人修羅

登録日:2009/06/15(月) 11:08:04
更新日:2021/04/21 Wed 19:33:09
所要時間:約 10 分で読めます




東京が死んで、僕が生まれた
*1



概要

真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-』の主人公にしてプレイヤーの分身。
CV:榎木淳弥(リマスター版)

読みは「ひとしゅら」。人間でも悪魔でもない存在を指す他、ガイア教の「ミロク経典」にもその名が刻まれている創世の要。
ゲーム開始時に名字、名前を自由に決められるのでデフォルトネームがなく、後述の『真・女神転生Ⅳ』登場時にも人修羅と名乗っている。


来歴

元々はごく普通の高校生。
千晶お嬢様からは未来の負け組扱いされているので成績は良くないらしい。
一方容姿の方は中々のイケメンらしく、地母神スカディには「美丈夫」、運命の三女神の長女クロトには「姉妹の情夫として飼ってやってもいい」と評されている。

ある日、担任の高尾佑子が入院している新宿衛生病院にクラスメイトとお見舞いに行ったところ、カルト教団「ガイア教」の教徒である氷川と高尾が世界を創り変える為に引き起こした「東京受胎」によって、結界と化した病院内以外の全ての人類が死滅。更に世界は東京が内側に丸く張り付いた「ボルテクス界」に変異し、悪魔が溢れ出した。
創世を為すには人間の身と「コトワリ」と呼ばれる創世のビジョンが必要であったが、彼はコトワリの萌芽さえ持っていなかった*2為、そこにつけ込んだ「金髪の子ども」に悪魔の力を得る「マガタマ」を埋め込まれて悪魔の如き姿と力を手に入れた。
目覚めた彼はなぜ東京がこうなってしまったのか、担任やクラスメートは無事なのか、という様々な想いを胸に、ボルテクス界へ歩みだす。


能力

人の心を持った悪魔なので従来のメガテンとは違い、直接仲魔の交渉をする。
また悪魔でありながら本人がストックの役目を果たしているので戦闘中悪魔を3体まで使役できる。

基本的には無口で、選択肢の時にしか喋らないし選べない。戦闘中も掛け声程度。
その為非常に流されやすく、引きこもりの為にわざわざ3匹の悪魔を倒したりする。

基本攻撃は素手でぶん殴るシンプルなもの。後述のマガタマから得られるスキルでは口からブレスを吐いたり、魔力で生成した剣で攻撃するものがある。ジャッ!は彼の代名詞の一つ。
ニンゲンPCの役割を集約しちゃった、当時としては珍しい主人公である。

マガタマはボスを倒したりイベント等で複数入手でき、これを装備してレベルアップし、マガタマの中のスキルを覚えることができる。
それぞれには属性やステータスアップの効果があり、他社RPGで言う処の「ジョブ」に近い。ただし、スキル枠は共通なのでこれも厳密には異なる。
レベルアップ時にマガタマが暴れる事があり、好きにさせてやるとマガタマ毎に異なる効果が発動する(後述)。
ほぼ全ての攻撃・回復・補助・耐性スキルを習得できるため、カスタマイズし甲斐のあるナイスガイ。ただし、アギなどの四属性の通常攻撃魔法は一切覚えない。
あと、ある意味当然だが勝利の雄たけびも覚えない。SPを吸収できるスキル「吸魔」や他の息吹・具足系は覚えるので、道中はそれでSPを確保するといい。
また、マガタマを幾つマスターしたかで人修羅の種族が変化する。無印では単なる称号に過ぎなかったが、マニアクスのアマラ深界では特定の種族時に通行できる扉が登場した。全てマスターした時の称号混沌王は、最強ないしアマラルート制覇、そして裏ボスの人修羅と認識しているファンは多い。


