみたいと思うだろうが
セブンの大ファンである柳田理科雄は、最初にポケモンを見た時に目を疑ったらしい。





セブン「強い怪獣、弱い怪獣、そんなの人の勝手。
    本当に強いウルトラマンなら、自分の好きな怪獣で勝てるよう、頑張るべきだ」

ゼロ「結局、俺が一番強くて凄いんだけどな(笑)」







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最終更新:2024年03月18日 16:07

*1 恐らくは同じく褐色娘枠のミクラスとのキャラ被りを配慮してと推測される。

*2 なお、脚本には入っていた怪獣の具体的な記述はない。