動向

ボルテクス界で様々な悪魔、組織と出会い、ルート次第では嘗てのクラスメイト達と協力・対立しながらも人修羅は闘い続ける。
最終的にどれかのコトワリに与するか若しくはコトワリを宿さないでカグツチまでたどり着く事になる。
コトワリに準じた世界を創造しクリアとなるか、コトワリを持たない場合はそれまでの選択肢によってNeutralエンドかChaosエンドに別れるが、全てはプレイヤー次第。

マニアクスでは新たにアマラエンドが追加され、ボルテクス界の真実や人修羅にされた理由、「金髪の子ども」の正体など重要なエピソードが多数用意された。

なお、マニアクスでは通常版よりパワーアップしており、
  • 全ての固有攻撃スキルの命中率及びクリティカル率の大幅上昇
  • 即死率の低下
  • 自力で貫通(物理反射以外に物理相性スキルが素通し)を覚える
  • イベントにより、1ターンに2回行動可能

という調整がなされた。特に1ターン2回行動は、このゲームのシステム上文字通りのチートである。
更に最強のマガタマ「マサカドゥス」は万能属性以外の攻撃全てを無効化するので、拍車がかかる。
もっとも、HARDモードでは敵にも強い補正がかかり、そんな彼を持ってしても少し油断すればすぐ死亡してしまうほど難易度が高いので、プレイヤーは心してプレイしなければならない。

小説での名前は間薙シン。こいつも相当化け物であり、確実に相手を捉える動体視力と特殊な生体電流が伴う拳打や一帯の地形すら変える“地母の晩餐”を駆使して、百体に及ぶ配下を率いたキンキや、五体に分身したオンギョウキ、完全に予測不能の動きをする相手などの強敵を倒している。
特に拳打の威力がおかしなことになっており、高電圧の放電神経を持つ悪魔の肉体を一切のスパークすら起こさせずに粉砕したり、空間を殴ってたわませる、霧状に拡散した敵を打ち抜くなどゲーム本作の“貫通”どころではない性能を持つ。


【外部出演】
同社から販売されたDIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナーではラスボスを遙かに凌ぐ強さの隠しボスとして登場。
その反則じみた強さからRPG史上最強のボスと称されることも多い。
現在はハメ技が発見されており、若干攻略難易度が低下した。それでも充分レベルを上げておかなければ瞬殺され、開幕から味方全員が即死する事もある。
というか、全パラメーターカンストで凡ゆるスキルを保持していようと、リアルラックがなければ絶対に撃破不可能な点が、RPG史上最強の由来である。

人修羅を倒した後には…是非ご自分の目で確かめていただきたい


真・女神転生Ⅳ FINALのDLC「金剛世界の救世主達」にも登場。
Ⅳの世界におけるYHVHが他の世界の救世主達、すなわち1・2・3の主人公たちの存在をおそれ、因果律に干渉して滅ぼそうとしたのをスティーブンによって金剛神界に保護された。
人修羅の場合、後述のアマラルートのラスボスとの戦いに敗北した処に呼ばれたようである。
他の主人公たちに比べて荒々しい性格をしており、物静かなイメージを抱いていたファンからはある種の衝撃を与えた。
もっとも、アマラルートということは既に最強への道を歩んでいるので不自然ではないとの声も。
性能としては銃以外のすべてを無効化するという耐性を有している(アバタールチューナーと同様。真3には銃属性が無いため)が、ボスが貫通効果付きの物理メインである為に耐性は全く意味を成さない。
それよりも特筆するべきは「至高の魔弾」の性能でニヤリ時に威力が2倍化する。
このため、死亡遊戯でクリティカルを狙い、ニヤリからの至高の魔弾による主人公勢のメイン火力として活躍する。


【結末】






そういえばこの項目、追記・修正されたっけなあ

…二度めの誕生だな

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最終更新:2021年04月21日 19:33

*1 キャッチコピーなので本編では不発言

*2 悪魔になったせいで創世が出来なくなったのも事実だが、カグツチから「お前コトワリの芽吹きすらねーわ(要約)」と言われたのはマガタマを埋め込まれる前である。

*3 これによりマロガレのスキルが解放され「貫通」を覚えられる